GS美神 極楽大作戦!!(漫画・アニメ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『GS美神 極楽大作戦!!』とは、椎名高志が『週刊少年サンデー』で連載した、日常のドタバタと悪霊・妖怪との戦いを描いたオカルトコメディ漫画である。1991年から1999年まで連載され、本作品を原作としたテレビアニメ『GS美神』も1993年に放映された。幽霊や妖怪といった超常現象と、それらを退治する霊能力者、ゴーストスイーパーの存在が広く認知されている世界が舞台。ゴーストスイーパーの美神令子と、助手の横島忠夫、幽霊のおキヌを中心とした物語が描かれる。

ICPOの超常犯罪課の俗称(超常犯罪課は架空の組織)。仕事内容はGSと同じ除霊だが、公務員であるため、国家や警察機関、経済的に民間GSに頼れない市民からの依頼を受けている。美神たち民間GSにとっては商売敵のような存在。除霊に使う武器や道具はふんだんに支給されるが、公務員なので給料は一定。美神が西条に誘われてオカルトGメンに入ったときは、働いても報酬が増えないことに耐えられず、ストレスで入院した。

組織・機関・地名

美神令子除霊事務所

美神が所長を務める除霊事務所。当初は雑居ビルにオフィスを構えていたが、『プリンス・オブ・ドラゴン!!』の天龍童子誘拐事件の際、メドーサにビルごと爆破された。その後、渋鯖人工幽霊壱号から提供された、都内の「旧渋鯖男爵邸」に事務所を移設。アシュタロス編で美神の自宅が爆破されてからは、住まいとしても兼用されている。物語終盤では、美神の他に、おキヌ、シロ、タマモ、鈴女が同居している。

シャングリラビル

初代の美神除霊事務所が入っていた雑居ビル。事務所があったのは5階。天龍童子誘拐事件の際、メドーサにビルごと爆破された。

人骨温泉ホテル

御呂地岳にある温泉ホテル。露天風呂に出る幽霊のせいで客足が激減し、美神に除霊を依頼してきた。

御呂地岳

人骨温泉ホテルがある標高の高い山。荷物持ちの横島は、この山に来る度に酸欠で倒れている。300年前、死津喪比女が地震や噴火を起こしていたが、おキヌが人柱になり封印していた。その際に建てられた氷室神社もこの山にある。

ブラドー島

ピートの生まれ故郷である、地中海にある小さな島。住民は吸血鬼と、ヴァンパイア・ハーフ(吸血鬼と人間のハーフ)のみ。住民たちは平穏に暮らしていたが、ピートの父ブラドーが復活したことで人間を襲うように。ピートと唐巣神父に依頼され、美神たちGSチームがブラドー退治に向かった。

金成木財閥

金成木財閥当主、金成木三郎の私邸

世界有数の大富豪。美神にとっては年間150億も出してくれる上得意先。跡取り息子の英理人は美神にプロポーズしてきた。

妙神山

人間界に108カ所存在する、冥界と人間界を結ぶ霊的拠点の一つ。小竜姫が管理人を務め、GS達の修行場も兼ねている。アシュタロス編では、ルシオラたちが乗った移動要塞「逆天号」の攻撃を受け、跡形もなく消し飛んだ。

六道女学院

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