アイシールド21の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『アイシールド21』とは原作・稲垣理一郎、作画・村田雄介によるアメリカンフットボールを題材とした漫画作品である。
主人公の小早川瀬那(セナ)は気弱な高校生だが、俊足の持ち主であった。彼の走りを見たアメフト部の主将、蛭魔に強制的にアメフト部に入部させられ、セナは最強ランナーである「アイシールド21」を名乗ることになる。
本作では、勝利のためにひたむきに努力する姿や、苦悩する姿が描かれ、胸を熱くさせる名言・名シーンが存在する。

「だから絶対に 大ケガなんてしないで…!!」

関東大会の決勝は白秋ダイナソーズに決まった。白秋は峨王により、プレイヤーを倒すことで勝利してきたチームであった。ヒル魔はもし自分が倒されたときのことを考え、マネージャーであるまもりに手紙を託す。しかし、まもりはマネージャー失格だと理解しつつもヒル魔からの手紙を破り捨て、「だから絶対に 大ケガなんてしないで…!!」と涙ながらに告げる。そして、ヒル魔に自身の望みを託し、その現場を見ていたセナたちはヒル魔を守るために練習に戻るのであった。ヒル魔とまもりは最初こそお互いに敵視している仲であったが、徐々に選手とマネージャーとしての信頼関係を築いていき、ヒル魔もムサシや栗田の前では決して見せない自身の弱さもまもりには見せていたのだった。

進清十郎の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「監督の30年が正しかったということを 自分が力で証明してみせます…!!」

関東大会、準決勝はセナの宿敵の相手進がいる王城ホワイトナイツとの試合であった。いよいよ果たされる進との対決で、セナは進を今までの培ってきたスピードで進を追い抜く。しかし、進はプロのトップスピードといわれる40ヤード走4秒2を記録しており、セナのいる光速の世界に踏み込んでいたのだ。進は生まれた時から真面目さが取り柄であり、その真面目な自分は人と交わることはないと思い過ごしてきたが、アメフト部の監督である庄司との出会いで進の運命は変わっていく。ドイツで合宿の際、庄司の厳しすぎるトレーニングにより王城の選手は集団脱走し、アメフト部を辞めてしまったのだ。そこには庄司が期待していたラインマン大田原と桜庭の姿もなかった。庄司はかつて自分が味わってきた敗北をアメフト部のメンバーには味わってほしくない一心で、厳しいトレーニングを課してきた。庄司は自分の行いが間違っていたとショックを受けるが、進はその言葉を否定し、「監督の30年が 正しかったということを 自分が 力で証明してみせます…!」と告げる。ちなみに桜庭は遅れてきただけでアメフト部を辞めたわけではなく、大田原はパンツが脱げたことにより現地で逮捕されていただけであった。

「それでこそ俺が最強と認めた好敵手(ライバル)だ…!!」

関東大会、王城ホワイトナイツとの試合。ヒル魔の奇策をもってしても、守備だけでなく攻撃にまで加わった進を止めることはできず、苦戦を強いられていた。セナも念願の進との対決を果たすが、進に勝つことはできず、進はセナの実力を残念に思う。セナは進のあまりの強さに悔しさで涙を流していた。ヒル魔は前半終了後のハーフタイムで進の突破口を見つけるため、まもりや溝六と協力し作業に取り掛かっていた。ヒル魔の口から語られる無敵の進に勝つための突破口は、セナの腕力で進をふっ飛ばすというものだった。しかし、セナと進の体格と力では不可能だと泥門メンバー誰しもが思っていたが、ヒル魔はセナの持ち前のスピードで加速し、進に突撃しろと命じるのだった。セナは数々の激戦に勝利し、様々なものを培ってきた。セナはその全てを進にぶつけると決意し、後半開始後早速進に超加速で突っ込んでいく。それを見た進は驚くが、セナが果敢に向かっていくことに「それでこそ俺が最強と認めた好敵手(ライバル)だ…!!」と喜びを感じるのだった。

桜庭春人の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「諦めきれないんだよ!俺だって一流になりたい! 凡人に生まれた男はどうしらいいんだ…!!」

王城ホワイトナイツの桜庭は長身ゆえにそれを期待され、アメフト部に入部した経歴を持っていた。しかし、同じアメフト部に入部した天才である進とは決定的に差があり、芸能界で活動しているためヒーローとして期待されることに辟易していた。そして春大会での泥門の試合で彼は負傷してしまい、自暴自棄となってしまう。夏合宿にて天才児の進が雨の中、ランニングを続けている姿を見て桜庭の思いは爆発してしまい、涙を流しながら「諦めきれないんだよ!俺だって一流になりたい!凡人に生まれた俺はどうしたらいいんだ…!!」と進に問うが、進は何も答えることはなかった。その後、桜庭は監督の庄司や王城のクォーターバック、高見が自分に期待していること会話を聞き、二人の思いを知る。桜庭は涙を流し、アメフトに専念することを決意する。

高見伊知郎の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「凡才の俺が一流の世界で戦える 桜庭春人って相棒を 6年間 待ってたんだ」

王城ホワイトナイツのクォーターバックである高見は事故によるトラウマで走ることができなかった。それゆえに5年ほどレギュラーになることができなかったが、自分なりのプレイを模索した結果見事レギュラーを勝ち取るのだった。桜庭は周囲の期待と進への劣等感から自暴自棄を起こしており、高見に向かって「5年間無駄にしましたよ!!」と暴言を吐いてしまう。その言葉を聞いた高見は桜庭を殴ってしまい、桜庭はその場を去ってしまう。
その後、監督である庄司との話で高見は一流と渡り合える高さを生かせる相棒を探し求めており、「凡才の俺が一流の世界で戦える 桜庭春人って相棒を 6年間 待ってたんだ」と告げる。桜庭はその会話を盗み聞いており、高見の思いに涙を流す。高見と桜庭はその後和解し、二人で一流になることを決意するのだった。

キッド(武者小路紫苑)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「良すぎる日はたいてい後でロクなことがねぇ」

春大会決勝戦、鉄壁の攻撃力を誇る王城ホワイトナイツと、王城に対する攻撃的な西部ワイルドガンマンズの試合をが行われており、王城が現時点で負けていることにセナは驚く。王城に20点差がついているという事実を西部のクォーターバックであるキッドは心配そうに「良すぎる日はたいていロクなことはなねぇ」と告げ、今後の試合に不安を漏らす。この言葉はキッドの口から不安を感じるとよく出るものであった。その不安は的中したのか、キッドの敵に捕まる前に投げるショットガンや鉄馬の力があっても王城に勝つことはできず、1点差で敗北してしまう。

「一緒に行こう クリスマスボウルに…!!」

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@hiroro3777s4

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