ゴウセル（七つの大罪）の徹底解説・考察まとめ

ゴウセル達七つの大罪により打倒されたかに見えたヘンドリクセンであったが、彼は生き延びていた。そして常闇の棺の封印を解き、十戒を解放する。ヘンドリクセンは十戒の復活と同時に人間へと戻り、理性を取り戻す。そしてドレファスが現れ、十戒のメンバーに加わった。全ての黒幕はヘンドリクセンでは無く、ドレファスであったのである。彼には十戒のメンバーの1人で3000年前の常闇の棺の封印を逃れていたフラウドリンが憑依しており、ドレファスとヘンドリクセンを操っていた。フラウドリンは“「無欲」のゴウセル”の後任として十戒に補充された魔神族である。封印を逃れていたフラウドリンはドレファスの肉体を乗っ取り、ヘンドリクセンを魔力で洗脳したのであった。フラウドリンは七つの大罪を追い詰める為、聖騎士長ザラトラスをドレファスとヘンドリクセンに殺させ、ゴウセル達に濡れ衣を着せる。これが10年前のザラトラス殺害事件の真相であった。

復活した十戒は長年の封印により魔力が枯渇していた。彼等はブリタニア大陸中の人間の魂を喰らい、魔力を回復させ始めた。ゴウセル達七つの大罪は十戒を倒す為に再び戦いに身を投じていく。だが、人間の感情に強い興味を抱いたゴウセルは暴走を始めてしまう。彼は周囲の人々に記憶操作魔法を使用し、他人の心を弄んだ人体実験を始めた。ギーラを自分の恋人に仕立て上げたり、ディアンヌの記憶を徐々に消去していく魔法を掛けている。ギーラは新世代聖騎士の1人である。ディアンヌは七つの大罪の団員で「嫉妬の大罪（サーペント・シン）」を背負う巨人の女性である。ディアンヌに記憶操作を掛けた事により、ゴウセルはキングとの確執が生まれた。キングは七つの大罪の団員で「怠惰の大罪（グリズリー・シン）」を背負う妖精の王である。彼はディアンヌの事が好きである為、ゴウセルを霊槍シャスティフォルで殴り付けた。シャスティフォルはキングの専用武器である。

記憶を取り戻す

ゴウセルが暴走する一方、キングとディアンヌは十戒のグロキシニアとドロールに捕らえられる。グロキシニアは妖精族であり、初代妖精王であった。そしてドロールは巨人族であり、現在の巨人族からは「巨人の始祖」として神格化されている。 彼等はかつて女神族側として聖戦を戦っていたが、女神族に利用された事により魔神側に寝返って十戒の一員となっていた。この選択が正しかったのかを確認する為、グロキシニアとドロールは自分と境遇の似ているキングとディアンヌに自分達の経験した聖戦を追体験させる試練を与えた。

3000年前の聖戦の記憶を追体験してきたキングとディアンヌは、“「無欲」のゴウセル”と邂逅し、ゴウセルの過去を知る。そして“「無欲」のゴウセル”から人形のゴウセルの事を託され、2人は現代へと戻った。

試練を乗り越え、現代へ戻ったキングとディアンヌは他の七つの大罪のメンバー達と協力して暴走するゴウセルを抑える。そしてディアンヌの言葉により、ゴウセルは己の過去と向き合い、ナージャとの思い出を蘇らせた。これにより彼は記憶と感情を取り戻す。またゴウセルはディアンヌを始めとした七つの大罪のメンバー達と和解し、仲間としての絆を深めた。

心を取り戻したゴウセルは改めて七つの大罪の一員として行動していく。ゴウセルは魔神王に憑依されたメリオダスを救い出す事に貢献し、その後も七つの大罪の一員として魔神王に憑依されたゼルドリスと戦った。ゼルドリスはメリオダスの弟であり、十戒の統率者でもある。彼は魔神王に肉体を乗っ取られてブリタニア大陸を滅ぼそうとしたが、ゴウセル達七つの大罪の活躍によって救出される。

またゴウセル達七つの大罪は混沌を狙うキャスとも戦う事になる。混沌とは、かつて魔神王や創造神等、万物を作り出した巨大なエネルギー体の様なものである。この混沌の力を統べる王として、アーサーが選ばれた。アーサーはキャメロット王国の若き王子であり、ゴウセル達七つの大罪と共闘してきた仲間である。アーサーの混沌の力を狙い、キャスが彼を襲い始める。キャスはかつて混沌に生み出され、混沌の力を求めたが為に封印されていた生命の枠を超えた化け物である。ゴウセル達七つの大罪はアーサーを助け、キャスと戦った。最終的にアーサーは混沌の力を駆使してキャスを封じ込める事に成功する。

トリスタンの誕生日を祝う

全ての戦いを終え、ゴウセル達七つの大罪はブリタニア大陸に平和を取り戻した。役目を終えた七つの大罪は解散し、団員達は各々の生活に戻っていった。

それから数年後、ゴウセル達七つの大罪はリオネス王国に再集結する。リオネス王国ではメリオダスがエリザベスと結婚した事により、国王に即位していた。彼はエリザベスとの間に息子のトリスタンをもうけており、この日は彼の誕生日が行われていた。ゴウセル達七つの大罪は彼の誕生日を祝う。そして物語は続編の『黙示録の四騎士』へと続いていく。

ゴウセル（七つの大罪）の関連人物・キャラクター

七つの大罪

メリオダス

本作『七つの大罪』の主人公である。憤怒の大罪（ドラゴン・シン）を背負い、七つの大罪の団長でもある。幼い見た目をしているが、数千年以上生きている魔神族であり、ゴウセルよりも遥かに年上である。魔神族を支配する魔神王の息子でもある。3000年前の女神、妖精、巨人、人間の混成軍である光の刻印（スティグマ）と魔神族の戦い（聖戦）において、魔神族を率いていた。また十戒の統率者でもあり、魔神王から力を貸し与えられていた。だが、女神族を統率する最高神の娘のエリザベスと恋に落ち、女神族側に寝返る。彼の行動により魔神族と女神族の均衡が崩れ、聖戦が勃発した。以降は聖戦を終結させる為にエリザベスと奔走していく。最終的に聖戦は“「無欲」のゴウセル”の犠牲的な活躍により再び魔神族と女神族の均衡が保たれる。その後、女神族が総力を掛けて魔神族を「常闇の棺」に封印した事で聖戦は終結した。だが、メリオダスは魔神族を裏切った事で魔神王から呪いを受けてしまった。これは彼が命を落とした時、魔神王の手によって復活させられるというものである。この際、メリオダスは魔神王に感情を1つ奪われてしまい、復活する度に冷徹な魔神王に近付くというものであった。一方のエリザベスも魔神王から「永劫の輪廻」という呪いを掛けられる。これは「彼女が死亡する度に転生してメリオダスと出会って恋に落ち、転生前の記憶を取り戻すと必ず3日後にメリオダスの前で命を落とす」というものであった。これによりメリオダスはエリザベスと出会っては恋に落ち、目の前で彼女を失うという永遠の悲しみを経験する事となる。メリオダスは自分とエリザベスの呪いを解く為、3000年を超える長い旅を始めた。

メリオダスはかつて封印した十戒の復活に備え、七つの大罪のメンバーを集め始めた。その1人としてゴウセルが選ばれたのである。ゴウセルは七つの大罪として活動し、メリオダスを団長と認めていた。一方でメリオダスは、ゴウセル達七つの大罪のメンバーに自分の素性を隠している。ゴウセルは元十戒の為、本来であれば彼の事を知っていた。だが、この時のゴウセルは記憶を消していた為、彼の素性は知らない状態であった。

10年前の七つの大罪の解散を経て、メリオダスはオーダン村にてゴウセルと再会する。そこでゴウセルは七つの大罪のメンバーとして再び活動する事になった。

十戒復活後、七つの大罪は、十戒を倒す為行動を開始する。だが、メリオダスは十戒の1人であるエスタロッサに殺されてしまった。エスタロッサはメリオダスの弟である。死亡したメリオダスの魂は煉獄の魔神王の元へ行き、彼は感情を1つ奪われた状態で復活した。感情を失った彼は以前より冷酷になっており「自分が魔神王になり変わってエリザベスの呪いを解く」決意をする。メリオダスは十戒へと寝返り、七つの大罪と敵対する事となった。ゴウセルは彼を止めようと仲間達と共に戦う事になる。メリオダスは最終的に魔神王に身体を乗っ取られたが、ゴウセル達七つの大罪の活躍により魔神王の意識を打ち倒している。またメリオダスと同様に、魔神王がゼルドリスの肉体を乗っ取った際には、メリオダスとゴウセル達七つの大罪のメンバーは協力してゼルドリスを救い出した。

アーサーから慕われており、彼の持つ混沌の力を狙うキャスと戦った。アーサーはキャメロット王国の若き王子であり、ゴウセル達七つの大罪と共闘してきた仲間である。その際はゴウセル達七つの大罪のメンバーも加勢し、アーサーのアシストを行った。

メリオダス（七つの大罪）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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メリオダスは漫画『七つの大罪』の主人公で、それぞれが大罪人である騎士団「七つの大罪」の団長。聖騎士達のクーデターで乗っ取られたリオネス王国を、仲間と共に奪還する。実は魔神王の息子であり、かつては魔神の集団である十戒を統率していた。戦いの中で命を落とすも感情を失った状態で復活し、新たな魔神王になるべく動き出す。最終的に感情を取り戻し、仲間達と共に魔神王を倒す。その後は混沌の力を求めるキャスとの戦いを征し、最愛のエリザベスと結婚し、リオネス王国の王となった。結婚後はトリスタンという男子を儲ける。

キング／ハーレクイン

「怠惰の大罪（グリズリー・シン）」を背負う七つの大罪の1人。キングは作中の多くの場面で使われる通り名で、ハーレクインが本名である。彼はブリタニア大陸に住む5種族（人間、巨人、妖精、魔神、女神）の中の妖精族である。妖精族は「神樹」と呼ばれる巨木を中心に広がる「妖精王の森」に住んでいる。キングはその神樹に選ばれた妖精を束ねる王「妖精王」である。外見は10代の少年であるが、実年齢は1300歳である。

キングは妖精王として神樹の森で平和に暮らしていた。だが「不老不死の力がある」とされる妖精の羽は、人間たちの間で高値で取引されており、これを目当てにした人間の悪党に親友のヘルブラムを含む妖精たちが誘拐されてしまう。キングは彼らを救出するために神樹の森を飛び出すが、アルドリッチに襲撃され500年間記憶喪失の状態になってしまう。アルドリッチはヘルブラム達妖精族を誘拐した老聖騎士である。その間に仲間たちを惨殺されたヘルブラムは憎悪に駆られ、人間を無差別に殺戮するようになっていた。その後記憶を取り戻したキングは王の責務として、親友のヘルブラムを殺害する。その後リオネス王国の兵隊に捕らえられたキングは「1人の妖精による人間の虐殺という凶行を見過ごした、妖精王としての〈怠惰〉」の罪から1000年の禁固刑を言い渡される。そこをメリオダスに救われ、七つの大罪のメンバーとなった。ディアンヌとは本編の500年前に出会っており、以降彼女の事を想い続けている。また一方で自身の都合から彼女の「キングに関する記憶」を1度消去しており、引け目も感じていた。

本編では死者の都にて七つの大罪に復帰する。その後は七つの大罪の一員として、ゴウセルと共に魔神化したヘンドリクセン、十戒、キャスとの戦いを繰り広げた。戦いが終わった後はディアンヌと結ばれ、共に妖精王の森にて暮らすようになる。

リオネス王国奪還の戦いの後、ゴウセルがディアンヌの記憶を操作した為、本気で怒っている。この時は神器シャスティフォルで本気で殴り付けていた。シャスティフォルはキングの専用武器である。一方で自身もかつて彼女の記憶を消した事を思い出し、引け目を感じていた。

キング／ハーレクイン（七つの大罪）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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キング／ハーレクインとは漫画『七つの大罪』に登場する人物で妖精たちの王。人間を虐殺した親友ヘルブラムを王としての責務から討ち、“危険な妖精を放置した”咎で怠惰の罪を背負う。その後主人公のメリオダスの誘いにより、聖騎士団「七つの大罪」に加入。以後は仲間達と共に魔神化したヘンドリクセン、十戒、魔神王、混沌から生まれたキャス等、多くの強敵達と死闘を繰り広げた。神器「霊槍シャスティフォル」を得物とし、戦いの中で史上最強の妖精王として覚醒した。後に七つの大罪の仲間である巨人の少女ディアンヌと結婚した。

ディアンヌ

七つの大罪に属する巨人族の女性。マトローナという叔母に当たる武名を轟かせた女巨人を嫉妬から殺した罪により、嫉妬の大罪（サーペント・シン）を背負っている。この罪は、功名心に駆られた人間の手によって仕立て上げられた冤罪であり、彼女自身は争い事が嫌いな優しい性格をしている。強力な魔力と戦闘能力を有しているが、極力相手を傷つけないようにしていた。

巨人族の里で生活し、マトローナから戦闘訓練を受けていた。巨人族は戦闘を好んでおり、人間の戦争に傭兵として雇われる事で生計を立てていた。だが、争いが嫌いな彼女は嫌気が指して集落から逃げ出してしまう。記憶を失ったキングと出会い500年間共同生活を送る。この時にディアンヌとキングは相思相愛となった。仲睦まじく暮らしていたものの、キングは人間を虐殺し続ける親友のヘルブラムと再会した事で記憶を取り戻す。キングは妖精王としての務めを果たし、親友ヘルブラムの犯した罪を償う為、リオネス王国の刑に服する。その際彼女を1人にして悲しませぬ様、500年間の記憶を消してしまう。キングに記憶を消されたディアンヌは、巨人族の里へと戻っていった。その後、マトローナと共に人間達の戦争に身を投じていく。だが人間の謀略によりマトローナは毒殺され、ディアンヌはその濡れ衣を着せられてしまう。マトローナの死に打ちひしがれ、元来争いを好まない性格の彼女は抗弁をせず、嫉妬の大罪を背負った。斬首刑にされそうになった所をメリオダスに助けられ、彼の勧誘により、七つの大罪に入団した。

リオネス王国首都にて、ゴウセルと共に七つの大罪の一員として魔神化したヘンドリクセンを打倒した。戦いの中でキングが消した500年前の記憶が戻り、彼への想いを思い出した。だがその直後、感情を理解しようと暴走したゴウセルによって記憶の消去魔法を掛けられてしまう。これによりディアンヌの記憶は徐々に消えて行き、七つの大罪を離れて巨人族の里へと向かい始めた。その後、十戒のグロキシニアとドロールの試練をキングと共に受け、3000年前の聖戦の記憶を経験する。そこで“「無欲」のゴウセル”と出会い、彼によって失われた記憶を戻されて現代へと戻った。試練を乗り越えた事で、キングと共にパワーアップを果たす。その後、他の団員達と協力しゴウセルの記憶を取り戻させた。

その後もディアンヌは七つの大罪の一員として、ゴウセルと共にゼルドリスと戦った。ゼルドリスはメリオダスの弟であり、十戒の統率者でもある。彼は魔神王に肉体を乗っ取られてブリタニア大陸を滅ぼそうとしたが、ゴウセル達七つの大罪の活躍によって救出される。またディアンヌとゴウセル達七つの大罪は混沌を狙うキャスとも戦う事になる。混沌とは、かつて魔神王や創造神等、万物を作り出した巨大なエネルギー体の様なものである。この混沌の力を統べる王として、アーサーが選ばれた。アーサーの混沌の力を狙い、キャスが彼を襲い始める。キャスはかつて混沌に生み出され、混沌の力を求めたが為に封印されていた生命の枠を超えた化け物である。ゴウセル達七つの大罪はアーサーを助け、キャスと戦った。最終的にアーサーは混沌の力を駆使してキャスを封じ込める事に成功する。

戦いが終わった後ディアンヌとキングは結婚し、妖精の森で共同生活を送る。キングの口振りから、子供が居る事が示唆されている。最終話ではメリオダスとエリザベスの息子のトリスタンの誕生日を祝う為、キングと共にリオネス王国を訪れていた。

続編漫画の『黙示録の四騎士』では、キングと共に闇堕ちしたアーサーに敵意の念を送っている。

エスカノール

七つの大罪の1人で「傲慢の大罪（ライオン・シン）」を背負う男性。普段は気弱で貧弱であるが、太陽が昇る程傲慢になり肉体が筋骨隆々になっていく。それに伴って魔力が増大し、正午に最強の力を発揮する。

エスカノールの力は本来四大天使の1人のマエルが創造神から与えられた「恩寵」の力である。3000年前“「無欲」のゴウセル”が彼を魔神族に寝返らせた際、“「無欲」のゴウセル”は彼の力を引き剥がした。その結果マエルの恩寵はエスカノールを器に選び、彼は比類なき力を得る事となった。元々は小国の王子として生まれたが、彼の力を恐れた両親に殺されそうになり、国を逃げ出す事となった。その後、各地を放浪した後にリオネス王国に流れ着く。そこで民衆の為に化け物と戦うも、その圧倒的な力を恐れられ、取り押さえに来た聖騎士ザラトラスを負傷させてしまう。また王に対して尊大な態度を取ってしまった事もあり、鞭打ちの刑に処されそうになった。エスカノールは能力の影響で正午に近付く程傲慢な性格になってしまう特性がある。そこをメリオダスに拾われ、七つの大罪に一員となった。尚、エスカノールは最後に加入する形になっている。またマーリンへ密かな恋心を抱いていた。

十戒の復活後、七つの大罪に復帰してゴウセル達と共に戦った。当初苦戦していた七つの大罪の中で唯一、十戒を打倒する大金星を挙げている。またバイゼルにて十戒のグロキシニアとドロールの策略により、ゴウセルと戦った。ゴウセルは本気で彼と戦い、彼にマーリンの登場する悪夢を見せて苦しませた。だがマーリンの姿を見たエスカノールは逆に覚醒し、夜でありながら力を発揮する。その後ゴウセルを攻撃する様に見せ掛け、グロキシニアとドロールに大ダメージを与えた。

圧倒的な力を持つエスカノールであるが、人間でありながら女神族の力を長期間使用した為、徐々に身体が耐え切れなくなっていった。原初の魔神との戦いで、エスカノールはマエルに恩寵を返還し、弱った自分の代わりにマエルに戦ってもらう決断を下す。その後は一般人として生きていたが、ゼルドリスに憑依した魔神王と戦う為、再度マエルから恩寵の力を借り受ける。エスカノールの肉体は限界であったものの、彼は一般人で居るよりも、人々の為に死力を尽くして戦う七つの大罪の仲間達と共に戦って死ぬことを選んだのであった。マエルはエスカノールの身を案じて止めようとしたが、彼の決意を尊重して恩寵の力を貸し与える。その後彼は決死の覚悟でゴウセル達七つの大罪の一員として戦った。死闘の後、エスカノールの肉体は恩寵の力に耐え切れず消滅する。彼は七つの大罪の一員である事に誇りを持って死んで行った。

エスカノール（七つの大罪）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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エスカノールとは漫画『七つの大罪』に登場する人物である。「傲慢の大罪（ライオン・シン）」を背負う男で、主人公メリオダス率いる最強の騎士団「七つの大罪」の一員。普段は頼り無い優男であるが、太陽が正午に近付く程力が増し、正午には最強の力を発揮する筋肉質で傲慢な男となる。この力は元々女神族のマエルのものであり、人間の肉体で何度も耐えられるものではなく、一時は力を返還する。しかし最後まで七つの大罪の一員として戦う事を選んだエスカノールは、再びマエルから力を借りて戦場で戦い、自らの力で燃え尽きて死亡した。