高坂桐乃(こうさか きりの)とは、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のメインヒロインである。主人公である高坂京介(こうさか きょうすけ)の妹で、勝ち気で人目を引き付ける美貌を持ったギャル系女子中学生。雑誌モデルに学業、スポーツ、文筆業と各方面で非凡な才能を発揮している少女だが、その一方で、萌えアニメや男性向け美少女ゲームが大好きな隠れオタクである。ひょんなことから秘密を共有することになった京介をオタク趣味へと巻き込んでいく。
高坂桐乃の概要
高坂桐乃(こうさか きりの)とは、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のメインヒロインである。主人公である高坂京介(こうさか きょうすけ)の妹で、中学2年生。勝ち気で人目を引き付ける美貌を持ったギャル系女子中学生である。ファッション誌の専属モデルをしており、さらに成績優秀な優等生であり、陸上部のエースとスポーツ万能。さらに文筆業と、各方面で非凡な才能を発揮しているが、その一方で、萌えアニメや男性向け美少女ゲームが大好きな隠れオタクである。ひょんなことから秘密を共有することになった京介をオタク趣味へと巻き込んでいく。
兄妹は容姿や表面的な性格はまるで似ておらず、兄妹中は冷え切っている。物語開始時点では、京介の目からも「仲の悪い兄妹」として認識されている。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(俺妹)のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』とは、伏見つかさによる、同名のライトノベルを原作とした日本のホームコメディ作品であり、1期が2010年の秋アニメ、2期が2013年の春アニメとして放送された。 タイトルの『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』は『俺妹』と略されており、千葉県千葉市と秋葉原が舞台となっている。 兄が大好きだった妹だが、大きくなるにつれて兄を毛嫌いするようになる。 妹は隠れオタクであり、妹系アダルトゲームをすることが趣味。この事が兄に知られてしまったのをきっかけに物語は始まる。
高坂桐乃のプロフィール・人物像
誕生日:4月8日
身長:165cm
体重:45kg
BMI:16.53
スリーサイズ:B82/W54/H81
バストサイズ:D
CV:竹達彩奈
主人公高坂京介の実妹。中学2年生。ライトブラウンのロングヘアで、ピンク色のヘアピンをつけている。ネット上でのハンドルネームは「きりりん」。
表の顔は容姿端麗で成績優秀、品行方正。部活は陸上部で、数多く大会に出場し、後輩からは「何でも頼れる先輩」として認知されている。某ファッション誌誌にて読者モデルを務めている。
小説執筆の才能もあり、ケータイ小説を執筆し、後に書籍として出版。中学生にして印税収入もある。
家庭では兄(京介)につらく当たり、ほぼ無視している。兄は妹の優秀さに劣等感を抱き、2人は冷戦状態。
しかしその裏の顔は、中学生女子にしてエロゲーマー(妹モノ限定)だった。ニュースサイトを巡って気に入ったものを見つけては、モデルの報酬で衝動買いをしていた。
兄に秘密の趣味がばれてからは、ソフトやグッズ欲しさに兄(未成年)をゲームショップに並ばせるなど、社会的に不利になることをためらいもなくさせるように。また、その過程で、京介の人柄に惹かれ、できた彼女を別れさせたり、汚名を着せたりする。
兄の幼馴染には陰湿な嫌がらせを繰り返し、殴り合いの喧嘩の果てにほぼ絶縁状態となる。
要は、お兄ちゃん大好きをこじらせた上に、ツンデレを患い、極限までわがままを繰り返す暴君である。
高坂桐乃の能力
学業優秀
桐乃は県内でも指折りの成績を持つ。学力優秀な優等生である。
高い運動能力
高い運動能力を持ち、陸上部のエースとして活躍している。
もっとも、小学生低学年時代は運動音痴だったが、ある事件を契機に奮起して躍進したという経緯がある。
高坂桐乃の来歴・活躍
完璧な妹の裏の顔
主人公・高坂京介(こうさか きょうすけ)の妹である高坂桐乃(こうさか きりの)は、成績優秀、容姿端麗でファッション雑誌のモデルとしても活躍する完璧な女子中学生である。兄の京介とは数年間まともに会話もせず、冷え切った関係が続いていた。
しかしある日、京介は偶然、桐乃が隠していたアダルトゲーム(成人向けゲーム)のDVDケースを発見する。これがきっかけで、桐乃は自身の抱える秘密、すなわち美少女ゲームや妹萌え系のオタク趣味を兄に知られてしまう。当初は激しく抵抗した桐乃だが、兄に対して「人生相談」と称して、その趣味について語り始めることを渋々承諾する。これは、完璧な表の顔を持つ桐乃にとって、京介だけがその秘密を共有できる唯一の存在となることを意味していた。
趣味活動の広がり
桐乃は、兄に秘密を打ち明けたことで趣味活動をさらに積極化させた。彼女は趣味を通じて知り合った仲間たち、黒猫(くろねこ)や沙織・バジーナ(さおり・バジーナ)などのオタク仲間との交流し、同人誌即売会に参加するなど活動の場を広げていく。
京介は困惑しながらも、次第に妹の「人生相談」に真剣に向き合い、桐乃の活動をサポートするようになる。モデル業や学業と両立させながら、時には趣味を理解しない周囲との軋轢に悩む桐乃だったが、兄の助言や手助けによって精神的な支えを確立。桐乃は、オタク趣味を巡るトラブルやモデルの仕事での困難な状況を、京介の行動力によって乗り越えていくことになる。
期間限定の恋人ごっこ
桐乃は陸上で海外留学組に選抜され、単身留学する。ホームステイ先でも様々な経験をし、一回り成長して帰国した桐乃。
しかし帰国後、桐乃は京介とその他の女性との関係が深まっていることを目の当たりにし、複雑な感情を抱く。そして彼女は、京介に対して、単なる「兄妹愛」を超えた特別な感情を自覚し始める。
さまざまな障害を越えて、桐乃は京介に対して自身の本当の気持ちを告白する。最終的に、二人は期間限定の「恋人ごっこ」を行うという秘密の約束を交わした。
そして、桐乃の中学卒業と同時に期間限定の恋人ごっこは卒業。二人は再び、互いを最も大切に思う「兄妹」という関係へと戻るのだった。
高坂桐乃の関連人物・キャラクター
高坂 京介(こうさか きょうすけ)
本作の主人公で高校2年生。桐乃の実の兄。取り立てて長所も短所もない平凡な青年だが、本人は平凡であることを美徳としてとらえている。
周りからの印象は「お節介焼きのお人好しだが少し鈍い」。しかし、一度決めたことは貫き通す責任感の強い面もあり、父と桐乃の間で喧嘩になった際には桐乃を庇っている。
桐乃からはなぜか一方的に蔑まれるような関係となっており、京介自身も非凡な才能を持つ妹への嫉妬心を抱いていた。しかし、ひょんなことから妹の誰にも知られたくない秘密を知ってしまう。
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