アイシールド21の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『アイシールド21』とは原作・稲垣理一郎、作画・村田雄介によるアメリカンフットボールを題材とした漫画作品である。
主人公の小早川瀬那(セナ)は気弱な高校生だが、俊足の持ち主であった。彼の走りを見たアメフト部の主将、蛭魔に強制的にアメフト部に入部させられ、セナは最強ランナーである「アイシールド21」を名乗ることになる。
本作では、勝利のためにひたむきに努力する姿や、苦悩する姿が描かれ、胸を熱くさせる名言・名シーンが存在する。

関東大会、白秋ダナソーズと西部ワイルドガンマンズとの試合。西部の選手であり、セナの走りの師匠である甲斐谷陸はこの試合に勝って泥門との再戦を誓っていた。キッドの早打ちや陸のラン、鉄馬へのパスという持ち前の攻撃力で白秋との試合を進める。幼い頃、キッドは父親に期待される射撃の腕前を持っていたが、一位を取れなかったことで父親にも褒められず、トップでなければ無価値だと言い捨てられてしまった。幼いキッドにとってそのことは深く心の傷になってしまい、目標が破れた時の気持ちを味わいたくないというトラウマで、「クリスマスボウルに行く」という言葉を口に出すことはできなかった。しかし、今回の試合で鉄馬や陸たちと勝ち上がりたいという気持ちが芽生え、鉄馬たちの夢がいつの間にか自身の夢になっていることに気づく。鉄馬へのパスを決める際にキッドは初めて「一緒に行こう クリスマスボウルに…!!」と夢を口にしたのだった。しかし、その直後峨王にキッドは倒されてしまい、その後も西武は奮闘するも白秋に敗北してしまったのだった。

パンサー・スペンサーの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「どうしても闘いてェ奴がいるんだ! 日本に行きてェ!!」

月刊アメフト杯でアメリカのチームと戦うことになった泥門デビルバッツ。アメリカのチームNASAエイリアンズのランニングバックであるパンサーは「無重力の脚」という異名を持つほどの実力を有した選手であった。しかし、パンサーの家は貧乏であるのか日本に行く飛行機代を確保することはできないとパンサーは諦めていた。パンサーの祖母がビンゴで稼いだというお金を出し、これで日本に行けるとパンサーの背中を押すが、パンサーはそのお金でマッサージ器で買えばいいと笑っていた。その後、同じくチームメイトであるワットからセナの走りを見せられ、パンサーはセナと戦ってみたいと思うようになる。そしてパンサーは祖母の用意したお金が内職で稼いだお金だということを知っており、それでも日本に行ってセナと戦いたいと祖母に土下座(実際には土下座の仕方は間違っているが)をしながら「どうしても闘いてェ奴がいるんだ! 日本に行きてェ!!」と告げ、日本行きを懇願する。祖母はパンサーの気持ちに応え、パンサーの背中を押すのだった。

「最初で最後のチャンスをください もしアイシールド21を抑えられなければ―チームを辞めます」

月刊アメフト杯で泥門デビルバッツと対戦することになったNASAエイリアンズ。セナたちと親交を深めるパンサーたちであったが、NASAエイリアンズの監督であるアポロは白人主義であり、黒人であるパンサーを試合に出すことはおろか、チームの雑用係としてこき使い、挙句の果てにはパンサーの祖母が作ってくれたヘアバンドを自身の雑巾として扱うなどの嫌がらせも行っていた。それでも他のチームメイトはパンサーを邪険にすることなく、優しくしてくれるためパンサーはチームに所属し続けていた。
いざ始まった泥門との試合。もちろんパンサーは出場できるはずもなく、チームの健闘を守り続けていたが、セナの走りを見て勝負したいと思うようになり、セナもまたパンサーと戦ってみたいと思うようになる。試合が進む中、アポロはテレビの取材で泥門と10点差で勝利しなければ二度とアメリカの地は踏まないと宣言してしまっており、負けるわけにはいかない状況であった。パンサーはアポロに試合に出させてくれと懇願するが、アポロは耳を貸さない。そこにホーマーがパンサーがいなければ10点差の勝利は難しいと告げ、パンサーは「最初で最後のチャンスをください もしアイシールド21を抑えられなければ―チームを辞めます」と頭を下げる。かつて、アポロはプロの選手としてそれなりの実力を有していたが、黒人選手によりチャンスを掴むことなくチームを辞めた経験があったのだ。アポロはそのことを思い出し、パンサーを試合に出すことを決意。パンサーの力により、泥門は追い詰められるが、セナが超高速で走ったことでパンサーからボールを奪った。しかし、セナの脚はそのために限界を迎え、倒れてしまい、結局NASAエイリアンズの勝利で幕を閉じた。

葉柱ルイの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「テメェと俺となにがちがうってんだよォオ!!」

秋大会が始まり、泥門への再選を誓う葉柱たちは巨深ポセイドンと試合に挑む。しかし、圧倒的な体格差に葉柱の力は通用せず、葉柱以外のメンバーは試合を諦めてしまう。いつものように脅しをかけながらクリスマスボウルの夢を諦めきれない葉柱はメンバーに詰め寄るが、葉柱の言葉は届くことなく、虚しくも巨深に敗北してしまう。試合終了後、偶然にもヒル魔と遭遇した葉柱は、自身の通う賊学は不良の集まりであり、そんな彼らをまとめるには力で示すしかなかったと語り、ヒル魔も同じような形でまとめただろうと投げかける。ヒル魔も葉柱と同じく恐怖でチームをまとめ上げたというのに泥門はヒル魔と共にクリスマスボウルを目指していること、やり方は同じだったのに何が違うのかと葉柱はヒル魔の胸倉を掴み、「テメェと俺となにがちがうってんだよォオ!!」と涙を流す。アメフトだけは真剣に取り組んでいた葉柱のクリスマスボウルへの夢はここで失ってしまうのだった。

小判鮫オサムの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「俺 今までで一番楽しかった…」

秋大会、準々決勝は巨深ポセイドンとの試合。圧倒的な体格差により、追い詰められる泥門だが、セナやモン太、小結の活躍により体格差を撥ね退け勝利を掴むことができた。巨深ポセイドンの主将である小判鮫は、最後のプレーを後輩である筧や水町に託しており、筧たちも小判鮫たちをクリスマスボウルに行かせるため泥門に挑む。小判鮫はアメリカ留学の経験がある筧と水泳部からの転向で入部した水町の足手まといになってることを自覚し、少しでも役に立とうと泥門の偵察に行ったりしていた。しかし、結局は泥門に敗北していしまい、小判鮫のクリスマスボウルへの夢は消えてしまう。筧は小判鮫に負けてしまったことを謝罪するが、小判鮫はクリスマスボウルを目指したくさん練習した日々を思い出し、「今までで一番きつかったけど 今までで 一番楽しかった…」と涙を流しながらも口角だけは上がっていた。

金剛阿含の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「バーカ いらねーよテメーらなんか」

関東大会一回戦前、セナたちはムサシからヒル魔も栗田も自身も本当は神龍寺ナーガの一員になるはずだったと衝撃的なことを告げられる。ヒル魔とムサシは受験をすれば神龍寺に入学できたのだが、学力に問題のあった栗田はスポーツ推薦枠を勝ち取ることができた。しかし、神龍寺のスポーツ推薦枠を阿含に奪われてしまい、栗田は神龍寺に入学することができなかった。わざと栗田から推薦枠を奪った阿含に対し、ヒル魔はムサシや栗田、自身がいれば最強のチームになると告げるが、阿含は「バーカ いらねーよ テメーらなんか」とバカにしたように言い捨てるのだった。

「まあそれでも 能力100の才能相手に 10が15になったっつう程度のもんだがな」

関東大会、一回戦神龍寺ナーガのとの試合が始まり、セナの前には早速阿含が立ちはだかる。セナは阿含を今まで強敵を倒してきた走りで抜き去るのだが、通常の人間よりも反応速度の速い阿含には通じることはなかった。阿含はセナが自分と初めて会った時よりも早くなっていることを知るが、その事は天才の阿含には関係なく、「まあそれでも 能力100の才能相手に 10が15になったっつう程度のもんだがな」とセナに迫る。結局セナは阿含の強烈な一撃により、走りを止められてしまうのだった。

細川一休の名言・名セリフ/名シーン・名場面

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@hiroro3777s4

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