ウルトラマンブレーザーの怪獣・宇宙人まとめ
人類と地球を脅かす敵と戦う防衛隊と、それを助ける光の巨人の活躍を描く『ウルトラマンブレーザー』には、姿も能力も異なる怪獣や宇宙人が毎回登場する。巨大な怪獣が暴れ回る様は、日本でもっとも有名な特撮作品である『ウルトラマン』シリーズの見せ場であり、その圧倒的なスケール感で長年ファンを魅了し続けてきた。
ここでは、時に凶悪な暴威を振り撒き、時に邪悪な侵略の魔手を伸ばし、時には友好的に接しようとしながらも擦れ違いから悲劇を生む『ウルトラマンブレーザー』の怪獣と宇宙人を紹介する。
身長:40m
体重:6万t
出身地:チルソニア遊星
有機的な生物に見えるが、チルソナイトという特殊な金属で作られたロボット兵器。ガラダマという隕石状の姿で宇宙空間を移動し、目的地で本性を表して暴れるのが基本的な運用法。名前は「ガラダマ・モンスター」の略である。
正面はあらゆる衝撃を吸収する柔軟な素材、背部はアースガロンの装甲をも貫く堅牢な材質でできており、バネ状の脚部を利用した軽快な立ち回りが持ち味。見た目に反して戦闘能力はかなりのもので、アースガロンを機能停止に追い込んだ。
熔鉄怪獣デマーガ
別名:熔鉄怪獣
身長:50m
体重:5万5000t
山の中で眠っていた怪獣。尾まれたばかりの同族の幼体(ベビーデマーガ)を守るために暴れ回り、結果として防衛隊やSKaRDに攻撃対象として認定された。
防衛隊の猛攻を浴びながらも幼体を守ろうと奮戦し、最後はウルトラマンによって幼体ともども眠りにつかされることとなった。
ベビーデマーガ
身長:1.92メートル
体重:900キログラム
出身地:山梨県・鬼涌谷発掘現場
デマーガの幼体。卵の状態で発見され、防衛隊に保護されていた。
作中で突然孵化し、防衛隊によって攻撃され、大人の個体であるデマーガに助けを求める。
宇宙電磁怪獣ゲバルガ
身長:49m
体重:2万5000t
出身地:宇宙
宇宙から飛来した怪獣。宇宙を移動する際は巨大な岩石のような姿をしていたが、直立するとヒトデのような姿となる。強力な電磁波を操る力を持ち、EMP攻撃によってアースガロンをも沈黙させた。
月光怪獣デルタンダル
身長:45m
体重:1万7,000t
出身地:地球
マッハ9の速度で大気圏を飛び回る怪獣。その特殊な生体からバザンガやゲバルガのように宇宙から送り込まれた怪獣ではないかと考えられていたが、交戦を繰り返す中で地球生まれの怪獣であることが明らかとなった。
積乱雲の中を住処としており、この外に出るといったん大気圏上層部まで移動してから新しい積乱雲を探す。戦闘能力も高く、ウルトラマンとアースガロンを苦しめた。
二次元怪獣ガヴァドン
身長:30メートル
体重:2万トン
子供たちが描いた絵に、不可思議な力を持つ宇宙線が降り注いだことで生まれた怪獣。絵から生まれているため、絵に描かれたものを食べる。
敵意らしい敵意は無く終始眠っていただけだったが、その巨体と重量そのものが都市部への重大なリスクを発生させかねないためGGFの攻撃対象となる。しかし異様に柔軟な体を持ち、あらゆる攻撃をポヨンポヨンと跳ね返し、暴れ出す気配が無かったため本気になれなかったとはいえウルトラマンの攻撃をも耐え抜いた。「ガヴァドンを殺さないで」という子供たちの願いを叶えるため、最後はウルトラマンに宇宙まで運ばれていく形で地球を去った。
幻視怪獣モグージョン
身長:54m
体重:5万9,000t
出身地:藤垣市の地下→御茶ノ崎地区開発予定地
地底を住処とする怪獣。頭部のトサカはホイールのように高速で回転し、これを地中移動用のドリルとしても用いれば、武器としても使用する。
掌から強力な電磁波を発し、相手に“自分のもっとも恐れる存在”の幻覚を見せるという力を持つ。これは人間どころかウルトラマンにまで作用し、百戦錬磨の彼を大いに苦戦させた。
宇宙爆弾怪獣ヴァラロン
身長:55m〜60m
体重:6万6,000t〜6万9,000t
出身地:不明
バザンガやゲバルガ同様、何者かによって地球に送り込まれた存在。「爆弾」の名の通り尻尾の先に強力な有機爆弾を生成することが可能で、これによって月の軌道を変えて地球に落とそうと画策した。
この爆弾は極めて短期間で新しいものを生成することが可能で、戦闘中にも連続で使用している。胸ビレのような部位は高速回転して接近戦用の武器となり、頭部からは赤黒い稲妻状の光線を放ち、さらには食らいついた相手のエネルギーを奪い取って進化するなど、遠近に隙の無い強力な怪獣である。
『ウルトラマンブレーザー』の宇宙人
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