CLANNADの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『CLANNAD』とは、ゲームブランドKeyが製作した恋愛アドベンチャーゲーム。これを原作にアニメやコミックも制作されている。家族というテーマを通して人と人との絆を描いており、ありふれた学園生活から始まる、人と町の物語である。物語を併して複雑に描かれゆく人の物語から、ネットでは”CLANNADは人生”といわれている。絆や家族の物語を描く作中には、人々の心に響く数多くの名言・名セリフ、名シーン、名場面が登場している。
「占いは外れることもありますから、 悪い結果が出ても、本人や周りの人の努力しだいで、 未来は変えることも出来ると思います」
占いを得意としている椋だが、占いの結果はだいたい外れてしまっていた。だが、「占いは外れることもありますから、 悪い結果が出ても、本人や周りの人の努力しだいで、 未来は変えることも出来ると思います」と正論を述べた。占いの結果が悪かったとしても、その結果をいい方向に変えられるチャンスかもしれないという、椋の前向きな言葉である。
春原 陽平(すのはら ようへい)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「そんな奴の言うことを聞くな!そんな風に人の同情を誘うような奴は卑怯者だ!そんなハンデで贔屓されたいなんて考えが甘すぎるんだよ!」
ある日、渚たちは演劇部の顧問を古典の教師である幸村 俊夫(こうむら としお)にお願いしに行く。だが、合唱部にも顧問を頼まれており、渚は合唱部に話をしに行くが打開策がないままとなる。次の日、渚の机の中に「演劇部を諦めろ。さもないと痛い目にあうぞ」と書かれた脅迫文が入れてあった。それを見た春原は「顧問を合唱部と取り合ってるなら、犯人はそいつらに決まってるじゃん」と断言し、合唱部の杉坂が犯人だと突き止める。杉坂を呼び出すと、合唱部の仁科の話をしだす。仁科は小さい頃からバイオリンを弾き、コンクールでは何度も入賞していた。留学の話も出ていたが事故に遭い、腕の握力が弱まりバイオリンを弾けなくなった。バイオリンは弾けなくても歌は歌えると、仁科のために合唱部を作ることにした。だから渚には諦めて欲しいと頼む杉坂に「そんな奴の言うことを聞くな!そんな風に人の同情を誘うような奴は卑怯者だ!そんなハンデで贔屓されたいなんて考えが甘すぎるんだよ!」と春原は厳しい言葉を投げつけた。春原は過去にスポーツ推薦でサッカー部に入っていたが、部の先輩たちと大喧嘩をし退部させられた。夢を途中で諦めなくてはならなくなったのは春原も同じであり、だからこそその境遇に甘えることが許せずに言った言葉だ。
妹を大切に思う春原
春原の妹の春原 芽衣(すのはら めい)はサッカー部を辞め、進路も決まっていない春原を心配していた。春原がもう一度サッカーをするようになれば、かっこいいお兄ちゃんに戻ってくれると信じ、朋也と渚に協力してもらうこととなる。芽衣は朋也と渚とサッカー部の部室へ行き、部員たちに春原をまた部員にしてほしいと頼み込む。だが、春原はサッカー部の先輩との折り合いが悪く、不仲を起こしていたため断られてしまう。何度も頼む芽衣に部員たちは苛立ち始め、芽衣の胸ぐらを掴み手を出そうとしたところで、朋也が止めに入ろうとする。その時、「芽衣を泣かせるんじゃねえ!」と叫びながら春原が部員を殴りかかり、「芽衣を泣かせる奴は、僕が許さないからな!」と部員たちに立ち向かって行った。妹を守る春原の兄らしいところが見れたシーンだ。
「あんたの悩みは贅沢なんだよ」
ある日、春原は朋也に杏と椋に好意を向けられ、どうしていいか分からないという恋愛相談をされる。いつもの調子で冗談を交えながら答える春原だったが、うじうじと考えている朋也に「2人とも距離を置こう、なんて考えたら最高に下手れだよね」と春原は厳しく告げる。自分が傷つきたくないという考えをしている朋也を見抜いていたのだ。親友の相談に真面目にアドバイスをした後、「あんたの悩みは贅沢なんだよ」と場を和ませ去って行った。厳しく言いつつ、親友のことを思う優しい春原の言葉だ。
古河 秋生(ふるかわ あきお)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「俺たちは、お前が夢を叶えるのを夢みてんだよ」
渚は学園祭で演劇を披露するため、練習に励んでいた。渚の父である古河 秋生(ふるかわ あきお)は演劇役者、母である古河 早苗(ふるかわ さなえ)は教師をしていたが、渚は体が弱いためすぐ看病ができるようパン屋に転職していた。このことを知った渚は、自分のせいで両親は夢を諦めてしまったと思いこみ、演劇のステージで泣き出してしまう。そんな渚の姿を見た秋生が言ったのが「俺たちは、お前が夢を叶えるのを夢みてんだよ」という言葉である。自分たちの夢を渚に託し、成功させて欲しいという思いが込められている言葉だ。
「祈れば必ず願いが叶うなんてことはありえねえ。だが、ギリギリまで必死に考えて力を尽くせば、そう悪い結果にもならねえだろ」
妊娠が発覚した渚だったが、体の弱い渚は出産の際に命に危険があるかもしれないと医者に言われていた。渚の出産のことについて朋也は秋生に相談をしにいくと、秋生は渚が幼い時のことを話しだす。幼い渚は体調を崩し、医者に渚は助からないと告げられ絶望する秋生。秋生はたまらず渚を抱え森へと向かい、渚が助かるようにと必死に祈った。すると祈りに応えるかのように朝日が昇り、渚は回復したのだった。そして秋生は「祈れば必ず願いが叶うなんてことはありえねえ。だが、ギリギリまで必死に考えて力を尽くせば、そう悪い結果にもならねえだろ」と朋也に話す。家族として共に乗り越えていこうという頼もしい言葉である。
古河 早苗(ふるかわ さなえ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「朋也さん、渚は私達の夢です。そして今日からは朋也さんも私達の夢です。2人の幸せが私達の夢なんです。だから、幸せになってくださいね」
朋也は渚との結婚を認めてもらうために、秋生に土下座をして「渚を俺に下さい!」とお願いをする。朋也の真剣な気持ちが伝わり結婚を認めてもらうこととなり、その場にいた早苗は朋也に「朋也さん、渚は私達の夢です。そして今日からは朋也さんも私達の夢です。2人の幸せが私達の夢なんです。だから、幸せになってくださいね」と声をかけた。朋也と渚に自分の夢を託した言葉だ。
「泣いていいのは、おトイレかパパの胸の中」
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目次 - Contents
- 『CLANNAD』の概要
- 岡崎 朋也(おかざき ともや)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 渚が好きだと知った朋也
- 「渚、結婚しよう」
- 「渚を俺にください」
- 「出会わなければよかった」
- 汐と本当の家族になれた朋也
- 「なあ、人はここにあった自然を犠牲にしてこの病院を建てた。次は何を犠牲にしようとするんだろうな」
- 古河 渚(ふるかわ なぎさ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「みんなでひとつの目標に向かってがんばる。それは楽しいことです」
- 「朋也くんそんなことで足を止めたらだめです。進めるなら進むべきなんです」
- 「それはだめです。それは逃げることです。こんなことで逃げちゃ駄目です。私を幸せにしてほしいです。この街で」
- 「汐というのはどうでしょうか?」
- 「町も人も、みんな家族です。だんご大家族です」
- 藤林 杏(ふじばやし きょう)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「もしさ、あんたのことが好きな子がいたら付き合う?」
- 一ノ瀬 ことみ(いちのせ ことみ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「一昨日は兎をみたの。昨日は鹿。今日はあなた」
- 坂上 智代(さかがみ ともよ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「なるほど、それも一つの答えだな。私の見つけた答えは家族だ。家族があれば、人は自分を制御できる」
- 伊吹 風子(いぶき ふうこ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「風子と友だちになってください」
- 「いつも楽しい場所に風子を引っ張って行ってくれて、 毎日がお祭りみたいでとても楽しかったです。 ありがとうございました。風子、楽しかったです」
- 「楽しいことは、これから始まりますよ」
- 芳野 祐介(よしの ゆうすけ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「大事な人がいるなら、多少の苦労は乗り越えていけるものだ」
- 祐介の人生
- 宮沢 有紀寧(みやざわ ゆきね)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「お願いです。もう争うのは終わりにして下さい。兄もきっと、それを望んでいるはずです」
- 藤林 椋(ふじばやし りょう)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「占いは外れることもありますから、 悪い結果が出ても、本人や周りの人の努力しだいで、 未来は変えることも出来ると思います」
- 春原 陽平(すのはら ようへい)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「そんな奴の言うことを聞くな!そんな風に人の同情を誘うような奴は卑怯者だ!そんなハンデで贔屓されたいなんて考えが甘すぎるんだよ!」
- 妹を大切に思う春原
- 「あんたの悩みは贅沢なんだよ」
- 古河 秋生(ふるかわ あきお)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「俺たちは、お前が夢を叶えるのを夢みてんだよ」
- 「祈れば必ず願いが叶うなんてことはありえねえ。だが、ギリギリまで必死に考えて力を尽くせば、そう悪い結果にもならねえだろ」
- 古河 早苗(ふるかわ さなえ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「朋也さん、渚は私達の夢です。そして今日からは朋也さんも私達の夢です。2人の幸せが私達の夢なんです。だから、幸せになってくださいね」
- 「泣いていいのは、おトイレかパパの胸の中」
- 岡崎 直幸(おかざき なおゆき)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「そうか、いつの間にかやり終えていたのか」
- 岡崎 汐(おかざき うしお)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「早苗さんがいってた。泣いていいのは、おトイレとパパの胸の中だって」