エンヤ婆/エンヤ・ガイル(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

エンヤ婆/エンヤ・ガイルとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』に登場する敵スタンド使いで、DIOにスタンドについて指南した魔女。ポルナレフの妹の仇であるJ・ガイルの母親で、息子を「心のきれいな子」と呼んで溺愛している。J・ガイルがジョースター一行に殺害されたことで激昂し、自ら始末するためにパキスタンへ向かう。
ジョースター一行に敗北した後、DIOの情報を引き出すために拘束されていたが、DIOに雇われたスティーリー・ダンに殺害された。

エンヤ婆/エンヤ・ガイルの概要

エンヤ婆/エンヤ・ガイルとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』に登場する敵スタンド使いで、DIOにスタンドについて指南した魔女。ポルナレフの妹の仇であるJ・ガイルの母親で、息子を「心のきれいな子」と呼んで溺愛している。J・ガイルがジョースター一行に殺害されたことで激昂し、自ら始末するためにパキスタンへ向かう。
ジョースター一行に敗北した後、DIOの情報を引き出すために拘束されていたが、DIOに雇われたスティーリー・ダンに殺害された。

エンヤ婆/エンヤ・ガイルのプロフィール・人物像

CV:鈴木れい子(TVアニメ版)、深見梨加(OVA版)、高木早苗(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険』)、三輪勝恵(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』)

DIOにスタンドについて指南した魔女で、ポルナレフの妹の仇であるJ・ガイルの母親。DIOに心酔し、ゲスなJ・ガイルを「心のきれいな子」と言う独善的な性格の老婆だ。
息子がポルナレフに殺されたことを知り、激怒して自らジョースター一行を始末するために動き出す。承太郎に敗北し、DIOが差し向けたスティーリー・ダンに口封じに殺された。

エンヤ婆/エンヤ・ガイルの来歴・活躍

正義の魔女

息子を殺された怒りに燃えるエンヤ婆。

パキスタンに入ったジョースター一行は、霧に包まれた不気味な町に到着する。町の住民はみな陰気で、道端に死体があっても誰も気にしない。敵スタンド使いを警戒する一行の前に、民宿を経営しているという老婆が現れ、「霧が深くて危ないから今夜は私の宿にお泊りになりませんか」と親切に声をかけた。喜んで老婆の申し出を受ける一行だったが、実はこの老婆はポルナレフが倒したスタンド使いJ・ガイルの母親、エンヤ婆だった。エンヤ婆はDIOにスタンドについて教えた魔女で、息子を心から愛していた。息子を殺されたことで怒りに燃えたエンヤ婆は、自らジョースター一行を始末するためにDIOの館からやってきたのだ。
一行を宿に案内したエンヤ婆のもとに、ホル・ホースが訪ねてくる。彼はインドでJ・ガイルとコンビを組んでいたスタンド使いだ。エンヤ婆はホル・ホースが息子を見捨てたと思い込んでおり、復讐しようとする。エンヤ婆のスタンド「ジャスティス」は、エンヤ婆が傷をつけた箇所に霧が入り込み、意のままに操ることができるという能力だ。ホル・ホースは抵抗も空しくエンヤ婆に敗北する。
騒ぎをききつけて老婆を心配したポルナレフが、エンヤ婆の部屋をひとりで訪ねてきた。独り身の老婆に親切にするポルナレフだったが、その行動はエンヤ婆の怒りを煽る結果となる。ギリギリのところで生きていたホル・ホースがポルナレフに警告したが、エンヤ婆はすでにジャスティスで操った死体を大量に呼び寄せていた。本性を表したエンヤ婆はポルナレフをなぶり殺しにかかった。
ポルナレフはエンヤ婆と死体たちから逃れてトイレに逃げ込むが、鍵穴から外を除いた隙に死体から伸びてきた針で舌を傷つけられてしまった。ポルナレフは舌をジャスティスの支配下に置かれ、絶体絶命に陥る。そのとき、ポルナレフを探しに来た承太郎が老女の部屋を訪ねてきた。
エンヤ婆は宿主の老婆を装って承太郎をごまかし、「ポルナレフさんならトイレに行かれましたよ承太郎さん」と言って承太郎を死体たちのいるトイレに誘導する。だが、承太郎は「なぜ俺の名前を知っているんだ」と尋ねた。承太郎は老婆の前では一度も名乗っていなかったのだ。エンヤ婆は慌てて「宿の台帳に書いていただきましたよ」と答えるが、承太郎は宿に入るとき敵を警戒して「空条Q太郎」という適当な偽名を書いていた。
正体を現したエンヤ婆は承太郎を抹殺しようとする。死体たちは承太郎のスタープラチナのパワーには敵わないが、パンチで霧を倒すことはできない。絶体絶命と思われたが、スタープラチナはジャスティスのスタンドビジョンの頭部を吸い込み始めた。スタンドのダメージは本体にフィードバックされる。エンヤ婆は呼吸ができなくなり、気絶してしまった。
エンヤ婆が気を失ったことでジャスティスの能力が解除され、町の本当の姿が見えてきた。一行が霧に包まれた町だと思っていたその場所は、荒涼とした墓地だったのだ。
承太郎たちはDIOのスタンドの秘密を探るため、エンヤ婆を拘束して連れていくことにする。しかし次の町で現れたDIOの刺客スティーリー・ダンが、DIOの命でエンヤ婆を抹殺してしまった。エンヤ婆は最期まで「DIO様とわしの間には信頼がある」と信じていた。

エンヤ婆/エンヤ・ガイルのスタンド:正義(ジャスティス)

スタンドとは

「スタンド」とは、その人を守ってくれる守護霊のようなものである。スタンドはひとりの人間につき一能力。スタンドを自由自在に意志で操れる人間を「スタンド使い」と呼ぶ。
スタンドを傷つけられると、スタンド使いも傷つく。またスタンドはスタンドでしか倒せない。スタンドという名称は「そばに立つ(スタンド・バイ・ミー)」という意味から来ている。
スタンドは基本的に普通の人間には見る事ができず、スタンド使いから離れれば離れるほどスタンドのパワーは弱くなる(『ジョジョの奇妙な冒険』15巻124ページより抜粋)。

ステータス

破壊力 - D / スピード - E / 射程距離 - A / 持続力 - A / 精密動作性 - E / 成長性 - E
(A-超スゴイ B-スゴイ C-人間並 D-ニガテ E-超ニガテ)

霧状のスタンドで、王冠を被った巨大な骸骨の顔に両手が浮いている。TVアニメ版では、本体のエンヤ婆と同じく両手が右手という演出がされた。
スタンド名の元ネタは、タロット大アルカナ11番目のカード「正義」。

能力

人間の傷口から侵入して操る

ポルナレフ(下)の舌に傷をつけて支配下におくジャスティス(上)。

人体についた傷口から霧状のジャスティスが侵入すると、コイン大の穴があき、その部分をエンヤ婆の意のままに操ることができる。傷はジャスティスではなくエンヤ婆がつける必要がある。
一度ジャスティスに侵入されてしまうとどんなパワーでも抵抗できない。舌に穴をあけられたポルナレフは顔がつぶれる程の力で壁に叩きつけられたり、全身を浮かされて天井に激突させられていた。

死体を操る

ジャスティスが操作している死体たち。

生きた人間を操るのと同じ要領で死体を操ることも出来る。数に上限はなく、100人でも1000人でも自在に操作することが可能だ。死体は舌の先が鋭利になっており、これで他の人体を傷つけてジャスティスの犠牲者を増やしていく。

幻覚

ジャスティスの射程距離は町ひとつを覆うほど長く、その中に幻を作り出すことができる。荒涼とした墓地をひとつの町に見せかけ、白骨死体を生きた人間に見せることも出来る。
OVA版ではこの能力でエンヤ婆が変装していた。

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@shuichi

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ケニーG(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

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ケニーGとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダスト・クルセイダース』のDIOの館にいた幻覚を作り出すスタンド使い。館に侵入したポルナレフ、アヴドゥル、イギーをスタンドで作り出した迷宮に閉じ込めたが、アヴドゥルの生命探知機とイギーの嗅覚で見つけ出され、戦うことすらなく倒されてしまった。 スタンド能力は幻覚を作り出す「ティナー・サックス」。直接戦闘する力はない。

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フォーエバー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

フォーエバー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

フォーエバーとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』に登場するオランウータンのスタンド使い。ジョジョ史上初となる人間以外のスタンド使いだ。多面パズルを容易く解く高い知能を持っている反面、人間の女性のポルノを好んだり、家出少女アンに襲い掛かったりする好色な性質がある。承太郎に敗北して命乞いをするが、多くの船員を殺害していたため聞き入れられず、駆除された。 船と一体化したスタンド「力(ストレングス)」の使い手。

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ズィー・ズィー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ズィー・ズィー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ズィー・ズィーとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』に登場する敵スタンド使いで、腕だけが筋骨隆々の男。年代物の古い車の姿をしたスタンド「運命の車輪(ホウィール・オブ・フォーチュン)」の使い手。見た目はボロいが戦車並みのパワーを持ち、地中を掘り進んだり、車体が変形して狭い隙間を通ったりと、ターゲットをどこまでも追跡して攻撃することができる。 インドからパキスタン国境へ向かう山の中でジョースター一行を襲撃した。

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