Return of the Obra Dinn(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『Return of the Obra Dinn』とは、ルーカス・ポープの監督による謎解きアドベンチャーゲームである。白と黒のみの1ビットで表現されるグラフィックが特徴的だ。
舞台は19世紀初頭、5年間消息を絶っていた「オブラ・ディン号」が船員ゼロで帰港。保険調査官である主人公は、損害査定書の作成のため同船に派遣され、奇妙な懐中時計を使って乗客、乗員60人の死因や推定現在地を割り出す。懐中時計の特別な力で、主人公は死者の最期の場面を確認し、これを基に船上で起きた真実を紐解く。

ヘンリー・エバンズ

イングランド出身の船員で、オブラ・ディン号では船医を務めた。彼はペットのサルと共にオブラ・ディン号へ乗船する。船上でのいくつかの厄災のあとに、四等航海士のデービー・ジェームズ、乗客のエミリージャクソン、ジェーン・バード嬢と共に船を脱出。調査時点では、モロッコにて生存していた。しかし、調査の1年後に病のため死亡している。また、彼はプレイヤーが使用する手記や懐中時計の元々の持ち主である。

ジェームズ・ウォレス

ジェームズ・ウォレス

イングランド出身の船員で、オブラ・ディン号では船医助手を務めた。カニの怪物に首元を爪で挟まれて死亡した。船医のヘンリー・エバンズが船員の診察をする間、その後ろで椅子に座ってくつろいでおり、手記にエバンズのサインがあることに気づかないと船医か船医助手なのか判断が難しい。

ウィンストン・スミス

ウィンストン・スミス

アメリカ出身の船員で、オブラ・ディン号では船匠を務めた。カニの怪物が襲来してきた時、攻撃しようとする船匠助手のマーカス・ギブスを止めようとするも、思いとどまらせることができずギブスは死亡。彼もまた負傷する。それでもカニの怪物に果敢に挑み、仲間の死の復讐のため銃によって怪物を撃ち殺した。同時に、彼は怪物と相打ちになり死亡した。

マーカス・ギブズ

マーカス・ギブス

アメリカ出身の船員で、オブラ・ディン号では船匠助手を務めた。カニの怪物が砲台甲板に侵入した際、無謀にも怪物に斧を投げつけた。しかし怪物はその斧を弾き、彼に向かって3本のトゲを発射し死亡させた。

トーマス・セフトン

トーマス・セフトン

イングランド出身の船員で、オブラ・ディン号では料理人を務めた。複数の船員が人魚を運び入れているところに不用意に近づき、人魚を観察した後に貝殻に触ろうとした。そのとき人魚は暴れ出し、彼は人魚の尾によって殴殺された。

エーミル・オファレル

エーミル・オファレル

アイルランド出身の船員で、オブラ・ディン号では家畜番を務めた。カニの怪物のトゲにより攻撃され、壁に磔となった。船医のヘンリー・エバンズが彼を助けようとするも、壁から下ろされる前に死亡した。2人の船員が原因不明の肺病で死亡していく間、3人の士官候補生らに牛の食肉処理を教えていた。

クリスチャン・ウォルフ

クリスチャン・ウォルフ

オーストリア出身の船員で、オブラ・ディン号では掌砲長を務めた。掌砲長として船に積んだ武器全般を管理し、船員達に武器を配る姿も見られる。クラーケンの襲来時に彼は大砲の指揮を担当していたが、クラーケンの触手が砲台甲板に侵入して彼を掴み、火のついた大砲の銃口に彼は押しつけられた。他の船員が彼を助けようとするも間に合わず、そのまま大砲は発射され爆死した。

オーラス・ヴィアテル

オーラス・ヴィアテル

ポーランド出身の船員で、オブラ・ディン号では掌砲手を務めた。掌砲長クリスチャン・ウォルフの補佐として、ウォルフと共に船員達に銃機器を配る姿が見られる。船長への不信感から四等航海士のデービー・ジェームズに反乱について提案している際、その計画を士官候補生のトーマス・ランケに聞かれ、暴れ出したランケともみ合いになった。もみ合いを止めようとデービーズが入った時、ヴィアテルの持つ銃が暴発し顔が吹き飛ばされた。

ダンカン・マッケイ

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