GS美神 極楽大作戦!!(漫画・アニメ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『GS美神 極楽大作戦!!』とは、椎名高志が『週刊少年サンデー』で連載した、日常のドタバタと悪霊・妖怪との戦いを描いたオカルトコメディ漫画である。1991年から1999年まで連載され、本作品を原作としたテレビアニメ『GS美神』も1993年に放映された。幽霊や妖怪といった超常現象と、それらを退治する霊能力者、ゴーストスイーパーの存在が広く認知されている世界が舞台。ゴーストスイーパーの美神令子と、助手の横島忠夫、幽霊のおキヌを中心とした物語が描かれる。

六道家

六道 冥子(ろくどう めいこ)

CV:西原久美子
12匹の式神をもつ式神使い。箱入り娘で非常に精神力が弱いため、GSにもかかわらず除霊の成功率が異常に低い。ただし、12匹の式神を同時に操るほどの凄まじい霊力を持っている(美神でも複数を操ることはできない)。臆病な性格ゆえ些細なことで精神を乱し、頻繁に式神を暴走させて辺り一帯を破壊する。GSチームの一員であるが、彼女の暴走は敵以上の脅威であり、味方からも恐れられている。
美神とはGS試験で出会い、自分を恐れず話しかけてきた彼女に懐くようになった。

六道 第48代

CV:山口奈々
冥子の母で、現在の六道家当主。六道女学院の理事も務める。冥子と同様式神使いで、娘が生まれるまでは十二神将を使役していた。式神を頻繁に暴走させる娘を案じているが、似た者親子で娘と同レベルに精神力が弱い。嫌いなものはピーマン。

六道家初代

冥子の先祖、六道家初代の霊。六道家の庭にある死の試練場にて、冥子の式神使いとしての力を試すために登場。死の試練とは名ばかりで、びっくり箱を使うなど幼稚な方法で冥子を怖がらせた。

唐巣教会

唐巣 和宏(からす かずひろ)

CV:曽我部和恭
美神やピートの師で、腕利きのエクソシスト。仲間内からは唐巣神父と呼ばれている。美神と対照的に常識人で、貧しい人の依頼を無報酬で引き受けることも多い。そのため、生活は質素で空腹で倒れたこともある。若い頃、美神の母、美智恵に片思いをしていた。

ピエトロ・ド・ブラドー

CV:森川智之
吸血鬼の父と、人間の母の間に生まれたヴァンパイア・ハーフ。外見は若く見えるが、実年齢は700歳以上。仲間内からはピートと呼ばれている。ハーフなので、ニンニクは苦手だが、太陽の光は平気。地中海にある孤島で生まれ育ち、来日して唐巣神父に弟子入りした。姉弟子の美神と違い「国境や貧富の差に関わらず人のために働きたい」とICPOの超常犯罪課(通称:オカルトGメン)を志している。島育ちで学校へ行ったことがなく、高卒資格(オカルトGメンの必須資格)を得るため横島と同じ高校へ編入している。

ドクター・カオス関係

ドクター・カオス

CV:千葉繁
「ヨーロッパの魔王」の異名を持つマッドサイエンティスト。白髪に黒マントの老人で1000歳を超える最年長キャラ。序盤では美神と敵対していたが、利害の一致などから基本的に味方となり、GSチームの一員である。古代の秘術で不死になっている。全盛期だった300歳頃には「カオスフライヤー1号」などの戦闘機や、人工霊魂を持つロボット(マリア)などを発明。しかし、1000歳を超えた現在は、新しい事を覚える度に古い記憶をトコロテン式に忘れてしまうボケ老人になってしまった。それでも、彼の頭脳はいまだ天才の域で、たびたび彼の技術力がGSチームの助けになっている。

マリア

CV:山崎和佳奈
全盛期のドクター・カオスによって作られた、人工霊魂を持つ女性型ロボット。表情は乏しく、話し方も一単語ずつ区切って喋る。ロケットアーム、マシンガン、バズーカなどの武器を装備。オカルトを用いたボディは耐久性が非常に高く、大気圏突入に耐えたこともある。戦闘時はこの火力と耐久力でGSチームを強力にサポートする。人口霊魂をもつため、ロボットながら喜びや思いやりの感情も持っている。

hainekenx5
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@hainekenx5

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