Return of the Obra Dinn(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『Return of the Obra Dinn』とは、ルーカス・ポープの監督による謎解きアドベンチャーゲームである。白と黒のみの1ビットで表現されるグラフィックが特徴的だ。
舞台は19世紀初頭、5年間消息を絶っていた「オブラ・ディン号」が船員ゼロで帰港。保険調査官である主人公は、損害査定書の作成のため同船に派遣され、奇妙な懐中時計を使って乗客、乗員60人の死因や推定現在地を割り出す。懐中時計の特別な力で、主人公は死者の最期の場面を確認し、これを基に船上で起きた真実を紐解く。
ロシア出身の甲板員。二等航海士エドワード・ニコルズの反乱遠征に参加し、その道中に人魚に襲われた。彼は、人魚により海に引きずり込まれ溺死した。
アレクセイ・トポロフ
ロシア出身の甲板員。パイプを愛用している。二等航海士エドワード・ニコルズの反乱遠征に参加し、甲板員アラルクス・ニキシンと同様に人魚に襲われ、海に引きずり込まれた。
ネイサン・ピーターズ
イングランド出身の甲板員。甲板員サミュエル・ピーターズの弟である。サミュエルが貨物に押しつぶされた事故は甲板員ラーズ・リンデが引き起こしたと考えていた。それでもしばらくはリンデと共に行動していたが、アレクサンダー・ブース、ウィリアム・ワシムと共に逃亡を決意した際、その逃亡に参加しようとしたリンデを拒否した。彼はリンデに対し兄殺しの因縁をつけ、こん棒で殴り殺した。直後に3人で逃亡を図ったが、ちょうどクラーケンの襲来に遭い、彼らは行方不明となった。
ラーズ・リンデ
デンマーク出身の甲板員。甲板員ネイサン・ピーターズらの逃亡に合流しようとしたが、ネイサンに貨物運搬の際のサミュエル・ピーターズの事故について因縁をつけられ合流を拒否された。サミュエルの死は事故であったと抗議するも、ネイサンにこん棒で殴られ死亡した。
ジョン・ネープルズ
ウェールズ出身の甲板員。二等航海士エドワード・ニコルズが持ち帰った人魚の運搬に加わった。そこに、船長付き司厨手のポール・モスが人魚は呪いを持っているという信念のもと襲撃し、ネープルズの右脚を切断した。船医ヘンリー・エバンズが彼の処置に当たろうとするが、彼はそのまま死亡した。切断された脚は他の船員に発見されず、プレイヤーの調査時にもまだ船内に残っていた。
レンフレッド・ラージューブ
インド出身の甲板員。第II章にて、致命的な肺病によって死亡する。ヘンリー・エバンズ医師によると、インド人水夫の待機所でこの肺病にかかり、寒さによって悪化したとみられている。
アブラハム・アクバル
インド出身の甲板員。文章の読み書きができないことから、彼のハンモックのタグにはアラビア数字ではなく「X」と書かれている。クラーケン襲来時には大砲での攻撃を担当したが、船内に侵入したクラーケンの触手によって大砲と壁に挟まれ死亡した。
ウィリアム・ワシム
インド出身の甲板員。捕らえられた人魚の運搬において、彼は先頭にいた。人魚が暴れたことでバランスを崩し、先頭の彼は階段から落ちた先で首を骨折。また、担架の棒と壁に頭を挟んだことで死亡した。
ソロマン・サイド
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目次 - Contents
- 『Return of the Obra Dinn』の概要
- 『Return of the Obra Dinn』のあらすじ・ストーリー
- 現在(調査前)
- 第I章 崩れた積荷
- 第II章 死に至る病
- 原因不明の肺病
- 牛の食肉処理
- 第III章 殺人
- 口封じ
- 船上裁判
- 宝の強奪
- 第IV章 出現
- 人魚の襲撃
- 貝殻の不思議な力
- 性悪な航海士
- 人魚襲撃の理由
- 第V章 呪われた獲物
- 人魚と貝殻を本国へ
- 不注意
- 呪いの始まり
- 第VI章 海の兵たち
- 不穏な空気
- 新たな怪物の襲来
- 勇敢な士官候補生
- 敵討ち
- 第VII章 破滅
- 濡れ衣
- クラーケン襲来
- 砲列甲板の崩壊
- 破滅と妻の死
- 第VIII章 取引
- 貝殻の美しさ
- 船長の怒りの矛先
- 「これで母港に帰れる」
- 探求欲の犠牲者
- 第IX章 脱出
- 船長への不信感
- 呪われた船からの脱出
- 対立
- 第X章 終幕
- 最後の反乱
- 一騎打ち
- 貝殻を狙って
- オブラ・ディン号の最期
- 現在(調査後)
- 『Return of the Obra Dinn』のゲームシステム
- 『Return of the Obra Dinn』の登場人物・キャラクター
- 調査時(1807年)の登場人物
- 調査官(プレイヤー)
- ボートを漕ぐ男
- 家政婦
- 職員
- ロバート・ウィッテレル
- ウィリアム・ホスカット
- エドワード・ニコルズ
- マーティン・ペロット
- ジョン・デービーズ
- アルフレッド・クレスティル
- チャールズ・マイナー
- ヘンリー・エバンズ
- ジェームズ・ウォレス
- ウィンストン・スミス
- マーカス・ギブズ
- トーマス・セフトン
- エーミル・オファレル
- クリスチャン・ウォルフ
- オーラス・ヴィアテル
- ダンカン・マッケイ
- フィンリー・ドルトン
- エドワード・スプラット
- 乗客
- アビゲイル・ホスカット・ウィッテレル
- ヌーツィオ・パスクア
- エミリー・ジャクソン
- ジェーン・バード嬢
- リム・ブンラン
- シア・イトベン
- タン・チョウ
- ラウ・ホクセン
- 司厨手(しちゅうしゅ)
- ズンギ・サーティ
- フィリップ・ダール
- ポール・モス
- サミュエル・ギャリガン
- ロデリック・アンダーセン
- デービー・ジェームズ
- 士官候補生
- ピーター・ミルロイ
- トーマス・ランケ
- チャールズ・ハーシュティク
- 檣楼員(しょうろういん)
- オミッド・グール
- ティモシー・ブーテメント
- リ・ハン
- ジャン・ジエ
- ホン・リ
- リー・ウェイ
- ニコラス・ボッテリル
- マバ
- ルイス・ウォーカー
- レオニード・ボルコフ
- 甲板員
- アラルクス・ニキシン
- アレクセイ・トポロフ
- ネイサン・ピーターズ
- ラーズ・リンデ
- ジョン・ネープルズ
- レンフレッド・ラージューブ
- アブラハム・アクバル
- ウィリアム・ワシム
- ソロマン・サイド
- ハマドウ・ディオム
- ヘンリー・ブレナン
- アレクサンダー・ブース
- パトリック・オヘーガン
- ジョージ・シャーリー
- サミュエル・ピーターズ
- 怪物
- 人魚
- カニの怪物(Crab-riders)
- クラーケン
- その他
- 身元不明の密航者
- サル
- 牛
- 『Return of the Obra Dinn』のアイテム
- 残留思念
- 懐中時計
- 手記
- 『Return of the Obra Dinn』の用語
- 船内
- 主甲板
- 砲列甲板
- 最下甲板
- 貨物甲板
- その他
- フォルモサ
- 索具
- 『Return of the Obra Dinn』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 変化する本棚内の装飾
- 1ビットゲームを現代的に
- 当初はより高かった難易度
- ルーカスは日本在住