デビルマン(漫画版DEVILMAN)のネタバレ解説・考察まとめ

『デビルマン』(漫画版DEVILMAN)とは、永井豪が『週刊少年マガジン』に連載した漫画である。デーモンとの戦いを通して人間の弱さや邪悪さが露呈し、その過程で本当に守るべきものは何か、本物の悪魔とは何かを問う作品となっている。おとなしい高校生の不動明は友人飛鳥了の提案により、200万年の眠りから目覚めたデーモン軍団から人間を守るためにデビルマンとなり戦うことを決断する。デビルマンとなった明はデーモンから人間を守りたいと戦うが、追い詰められた人間が見せる剥き出しの残虐さに絶望していく。

飛鳥教授の息子。大魔神サタンは彼の記憶をうえつけられて人間界に入ることになった。交通事故で死亡している。

ススムくん

CV:津村まこと(PS用ゲームソフト『デビルマン』)
演:染谷将太
タレちゃんの友人。母親が悪魔にとりつかれて虐待を受け、殺害される。勉強ができるようでタレちゃん曰く「いつも百点」。

ススムくんの母

CV:幸田夏穂(PS用ゲームソフト『デビルマン』)
演:洞口依子
悪魔にとりつかれ、犬をけしかけてススムくんを虐待する。

ススムくんの父

演:小倉一郎
当初は悪魔にとりつかれてはいなかったようであるが、突然とりつかれたようである。

小野さんの長男

牧村家の近所の住人。悪魔だといわれて町内から追放されたものと思われる。

明と了の後ろに迫ってきている

全ての創造主。自らが創造したデーモン達を忌み嫌い滅ぼそうとしたが、デーモン達と元々は神であったサタンから反撃を受け敗北した。その後は一時的に地球を去っていたが、改めてデーモンを滅ぼすべく最終戦争(アルマゲドン)の後に再び地球へと戻ってきた。

『デビルマン』(漫画版DEVILMAN)の用語

デーモン

地球に人類が誕生する以前に存在していた生物。創造主である神から忌み嫌われ滅亡の危機に陥るが、必死に生きているものを勝手な理由で殺すのは間違っていると考えたサタンがデーモン達側についたことによって辛くも神に勝利する。サタンはもともとは神の仲間であった。神は一時的に宇宙へと退避し、デーモン達は神との次なる戦いに備えた眠りについた。しかし目覚めた時には命懸けで守った地球を人間が支配しており、それを許すことができなかった彼らは人間を滅ぼすことを決意する。

デビルマン

デーモンが人間と合体した際に、人間側の意思が失われなかった場合に誕生する存在。デビルマンになった者は悪魔の能力を持つが心は人間のままである。強い意志と善良で純粋な心を持った正義を愛する若者でないとデビルマンにはなれないとされている。デビルマンが誕生すると、合体した側のデーモンの意思は消滅するが、「攻撃的な性格になる」といった形で人間側の精神に影響を残す。

悪魔特別捜査隊

悪魔を地球から一掃するために人間が作った組織。第1回のデーモン攻撃をうけて組織された。悪魔をさぐりだす捜査班と悪魔を殺す攻撃班に分かれており、攻撃班は人間の科学力を駆使した武器や防御服を身につけて悪魔と戦う。実際にはデーモン軍団は第1回攻撃以降姿を消しており、彼らに攻撃された多くは人間やデビルマンであった。

『デビルマン』(漫画版DEVILMAN)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

カイム「おれは生き延びるつもりはない シレーヌきみにデビルマンをたおす勝利の感激をあじわわせたいだけだ」「シレーヌ血まみれでもきみはうつくしい」

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