魔人探偵脳噛ネウロ(松井優征)のネタバレ解説・考察まとめ

『魔人探偵脳噛ネウロ(まじんたんていのうがみねうろ)』とは、2005年2月から2009年4月まで週刊少年ジャンプで連載された漫画作品であり、それを原作とするアニメ作品。“謎”と呼ばれるエネルギーを主食とする魔人・脳噛ネウロ(のうがみねうろ)と、平凡な女子高生・桂木弥子(かつらぎやこ)が探偵として様々な事件を解決していく。ストーリーを通して弥子の成長や、魔人の視点を通しての「人間の可能性」を描いていく。謎解きよりもその独特な画風や強烈なキャラクターが一部のファンにカルト的人気を博している。

コミックスの著者近影では、人間や虫、他の生物の目をアップにした写真のみが掲載されていた。自画像も目玉の中に丸と点だけの簡単なキャラクターがいるのみであり、作者の姿は長らく謎とされていた。しかし最終巻であるコミックス23巻で作者の全体写真が掲載され、読者はその若さとイケメンさに驚かされた。また最終巻でもあるため、お礼の言葉を書き記した紙を持ち、鏡に映る自分を撮影している写真が使用された。さらに持っている紙の文字が鏡文字でちゃんと読むことができ、その器用さもまた読者を驚かせることになった。

電人HALのQRコード

電人HALが篚口を仲間に引き込む際に登場したQRコードは、実際に携帯で読み取ることができる。
読み取ると「脳を捧げよ 従属せよ 私の名前は 電人HAL」と表示される。

怪盗Xの名前

怪盗Xの名前は「怪物強盗X・I(かいぶつごうとうえっくすあい)」を略したもの。盗みを行った現場から必ず人が1人消えることから名付けられており、海外メディアが報じた「monster robber」が由来。「X」は「未知」を表し、「I」は「不可視」の「Invisible」を表している。また基本は「X」(エックス)のみの記載だが、前述の通り隣には「I」(アイ)が隠れており、並べるとギリシャ数字の「XI」(イレブン)を表している。潜在的にシックスの存在はXの初登場時から仄めかされている。さらにシックスはギリシャ数字で「VI」と表記でき、線対称に上下に配置すると「XI」になり、元々Xはシックスのクローンである部分の説得力となる。

『魔人探偵脳噛ネウロ』の主題歌・挿入歌

主題歌

OP(オープニング):ナイトメア「DIRTY」

作詞・作曲:RUKA

ED(エンディング):加賀美セイラ「孤独のヒカリ」

作詞:葛谷葉子 作曲:酒井昌史 編曲:安倍潤

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