猛剣(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

猛剣(たけつるぎ)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第5作『バキ道』に登場する力士である。「博士」と呼ばれる程の多彩な技を持つベテラン力士で、関脇ながら技術と打たれ強さを買われて地下闘技場戦士VS大日本相撲協会力士のメンバーに選出された。腕試しとして地下闘技場戦士の総合格闘家である桑田巧美(くわた たくみ)の腕を破壊してあっさりと倒してみせた。地下闘技場のトップ選手の空手家である愚地独歩(おろち どっぽ)とは名勝負を繰り広げた末敗北した。

猛剣の来歴・活躍

地下闘技場戦士VS大日本相撲協会力士に選抜される猛剣

大日本相撲協会の選抜力士6名。左下が猛剣

東京ドームの地下に存在する「地下闘技場」は世界最強の戦士を決める極秘の場所であり、あらゆるジャンルの格闘家が集まる。中には現役力士も参戦しており、元横綱の金竜山(きんりゅうざん)もその一人であった。金竜山は現役力士を引退して親方になったものの、現在の大日本相撲協会が衰退してきている事に危機感を抱いていた。金竜山は野見宿禰(のみの すくね)という若者に出会い、その身体能力の高さに衝撃を受けた。野見宿禰とは日本最古の力士と呼ばれる初代野見宿禰の血を引く人物で、大日本相撲協会には所属していないが、古代相撲(ほぼなんでもありの地下闘技場ルールに近い戦い)の修行を積んでいて、体格や風貌は力士と変わりない。

金竜山は大日本相撲協会を脱退し、宿禰と協力して大日本相撲協会を変革する計画を企てる。金竜山が宿禰を地下闘技場に連れて行き、地下闘技場チャンピオンの範馬刃牙(はんま ばき)と対決させる。激闘の末勝敗はつかなかったものの、宿禰は地下闘技場戦士の強さを認め、地下闘技場の戦いに参戦する事に興味を持つ。金竜山は地下闘技場支配人で徳川第11代目当主である徳川光成(とくがわ みつなり)の力を借りて、地下闘技場戦士5名と宿禰による6名のチームを結成し、大日本相撲協会に対決を挑む事になった。

地下闘技場戦士からは範馬刃牙、空手家の愚地独歩(おろち どっぽ)、喧嘩自慢でヤクザの花山薫(はなやま かおる)、空手家の愚地克巳(おろち かつみ)、渋川流合気柔術の使い手の渋川剛気(しぶかわ ごうき)が選出された。金竜山からの挑戦を受けた大日本相撲協会の嵐川(あらしかわ)理事長は早速力士の選抜を始める。全ての幕内力士が出場を希望しており、その全員が口をそろえて素人相手に力士が本気を出して大丈夫かと言う程に自信に満ち溢れている。嵐川理事長は悩んだ末に6名の力士を選んだ。相撲界で「博士」「匠」などの異名を持つベテラン力士の猛剣(たけつるぎ)は関脇ながら大日本相撲協会選抜チームの1人に選出され、地下闘技場戦士と対決することが決まった。猛剣の他には大関の巨鯨(きょげい)、前頭の鯱鉾(しゃちほこ)、関脇の獅子丸(ししまる)、小結の炎(ほのお)、横綱の零鵬(れいほう)が選出されている。

猛剣VS桑田巧美

総合格闘家の桑田巧美(中央)がタックルを仕掛けて猛剣を倒そうとするが、全く動かない。

地下闘技場支配人の徳川光成は大日本相撲協会選抜チームの実力を試すために各力士に対して刺客を送る。猛剣の相手は総合格闘家ライトヘビー級の桑田巧美(くわた たくみ)になった。桑田巧美は高速の打撃と徳川光成からも世界トップレベルと認められている組技が武器の戦士である。桑田の身長は184cmで体重が88kg、猛剣の身長は177cmで体重が161kgと体重に大きく差がある2人の対決となった。猛剣は通常の相撲の試合と同じ髷とふんどしの姿で戦いに挑み、表情を変えずに鋭い目つきで桑田を睨む。桑田は力士の事を不必要に体を肥満体型にして行う競技という偏見を持っていたが、猛剣を目の前にしてただ太っているだけでは無く筋肉が詰まった強靭な体であると見抜く。

桑田は試合開始早々に先手を打つ。桑田のキックはマッハの蹴りと呼ばれており、あまりの速さで打撃が命中するのが見えるより先に音が鳴る。桑田はローキックを放ち、猛剣を崩そうとするが、頑丈な体を持つ猛剣にはダメージが与えられない。桑田は続けてハイキックで上方に意識を向けるフェイントをしてから片脚を取るタックルを仕掛け、猛剣の脚にしがみつく。桑田は完全に猛剣の脚を掴むことに成功し、一気に倒せると確信を持って持ち上げようとするが、猛剣はどっしりと構えてびくともしない。猛剣のフィジカルの強さに驚く桑田であったが、すぐに猛剣の右腕に絡みついて関節技を仕掛ける。桑田は猛剣の腕にしっかりと絡みついているが、猛剣が器用に関節の位置をずらして関節技が極まるのを防ぐ。今度は猛剣が桑田の左腕をしっかりと掴んで力強く捻って腕をへし折る。桑田の腕は完全に折れ曲がってしまい、試合終了となった。桑田の腕は重度の剥離骨折と診断され、全治7か月の重傷を負ってしまった。

猛剣VS愚地独歩

失神した猛剣(倒れている人物)を地につかないように受け止める愚地独歩(右奥)

地下闘技場戦士と野見宿禰VS大日本相撲協会力士選抜の6番勝負の二陣戦で猛剣は空手家の愚地独歩と対決する事になった。愚地独歩は世界的な空手団体の神心会の創始者で「武神」「虎殺し」など数々の異名を持つ空手の達人である。地下闘技場戦士の中でもトップクラスの強さを誇る独歩だが、以前から力士の強さを認めており、力士の選抜メンバーと対決できる事を「至福」と涎を垂らして喜んでいる。

試合が始まり、愚地独歩は強烈な正拳突きを放ち、猛剣は額で受け止める。猛剣の額は独歩の正拳突きで出血するが、表情を変えずに怯むことなく戦いを続ける。さらに独歩の攻撃は絶え間なく続き、避けることなく連打を受ける猛剣も投げ技で応戦。猛剣の投げ技を独歩はうまく防ぎ、さらに連撃を続ける。高速で連続で繰り出される打撃技で優勢の独歩は切れ味の鋭い飛び足刀蹴りを放ち、猛剣の左耳を切り落とす。猛剣は大量の出血と切り落とされた耳を見ても冷静に「ごっつぁん」と言って動じていない。

猛剣はここから相撲技で反撃を開始し、突っ張りの連打、強烈なぶちかまし、重い張り手を放って一気に形勢逆転して独歩はダウンしてしまう。ダウンした独歩であったが、倒れながらも猛剣が踏みつけるなどの追い打ちをしてくると予想しており、追い打ちのタイミングで反撃をしようと狙っていた。しかし、猛剣は力士は倒れた相手には攻撃しないと言って追い打ち攻撃をしてこない。相撲では倒れた時点で敗北を意味するからである。これに対して独歩は立ったままで決着がつくように戦いを進めるように猛剣に提案する。猛剣は自分にはまだ技の引き出しが残っていると言い、喜んで独歩の提案を承諾する。独歩は空手の四股立ち(両脚を開き、しっかりと脚を曲げた状態)という相撲の構えに似た体勢を取り、戦いが再開される。

猛剣は勢い良く独歩に向かって前進してくるのに対し、独歩は正拳突きで応戦。独歩の突きに合わせて猛剣は独歩の腕を素早く掴み、そのまま勢いよく体を捻って独歩の腕を折る。「メキィッ」というもの凄い音がなり、独歩の肘関節は猛剣の怪力により靭帯が引きちぎられ、右腕が使用不能になった。さらに猛剣は意表を突いたミドルキックを独歩がガードできない右側から決める。続けて強烈な頭突きを独歩の鼻に命中させてダウンを奪う。猛剣は止めを刺しに倒れた独歩の顔面目掛けて四股踏みの動きで踏みつける動作を始める。独歩は咄嗟に猛剣の脚を払う。猛剣は転びそうになるが、何としても転んではいけない相撲の習性が出てしまい、コサックダンス(しゃがんだ状態で跳ねながら片足ずつ前方に振り出す踊りの一種)のような動きをして耐えようとし、対戦相手の独歩も一瞬困惑して動きが止まってしまう。転ばないように耐える猛剣は完全に隙だらけになってしまい、独歩の渾身の蹴りを頭部に受けてしまう。猛剣は失神して倒れるが、独歩は咄嗟に猛剣が地面に当たらないように抱きかかえる。戦闘不能になった猛剣は敗北となった。意識を取り戻した猛剣は独歩に礼を言ったが、力士として敗北したのにも関わらず体に土が付いていないのが自分自身で許せず、自ら地面に転がって土を体中に付けてから退場していった。

猛剣の関連人物・キャラクター

愚地独歩(おろち どっぽ)

愚地独歩とは世界に拠点を持つ空手団体である神心会の創始者である。独歩自身も現役の空手家であり「武神」「虎殺し」など多くの異名を持ち、実力も超一流である。地下闘技場戦士としても活躍しており、数々の死闘を繰り広げてきた。地下闘技場戦士VS大日本相撲協会選抜の二陣戦で猛剣と対決し、独歩が勝利した。

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徳川光成(とくがわ みつなり)

徳川光成とは徳川第11代目当主であり、地下闘技場の支配人。地下闘技場の戦士とも親交を持ち、強者を見つければ地下闘技場戦士と戦わせている。

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金竜山(きんりゅうざん)

元横綱力士で地下闘技場戦士。第1作『グラップラー刃牙』の最大トーナメントで選手として2回戦に進出し、プロレスラーの猪狩完至(いがり かんじ)との名勝負を繰り広げた。第5作『バキ道』では引退後に古代相撲の天才戦士である野見宿禰と出会った事から、大日本相撲協会の威厳を取り戻すために登場する。

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野見宿禰(のみの すくね)

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