GS美神 極楽大作戦!!(漫画・アニメ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『GS美神 極楽大作戦!!』とは、椎名高志が『週刊少年サンデー』で連載した、日常のドタバタと悪霊・妖怪との戦いを描いたオカルトコメディ漫画である。1991年から1999年まで連載され、本作品を原作としたテレビアニメ『GS美神』も1993年に放映された。幽霊や妖怪といった超常現象と、それらを退治する霊能力者、ゴーストスイーパーの存在が広く認知されている世界が舞台。ゴーストスイーパーの美神令子と、助手の横島忠夫、幽霊のおキヌを中心とした物語が描かれる。

サイキック・ソーサーで攻撃を防ぐ横島

横島が最初に発現した技。掌に霊力を集中し、六角形の小さな盾を作り出す。掌大の大きさしかないが、その分防御力は高く、作中でも破壊されたことはない。全霊力を掌に集めるため、肉体の他の部分が無防備になるのが弱点。フリスビーのように投げることで攻撃に使うこともでき、当たれば中レベルの破魔札程度の威力がある。

栄光の手(ハンズ・オブ・グローリー)

香港編で追い詰められた横島が発現した2つ目の技。魔装術のように右手に霊力を収束させることで作る霊波刀の一種。横島の霊力によるところもあるが、刀剣状の形はしているものの、斬るのではなく殴って攻撃していた。使用者の霊力やイメージによっては、自在に伸ばしたり巨大化させることも可能。

サイキック猫だまし

栄光の手(ハンズ・オブ・グローリー)の応用技。両手から霊波を放出しながら相手の鼻先で手をたたき、目をくらませる。

文珠

「爆」の文字が浮かび上がった文珠

妙神山の修行で習得した、横島の3つ目の技。霊力をビー玉のような玉に込めたもので、用途を念じると、玉の中に漢字一文字が現れ様々な効果を発揮する(「護」:防御結界を張る、「爆」:周囲に爆発を起こす、「冷」:強烈な冷気を放つ、など)。使い方次第で万能のアイテムとなる。複数の文珠を同時に発動すると、さらに使い方の幅が広がる(時間移動二〇〇〇年〇月〇日で時間移動が可能など)が、超人的な霊力が必要。また、文珠一つを精製するのに数日かかる。

その他

悪霊

霊の中でも、生きている者に対して害をなす存在。GS達の主な仕事はこの悪霊退治である。

式神

冥子(中央)が使役する式神たち

陰陽道に通じる者が使う鬼。作中では、冥子が使う12神将が代表的。普段は使用者の影の中で待機している。護符に封じることも可能で、その場合は霊力の高い者であれば使用できる。ただし、使用者の霊力が不足したり、精神が乱れたりすると暴走する。

影法師(シャドウ)

美神のシャドウ

霊力を実体化させたもの。妙神山の修行時に美神と横島のシャドウが登場した。シャドウが傷つけば、本人もダメージを受ける。美神のシャドウは女戦士型で、薙刀状の武器を持つ。横島のシャドウは太鼓持ち型で、小竜姫に「こんな情けないシャドウは初めて見た」と言われるほど、弱くて卑屈で卑怯。

尻子玉

尻子玉を抜かれた少年

人間の体内にあると言われる玉。妖怪に抜き取られると放心状態に陥る。河童が抜き取ることで知られているが、作中では鬼族が人間との勝負に勝ったときに奪う。

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