五代裕作(めぞん一刻)の徹底解説・考察まとめ
五代裕作(ごだい ゆうさく)とは漫画『めぞん一刻』の主人公である。
貧乏浪人生として登場し、新しく赴任してきた管理人の音無響子に一目惚れ。大学入学後も彼女に想いを寄せ、一刻館の面々に茶々を入れられながらも、恋敵の三鷹瞬と度々競い合っていった。一方で様々な女性からアプローチを受け、その度に響子からヤキモチを焼かれていた。大学卒業後はフリーターとして働きながら保父の資格取得を目指していく。最終的に保父として保育園に就職し、響子と結婚。娘の春香をもうけ、一刻館で響子と共に幸せな家庭を築いていった。
響子の実の父親である。娘の響子を溺愛しており、それ故に彼女に過干渉をして対立場面があった。惣一郎との結婚も年の差が離れすぎていた為に反対し、結果的に響子と惣一郎は駆け落ち同然で結婚する事になる。惣一郎が亡くなった時も、響子にどう接すれば良いのか分からず、疎遠となった。響子と音無家を縁を切らせようとするものの、再婚には反対している。一刻館で働く響子を心配するあまり、サングラスにマスク姿で一刻館の周囲を徘徊し、周囲から不審者扱いされる事もあった。五代とは、響子へアプローチを仕掛ける三鷹を阻止する為、共同戦線を張る事もあった。だが、五代の印象が薄かったのか中々名前を覚えてもらえなかった。
物語終盤、響子へプロポーズをしようとする五代の、最後の障壁となった。高熱にうなされながらも、五代の職場であるキャバクラに殴り込み、響子との交際を反対する。だがその時キャバクラでは、五代の送別会が行われていた為、周囲から酒を飲まされてしまった。そこで彼は五代と心配して迎えに来た響子の前で「惣一郎を無くして悲しむ響子を見ていた為、2度と彼女を悲しませたくない」という思いから結婚を反対していた内心を語る。その後体調不良になり動けなくなった所を五代に背負われ、響子と共に帰路に着く。帰り道、五代は父親を背負った状態で響子にプロポーズをした。五代の決意を見届けた彼は、響子との結婚を認める。最終話にて、五代と響子の結婚式に出席し、彼等を祝福した。
響子の幼少時、彼女を背負いながら「将来は響子のお婿さんに背負われたい」と発言していた。プロポーズの際に婿となる五代が彼を背負った事で、図らずもその願いが叶っている。
千草律子(ちぐさ りつこ)
響子の母親である。父親と「響子と音無家の縁を切らせたい」という点では意見が同じであるものの、響子を再婚させようとしていた。その為何かと響子に干渉し、これが原因で響子は当初実家と絶縁していた。三鷹が響子に想いを寄せている事を知ると、何かと彼女を三鷹と結ばせようと画策した。五代とは面識はあったものの、興味が無かった為、中々名前を覚えてもらえなかった。だが五代と響子が良い感じである事を知ると、五代の名前を覚えて2人の仲を温かく見守る様になる。最終話で五代と響子の結婚式に参列し、祝福した。
五代の肉親
五代の父
定食屋を営む五代の父親で物語終盤に登場した。最終話で五代と響子の結婚式に参列し、彼等を祝福した。
五代の母
定食屋を営む五代の母親で物語終盤に登場した。最終話で五代と響子の結婚式に参列し、彼等を祝福した。
祖母
五代の祖母で物語序盤より、彼の保護者として登場した。孫の五代を可愛がる一方で、中々うだつの上がらない彼を心配している。気の強い性格で、五代はよく振り回されていた。彼の両親よりも登場回数は多く、一時は大学に入学した五代の部屋に転がり込んで強引に共同生活をする。
物語終盤、実家に響子と共に結婚の報告に来た五代に自らの貯金を結婚資金として渡す。そして響子に自分の旦那の形見である結婚指輪を渡し、孫の五代の事を託した。この指輪は五代と響子の結婚指輪となり、響子に指輪を嵌めた五代の姿を見て安心している。
最終話で五代と響子の結婚式に参列し、彼等を祝福した。
その他
晶(あきら)
五代の従兄妹に当たる。彼が骨折して入院した時に泊まり掛けで介護をした。五代とは幼少期からの付き合いで、かなり親しい。あまりにも甲斐甲斐しく世話をするので、響子は嫉妬している。だが、実際は別の男との駆け落ちに五代を利用していただけであった。
彩子(あやこ)
「三鷹と響子が結婚する」と誤解した五代が一刻館を飛び出し、移住した先のアパートの部屋に住んでいた女性。元々は五代が来る前のアパートの住民であった。だが家賃を滞納し続け、立ち退き命令を無視して居座り続けた為、成り行きで五代と共同生活を送る事になる。トルコ嬢(現在のソープ嬢)をしており、魅力的な女性でもある。だがヤクザな旦那を持っており、稼いだ金は全て彼のギャンブルに消えていた。それでも暗い雰囲気は無く、楽観的に生活している。
五代の荷物を届けに来た響子と鉢合わせし、響子は「五代が同棲している」と勘違いして怒っていた。五代は響子と三鷹の結婚が誤解だと知り、一刻館に戻ろうとするも、この事が原因で彼は戻れなくなっている。最終的に五代は彩子と旦那の傍若無人な振る舞いに耐えかねて、アパートを抜け出した。
彩子の旦那
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目次 - Contents
- 五代裕作(めぞん一刻)の概要
- 五代裕作(めぞん一刻)のプロフィール・人物像
- 五代裕作(めぞん一刻)の特技・能力
- 勉強
- 5号室
- 鞄
- 受験番号
- タバコ
- 手作り人形
- 酒屋のアルバイト
- 妄想癖
- 公衆電話
- ブローチ
- 響子からのマフラー
- ラグビー
- スケート
- 響子(猫)
- テニス
- ビアホールのアルバイト
- 野球
- エロ本
- キスマーク
- 化け猫のメイク
- 二人三脚
- 響子の指輪
- プールサイドでのアルバイト
- 教育実習生
- ハートマーク
- 体育祭連絡ノート
- 八神からのメッセージ
- 保育の才能
- キャバクラのアルバイト
- 手製の積み木
- 管理人のアルバイト
- 保父の資格
- 袴姿
- 五代裕作(めぞん一刻)の来歴・活躍
- 一刻館で浪人時代を過ごす
- 大学1年生になる
- 響子に想いを伝える
- 恋敵が現れる
- 七尾と再会する
- 大学2年生になる
- 大学3年生になる
- 響子の心中を知る
- 大学4年生になる
- 教育実習生になる
- 就職浪人になる
- 無職になる
- 三鷹が脱落する
- 響子からキスをされる
- 一刻館の管理人になる
- 朱美とラブホテルから出る
- 響子とラブホテルに入る
- 響子と結ばれる
- 響子にプロポーズする
- 結婚式を挙げる
- 娘と共に一刻館に帰る
- 五代裕作(めぞん一刻)の関連人物・キャラクター
- 思い人と関係者
- 音無響子(おとなし きょうこ)
- 五代春香(ごだい はるか)
- 惣一郎(そういちろう)
- 音無惣一郎(おとなし そういちろう)
- 一刻館の関係者
- 一ノ瀬花枝(いちのせ はなえ)
- 一ノ瀬賢太郎(いちのせ けんたろう)
- 一之瀬の旦那
- 二階堂望(にかいどう のぞむ)
- 四谷(よつや)
- 六本木朱美(ろっぽんぎ あけみ)
- 三鷹家の関係者
- 三鷹瞬(みたか しゅん)
- 九条明日菜(くじょう あすな)
- 八神家の関係者
- 八神いぶき(やがみ いぶき)
- 八神の父親
- 大学の関係者
- 黒木小夜子(くろき さよこ)
- 坂本(さかもと)
- バイト先の関係者
- 七尾こずえ(ななお こずえ)
- 音無家の親族
- 音無郁子(おとなし いくこ)
- 音無家の義父
- 千草家の両親
- 千草家の父
- 千草律子(ちぐさ りつこ)
- 五代の肉親
- 五代の父
- 五代の母
- 祖母
- その他
- 晶(あきら)
- 彩子(あやこ)
- 彩子の旦那
- 茶々丸のマスター
- 白石衿子(しらいし えりこ)
- 大口小夏(おおくち こなつ)
- かすみ
- キャバレーの上司
- 五代裕作(めぞん一刻)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 響子が未亡人である事が判明するシーン
- 「響子さんが好きでありまーす」
- 五代が響子と事故でキスしてしまうシーン
- 「すみませんでした」
- 「結婚してください」
- 「あなたもひっくるめて、響子さんをもらいます」
- ラストシーン
- 五代裕作(めぞん一刻)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『めぞん一刻』の後日談
- アニメ『めぞん一刻』は林原めぐみ(はやしばら めぐみ)のデビュー作