マホメド・アライ（刃牙）の徹底解説・考察まとめ

地上最強の生物の異名を持つ格闘家。アライが現役ボクサーであった頃に彼の前に現れた勇次郎は、「国家をも捻じ伏せる武力」を己の理想としていた事から、アライの差別や国家の圧力に屈しない生き様に「不完全な形ながら自分より先に国家を捻じ伏せた」と尊敬の念を抱いている。アライの息子アライJr.と出会った時は、彼がいつか自分の息子と闘う事を楽しみにしており、刃牙とアライJr.の試合では自ら試合開始の合図をするなど喜んでいた。

範馬勇次郎（刃牙）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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範馬勇次郎（はんまゆうじろう）とは、『刃牙シリーズ』に登場する地上最強の生物。通称オーガ。主人公である範馬刃牙（はんまばき）の父親である。その戦闘力は、一国の軍隊よりも上と言われており、どの闘いにも圧倒的な強さを発揮する。刃牙は勇次郎を倒すために日々トレーニングを続けており、親子の対決は2度行われた。多くの猛者が勇次郎と対戦しているが、いまだ勝利した者はおらず、地上最強の生物の名にふさわしいキャラクターである。本気の戦闘モードになった時、背中の筋肉が鬼の顔になる特徴を持つ。

範馬刃牙（はんま ばき）

勇次郎の息子で地下闘技場チャンピオンの高校生。アライJr.と刃牙が対決する事になり、アライも来日した。刃牙が対決に勝利した時はアライJr.の命の危険を察知したアライが乱入して刃牙を殴り飛ばすシーンがある。

範馬刃牙（バキ）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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範馬刃牙（はんまばき）とは、『刃牙』シリーズの主人公。父は「地上最強の生物」と呼ばれる範馬勇次郎。母は朱沢財閥グループの朱沢江珠（あけざわえみ）。父勇次郎を倒すべく、日々トレーニングに明け暮れる。その中で数々の強敵と闘いながら強くなり、17歳にして猛者が集まる地下闘技場のチャンピオンに君臨。父勇次郎とは2度対決している。恋人は松本梢江（こずえ）で、学生時代から付き合っている。

猪狩完至（いがり かんじ）

アントニオ猪狩のリングネームで活躍するプロレスラー。地上最強のファイターを決める地下闘技場の戦士でもある。1976年、アライが現役の頃日本でアライVS猪狩の他流試合が行われ、猪狩は寝転がってローキックを放ち続ける事で強いパンチを食らわずに有利に闘いを進める「アライ・猪狩状態」と呼ばれる戦法で闘った。

猪狩完至（刃牙）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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猪狩完至（いがり かんじ）とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場するプロレスラー。プロレス仕込みの必殺技と打たれ強さに加えて観客を味方につけるパフォーマンスが武器。地下闘技場に参戦経験があり、地下闘技場支配人の徳川光成（とくがわ みつなり）とは旧知の仲。最大トーナメントではベスト8まで勝ち上がり、高校生チャンピオンの範馬刃牙（はんま ばき）と善戦する活躍を見せた。最大トーナメント後はプロレスラーのマウント斗羽（まうんと とば）と対決し、最凶死刑囚編ではロシアの死刑囚シコルスキーと戦った。

日本のジャーナリスト

アライにインタビューをするために自宅まで訪れた人物。アライの熱烈なファンであり、対面した際は感激している様子であった。アライが勇次郎と親交がある事を知った時はひどく驚いていた。

烈海王（れつ かいおう）

中国拳法における最高峰の称号「海王」の名を持つ人物。地下闘技場最大トーナメントに出場し、中国拳法の強さを証明して見せた。奇跡的に現代で復活を遂げた原人「ピクル」との闘いで片脚を失い、極めたつもりでいた中国拳法にすら限界と未知の領域がある事と、かつて未熟と断じたそれ以外の格闘技にも同様に自分の知らない強さが眠っていることを知り、「未知なる強さ」を学ぶためにボクシングに挑戦。ボクシングでも烈は中国拳法を活かした闘いで実力を発揮する。烈が「スモーキン」の名を持つ煙のようにまとわりつくような攻撃を得意とするベテランボクサーのジョー・クレーザーと対決が決まった時、アライは烈の前に現れて「一流ボクサーのジョーとの闘いは危険だ」と棄権するように諭す。烈とジョーの試合は行われたが、アライは試合を観戦して烈のボクサーとしての成長に感心する場面がある。

烈海王（刃牙）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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烈海王（れつ かいおう）とは板垣恵介原作漫画『刃牙』シリーズ第1作『グラップラー刃牙』の最大トーナメント編から登場する中国拳法の達人。中国拳法屈指の実力者だけが与えられる海王の名を持ち、シリーズを通して活躍。第2作『バキ』では最凶死刑囚との死闘に加わり、中国大擂台賽編では毒に苦しむ範馬刃牙（本作の主人公。高校生ながら最大トーナメントで烈を倒す）を中国に連れて行く事で死の危機から復活させる。第4作『刃牙道』ではクローン技術で蘇った宮本武蔵に敗れて死亡するが、外伝作品で異世界転生により復活した。

マホメド・アライの名言・名セリフ／名シーン・名場面

「わたしの息子に会ってくれ！！！」

アライと勇次郎が初めて出会った時、肉弾戦で国家にも負けない戦闘力を手に入れるという勇次郎の夢を聞いたアライは、彼の求めるものが「自身が息子に託したマホメド・アライ流拳法の完成よりさらに上である」事を知る。思わずアライは必死の表情で「わたしの息子に会ってくれ！！！」と言って勇次郎を息子のアライJr.に会わせた。アライと勇次郎の息子同士の闘いの物語が始まる名セリフであった。

「スゴいね人体」

息子のマホメド・アライJr.は地下闘技場チャンピオンの範馬刃牙との対決を実現する為に地下闘技場戦士の強者達と闘う事で実力を証明していった。順調に2連勝したものの、その後は連敗。アライJr.の体は怪我だらけでとてもベストコンディションで闘える状態ではないが、地下闘技場のマッチメイクをする重要人物である闘技場支配人の徳川光成（とくがわ みつなり）によって刃牙への挑戦を許可される。試合に向けてトレーニングを積んでいたアライJr.のもとにアライが現れ、刃牙が正式に挑戦を受ける事と、条件としてベストコンディションである事を告げられる。気合が入ったアライJr.はサンドバックを叩きながら通常ではありえない奇跡の回復を見せる。アライは満面の笑みを浮かべて「スゴいね人体」と言う。息子の勇ましい姿を喜ぶアライの名セリフであった。