GS美神 極楽大作戦!!(漫画・アニメ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『GS美神 極楽大作戦!!』とは、椎名高志が『週刊少年サンデー』で連載した、日常のドタバタと悪霊・妖怪との戦いを描いたオカルトコメディ漫画である。1991年から1999年まで連載され、本作品を原作としたテレビアニメ『GS美神』も1993年に放映された。幽霊や妖怪といった超常現象と、それらを退治する霊能力者、ゴーストスイーパーの存在が広く認知されている世界が舞台。ゴーストスイーパーの美神令子と、助手の横島忠夫、幽霊のおキヌを中心とした物語が描かれる。

ドラキュラを退治したヴァン・ヘルシングの曾孫。幼い頃から曾祖父の霊具に触れていたため、ドラキュラへの執念に取り憑かれ、結果ピートを付け狙うように。しかし、実はピートに好意を寄せており、悪霊から解放された後は素直に彼を慕うようになった。その後も曾祖父の霊具は手放せず、周囲を破壊しながら登場する癖は変わっていない。

織姫(おりひめ)

CV:江森浩子
魔力を持った機を織る一族の長。彼女の作る服は幽霊でも着ることができる。一族の中で最も美しい娘が長となり、世俗を離れて山の中で機を織り続ける。美女と聞いた横島が訪ねて行ったが、かつて美女だった彼女は60年前から機を織り続けていたため、すっかり老婆になっていた。

マーロウ

世界最高のベテランGS犬。人間よりも霊能力が高く、吠え声には退魔の力がある。シロの才能を見抜き、霊気を嗅ぎ分け敵を追う方法などを指南した。人語は話せないが、作中では人狼のシロを通して会話している。

ネズミの死霊使い(ネクロマンサー)

動物霊を操って飲食店を荒らしていたネズミのネクロマンサー。そのパワーは強力で、死霊だけでなく生きた人間も支配できる。横島やおキヌを操り、シロとマーロウを翻弄した。

茂流田、須狩(もるだ、すかり)

兵器として売り出すモンスターを開発する、心霊兵器研究員。美神たちに除霊を依頼するフリをして、開発したモンスターの性能テストを行った。人造魔族を作るため、メドーサと取引もしている。『Xファイル』のフォックス・ウィリアム・モルダーとダナ・キャサリン・スカリーがモデル。

横島の高校関係者

愛子(あいこ)

CV:伊藤美紀
横島の通う高校に現れた、机が変化した妖怪。外見はセーラー服姿の女生徒だが、机(本体)からは離れられない。学生生活に憧れ、32年前から少しずつ生徒を異空間に引きずり込み、洗脳してホームルームを続けていた。美神に叱られて改心した後は、生徒たちを元いた時代に送り返している。その後は横島のクラスメイトの一員となり、学校が舞台となる回でたびたび登場している。また、横島、ピート、タイガーと共に除霊委員を務める。

愛子の残留思念

愛子が横島に贈ったバレンタインチョコに込められた残留思念。横島にチョコを渡した人物を突き止めようと、美神が霊波を送って具現化した。愛子のことを暴露しようとしたため、彼女の妨害念波によって消滅した。

花戸 小鳩(はなと こばと)

横島の自宅アパートの隣に引っ越してきた住人。曾祖父の悪行のせいで貧乏神に取り憑かれていたが、本人は善良で心優しい。貧乏神のことを知っても態度を変えない横島に好意を抱いている。のちに、横島と同じ高校に編入した。名前は、作家の花登筺(はなとこばこ)からきている。

hainekenx5
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