五代裕作(めぞん一刻)の徹底解説・考察まとめ

五代裕作(ごだい ゆうさく)とは漫画『めぞん一刻』の主人公である。
貧乏浪人生として登場し、新しく赴任してきた管理人の音無響子に一目惚れ。大学入学後も彼女に想いを寄せ、一刻館の面々に茶々を入れられながらも、恋敵の三鷹瞬と度々競い合っていった。一方で様々な女性からアプローチを受け、その度に響子からヤキモチを焼かれていた。大学卒業後はフリーターとして働きながら保父の資格取得を目指していく。最終的に保父として保育園に就職し、響子と結婚。娘の春香をもうけ、一刻館で響子と共に幸せな家庭を築いていった。

酒屋のアルバイト

配達をする五代

五代は貧乏学生の為、親からの仕送りに加えてアルバイトに明け暮れていた。彼は大学入学当初に酒屋のアルバイトに励んでいる。主に自転車で酒瓶や氷を配達していた。途中でテニスをする響子に見惚れたり、彼女に指導をする三鷹を監視して氷を溶かしてしまった事もある。

この酒屋のアルバイト先では七尾こずえ(ななお こずえ)も働いており、五代と出会っている。七尾は五代とは別の大学に通う同年代の女性である。後に五代にアプローチを仕掛けていく。

妄想癖

妄想に没頭する五代(画像左の人物)

五代は響子への想いが強すぎるあまり、唐突に妄想を始めてしまう。内容は大体、響子とのラブロマンスで、没頭し過ぎる周りから引かれていた。また移動中にも妄想をしてしまう為、電信柱等に激突する事もある。

公衆電話

五代は浪人生時代から貧乏で、部屋に電話を引けなかった。携帯電話等の無い当時、彼への電話は管理人室にかかっている。当初は響子が五代への電話対応をし、部屋に居る彼を呼び出していた。だが五代が大学生になり、ガールフレンドの七尾から電話がかかってくるようになる。これに嫉妬した響子は、当て付けとして廊下にピンク色の公衆電話を設けてしまった。

公衆電話を設けたものの、一刻館は壁が薄い為殆ど内容は筒抜けであった。更に一ノ瀬が聞き耳を立て、面白半分に一刻館の面々に電話の内容を話してしまう為、プライバシー等はほぼ無い。

ブローチ

五代が、響子が一刻館に来てから2年目のクリスマスに彼女へ送ったブローチ。元々は1年目のクリスマスに彼が購入し、彼女に渡しそびれていた物である。

2年目のクリスマスの際、五代は七尾からプレゼントを貰う。だが、彼は響子のプレゼントは用意していたものの、七尾の事を忘れていた。気まずくなった彼は、響子へのプレゼントを七尾に渡してしまう。その後五代は響子へのプレゼントとして、急遽前年に渡しそびれていたブローチを彼女に渡した。

響子からのマフラー

2年目のクリスマスに響子から贈られた手作りマフラー。五代は自分だけ特別だと思い、浮かれていたものの、響子は三鷹や一刻館の面々にも同じ手作りマフラーを送っていた。それでも五代は大切にマフラーを身に付けている。

ラグビー

五代は高校時代、ラグビー部に所属していた。正月で地元に帰省した際、OBとして練習試合に参加している。尚、久しぶりにラグビーに張り切り過ぎた五代は、部員のタックルを喰らって目に青痣を付けてしまった。この事がきっかけで一刻館に帰れなくなり、響子を心配させた。

スケート

響子(画像手前の人物)からスケートの教えを請う五代(画像奥の人物)

五代は響子や一刻館の面々及び三鷹とスケートをする事になる。彼はこの時スケートをするのが初めてで、響子からレクチャーを受けようとしていた。だが、三鷹もスケートが初めてであり、両者は次第に競って響子に教えを請うようになる。結局、五代と三鷹は2人で響子を追い掛け、スケート技術が教わらなくとも良いレベルまで上達していた。

響子(猫)

五代が悪友の坂本から預かった猫。前日に五代は坂本に酔わされ、数日間猫の世話を押し付けられた。響子に見つからぬよう、一刻館の五代の部屋で密かに飼われていた。名前が「響子」と管理人の響子と同じ名前であり、他の名前で呼んでも反応しない。その為五代が猫の名前を呼んだ際、響子が自分が呼ばれたと勘違いしてトラブルとなった。最終的に坂本の元へ戻る。

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