ドミトリ(SPY×FAMILY)の徹底解説・考察まとめ
ドミトリとは、遠藤達哉による漫画『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)を原作とするアニメ映画『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』の登場人物。東国の軍人スナイデル大佐の部下である。
占いが趣味で、何かにつけては吉兆を占っている。同僚のルカと共にスナイデルの西国侵攻作戦の要となる情報が記録されたマイクロフィルムの輸送を任されるが、旅行中のアーニャ・フォージャーがこれを食べてしまったことで、やむなく彼女を拉致。マイクロフィルム回収のため、アーニャにうんちするよう迫る。
ドミトリ(SPY×FAMILY)の概要
ドミトリとは、遠藤達哉による漫画『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)を原作とするアニメ映画『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』(げきじょうばんスパイファミリーコードホワイト)の登場人物。東国(オスタニア)の軍人スナイデル大佐の部下である。
同僚のルカと共にスナイデルの西国(ウェスタリス)侵攻作戦の要となる情報が記録されたマイクロフィルムの輸送を任されたドミトリだったが、フリジス地方に向けて家族旅行中の女の子アーニャ・フォージャーがこれを食べてしまう。マイクロフィルムには中立の第三国を経由した上で西国に侵攻するための航路のデータが記録されており、「あのデータがなくては完璧な作戦にならない」と激怒したスナイデルからルカ共々猛烈な叱責を受ける。
マイクロフィルム回収のため、ルカと共にアーニャを探して誘拐。西国侵攻のためにスナイデルが作った飛行戦艦に彼女を連れ去り、「早くうんちしろ」と迫りまくる。
この時、アーニャの父で西国のスパイのロイド・フォージャー、同じく母で東国の暗殺者のヨル・フォージャーが娘を救うために飛行戦艦に突入。彼らの大立ち回りによる騒動の中でアーニャに逃げられ、これを追いかけて艦内を走り回った。
ドミトリ(SPY×FAMILY)のプロフィール・人物像
CV:中村倫也
スナイデルの命令に従う軍人。しかし特に能力や忠誠心が高いわけでもなく、スナイデルの思想や目的に共感してもいないが異を唱えるほどの知恵もなく、ただ「軍人として教わった通りに盲目的に上官に従う」ことを徹底しているに過ぎない。
占いを趣味としており、何かにつけては様々な方法で物事の吉兆を占っている。ルカとは付き合いが長いらしく、占いへの傾倒については大いに呆れられている。
ドミトリ(SPY×FAMILY)の来歴・活躍
マイクロフィルム輸送任務の失敗
東国北部のフリジス地方にある航空基地を任されているスナイデル大佐は、かつて大戦を繰り広げた西国に対して融和策を取る現政府に反発し、「西国との新たな戦争」を誘発することを画策。そのために彼が用意したのが、「西国を奇襲するための飛行戦艦」と、奇襲攻撃を仕掛けるまで戦力を温存するための「中立の第三国を経由する安全な航路のデータ」だった。
飛行戦艦についてはフリジスの航空基地で極秘裏に建造を進めつつ、スナイデルは航路のデータをマイクロフィルムにまとめさせ、用心深いことにチョコレート菓子の中に隠して自身の下に届けさせようと考える。この輸送任務を任されたのがドミトリとその相棒のルカだった。
しかし、フリジスに向かう途中の列車の中で、2人はマイクロフィルム入りのチョコレート菓子を隠した箱の鍵を落としてしまう。この鍵を拾った少女アーニャ・フォージャーは、好奇心から箱を開け、中身のチョコレートに「美味しそう」と目を輝かせる。ここに鍵を無くしたことに気付いたドミトリとルカが現れ、焦ったアーニャはうっかりマイクロフィルムごとチョコレート菓子を食べてしまう。
アーニャがマイクロフィルムを食べてしまったことに気付いたドミトリとルカは、慌てて彼女を捕まえようとするも、そこにアーニャの母のヨル・フォージャーが立ちはだかる。実はヨルはアーニャとは血がつながっておらず、その正体は東国屈指の凄腕の暗殺者なのだった。義理とはいえ娘であるアーニャが見知らぬ男たちに追われているのを見たヨルは、ドミトリたちをあっさりと叩きのめし、2人はマイクロフィルムの奪還に失敗する。
アーニャ誘拐
うっかりミスでマイクロフィルムを奪われてしまったドミトリとルカは、恐る恐るこれをスナイデルに報告。当然スナイデルは激昂し、2人を猛烈に罵るが、「完璧な計画のためにはどうしてもマイクロフィルムが必要だ」と考えドミトリたちにその奪還を命じる。
アーニャがフリジス地方に家族旅行に来ていることまでは突き止めていたドミトリたちは、スナイデルの部下で手の空いている者を動員して彼女を捜索。たまたま1人で出歩いていたアーニャを首尾よく確保し、これをスナイデルの下へと連れ去る。
この時、フォージャー家の飼い犬のボンドがアーニャを守ろうと奮戦。ルカは腕章を食い千切られ、「アーニャを連れ去ったのは軍の関係者である」との情報を彼女の両親に伝えることとなった。
マイクロフィルム奪還作戦
ドミトリたちがアーニャを捕まえた時点で、スナイデルは西国への襲撃計画の準備をほぼ完全に整えていた。アーニャは飛行戦艦の中に連れ込まれ、そこでチョコレート菓子ごと食べてしまったマイクロフィルム回収のために「早くうんちをしろ」と迫られる。
ドミトリとルカは、先の失態の懲罰も兼ねて、アーニャのうんちの中からマイクロフィルムを探す役を押し付けられる。嫌々ながらこの任務を引き受けた2人は、アーニャが便意を我慢できなくなるのをひたすらに待つが、「マイクロフィルムを渡したら、用済みになった自分は殺される」と察した彼女は限界を超えて便意を堪え続ける。
業を煮やしたスナイデルは、「この小娘を解体してマイクロフィルムを回収しろ」とドミトリたちに命令。さすがに気乗りすることはなかったものの、ドミトリたちが渋々これに従おうとしたところで、飛行戦艦にアーニャの父で西国のスパイであるロイドが乗り込んでくる。ヨルも密かにこれに便乗しており、2人は「娘のピンチ」とそれぞれに大立ち回りを演じる。
この騒ぎに乗じてアーニャが逃げ出し、ドミトリとルカは慌てて彼女を追いかける。この中で結局便意を我慢できなくなったアーニャはトイレで大きい方を済ませ、すっきりしたところでドミトリたちに捕まってしまう。「これで敵兵でもない女の子を(自分たちが)殺さなくてもよくなった」と安堵したドミトリたちは、その事実を報告すると共にアーニャの身柄をスナイデルに預ける。作戦行動中のスナイデルは、アーニャを始末するよりもマイクロフィルムの回収を優先し、彼女を縛り上げて船室に閉じ込めた上でドミトリたちに「汚物タンクの中からマイクロフィルムを見付けてこい」と命じる。
辟易しながらもドミトリたちはこれに従い、その作業のために移動する中、スナイデルの部下に変装していたロイドと擦れ違う。2人の何気ない会話と食い千切られた腕章から「コイツらがアーニャを誘拐した」と察したロイドにより、ドミトリとルカはあっさりと叩きのめされて気絶した。
スナイデルの計画はロイド、ヨル、そしてアーニャがそれぞれに奮戦したことで叩き潰され、東西両国の戦争の危機は回避される。ロイドに殴り倒されて以降にドミトリとルカがどうなったのかは不明だが、恐らく仲間たちと一緒に飛行戦艦から退艦したものと思われる。
ドミトリ(SPY×FAMILY)の関連人物・キャラクター
アーニャ・フォージャー
他人の思考を読み取ることができる超能力者にして、東国屈指の名門であるイーデン校に通う少女。本人は6歳だと言い張っているが、実年齢はもう1〜2年幼いと思われる。年齢のわりにはかなり頭がいい。
ドミトリたちが輸送していたマイクロフィルム入りチョコレートをうっかり食べてしまい、この奪還を目論む彼らによって誘拐される。
アーニャ・フォージャー(SPY×FAMILY)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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アーニャ・フォージャーとは『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)の登場人物で、ロイド・フォージャーの養女。ある組織の実験によって生み出された超能力者で、人の心を読むことができる。ロイドの正体が西国の凄腕スパイ〈黄昏〉であると知った上で、好奇心から彼の養子となり任務の遂行のために名門イーデン校に入学する。天真爛漫な性格で、突飛な行動からロイドを度々振り回す。スパイの父と殺し屋の母がいるフォージャー家の日々を気に入っており、この偽装家族を維持するために奮闘する。
スナイデル
フリジス地方の航空基地を任されている東国の軍人。階級は大佐。かつて大戦争を繰り広げた西国に対する融和政策を取る現政府に見切りをつけ、新たな戦端を開こうと画策している。
そのために必要不可欠なデータが記録されたマイクロフィルムの輸送を、ドミトリとルカに命じた。
スナイデル(SPY×FAMILY)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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スナイデルとは、遠藤達哉による漫画『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)を原作とするアニメ映画『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』の登場人物。西国との間に新たな戦争を巻き起こすことを目論む東国の軍人である。階級は大佐。
東国北部にあるフリジス地方の基地を任されたスナイデルは、その強大な権力を悪用して「東西両国の再戦」を画策。飛行船を改造した飛行戦艦を建造し、中立国を経由しての西国攻撃計画を遂行しようとした。軍人としての直観力に優れると同時に、美食家という一面を持つ。
ルカ
スナイデル配下の兵士で、ドミトリの相棒。頭の回転や兵士としての能力はドミトリと同程度。
ドミトリの占い好きには呆れているが、それほど害のあるものでもないので放置している。
ルカ(SPY×FAMILY)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
ルカとは、遠藤達哉による漫画『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)を原作とするアニメ映画『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』の登場人物。東国の軍人スナイデル大佐の部下である。
優れた能力もなく忠誠心が強いわけでもない平凡な軍人。同僚のドミトリと共にスナイデルの西国侵攻作戦の要となる情報が記録されたマイクロフィルムの輸送を任されるが、旅行中のアーニャ・フォージャーがこれを食べてしまったことで、やむなく彼女を拉致。マイクロフィルム回収のため、アーニャにうんちするよう迫る。
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フランキー・フランクリン(SPY×FAMILY)の徹底解説・考察まとめ
フランキー・フランクリンとは、『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)の登場人物で、物語の中心人物の1人であるロイド・フォージャーと顔馴染みの情報屋。 東人民共和国の首都バーリントを主な活動場所としており、その情報収集能力にはロイドも一目置いている。ロイドとは単なるスパイと情報屋という関係を超えた長年の腐れ縁で、時に私生活の相談を持ち掛けるなど友人のような間柄。ロイドの家族であるヨルやアーニャ、ペットのボンドとも交流がある。女性にモテないことを気にしており、たびたび珍妙な騒ぎを巻き起こす。
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