Rewrite(Key)のネタバレ解説・考察まとめ
『Rewrite』とはビジュアルアーツのゲームブランドである「key」から発売されたWindows用ゲームを原作としたアニメ作品。友達はそれなりにいるはずなのにどこか退屈な毎日を過ごす風祭学園二年生の天王寺瑚太朗(てんのうじこたろう)は、とある出来事をきっかけに怪奇な出来事に巻き込まれていく。
多くの「泣きゲー」を生み出してた「key」の今までとは毛色が違い、バトルアニメの側面が強い一作。
『Rewrite』の概要
『Rewrite』とは、ビジュアルアーツのゲームブランドである「key」から2011年6月24日に発売されたWindows用ゲームを原作としたアニメ作品である。原作となる恋愛アドベンチャーゲーム『Rewwrite』はWindows版で発売され、後にPSP版、PS Vita版、PS3版、PS4版が発売されている。
二期は原作の「Moon編」「Terra編」をアニメ化したものであり、一期では7話までを原作の共通ルート、8話~13話では原作にはないオリジナルストーリー(篝ルート)が展開されている(ところどころ原作でのシーンも回収している)。
いつものように過ぎる日々を退屈に感じる高校生、天王寺瑚太朗(てんのうじこたろう)は退屈な日々を抜け出すため努力していた。秋に行われる収穫祭が近づき、身の回りに不可思議なことが起こるようになった瑚太朗は自分を変えるために本格的に行動を始めるのだった。
バトル要素もある今作だが、日常系にファンタジー要素が取り入れた従来の「key」作品のような魅力もある一作。
『Rewrite』のあらすじ・ストーリー
共通ルート
原作での共通ルートにあたる部分。
原作のルチアルートや静流ルートにあたる部分も、部分的ではあるが含まれている。
風祭学院高校(かざまつりがくいんこうこう)に通う主人公、天王寺瑚太朗(てんのうじこたろう)は友人の吉野晴彦(よしのはるひこ)や神戸小鳥(かんべことり)らと変哲のない日々を過ごしていた。そんな中、夜な夜な心霊現象に悩まされるようになった瑚太朗は学園の魔女と呼ばれるオカルト研究会の会長、千里朱音(せんりあかね)に相談してみることにした。朱音と会うことが出来た瑚太朗は、自らに起こる超常現象の存在を証明するため、オカルト研究会に所属することにした。友人の神戸小鳥、以前困っていたところを助けたことがある風紀委員の中津静流(なかつしずる)、瑚太朗のクラスの委員長である此花ルチア(このはなるちあ)、元々会長とつながりのあった鳳ちはや(おおとりちはや)をメンバーに招き入れ、新たにできた居場所で青春を謳歌しようとするのだった。
オカルト研究会活動を通し居場所を見つけた瑚太朗はブログに寄せられていた「津向川下流域に虹の楽園を見た」という情報を基に部員全員で森へと調査へ向かった。森の奥へと進んでいくと、そこには生活排水等による環境汚染によって生まれた虹色の毒素が染み出ており、森を枯らし、生物を溶かしていた。自分が取り扱っていいような範囲の話じゃないと判断した瑚太朗は写真を撮ることもなく森を後にした。
翌日、瑚太朗はなぜかライバル視されている新聞部の井上昌(いのうえあきら)から自分も森へ調査を行くことを電話で報告される。しかしその三日後、新聞部の部員から井上が森へ調査へ行ったっきり帰っていないことを瑚太朗は知らされる。
井上が消えたさらに二日後、オカルト研究会には活動中止が言い渡された。「中止の理由は瑚太朗が井上からライバル視されていたこと」、「失踪する直前瑚太朗と電話していたこと」、これらのことから瑚太朗の所属するオカルト研究会に責任が押し付けられ、活動中止となったのだった。せっかくできたオカルト研究会という居場所を守るため、瑚太朗はオカ研のメンバーとともに森へ井上の捜索へと向かった。森で井上を捜索していると、瑚太朗は凶暴な見た目をした犬の群れと遭遇した。自分を殺す気で襲ってくる犬に対し、瑚太朗は自らの持つ「リライト能力(子供のころに目覚めた念じることで自らの身体能力を自らが望むように書き換える能力)」でなんとか窮地を脱した。ほかのオカ研メンバーも同様に危機に瀕している可能性があるため、瑚太朗は傷を負いながらも先を急いだ。静流とルチアを見つけると、二人は化け物と交戦していた。静流の説明によると、化け物の正体は「ガイア」という組織の操る魔物らしい。「ガーディアン」という組織に所属している静流とルチアは「ガイア」とは敵対関係にあった。なんとか部員全員が集合することできたが、不思議なことに魔物は朱音とちはやを襲うことはなく、静流やルチアを襲うばかりだった。これは朱音とちはやがガイアの一員であることを意味していた。ガーディアンはガイアの敵である。つまりガーディアンの一員である静流とルチアはガイアの一員である朱音とちはやとは対立する存在だった。
篝ルート
森で魔物の襲撃を受け、朱音とちはやは「ガイア」、静流とルチアは「ガーディアン」であることが判明しオカルト研究会の友情には亀裂が入ってしまっていた。翌日、瑚太朗が学校へと登校するとオカルト研究会のメンバーは全員が欠席していた。瑚太朗はガーディアンでもガイアでもない小鳥も登校していないことに疑問を抱いていた。
瑚太朗の家には夜な夜な瑚太朗が心霊現象に悩まされる原因であった少女がいた。以前までは言語能力や意思すらも持っていない少女だったが、隕石が頭部に衝突したことで意思を持った記憶喪失の少女になっていた。少女は自分の名前が篝(かがり)であるということだけ覚えており、それ以外には何の情報もなかった。だが彼女は「何かやるべきことがあったと思う」らしく、瑚太朗はほぼ強制的に篝の自分探しそれを手伝うのだった。
森で魔物を目撃してしまったためにガイア、ガーディアンの双方から監視されてしまっていた瑚太朗は篝と共に小鳥の結界で保護された。ずっと学校も欠席していた小鳥は、森の結界で魔物を作っていたのだった。魔物を作ってはいるが、小鳥はガイアではなく「ドルイド」という存在だった。知らないことばかりだった瑚太朗だったが、森で瑚太朗はガイア、ガーディアン、ドルイドの目的について小鳥から説明される。
篝の正体は「鍵」という人類に制定を下すと言われる存在だった。篝が制定(救済)を起こさないためには、「良い記憶」を篝に示す必要があるということだった。
ドルイドとはその鍵が制定を下すまでの間、鍵を保護することを宿命付けられた存在であり、基本的には魔物使いである。小鳥がドルイドである理由は、いつか資質ある者にその知識と義務を継承させるため、大昔に魔物使いが自分の持つ全ての知識を封じていた宿木に偶然出会ったためだった。
ガイアとガーディアンは「世界を救う」という同じ目的で活動しているが、それが意味するものは異なっていた。ガイアの目的は環境を破壊し、資源を枯渇させる人間を滅ぼすことで世界を再生させることにあった。それに対しガーディアンの目的は、人類が築いた文明を存続させることにあった。つまり人類に救済(制定)をもたらす鍵の存在はガイアにとっては保護対象、ガーディアンにとっては抹殺対象であった。これが長い間ガイアとガーディアンが鍵をめぐり争い続けてきた理由だった。
一方、環境保護団体の関連企業である日本マーテル協会(ガイア)に所属する朱音は、鹿島桜(かしまさくら)の車いす係としてガイアの会議に参加していた。これは朱音がガイアの次期聖女であり、現聖女である鹿島桜は「聖女は死に際に次期聖所を傍に置く」という古い習いに従っているからである。これから起こる戦争が優しいちはやには耐えられないと考えた朱音は、瑚太朗と小鳥がいる森の結界へとちはやも向かうように伝えた。
ガーディアン勢力では、鍵の出現する可能性の高い森に小鳥と思われる女子高生の姿の確認が取れていた。小鳥や瑚太朗が心配だった静流は命令違反と分かっていながらも単独で森へと向かおうとした。冷静さを欠いている静流が単独で森へと向かうのは危険だと考えたルチアは代わりに森へと向かったが、後に静流も小鳥や瑚太朗のもとへと向かう。
こうして朱音以外のオカルト研究会メンバーは小鳥の結界で集まることができた。だが、鹿島桜が滅び(救済)を加速させる「滅びの歌」によって篝に救済を起こさせようとしており、歌が聞こえた篝は救済を起こしてしまう。篝が救済を起こす前に「良い記憶」を示すことはできず、救済により人類は光となって消えて行ってしまうのだった。
Moon編
あらゆる今でない時間、あらゆるここではない場所、そんな場所で瑚太朗は独りぼっちの彼女に話しかける。様々な方法をで何度も丘にいる彼女に話しかけては殺されるのを繰り返していた。しかし素の自分を晒し、何度も彼女に殺された末に瑚太朗は言語も通じない彼女と一定の距離を獲得することが出来た。近づいてきた彼女は、「篝(かがり)」と言ったように聞こえた。それに瑚太朗は全然思い出せないが、篝と何度も会ったことがある気がしていた。それだけでなく、瑚太朗は自身の整合性が取れない記憶に疑問を感じていた。まるで何度も生まれ変わって別の人生を歩んでいるとしか思えないほどに多くの人生の記憶が瑚太朗には存在していた。
篝はずっと何かの研究をしているようだったが、瑚太朗には理解できなかった。篝の研究は順調ではないらしく、篝は瑚太朗の手を引き、研究をしているエリアまでいれてくれた。
言語も通じない篝との距離がなくなってからも、篝の研究は終わらなかった。それどころか研究が進むにつれて存在が綻びていく彼女を止めることが出来なかった。せめて彼女のことを知りたいと考えた瑚太朗は研究を理解できるよう、自身が持つリライト能力を使い、運動系ではなく意識と理解を書き換えることで、篝の研究について理解した。篝は「命の理論」を研究していた。そこには命の始まりについての記述もされており、初期の命は「アウロラ」と記述されていた。宇宙で生命誕生の確率は限りなくゼロになっていくが、星に宿った力・アウロラが生命の誕生を助けていたのだった。アウロラが生んだ命、その生態系の維持には進化という過程が必要だった。やがて命は人となって文明を発展させていく。その文明が発展した段階で人類の可能性は急速に枝分かれを始める。莫大なエネルギーは枝分かれした無数の世界(枝世界)を生む。そしてなぜか生命の誕生を助けるアウロラが「鍵」を生み出し、どの文明でも生まれた文明を滅ぼしている。
瑚太朗はその人類の可能性(枝世界)一つ一つを知っていた。瑚太朗の整合性の取れない多くの人生の記憶は、枝分かれした人類の可能性だった。そしてどの枝世界でも人類が存続することはなかった。鍵が生まれた文明を救済によって滅ぼすからである。鍵が殺される枝世界もあったが、例外なく人類が資源を食い潰し滅びている。そんな篝の研究は人類を滅ぼすものではなく、人類が存続する可能性を探すものだった。
アウロラが星の化身である「鍵」を生み出す理由はアウロラのリサイクルのためである。アウロラのリサイクル(再進化)とは鍵が救済を起こすことで人類を滅ぼし、アウロラの無駄な消費を抑えることである。星の命であるアウロラは有限であり、人類が進化することもなくアウロラを無駄に浪費することを防ぐために引き起こす防衛反応のようなものだった。またアウロラには進化の履歴を記録し、再現する性質があった。これが人類が進化し、文明が発展するまでは同じ道を辿り続け、人類の可能性が枝分かれしない理由である。地球に人類を誕生させるだけのアウロラはあと一回分程度しか残っておらず、そのために篝は人類が存続できる世界を必死に模索していた。
瑚太朗はどの枝世界でも自分が10年の眠りについていることに気づく。瑚太朗はどの枝世界でも篝と出会い、殺されかける。そして小鳥がドルイドの秘術によって助け、約10年の昏睡状態を経て目覚めていた。この約10年間自分が世界に関わるのが遅かったのが原因ではないかと考察する。瑚太朗がそう考えた直後、篝は人類が生存できる可能性のあるルートを見つけることができた。最終的に命の理論は瑚太朗の「いつかまた君に会いたい」という言葉によって何故か完成した。生命の理論を完成させ、人類が存続できる可能性を見つけた篝は地球から奪ったアウロラを地球へと返した。ずっと瑚太朗が地球だと思い込んでいた枝世界やMoon世界はすべて月での出来事だった。篝は既に枯渇しかけていた地球のアウロラを月に移し、地球の姿を再現していたのだった。完成した理論を実行するために地球にアウロラを返せば、また月の篝は一人ぼっちになってしまう。それでも篝は「よい旅を。人類」と言葉を残し、地球へとアウロラを返すのだった。
Terra編
幼いころから人とうまくやれない、世界に一部になり損ねたつまらない人生を歩んでいた天王寺瑚太朗は孤独に過ごしていた。父親と母親が環境保護団体マーテルの信者である影響もあり、瑚太朗はどこにも居場所がなかった。そんな瑚太朗は体液を操る能力、そしてリライト能力を有していた。ガーディアンという組織に所属する江坂(えさか)が言うには能力を持つものは「超人」と呼ばれるらしく、瑚太朗は江坂に誘われ、マーテルを抜けガーディアンへと所属することにした。ガーディアンで訓練を受けた瑚太朗は初任務として鍵の探索に参加することとなった。まだまだ新人の瑚太朗はガーディアン同期である西九条灯花(にしくじょうとうか)、今宮新(いまみやあらた)と共にモニター役として町で若い人を監視する簡単な任務に就いた。
モニターとして任務をこなしていると、他の班からの緊急信号が入っていた。手柄欲しさに西九条と今宮は鍵を確保へと向かってしまう。瑚太朗は追いかけるか迷うが、篝火の導き(月の篝の導き)に従い追いかけることにした。今宮たちを追いかけた瑚太朗は鍵と遭遇した。ガーディアンの一員として鍵を殺さなくてはならないと瑚太朗は考えたが、篝火の導き通りに逃がすことを選んだ。
ガーディアン、マーテル、家、学校のどこにも結局居場所を見つけることが出来なかった瑚太朗は逃げるように海外の戦地へと向かった。ガーディアンの顔の一つである超人で構成された民間警備会社に身を置いた瑚太朗は、唯一できた戦友のルイスや戦火の中でもいつも笑っている地元の子供たちに瑚太朗は救われていた。一年間の海外での傭兵生活を経た瑚太朗は、新型麻薬の生産工場に駐留する戦力の排除と施設の破壊という大規模な作戦に出ていた。工場の付近には魔物の姿も確認されているらしく、もしもガイア主義者を見つけたらすぐさま射殺するように指示が出ていた。魔物使いを倒してしまえば魔物は止まるため、ルイスと瑚太朗は魔物使いを倒そうと判断した。魔物使いと思わしき人物を見つけルイスは銃を撃ったが、それは地元の子供たちだった。ルイスは撃つまで気が付くことが出来なかった。4人の子供は軽傷で済んだが、2人は瀕死、さらに4人は死亡してしまっていた。瑚太朗は軽傷の4人の子供を救うため、隊長には6人の魔物使いを無力化したという報告で軽傷の4人の子供はなんとか隠し通した。4人の子供たちを救うことはできたが、瑚太朗は魔物使いであれば子供でも容赦しないガーディアンのやり方を認められなかった。この事件以来瑚太朗は停滞するのをやめ、好きなよう生きることにした。子供たちは魔物使いだが貧困ゆえに利用されていただけだった。リライト能力によって身体能力を書き換えた瑚太朗は組織の単独戦力となり、その権力を利用し同じように利用されている魔物使いや超人の子供を保護し続けていた。そうして超人と魔物使いが入り混じるグループを作りあげた。彼らは貧困ゆえに利用されていただけであり、瑚太朗の援助とパソコンが扱えるヤスミンの資産運用で彼らの生活する費用も賄えた。そして瑚太朗が海外に出てちょうど二年が経つ頃、江坂から連絡があり瑚太朗は日本へと帰った。
日本に帰ると、鍵は瑚太朗を以前も出会った丘へと呼んだ。言語能力を獲得した鍵は「篝(かがり)」という名だった。初めて聞くはずのその名前に懐かしさと甘やかな響きを瑚太朗は感じた。篝が言うには星の記憶は現状では悲しみに満ち溢れており、このままでは滅びが星全体を覆いつくしてしまうらしい。篝が救済(滅び)をしないためには「良い記憶」が必要らしく、それがなければ生理的に滅びは起こってしまう。篝に星を救うために協力を申し出られた瑚太朗は、篝火の導きに従い手伝うことにした。悲しい記憶の理由の一つには人間同士の抗争があると篝は感じていた。ガイアとガーディアンの抗争を止めることが自分にできるのか考える瑚太朗だったが、子供の頃は親の影響でマーテル(ガイア)に、そして今は超人としてガーディアンに所属している、尚且つどちらの思想にも共感できていない自分にしかできないと考えた。
まずはガイアに潜入し、ガイアとガーディアンの二重スパイとして活動し始めた。瑚太朗は二重スパイとしてかつての師であるガーディアンの江坂やガイアの中心人物であろうと迷わず手にかけた。両勢力をぶつけさせ、戦力も失われていきガイアとガーディアンの抗争はいずれ終わりを迎えようとしていた。しかし、ガイアの鹿島桜(かしまさくら)は強権を使い滅びを加速させるため滅びの歌を強めていた。滅びの歌を止めるためにガイアの本部へと向かうが間に合わず、もう歌は歌い終わっていたが、人類はまだ滅び切ってはいなかった。篝の元へ向かった瑚太朗は、篝の「胸を張って最後の仕事を果たしなさい。さぁ」という言葉に従い、ずっと守り続けてきた篝を自らの手で殺した。そうしなければ滅びが完遂し、人類が滅んでしまう。篝は「良い記憶」を「未来を切り開くための力と意思。たとえ母なる星を食い潰してでもあなた達は広がっていかねばならない」と説明した。瑚太朗は抗争を止め、二つの組織が独占してきた技術を世界に発信することで、「良い記憶」を示すことはできたがギリギリ間に合わなかった。そのため、すでに滅びは始まってしまっており、篝を殺す以外に滅びを止める方法がなかった。篝を殺し、役目を終えた瑚太朗はリライト能力を使いすぎた代償で魔物化し樹木となった。滅びは止まり、瑚太朗がガーディアン、ガイアが独占してきた超人や魔物の技術や情報を全世界へと発信していたために人類の技術は急速に進化した。人類の技術が進歩することで地球型惑星まで人類が移住し、地球を捨ててでも人類が存続する可能性を瑚太朗は残すことが出来たのだった。
『Rewrite』の登場人物・キャラクター
主要人物
天王寺 瑚太朗(てんのうじ こたろう)
CV:森田成一
本作の主人公、人とうまくコミュニケーションをとることができず、「どこかの誰か」になりたいと願う少年。
念じることで自らの身体能力を引き上げるリライト能力、超人としての汚染系能力「血液操作」を持つ。
超人の集まりであるガーディアンの素質に加え、世界に恨みを持つ「ガイア」としての素質も持つ稀有な存在。
アニメ一期では高校生としてヒロインたちと過ごしているが実際の年齢は一回り離れている。これは鍵(篝)に殺されかけ、約10年間の眠りについていたからである。(瑚太朗自身はガーディアンに記憶を消されている)
Moon編での瑚太朗は篝に対して反作用で現れる現象として上位世界に存在している。そのため何度殺されても幾度となく復活を繰り返している。
Terra編(月の篝が人類が存続する可能性を見つけた理論を地球で実行しているルート)では月の篝が示す篝火の選択に従い行動している。そのため、枝世界と同様に地球の篝と遭遇しても篝を見逃す選択をしたために、約10年間の昏睡状態にならずに済んでいる。
神戸 小鳥(かんべ ことり)
CV:斎藤千和
今作のヒロインの一人、瑚太朗とは昔からの仲。
両親と旅行へ行った帰りに事故に遭い両親を失ったが、ドルイドとなって両親を魔物として復活させ使役している。
瑚太朗が篝に殺されかけたところを、半魔物化させることで助けている。
約10年の昏睡状態を経て復活した瑚太朗が以前とは違い明るい性格だったために、自分の理想の性格で復活したのではないかと感じていた。
Terra編では幼少期の姿で登場している。
子供とは思えないほど賢く、瑚太朗と同様に孤立しがちな性格だった。
鳳 ちはや(おおとり ちはや)
CV:篠宮沙弥
今作のヒロインの一人、転校生として瑚太朗の通う高校へとやってくる。
幼いころに故郷をガーディアンに滅ぼされた過去を持つ。
ガイアに所属している魔物使いだが、ガイアの思想に染まっているわけではない。
ガイア最大戦力と謳われる執事の咲夜と契約している。契約している魔物の力を取り込める魔物使いのため、常人とはかけ離れた怪力を持つ。
Terra編では孤児院の子供として幼少期の姿で登場している。
千里 朱音(せんり あかね)
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さあ始動「Charlotte」の魅力をたっぷりまとめています
2015年夏からスタートするテレビアニメ「Charlotte」。キャラや世界観などバッチリまとめています。
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涙腺崩壊必至!最高に泣けるおすすめアニメ10選【CLANNADほか】
ここでは見た人が確実に涙腺崩壊してしまう、おすすめの泣けるアニメをまとめた。泣けるアニメの金字塔『CLANNAD』や、ループものの傑作『STEINS; GATE(シュタインズゲート)』など、ハズレなしの鉄板を紹介する。
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続々登場!「Charlotte(シャーロット)」の最新グッズまとめ
株式会社ビジュアルアーツ:key様の超名作「Charlotte(シャーロット)」は、ファンに大きな衝撃と感動を与えてくれました。そんな「シャーロット」のグッズが、ようやく数多く制作・販売されるようになりました。他の作品とは異なる世界観や愛くるしいキャラクターたちが面白い「シャーロット」のグッズは、またひと味違う独特な雰囲気を醸し出しているのです。今回はそんな「シャーロット」のグッズをまとめました。
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【CLANNAD】京都アニメーション(京アニ)の女性キャラクター限定壁紙まとめ【涼宮ハルヒの憂鬱】
京都アニメーション(京アニ)といえば、『涼宮ハルヒの憂鬱』や『らき☆すた』など、数々のヒット作を生み出してきましたよね。萌え要素たっぷりの可愛い女の子がたくさん登場することで知られており、オタクの心をくすぐっています。この記事では、そんな京アニ作品から女性の登場人物・キャラクターに限定した壁紙画像をまとめました。毎日こんなに可愛い子の姿が拝めるなんて、最高すぎる…。
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目次 - Contents
- 『Rewrite』の概要
- 『Rewrite』のあらすじ・ストーリー
- 共通ルート
- 篝ルート
- Moon編
- Terra編
- 『Rewrite』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 天王寺 瑚太朗(てんのうじ こたろう)
- 神戸 小鳥(かんべ ことり)
- 鳳 ちはや(おおとり ちはや)
- 千里 朱音(せんり あかね)
- 中津 静流(なかつ しずる)
- 此花 ルチア(このはな るちあ)
- 篝(かがり)
- 鳳 咲夜(おおとり さくや)
- 吉野 晴彦(よしの はるひこ)
- 井上 晶(いのうえ あきら)
- ガーディアン
- 西九条 灯花(にしくじょう とうか)
- 今宮 新(いまみや あらた)
- 江坂 宗源(えさか そうげん)
- ゲンさん
- 関目(せきめ)
- 守口(もりぐち)
- マルキュス・ノエ
- 鶴見(つるみ)
- 小此木 伶人(おこのぎ れいじん)
- 清水(しみず)
- 三国(みくに)
- 大西(おおにし)
- ヒューイット
- ガイア
- ミドウ
- テンマ
- テンジン
- 加島 桜(かしま さくら)
- 洲崎 周一郎(すざき しゅういちろう)
- 高砂(たかさご)
- しまこ
- その他
- 神戸 圭介(かんべ けいすけ)
- 神戸 理香子(かんべ りかこ)
- ちびもす
- ぎる
- ぱに
- 式神(しきがみ)
- 津久野(つくの)
- 宮島(みやじま)
- 福 井子(ふく いこ)
- ルイス
- ヤスミン
- 『Rewrite』の用語
- アウロラ
- 鍵
- 再進化
- 良い記憶
- 生命の理論
- 滅びの歌
- 能力者
- 超人
- 魔物使い
- 『Rewrite』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 江坂 宗源「何を言う…高潔であるなら弱者でもできる…だが勝つことは強者にしかできん…君は強者だ…胸を張りたまえ…」
- 篝「胸を張って最後の仕事を果たしなさい。さぁ」
- 篝「良い旅を。人類」
- 『Rewrite』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- アニメ一期・Moon編・Terra編の関係
- アニメ一期は月での出来事
- Moon編は現世とは隔たれた上位の世界(Moon世界)での出来事
- Terra編とはMoon編から何億年も後の地球での出来事
- 『Rewrite』が快適に遊べるかPCのスペックを検証できる公式ベンチマークソフト「ちはやローリング」
- 2012年7月27日にはファンディスクとなる『Rewrite Harvest festa!』が発売
- 『Rewrite』の主題歌・挿入歌
- OPテーマ
- OP(オープニング):水谷瑠奈(NanosizeMir)「Philosophyz 〜TV animation ver.〜」(第2話 - 第4話、第6話)
- OP(オープニング):熊木杏里「End of the World」(第8話 - 第12話)
- OP(オープニング):「旅」(第14話 - 第15話)
- OP(オープニング):黒崎真音「Last Desire」(第17話 - 第23話)
- EDテーマ
- ED(エンディング):水谷瑠奈(NanosizeMir)「ささやかなはじまり」(第2話 - 第3話、第6話 - 第7話)
- ED(エンディング):やなぎなぎ「恋文」(第4話)
- ED(エンディング):北沢綾香「サンブライト」(第5話)
- ED(エンディング):多田葵「Word of Dawn」(第8話 - 第9話、第11話 - 第12話)
- ED(エンディング):やなぎなぎ「偽らない君へ」(第10話)
- ED(エンディング):水谷瑠奈(NanosizeMir)「闇の彼方へ」(第13話)
- ED(エンディング):「Daisy Memory」(第14話)
- ED(エンディング):「a seed leaf」(第15話)
- ED(エンディング):多田葵「渡りの詩」(第16話)
- ED(エンディング):水谷瑠奈(NanosizeMir)「Instincts」(第17話 - 第23話)
- ED(エンディング):多田葵「Canoe」(第24話)