SPY×FAMILY(スパイファミリー)の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)とは、遠藤達哉による漫画。スパイの男と、殺し屋の女と、超能力者の女の子が、それぞれの事情や目的から互いの正体を知らないまま仮初の家族として生活する様をコメディチックに描いている。
作品の大きなテーマの1つに「家族」があり、契約上のものから長年連れ添った熟練夫婦まで、夫婦や恋人といった関係にあるキャラクターが多数登場する。ここでは、『SPY×FAMILY』に登場する恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人をまとめて紹介する。

『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)の概要

『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)は、遠藤達哉によるアクションコメディ漫画。『少年ジャンプ+』にて2019年3月25日より隔週月曜更新で連載中。
本作の連載開始と同日発売の『週刊少年ジャンプ』(集英社)2019年17号には、本作の予告漫画が掲載された。1巻発売直後の32号、2巻発売後の47号にも読切の出張掲載が行われた。

スパイアクションとホームドラマの融合によるコメディという異色作。閲覧数・コメント数・発行部数における最高記録を次々と更新するなど、『少年ジャンプ+』でも歴代屈指のヒット作。「次にくるマンガ大賞2019」Webマンガ部門1位、「このマンガがすごい!2020」オトコ編1位、「第24回手塚治虫文化賞」ノミネートなどの受賞歴を誇る。

物語は架空の国である東国(オスタニア)にて活動する西国(ウェスタリス)の凄腕スパイである男が、東西平和を脅かす危険人物デズモンドに近づきその動きを探る任務を受けることから始まる。デズモンドは大変用心深く慎重な男で唯一姿を見せるのは彼の息子が通う名門イーデン校の懇親会だけだった。そのためスパイの男は急遽家族を作ることになる。
スパイの男は何も知らずに、超能力者の娘、殺し屋の妻という普通とはかけ離れた家族を作ってしまう。
そんな彼女達と普通の家族を演じながら、任務の成功へ向け尽力しつつ、家庭で起きるトラブルや世界平和を守るための別任務をこなし、お互いの秘密を隠しながら奮闘するホームコメディである。

作品の大きなテーマの1つに「家族」があり、作中には契約上のものからクラスメイトに片思いする少年、大人同士のパートナー、長年連れ添った老夫妻まで、夫婦や恋人といった関係にあるキャラクターが多数登場する。

恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人について

『SPY×FAMILY』は、それぞれの事情と目的から互いの正体を知らないまま「仮初の家族」となったスパイの男、殺し屋の女、超能力者の女の子が、自分の秘密を守るためにも円滑な家族であることを心掛けていく中で、「本物の家族」に近づいていく様を描く物語である。
このため「家族」が作品の大きなテーマとなっており、作中の多くのキャラクターが夫婦や恋人、カップルとなっている。日本の漫画の多くは10代の人物を主役としており、仮初のものとはいえ「主人公が家庭を持っている」ことを前提とする本作は非常に珍しい作品となっている。

主人公の1人でスパイでもあるロイド・フォージャーと、同じく主人公の1人で殺し屋のヨル・フォージャー。
フォージャー家の娘で超能力者のアーニャ・フォージャーと、彼女に無自覚な好意を抱くクラスメイトのダミアン・デズモンド。
ロイドに熱烈な想いを抱く彼の後輩フィオナ・フロスト。
ヨルの同僚で面倒見のいいカミラと、彼女の恋人であるドミニク。

ここでは、『SPY×FAMILY』に登場する誰かとカップル・カップリング・夫婦・恋人などの恋愛関係にあるキャラクターを紹介していく。

『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)に登場する恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人

夫婦関係にあるキャラクターたち

ロイド・フォージャー/黄昏(たそがれ) & ヨル・フォージャー/いばら姫

西国の敏腕スパイとして活躍していた黄昏は、「東国での長期作戦のため、周囲に怪しまれないよう偽装家族を作れ」と命じられ、急いで妻と子を用意しなければならなくなる。
この作戦で用いる偽名として「ロイド・フォージャー」と名乗り始めた彼は、孤児院から引き取った女の子を“自分の娘”とした上で、今度は妻となってくれる女性を探し始める。

同じ頃、東国で表向きは公務員、裏では「いばら姫」の異名を持つ殺し屋として活躍していたヨル・ブライアは、「若い女がいつまでも結婚しないでいると、何か怪しい活動をしているのではないかと警察に怪しまれる」という話を耳にして、「今後も殺し屋稼業を続けるためにも、適当な男性と結婚した方がいいのだろうか」と悩んでいた。
ひょんなことから知り合った2人は、相手の正体を知らないまま「互いの事情のために契約夫婦になろう」と決める。書類の上では夫婦となったロイドとヨルは、血のつながらない娘も加えた3人で家族として生活するようになる。

主人公コンビの夫婦であり、物語中でももっとも出番が多い。ロイドもヨルも「とにかく自分の秘密を守る、家族に怪しまれないようにする」ことに執心しており、互いの裏の顔についてはまったく知らない。愉快な擦れ違いを繰り返すフォージャー家の面々だが、次第に互いを家族として本当に案じるようになっていき、強い絆で結ばれていった。

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ドノバン・デズモンド & メリンダ・デズモンド

ドノバン・デズモンドは、東国の最大野党である国家統一党の総裁。国家統一党は、かつて東西両国が戦争を繰り広げていた頃は与党として君臨しており、今も開戦の機会を虎視眈々と狙っている危険な存在だとされている。
ロイドの目的は、このドノバンの長期的な近辺調査にあるが、彼自身の思想がどういったものなのかは判然としない状態となっている。

メリンダはそのドノバンの妻で、彼との間に2人の男子を儲けている。しかし子供に対して深い愛情を示す一方、「この子がいるからドノバンから離れられない」、「この子さえいなければ」とドノバンへの憎悪とも取れる感情を彼らにぶつけているところがある。詳細は不明ながら、2人の夫婦仲は決して良好とはいえず、剣呑な雰囲気を伴った関係である。

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ジークムント・オーセン & バーバラ・オーセン

フォージャー家の隣に引っ越してきた老夫婦。非常に夫婦仲が良く、老いてなお人前でもスキンシップを欠かさない。
ジークムントは隠居前は大学で教鞭を執っており、フォージャー家の娘であるアーニャの家庭教師として一家に関わるようになっていった。

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恋人関係にあるキャラクターたち

ドミニク & カミラ

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