メリンダ・デズモンド(SPY×FAMILY)の徹底解説・考察まとめ

メリンダ・デズモンドとは、『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)の登場人物で、「東西両国間の新たな戦争を画策している」とされる作中の重要人物ドノバン・デズモンドの妻。
明るく活発で、思い立ったら即行動に出るタイプ。愛国婦人会というコミュニティに参加しており、会の友人たちとお茶やママさんバレーを楽しんでいる。デパートで転びそうになったところをヨル・フォージャーに助けられ、彼女を気に入って会に誘う。「息子のダミアンを殴った女の子」として、フォージャーの名には覚えがあるようである。

メリンダ・デズモンドのプロフィール・人物像

メリンダ・デズモンドとは、『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)の登場人物で、「東国(オスタリア)と西国(ウェスタリス)の間に新たな戦争引き起こすことを画策している」とされる作中の重要人物ドノバン・デズモンドの妻。
明るく活発で、思い立ったら即行動に出るタイプ。この気質は家庭内では「止める方法は無い」と認識されているらしく、その暴走に主人公の1人であるヨル・フォージャーが巻き込まれた際は、お付きのメイドは諦めたようにヨルに従うことを促すのみだった。

愛国婦人会というコミュニティに参加しており、会の友人たちとお茶やママさんバレーを楽しんでいる。デパートの階段で転びそうになったところをヨルに助けられ、彼女を気に入ってバレーやお茶に誘い、また会に遊びに来るよう勧める。暗殺者として働き、「普通の生活とはどのようなものなのか分からない」ことを長らく苦にしていたヨルに、妻として母親としての先達の立場で「そんなの分からないのが普通で、だからこそみんな悩みながら家族に接しているのだから、あなたも気にしなくて大丈夫」と諭す。
物語序盤で、「デズモンド家の次男のダミアンが、フォージャー家の娘(後妻であるヨルからすると義理の娘)であるアーニャに殴られる」という事件が発生しており、これについても話を聞いている。このため“フォージャー”の名には覚えがあり、ヨルがその一家の母親であることを知って意味ありげな笑みを浮かべている。

メリンダ・デズモンドの来歴・活躍

デズモンド家の母親

ドノバンと結婚し、デミトリスとダミアンの二子を儲ける。夫との出会いがどのようなものだったのか、メリンダがデミトリス家に嫁入りしたのか、ドノバンの側が婿入りしたのかは不明。
デミトリスやダミアンとの関係がどのようなものかも現時点では描写されていない。ダミアンの入学式に姿を見せない一方、彼が入学初日にアーニャに殴り飛ばされたことは聞き知っており、その距離感は曖昧な状態となっている。

ダミアンとアーニャのケンカ

次男のダミアンがイーデン校に入学したその初日、名門校にあって一般家庭の出身であるアーニャ・フォージャーを散々にからかった末に彼女から殴られるという事件が発生。この件については学校から連絡を受ける一方、ドノバンの判断でデズモンド家としても大事にしないことが決定する。
当事者であるダミアンは当初混乱したものの、翌日アーニャに塩らしく謝罪されたことがきっかけで彼女が気になるようになっていく。その後ダミアンはアーニャについてたびたび家族に報告していたらしく、メリンダは息子の幼い恋心を察し、それを見守っていったようである。

ヨルとの出会い

階段から落ちそうになったところをヨル(左)に助けられ、メリンダは彼女を一瞬で気に入る。

メイドと共にデパートに赴いた際、メリンダはあまりに大量に買い物をしたせいでバランスを崩し、階段から落ちそうになってしまう。この時たまたまアーニャの継母でもあるヨル・フォージャーがここを通りかかり、咄嗟にメリンダの体を支えて彼女を救う。その際にヨルが見せた鮮やかな体捌きに魅了されたメリンダは、彼女のことを一瞬で気に入り、この後行われる自分の所属するママさんバレーボールの試合に助っ人として駆り出す。
ヨルは持ち前の超人的な身体能力で大活躍するものの、初めてなのでルールが良く分からず空回りし、結果試合に敗北。責任を感じて意気消沈するヨルをチームの友人たちと共にお茶に誘い、気にするなと励ます。

メリンダのバレーボールチームは愛国婦人会というコミュニティにもなっており、時折り集まっては家庭の問題などについてあれこれ情報を交換していた。メリンダはヨルにもたまに遊びに来てほしい旨を伝えつつ、彼女が「ダミアンを殴った女の子」の母親であることにも気づいて自身もデズモンド家の母親であることを明かすのだった。
ヨルのことを気に入ったメリンダは、アーニャがダミアンを殴った件を「どうでもいい」と切り捨てつつ、彼女に今後とも仲良くしてほしいと持ち掛ける。これを快諾するヨルに、「これからもお願い」と言葉を続けるメリンダは、隠し切れない恐怖に震えるようにも抑え切れない高揚を堪えるようにも見える複雑な表情を浮かべていた。

イーデン校バスジャック事件

ダミアンたちイーデン校の1年生が、博物館に社会科見学に出掛けることになる。しかし彼女たちの乗るバスは、極左組織「赤いサーカス」の幹部ビリー・スクワイアに目をつけられており、運転手もダミアンたちが乗り込んだ時点で彼の手下と入れ替わっていた。首尾よくバスジャックを果たしたビリーは、人質となった生徒たちに銃を突き付けて自分に従うよう脅してくる。
ダミアンはクラスメイトたちと協力して、なんとかこのピンチを切り抜けることに成功。話を聞いて現場に駆け付けたメリンダは息子の無事を心から喜ぶが、安堵に泣き出してしまったダミアンが「情けない姿を見せたことを父には黙っていてほしい」と言うと態度を急変させる。メリンダはダミアンに対して、“母としての愛情”と"自分とデズモンドを結ぶ存在としての憎悪"を同時に抱えており、その複雑怪奇な内心を知ったヨルの義理の娘であるアーニャ・フォージャーを呆然とさせるのだった。

メリンダ・デズモンドの関連人物・キャラクター

ドノバン・デズモンド

メリンダの夫。東国の最大政治勢力である国家統一党の総裁で、東西両国に再び戦端を開かせることを画策していると噂されている。
メリンダとどのようにして出会い、どのような形で結婚したのか、夫婦仲はどうなのかは不明。

renote.net

デミトリス・デズモンド

ドノバンとの間に生まれた長男。東国屈指のイーデン校でもトップクラスの優等生にのみ与えられる「皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)」の称号を持つ。
メリンダとの親子関係がどのようなものかは不明。

renote.net

ダミアン・デズモンド

ドノバンとの間に生まれた次男。イーデン校の1年生で、父であるドノバンに認めてほしい一心で、自身も「皇帝の学徒」となることを目指している。母であるメリンダについては特に言及しているシーンがなく、どのような仲なのかは不明。
イーデン校への入学初日、クラスメイトとなったアーニャを散々にからかった末に、彼女から見事に腰の入ったパンチを見舞われる。これに驚いて思わず泣き出すも、翌日そのアーニャから塩らしく謝罪されたことで、彼女を特別な異性として意識するようになる。本人はアーニャに惹かれていることを躍起になって否定しているが、家族に対してたびたび彼女の話をしているらしく、メリンダは息子の恋心に気付いている節がある。

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ビル・ワトキンス(SPY×FAMILY)の徹底解説・考察まとめ

ビル・ワトキンス(SPY×FAMILY)の徹底解説・考察まとめ

ビル・ワトキンスは、『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)の登場人物で、物語の中心人物であるアーニャ・フォージャーの同級生。 人民軍陸軍司令部少佐の息子で、6歳にして大人顔負けの筋骨隆々たる体格の持ち主。その6歳児としては破格の身体能力と頭脳を活かして幼稚園時代から数々の球技大会を総ナメし、“ポーダムの怪童”の異名を持つ。「ドッジボールのクラス対抗戦に勝てば優等生の証である星のエンブレムがもらえる」という噂を信じ、アーニャの在籍する1年3組の生徒たちを相手に獅子奮迅の活躍を見せた。

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