柴千春(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

柴千春(しば ちはる)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する暴走族の特攻隊長である。体を鍛える事を女々しいと考えており、素手喧嘩最強と称されるヤクザの花山薫を心の師としている。格闘技経験は無いものの、喧嘩で鍛えられた体と持ち前の根性で一流の格闘家とも互角以上の戦いをする。第1作『グラップラー刃牙』では東京ドーム下の地下闘技場で開催された最強の戦士を決める最大トーナメントに出場し、柔道家の畑中公平やボクサーのアイアン・マイケルと戦って勝利する大健闘を見せた。

柴千春の来歴・活躍

暴走族の柴千春

柴千春はヤクザの組長で素手の喧嘩を得意としている花山薫に憧れを抱いており、花山が実践している「体を鍛えない、技も学ばない」というスタイルを貫いている。暴走族の一員であり、暴走族同士の抗争ではバイクをぶつけられても立ち上がるほどのすさまじいタフネスと根性を発揮して活躍し、特攻隊長の肩書を持つようになっていた。

地下闘技場最大トーナメント開催

東京ドームの地下には最強の格闘家を決める極秘の闘技場である地下闘技場がある。地下闘技場の支配人である徳川光成(とくがわ みつなり)によって「真の世界最強決定戦」と銘打たれた最大トーナメントが開催され、世界中から猛者たちが集結した。千春は暴走族の代表として参戦する事になった。

柴千春VS畑中公平

千春の初戦の相手は全日本柔道から参戦した畑中公平(はたなか こうへい)になった。観客は勝敗はもちろん、暴走族と柔道家の戦いがどんな試合になるのかに興味がある様子。千春は大勢の応援団を連れて来ており、大いに盛り上がっている。審判は対決のルールは武器の使用を認めない喧嘩のようなものと説明する。千春は畑中を「おう柔道」と呼び止め、喧嘩は技術じゃなく性根でやるものだと言い、入場時から吸っていたタバコを自分の首に押し付けて消火し「殺すぞくるあッッ」と挑発する。畑中は表情を変えず、冷静に千春を見つめている。千春が羽織っていた上着を脱ぐと、背中には大きなキングギドラ(三つの首と頭部を持つ金色の龍の姿をした特撮怪獣)の入れ墨があり、場内が沸く。

試合が始まると、千春はポケットに手を入れたまま畑中に接近し、そのまま蹴るが簡単に躱される。畑中は千春の蹴りに合わせて脚を掴んで背負い投げを放ち千春を吹っ飛ばす。千春は受け身がとれず、強く地面に叩きつけられる。あきらかにダメージがあるはずの千春だが「こんなもんかよ」と平然を装う。続けて千春は大振りのパンチを放つが、畑中はローキックで千春の体勢を崩して簡単に防ぎ、カウンターのパンチを決めて畑中が試合を制する展開。千春は畑中の胸ぐら掴むが畑中は千春の片腕を取って体を捻り、腕の関節を破壊した。千春の腕の骨は折れて肉を貫いて飛び出している。畑中は千春にここからの戦いは折れた腕の方から狙い、まだ折れていない右腕も折るつもりで、続行すれば千春にとって地獄の戦いになると忠告し、早速負傷した左腕を蹴る。

劣勢の千春は応援団にタイマンとは何かと聞き、度胸と根性だと教える。そして千春は闘技場のリングのコーナーに折られた腕を叩きつけてさらに骨を折り、何度も叩きつけてぐにゃぐにゃしてみせる。試合が再開され、千春は畑中に右腕を差し出し関節技で折ろうとさせて、頭突きでのカウンターを成功させる。意表を突かれてぐらついた畑中に千春はさらに頭突きを決め、膝蹴り、パンチ、顔面蹴り、踏みつけと連打を決め、一気に畑中を気絶させて試合終了。千春は1回戦を突破した。

柴千春VSアイアン・マイケル

アイアン・マイケル(左)に肘打ちを決める千春(右)

千春の2回戦の相手はヘヴィ級ボクシングのチャンピオンであるアイアン・マイケルである。千春の試合の前に千春が尊敬するヤクザの組長花山薫の試合が行われ、花山は惜しくも敗北していた。千春は花山のもとに現れ「いい勉強させてもらいやした。次の試合を受け取って下さい」と勝利する事を誓う。花山は「ガンバってきな」と応じ、千春は「押忍!!!」と応えて気合を入れて試合会場に向かった。

千春はボクシングの世界代表と暴走族の代表という事でハンデは必要ないと言い、前回の試合で痛めた腕を固定していたギブスに頭突きを繰り返して破壊する。試合が始まり、千春はマイケルのパンチに合わせてドロップキックのカウンターを決める。追い打ちのキック連打から破壊したギブスの破片で殴る。千春はギブスの破片をマイケルに投げつけるがマイケルは躱す。千春は再度マイケルに接近し目潰しをする。マイケルがなんとか目を開くと、両者の足首はさらしで結ばれていた。本来道具を使用した攻撃は反則行為だが、この後の展開を見たいと考える徳川光成の権限で、マイケルが抗議すれば反則負けにする事として試合は続行された。マイケルは接近してパンチを放とうとするが、千春がさらしを引っ張る事で体勢を崩されてしまい、攻撃を封じられる。千春はさらしを使ってマイケルの動きを封じて次々と攻撃を命中させていきマイケルからダウンを奪う。

マイケルは意識が朦朧とする中、カウントダウンが聞こえてきて、男の幻を見る。幻の男の正体はジョン・L(エル)・サリバンというボクシングの歴史的な人物で、素手の試合最後かつグローブ着用ルール適応後最初のチャンピオンである。サリバンはマイケルをボクシングチャンピオンとは世界で一番強い男の事だと叱咤激励し消えていった。マイケルは立ち上がり再び戦いが始まる。今度はマイケルがさらしで千春の動き止め、強烈なボディへのパンチを決める。さらにフックで千春をコーナーまで突き飛ばしてぶつけ、千春はダウンした。

千春はかつて暴走族の抗争でバイクのナナハン(排気量750c.c.の大型バイクの呼び方の1つで百の位をナナと呼び、十の位をハンと呼んでいる)で突撃された時の衝撃を思い出し、耐えられると確信をもって立ち上がる。近づくマイケルに対して千春は頭突きで返す。さらにもう一発頭突きを決めてアッパーも命中させる。マイケルはボクシンググローブを外して本気を出す。千春は構わず攻めるが今度はマイケルのパンチが連続でクリーンヒットする。マイケルの連打が炸裂した事により千春の体は痛めつけられていき、眼球が飛び出して鼻が曲がる。劣勢に立たされた千春であったがマイケルのパンチに自ら頭突きでぶつかっていく事でマイケルの右の拳を破壊する。マイケルの拳が破壊されたのを見てトレーナーがタオルを投げて一時は試合終了とされたが、大会主催者である徳川光成により、マイケルに試合続行の意志があれば継続できる事になる。マイケルはここまでの戦いで千春の事を技術やスペック、肩書きはともかく、ファイティングスピリットは自分と互角だと認めており、自分も千春と同じケンカ小僧だと言って最後まで試合を続行したいと希望する。千春は両者の足首に巻かれたままであったさらしを切り、正面からの殴り合いを始める。

殴り合いで千春は観客の予想以上に健闘するが徐々にマイケルが優勢となり、観客席の方に突き飛ばされる。暴走族の応援団が弱った千春を見て泣くが、千春はせめてマイケルを驚かすと言って再び戦いに戻る。止めを刺しに接近してくるマイケルが放ったパンチに千春は自ら顔面でぶつかっていき、マイケルの左の拳を破壊する。マイケルの拳が再び破壊されたところでたまらずセコンドが乱入してマイケルを制止する。セコンドの乱入は重い反則となり、今度こそ試合終了で千春の勝利となった。千春は自分で立てる状況では無く、スタッフに両肩を借りて退場していった。試合後、花山薫が千春のもとに現れて「いい喧嘩だった。不良の鑑だ」と言って抱きしめた。千春は尊敬する花山に労いの言葉をもらえた事が嬉しくて、泣いた。

柴千春VSアレクサンダー・ガーレン

アレクサンダー・ガーレン(左)に喧嘩を売る千春(右)

徳川光成は千春の負傷の状態をみて、さすがにこれ以上戦わせるのは無理と判断されるが、千春は次戦にも出場するつもりでいた。光成は千春の戦闘不能を確認し、リザーバー選手で2mを超す巨体を持つレスリング界の英雄アレクサンダー・ガーレンの出場を決めた。ガーレンの出場が納得できない千春はガーレンに喧嘩を売る。ガーレンは怪我だらけの千春を見て「選手としてふさわしくない」と言い放ち、これに激昂した千春は彼に殴りかかる。ガーレンは千春のパンチではびくともせず、千春を持ち上げて天井に頭から突き刺した。それを見ていた花山薫はガーレンに立ちはだかるが、ガーレンの投げ技で顔面から叩きつけられ失神。千春はふらつきながらガーレンに立ち向かうが、トーナメント出場者のジャック・ハンマー(大量のドーピングを使用した怪力戦士)がガーレンに対戦相手として興味を持った事から割って入られる。ジャックはガーレンに話しかけるのに邪魔になった千春の頸動脈を片手で圧迫して気絶させた。千春はこの後、最大トーナメントで戦う事は無かった。

不良が喧嘩しているところに現れる柴千春

不良達が喧嘩で凶器を取り出した時、千春が現れて凶器をしまわせる。

夜の賑わう街中で不良2人が殴りあいの喧嘩をしている。次第に2人はナイフを取り出して戦う過激な展開になっていた。そこに千春が現れて喧嘩は素手で行うものと言う。不良達は負けたら意味がないし、自分達も自分達なりに体を張っていると言い返す。千春は不良に頭突きをして「自分はこの喧嘩でなに一つ負い目はねェッ。その気負いッ、その自負心こそが拳に力を呼び、勝ち目を呼ぶんだッッ」と喧嘩に対する考え方を語る。不良は千春に謝るが、千春はわかったところで喧嘩を再開するように言って不良達を困らせた。

柴千春VS範馬刃牙

範馬刃牙(右)の顔面をキックする千春(左)

地上最強の生物と呼ばれている無双の拳士範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)に挑戦する事になった、勇次郎の息子の範馬刃牙(はんま ばき)。それを知った刃牙の戦友である花山薫の提案で、千春は刃牙の修行の相手として戦いを挑む事になる。

千春は道路の中央で仁王立ちし、範馬刃牙に突然戦いを挑む。千春は早速攻撃を仕掛けるが刃牙の素早い攻撃で簡単にはね返されて5m飛ぶ。千春はめげずに次々攻めるが街にいた一般人には見えない速度のカウンターで気絶させられてしまい刃牙は立ち去った。

千春は刃牙の家の前で待ち伏せし再び戦いを挑む。しかし、あっさりカウンターで気絶。目を覚ました千春は刃牙が家で用事を済ませて出てくるところに合わせてドアを突き破りながらパンチをクリーンヒットさせ「玄関は後で修理させていただきやす」と言って投げ技も決めて玄関を破壊する。刃牙は「テーマができた」と言って千春と同じ戦い方を始める。千春は刃牙の言っている「テーマ」の意味が理解できないまま刃牙に倒され気絶した。刃牙はそのまま立ち去った。

次は買い物を終えて歩道を歩く刃牙の前に千春が現れた。刃牙は千春の「テーマ」とは柴千春のように戦うという意味だと伝え、千春は「オメエに俺の真似ができんのかよッッッ」と怒る。刃牙は自分は千春に憧れており、きっと自分でもできると言い、千春の攻撃を顔面で受けて拳を破壊する。千春は目潰しの構えをして目潰しでも自ら飛び込んで来れるのかと刃牙を脅すが、刃牙は千春が見えない程の速さで自ら目潰しをくらい、千春の指を破壊した。柴千春流の戦法を自分の想像以上に実践された千春は戦意を喪失して敗北を認めた。玄関の修理を宣言していた千春は後に本当に刃牙の家を修理しに訪れた。

柴千春の関連人物・キャラクター

花山薫(はなやま かおる)

暴力団花山組の組長で生まれながらの怪力を活かした素手の喧嘩を得意としており、地下闘技場最大トーナメントにも参戦して大活躍した。背中には先祖を守って死んだとされる男の入れ墨が彫られており、全身に刃物で斬られたり銃撃された跡が残っている。強くなるために鍛えたりするのは女々しい事だと考え、日常的な運動を別にすれば一切体を鍛えていない。千春は花山の生き様に憧れており、千春も体を鍛えたり格闘技をしていないのは花山の影響である。

範馬刃牙(はんま ばき)

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劉海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

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劉海王(りゅう かいおう)とは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場する中国拳法最高峰の称号「海王」の名を持つ格闘家である。中国拳法を代表する実力者で、100歳を超えても屈強な肉体を維持している。自身が率いる白林寺では多くの格闘家が修行し、烈海王やドリアン海王といった一流の戦士も輩出している。海王同士が戦い、優勝者に最強の証たる「海皇」の称号を与えるトーナメント「中国大擂台賽」に現役海王として出場。「地上最強の生物」の異名を持つ範馬勇次郎と対決し、顔面の皮を剥ぎ取られる衝撃的な敗北を喫した。

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郭海皇(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

郭海皇(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

郭海皇(かくかいおう)とは『刃牙』シリーズ第2作『バキ』中国大擂台賽編から登場する中国拳法の達人である。146歳ながら力を必要としない理合を極めた闘いで海王の中でも最強である。今大会にも出場し中国人海王の不甲斐なさに落胆。大会をトーナメント戦から団体戦(中国連合軍VS日米勝ち残り組)に変えてしまう。大将戦では郭海皇VS範馬勇次郎(地上最強の生物)が行われ、激しい闘いが繰り広げられた。第3作『範馬刃牙』と第4作『刃牙道』では強敵と闘う地下闘技場戦士の指導役として登場する。

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ジェーン/ダイアン・ニール(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ジェーン/ダイアン・ニール(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ジェーン/ダイアン・ニールとは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場するピット・ファイターであるジャック・ハンマーの母親。ベトナム戦争時、国連軍の一員であったジェーンは近々一国の軍事力同等の戦闘力を持つと懸念されていた当時16歳の範馬勇次郎を殺害するために接触を図った。アメリカ軍の激しい爆撃から身を守り、勇次郎が背後から銃撃されそうになった時に敵を銃撃して援護するなど戦闘能力は高い。戦場で行動を共にしていた勇次郎に正体が暴かれて強姦された際にジャックを妊娠し、獄中で出産している。

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スペック(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

スペック(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

スペックとは、『刃牙』シリーズの第2作『バキ』に登場する最凶死刑囚の1人。だまし打ちや武器使用を平気で行う卑劣さに加え、5分間の無呼吸運動も可能な強者。脱獄能力が高く、日本上陸後は警視庁をホテル代わりにする。作中では敗れ去りたいという願いを叶えるために最凶死刑囚VS地下闘技場戦士に参戦。範馬刃牙(本作主人公。地下闘技場覇者)、花山薫(やくざの組長。地下闘技場戦士)と戦い、数々の脱獄シーンも描かれる。花山との死闘の末敗れると願いが叶うことで一気に老化し、実年齢が97歳だった事が判明する。

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ドリアン/怒李庵海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ドリアン/怒李庵海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ドリアン/怒李庵海王(どりあんかいおう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』に登場する、世界各地から同時に脱獄し日本に集結した最凶死刑囚の1人で、中国拳法の達人である。中国拳法最高の称号「海王」の名を持つ実力がありながら、勝利のために凶器や催眠術など卑怯な戦法を使っている。最凶死刑囚編では愚地独歩(地下闘技場戦士の空手家)などの空手団体神心会戦士達と対決し、神心会総動員で戦う程の激戦となった。烈海王(中国拳法家)に敗れ、ドリアンが敗北を認めた時に自我が崩壊した。

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柳龍光(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

柳龍光(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

柳龍光(やなぎ りゅうこう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する最凶死刑囚の1人で猛毒の柳と恐れられる日本人。空道や毒手などの暗殺拳と武器を使用した戦いを得意としており、刑務所内では素手で十数名の受刑者を殺害している。敗北を求めて脱獄し、地下闘技場を訪れた柳は世界から集結した最凶死刑囚と地下闘技場戦士の戦いに参戦する。地下闘技場チャンピオンの範馬刃牙(はんま ばき)との戦いでは空道の技で1度は勝利し、毒手の効果により刃牙を死の淵に追い込むなどの脅威となった。

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ヘクター・ドイル(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ヘクター・ドイル(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

ヘクター・ドイルとは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』に登場する最凶死刑囚の1人で、体中に仕込んだ武器の使用や爆撃など格闘家の意表を突く攻撃を得意とする戦士である。電気椅子の死刑に耐え抜き、脱獄して来日すると、地下闘技場戦士やビスケット・オリバ(最凶死刑囚の捕獲に協力する囚人)と死闘を繰り広げた。愚地克巳(地下闘技場戦士の空手家)との戦いで敗北を認めたが、海外に逃亡する船で最凶死刑囚の柳龍光に襲撃されて失明し、海に落下する。なんとか生き延びていたドイルだがオリバに捕獲された。

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天内悠(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

天内悠(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

天内悠(あまない ゆう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第1作『グラップラー刃牙』の最大トーナメント編に登場するアメリカ合衆国大統領のボディーガードである。天内流格技と称される空中殺法や組み技を得意としており、地上最強の生物の異名を持つ範馬勇次郎も天内の実力を認めている。戦いに勝ち続けるために愛は必要不可欠で、相手を喜ばせる事と倒す事は表裏一体との持論を述べており、相手の考えている事を見抜く洞察力が優れている。勇次郎の推薦で最大トーナメントに出場し、空手家の愚地独歩と死闘を繰り広げた。

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シコルスキー(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

シコルスキー(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

シコルスキーとは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』に登場する最凶死刑囚の1人で、高い身体能力と驚異的な指の力を特徴とするロシア人である。元ソ連のミサイル発射口を使用した刑務所を自慢の指の力で登って脱獄すると、早速日本に上陸。猪狩完至(地下闘技場戦士のプロレスラー)と仲間のプロレスラーを襲撃し、同席した徳川光成(地下闘技場支配人)と出会う。地下闘技場戦士チャンピオンの範馬刃牙やジャック・ハンマー(地下闘技場最大トーナメント準優勝)など、シリーズを代表する戦士と激闘を繰り広げた。

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マホメド・アライJr.(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マホメド・アライJr.(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マホメド・アライJr.とは板垣恵介原作『刃牙シリーズ』第2作『バキ』の登場人物。偉大なるボクサー、マホメド・アライの息子で、地上最強の生物の異名を持つ範馬勇次郎とは幼少期に出会っている。アライJr.は父が追い求めたマホメド・アライ流拳法を完成させて来日し、勇次郎と再会。中国大擂台賽編では海王に勝利する。神の子激突編ではアライJr.が範馬刃牙(地下闘技場王者)の恋人松本梢江に突如プロポーズし、刃牙を倒して梢江を手に入れようとする。地下闘技場戦士との戦いを経て、刃牙への挑戦権を獲得した。

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マウント斗羽(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マウント斗羽(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

マウント斗羽(まうんととば)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場するプロレスラー。巨人と称される恵まれた体格とプロレスで培われてきたタフネスを武器としている。師匠の力剛山がケンカに敗れて死去してからは、プロレスラーはケンカに強くなければならないという信念を持ち、必死にトレーニングを続けてきた。異種格闘技である地下闘技場の戦いではチャンピオンの範馬刃牙と善戦し、最大トーナメントにも補欠選手として出場。引退試合としてプロレスラーのライバル猪狩完至と激闘を繰り広げた。

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龍書文(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

龍書文(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

龍書文(ろん しょぶん)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』に登場する拳法家で、ポケットに手を入れた構えから素早く高威力の攻撃を放つ「抜拳」で戦う特徴を持つ。10代から台湾の黒社会の賭け試合で戦っており、プロ格闘家も出場する中で45歳まで無敗を継続する強者。その強さから「凶人(きょうじん)」「Mr.不可拘束(ミスター・アンチェイン)」などと呼ばれている。中国大擂台賽編に登場し、中国連合軍VS日米勝ち残り組としてアメリカの囚人で怪力戦士のビスケット・オリバと激闘を繰り広げた。

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