GS美神 極楽大作戦!!(漫画・アニメ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『GS美神 極楽大作戦!!』とは、椎名高志が『週刊少年サンデー』で連載した、日常のドタバタと悪霊・妖怪との戦いを描いたオカルトコメディ漫画である。1991年から1999年まで連載され、本作品を原作としたテレビアニメ『GS美神』も1993年に放映された。幽霊や妖怪といった超常現象と、それらを退治する霊能力者、ゴーストスイーパーの存在が広く認知されている世界が舞台。ゴーストスイーパーの美神令子と、助手の横島忠夫、幽霊のおキヌを中心とした物語が描かれる。

短編読み切り『極楽亡者』に登場した悪霊。10代で一大勢力を築いた犯罪組織のボス。残忍非道で気に入らない者をすぐ殺していたため、32歳のときに部下に反感を買い殺された。自作の愛の詩集の存在を世間に知られるのが恥ずかしくて、現世にとどまっていた。

貝枝 五郎(かいえだ ごろう)

CV:堀秀行
幽霊潜水艦の艦長。鱶町とは因縁のライバル同士。いがみ合いの末、潜水艦ごと撃沈され海をさまよう悪霊となった。幽霊となった後も鱶町と不毛な争いを続けている。アニメ版の名前は「野村」。

竜崎 霊華(りゅうざき れいか)

CV:山本百合子
かつて日本庭球(テニス)界のホープで、ウインブルドンでの優勝確実と言われていたが、太平洋戦争により夢半ばで亡くなった。令子、エミと死力を尽くす試合を行い、満足して成仏した。

恐山(おそれざん)

江戸時代の伝説的な横綱。心臓発作で現役のまま死亡するまで、一度も敗けたことがない。体育会系OBのごとく、現役力士に稽古をつけると国技館に居座っていた。美神の勝負でマゲを落とされ、現役引退を表明したが、今度はその場でちゃんこ鍋屋を開いてしまった。

ヴィスコンティ

レース中の事故で亡くなった世界最速のF1レーサー。死んだあとも霊となってゴールに向かい走り続けていた。横島との勝負に僅差で負け「いいレースだった、ありがとう」と言い成仏した。

淀川 ランプ(よどがわ ランプ)

昭和初期に活躍した文学者。悪魔に魂を売り、言霊を操る悪霊となった。安奈みらに憑依した際は、ペンで書いたことを現実にする力で美神たちを追い詰めた。最後は、安奈みらの人気ぶりを知り、現代日本文学に絶望して成仏した。

小次郎(こじろう)

多数のビルを所有する社長が子供時代に飼っていた犬。100軒目のビルの建設予定地は、社長の昔の家で、小次郎は霊になった後もその場所を守り続けていた。それを知った社長は、ビル建設を中止、ではなく小次郎を記念して100階建てのビルを建てると宣言。小次郎を落ち込ませていた。

幽霊列車

CV:原えりこ
廃棄処分になった新幹線に、便乗して成仏しようとした霊団が取り憑いたもの。東京・博多間のどこかの線路上に現れては列車のダイヤを乱していた。新幹線には女性添乗員の姿をした付喪神(つくもがみ)が宿っており、霊団を切り離して欲しいと美神に助けを求めてきた。

幽霊船長

hainekenx5
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