SPY×FAMILY(スパイファミリー)のイーデン校まとめ
イーデン校とは、遠藤達哉の漫画『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)に登場する、東人民共和国屈指の名門校。物語の中心人物の1人であるアーニャ・フォージャーが入学し、以後多くの時間を過ごすこととなる場所である。
男女共学で、授業は13年制となっており、生徒のほとんどは名家や有力者の子女である。未来の国士を育てるため、愛国教育にも力を入れている。入学には厳しい試験を突破する必要があり、劣等生を強制的に途中退学させる仕組みも存在するなど、名門に相応の峻厳な教育システムで知られている。
『SPY×FAMILY』の概要
『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)とは、「黄昏(たそがれ)」のコードネームを持つスパイのロイド・フォージャー、「いばら姫」の異名で恐れられる殺し屋ヨル・ブライア、「被検体007」こと他人の思考を読み取ることができる超能力者アーニャの3人を中心人物とした遠藤達哉の漫画作品。それぞれの任務、生活、世間体のために互いの秘密を知らないまま「フォージャー家」という家族を作ったロイドたちが、互いに自分の素性を知られないように苦心しながらも“本物の家族”として成長していく様をコミカルに描いている。
『少年ジャンプ+』で連載されており、それぞれに個性的な主役の3人が織り成すドタバタ劇は読者から好評を博し、同誌の看板作品へと成長。2022年にアニメ化され、さらに注目されることとなった。
基本的にはコメディチックな描写が多いが、その世界設定は「東人民共和国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)の2大大国が戦争寸前の緊張状態にある」という危ういものとなっている。
そんな中にあってイーデン校は、通っているのがまだ幼いアーニャで、登場する生徒のほとんどが同年代の子どもたちばかりということもあり、謀略や権謀術数とは無縁の微笑ましくも一生懸命な日々が描かれている。
イーデン校とは
イーデン校とは、作中に登場する東人民共和国屈指の名門校。
男女共学で、授業は13年制となっており、生徒のほとんどは名家や有力者の子女である。未来の国士を育てるため、愛国教育にも力を入れている。入学には厳しい試験を突破する必要があり、優等生に様々な特典を与える一方で劣等生を強制的に途中退学させる仕組みも存在するなど、名門にふさわしい峻厳な教育システムで知られている。
西国のスパイであるロイド・フォージャーは、ここに息子を通わせている東人民共和国の要人ドノバン・デズモンドに接触して継続的に情報を得るという内容の「オペレーション<梟>(オペレーションストリクス)」の密命を帯び、そのために偽装家族を作ることとなる。
孤児のアーニャを引き取って自分の娘としたロイドは、彼女を様々にサポートしながら共にイーデン校への入学を目指す。首尾よくイーデン校への入学を果たしたアーニャは、その生徒として多くの時間をここで過ごし、その様が物語の中でもフォーカスされていく。
イーデン校の教育システム
男女共学
数百年以上の歴史を持つ名門校としては珍しく、男女共学となっている。
これが最近始まった制度なのか、以前からのものなのかは不明。
13年制
日本の小、中、高等教育を上回る13学年制度となっている。入学は6歳からなので、卒業する時には19~20歳となる。
星(ステラ)
イーデン校の生成優秀者、校外活動などで優れた実績を収めた者に送られる特別な印。
病院内のリハビリ用プールで溺れかけていた少年を見つけて救助しようとしたことで、アーニャは学園の誰より早く1つ目の星を獲得することとなった。
皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)
星を8つ獲得した生徒に与えられる称号。様々な特典が与えられ、その親ともども懇親会への出入りが許されるようにもなる。ロイドが持続的な接触の機会を得ようと目論むドノバン・デズモンドは、この懇親会にのみ定期的に参加しているため、アーニャは星を集めて皇帝の学徒となることを当面の目標としている。
雷(トニト)
テストで赤点を取ったり、他人に暴力を振るったりしたイーデン校の生徒に与えられる罰則。これを8つ獲得すると問答無用の即時退学となる。
アーニャはドノバン・デズモンドの次男であるダミアン・デズモンドを、その高慢な振る舞いに怒りを感じてブン殴ってしまい、入学初日に早々に雷を1つもらうこととなった。なお、本来なら暴力行為は雷3つの罰則だが、咄嗟に「クラスメイトのベッキー・ブラックベルの足を踏んでいたので頭に来た」と言い訳しており、これを汲んだ教師のヘンリー・ヘンダーソンの配慮で軽い処分が下されることとなった。
知恵の甘味
かねてから生徒たちの間で噂される伝説のスイーツ。ごく稀に学食で販売され、これを食べた生徒はテストで必ず好成績を獲得するとされている。
アーニャはクラスメイトたちとの争奪ババ抜き戦を勝ち抜いた末にこれを手に入れ、食べた上でテストに望むも、大半の教科で壊滅的な点を取った。しかし古語だけはスペルミスさえなければかなりの高得点だったらしく、これがアーニャ自身の能力によるものか知恵の甘味の効果によるものかは不明。
イーデン校の登場人物・キャラクター
1年3組
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目次 - Contents
- 『SPY×FAMILY』の概要
- イーデン校とは
- イーデン校の教育システム
- 男女共学
- 13年制
- 星(ステラ)
- 皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)
- 雷(トニト)
- 知恵の甘味
- イーデン校の登場人物・キャラクター
- 1年3組
- アーニャ・フォージャー
- ベッキー・ブラックベル
- ダミアン・デズモンド
- ユーイン・エッジバーグ
- エミール・エルマン
- ジョージ・グルーマン
- 1年4組
- ビル・ワトキンス
- その他の生徒
- デミトリアス・デズモンド
- 教師
- ヘンリー・ヘンダーソン
- マードック・スワン
- ウォルター・エバンス
- フィーマン
- 生活指導員
- グリーン
- 保護者
- ロイド・フォージャー
- ヨル・フォージャー
- ドノバン・デズモンド
- ベッキーの父親
- ジョージの父親
- かつて生徒だった者
- マーサ・マリオット
- イーデン校の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- イーデン校はイギリスに実在するイートン校がモデル