Return of the Obra Dinn(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『Return of the Obra Dinn』とは、ルーカス・ポープの監督による謎解きアドベンチャーゲームである。白と黒のみの1ビットで表現されるグラフィックが特徴的だ。
舞台は19世紀初頭、5年間消息を絶っていた「オブラ・ディン号」が船員ゼロで帰港。保険調査官である主人公は、損害査定書の作成のため同船に派遣され、奇妙な懐中時計を使って乗客、乗員60人の死因や推定現在地を割り出す。懐中時計の特別な力で、主人公は死者の最期の場面を確認し、これを基に船上で起きた真実を紐解く。
巨大なカニに、海藻または黒い布のような物を被った人型の者が乗っている二匹の怪物。総称して「カニの怪物」と呼ばれることが多く、英語では人型の怪物に注目し「Crabーriders(カニライダー)」と呼ばれている。巨大なカニの甲羅にあるトゲや爪、人型の怪物が持つ槍で船員を攻撃した。嵐がやってきた直後、海から這い上がって船を襲撃した。人魚のいる船尾倉庫へ向かっていたとみられるが、士官候補生らと船匠により殺害された。
クラーケン
本体を見ることはできず、巨大な触手のみが登場した怪物。船員がカニの怪物を駆逐した後、船を襲撃した。オブラ・ディン号を最後に襲撃した怪物で、最大数の犠牲者を出した。剣や大砲などの船員達の攻撃はほとんど効いていなかったが、船長が人魚を二体殺し一体を海に逃がしたことでクラーケンも海に帰っていった。
その他
身元不明の密航者
出典: w.atwiki.jp
樽の中で身を潜めていたが、事故で貨物が落下した際に一緒に落下し、そのまま樽の中で死亡した。そのまま死体は他の船員に発見されなかったため、その姿を確認することはできない。
サル
船医ヘンリー・エバンズが飼っていたサル。人魚が逃がされた後に船尾倉庫は施錠され、船尾倉庫内で何が起こったのかを知りたかった船医は、このサルを船尾倉庫の小窓から中に入れ銃殺した。船医はペットのサルを殺した後にサルの片手を切り落とし、後日調査官に送った。
牛
出典: w.atwiki.jp
家畜の牛で、食肉用に家畜番により殺された。その際、士官候補生達は牛の食肉処理を学んだ。
『Return of the Obra Dinn』のアイテム
残留思念
本ゲーム内では遺体を見つけ、その遺体に懐中時計を使用すると、遺体に宿っている残留思念を確認することができる。また、ゲーム内の残留思念は遺体の本人が死亡する直前から死亡するまでの場面になっている。
懐中時計
残留思念を確認するために使用するドクロのマークの入った懐中時計。もともとの持ち主は船医のヘンリー・エバンズである。また、懐中時計の名前は「メメント・モーテム」で、懐中時計の名前の後に「死を忘るるなかれ」と表示される。この名前はラテン語由来である。
手記
出典: www.famitsu.com
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目次 - Contents
- 『Return of the Obra Dinn』の概要
- 『Return of the Obra Dinn』のあらすじ・ストーリー
- 現在(調査前)
- 第I章 崩れた積荷
- 第II章 死に至る病
- 原因不明の肺病
- 牛の食肉処理
- 第III章 殺人
- 口封じ
- 船上裁判
- 宝の強奪
- 第IV章 出現
- 人魚の襲撃
- 貝殻の不思議な力
- 性悪な航海士
- 人魚襲撃の理由
- 第V章 呪われた獲物
- 人魚と貝殻を本国へ
- 不注意
- 呪いの始まり
- 第VI章 海の兵たち
- 不穏な空気
- 新たな怪物の襲来
- 勇敢な士官候補生
- 敵討ち
- 第VII章 破滅
- 濡れ衣
- クラーケン襲来
- 砲列甲板の崩壊
- 破滅と妻の死
- 第VIII章 取引
- 貝殻の美しさ
- 船長の怒りの矛先
- 「これで母港に帰れる」
- 探求欲の犠牲者
- 第IX章 脱出
- 船長への不信感
- 呪われた船からの脱出
- 対立
- 第X章 終幕
- 最後の反乱
- 一騎打ち
- 貝殻を狙って
- オブラ・ディン号の最期
- 現在(調査後)
- 『Return of the Obra Dinn』のゲームシステム
- 『Return of the Obra Dinn』の登場人物・キャラクター
- 調査時(1807年)の登場人物
- 調査官(プレイヤー)
- ボートを漕ぐ男
- 家政婦
- 職員
- ロバート・ウィッテレル
- ウィリアム・ホスカット
- エドワード・ニコルズ
- マーティン・ペロット
- ジョン・デービーズ
- アルフレッド・クレスティル
- チャールズ・マイナー
- ヘンリー・エバンズ
- ジェームズ・ウォレス
- ウィンストン・スミス
- マーカス・ギブズ
- トーマス・セフトン
- エーミル・オファレル
- クリスチャン・ウォルフ
- オーラス・ヴィアテル
- ダンカン・マッケイ
- フィンリー・ドルトン
- エドワード・スプラット
- 乗客
- アビゲイル・ホスカット・ウィッテレル
- ヌーツィオ・パスクア
- エミリー・ジャクソン
- ジェーン・バード嬢
- リム・ブンラン
- シア・イトベン
- タン・チョウ
- ラウ・ホクセン
- 司厨手(しちゅうしゅ)
- ズンギ・サーティ
- フィリップ・ダール
- ポール・モス
- サミュエル・ギャリガン
- ロデリック・アンダーセン
- デービー・ジェームズ
- 士官候補生
- ピーター・ミルロイ
- トーマス・ランケ
- チャールズ・ハーシュティク
- 檣楼員(しょうろういん)
- オミッド・グール
- ティモシー・ブーテメント
- リ・ハン
- ジャン・ジエ
- ホン・リ
- リー・ウェイ
- ニコラス・ボッテリル
- マバ
- ルイス・ウォーカー
- レオニード・ボルコフ
- 甲板員
- アラルクス・ニキシン
- アレクセイ・トポロフ
- ネイサン・ピーターズ
- ラーズ・リンデ
- ジョン・ネープルズ
- レンフレッド・ラージューブ
- アブラハム・アクバル
- ウィリアム・ワシム
- ソロマン・サイド
- ハマドウ・ディオム
- ヘンリー・ブレナン
- アレクサンダー・ブース
- パトリック・オヘーガン
- ジョージ・シャーリー
- サミュエル・ピーターズ
- 怪物
- 人魚
- カニの怪物(Crab-riders)
- クラーケン
- その他
- 身元不明の密航者
- サル
- 牛
- 『Return of the Obra Dinn』のアイテム
- 残留思念
- 懐中時計
- 手記
- 『Return of the Obra Dinn』の用語
- 船内
- 主甲板
- 砲列甲板
- 最下甲板
- 貨物甲板
- その他
- フォルモサ
- 索具
- 『Return of the Obra Dinn』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 変化する本棚内の装飾
- 1ビットゲームを現代的に
- 当初はより高かった難易度
- ルーカスは日本在住