孫悟飯じっちゃん（ドラゴンボール）の徹底解説・考察まとめ

あの世から帰ってきたじっちゃんと感動の再会

勝ち進んでいく悟空たちの前に現れた最後の対戦相手はキツネ面をつけた謎の強敵。
悟空との対戦であったが、互角に渡り合う程の強さで激しい攻防戦を繰り広げる。だが亀仙人はキツネ面をつけた男が、かめはめ波を使うことと悟空の弱点である尻尾を掴んだことで正体に気付く。
尻尾を掴まれた悟空は体に力が入らず危機的状況であったが、尻尾を振り回されたことで尻尾が切れてしまう。悟空が反撃しようとしたところでキツネ面の男はあっさり降参し面を取った。正体はあの世から1日だけ戻ってきたじっちゃんであった。一人残してきた悟空が心配で戻ってきたのである。
悟空は懐かしいじっちゃんに会えて感動の涙を流し抱きついた。じっちゃんは大きく成長した悟空とたくさんの仲間に囲まれていることが分かり安心してあの世に帰る。

五行山にて大人になった悟空と再会

大人になった悟空は悪魔の帝王と呼ばれ恐れられていた牛魔王（ぎゅうまおう）の娘であるチチと結婚する。結婚式目前に牛魔王が住んでいる城があるフライパン山が炎に包まれ牛魔王は閉じ込められてしまった。
悟空とチチは炎を消すために必要な芭蕉扇（ばしょうせん）を探す。芭蕉扇を発見して炎を消そうとする悟空だったが、一向に火が消える気配はない。どうするべきなのか知恵を借りるべく、悟空は占いババのもとを訪れる。彼女の説くところによると、この火は八卦炉（はっけろ）の火だとのことである。八卦路とは死後の魂を運ぶ特別な火のことである。八卦路の火を消すためには、その管理者であるアンニンに会う必要があった。
そこで、悟空とチチはあの世とこの世の境にある五行山の頂上にいるアンニンのもとへと急ぐ。到着した悟空たちは、あの世のフリーターとして五行山でアルバイトをしているじっちゃんと出会った。じっちゃんはアンニンを護衛する仕事をしている。アンニンはじっちゃんのことを「悟飯ちゃん」と呼び、かなり気に入っている様子だった。久しぶりの再会であったのと、大人になって結婚した悟空の姿にじっちゃんは感動する。
アンニンは悟空の助けもあり八卦路の修復を終えフライパン山の炎を消すことに成功する。こうして悟空とチチは無事に結婚式を迎えることができた。

孫悟飯じっちゃん（じいちゃん）の関連人物・キャラクター

孫悟空（そんごくう）

CV：野沢雅子
『ドラゴンボール』の主人公。惑星ベジータで生まれ地球で育ったサイヤ人であり、サイヤ人としての名前はカカロットである。驚異的な戦闘力と好戦的な性格から、幼い頃から強い敵と戦い何度も地球を救っている。
宇宙から飛来し地球に着陸したところを孫悟飯じっちゃんが拾い育ての親となった。地球の人類を滅亡させるという命令を植えつけられていたため、赤ん坊の頃は手がつけられないほど凶暴であった。だがある日あやまって谷底に転落し記憶を失ったことで穏やかな性格になる。サイヤ人本来の性質である戦うことが好きな一面は失われなかったため、武道の師でもあるじっちゃんが過酷なパオズ山で生き抜くのに必要な格闘術を教える。
満月を見ることで大猿に変化する悟空は大暴れした際にじっちゃんを踏み潰し命を奪ってしまう。その事実を知らなかった悟空は後に同じサイヤ人であるベジータと戦った際、ベジータが大猿化したことでじっちゃんを殺した大猿の化物は自分であることを確信する。
じっちゃんは自分を殺したことを一切恨んではおらず一人残した悟空の身を案じていたが、強く成長し多くの仲間がいる悟空に安心してあの世に帰っていった。

孫悟空（ドラゴンボール）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

孫悟空（そんごくう）とは、『ドラゴンボール』シリーズの漫画・アニメにて主役を務める人物。戦闘民族サイヤ人として生まれたことから強い相手との戦闘を好み、幼少の頃より数々の相手との戦いを経てきた。やがて地球の平和を脅かす強敵たちとも対峙し、地球の危機を何度も救うことになる。持って生まれた朗らかさと純粋さが悟空の人間性に不思議な魅力を添えており、戦った後に仲間となる人物も多い。悟空自身も非常に仲間想いであり、強いだけではなく優しさも併せ持った戦士である。なお、私生活では妻チチの他、2人の息子がいる。

亀仙人（かめせんにん）

CV：宮内幸平 → 佐藤正治
じっちゃん亡き後悟空の師匠となった武術の達人。天下一の武天老師（むてんろうし）と呼ばれるほどの強さを持ち、悟空の必殺技でもあるかめはめ波を生み出した人物。
武術に対しては真面目だが、かなりの女好きとして有名で多くの女性キャラクターにちょっかいを出し返り討ちにあっている。
じっちゃんは亀仙人の一番弟子であった。悟空の他にもクリリンやヤムチャも亀仙人の弟子である。
自分よりも遥かに実力が上になった者にも師として敬意を払われるなど人望がとても厚い。

亀仙人（ドラゴンボール）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

亀仙人（かめせんにん）とは、『ドラゴンボール』に登場する主人公、孫悟空にできた初めての師匠。
初登場時の年齢は319歳であり、亀の甲羅を背負った陽気でスケベなおじいちゃんだが、実際は武天老師と呼ばれる亀仙流武術の達人である。
少年時代の悟空とクリリンを修行し、時に厳しく、時に孫のように愛情をもって弟子を育てる広い心の持ち主。『ドラゴンボール超』では弟子たちと肩を並べて戦っており、武術家としては生涯現役である。

アンニン

CV：横沢啓子
アニメ『ドラゴンボール』のオリジナルキャラクターである。
あの世とこの世の堺目にある五行山にある死者の魂を運ぶ特別な火「八卦路」の管理者で、見た目は若いが数万年に渡り八卦路を管理している。
戦闘力は高く、体の大きさを自由自在に変える能力や、体内の気をコントロールして空中を飛行する技である舞空術（ぶくうじゅつ）を使える。
子供っぽい性格であり、護衛をしているじっちゃんのことを「悟飯ちゃん」と呼び可愛がっている。
八卦路の修復をしてくれた悟空には礼を伝え、フライパン山が火事になったことをチチに謝っている。

孫悟飯じっちゃん（じいちゃん）の名言・名セリフ／名シーン・名場面

「そうじゃ。わしじゃよ」

悟空が大猿化したことで踏み潰され命を落としたじっちゃんであったが、占いババの計らいであの世から一日だけ帰ってきた。
狐面を被り悟空と対戦していたが悟空自身もどことなく懐かしさを感じていた。
悟空の尻尾が切れたことでじっちゃんは降参し面を取って「そうじゃ。わしじゃよ」と一言。
正体を明かすと悟空は泣いてじっちゃんに抱きつく感動的な再会シーン。
仲間たちも悟空が泣いているところを初めて見たようで驚きを隠せない印象的なシーンでもある。

「ピチピチした娘もたくさんおるしのう！」