アイシールド21の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『アイシールド21』とは原作・稲垣理一郎、作画・村田雄介によるアメリカンフットボールを題材とした漫画作品である。
主人公の小早川瀬那(セナ)は気弱な高校生だが、俊足の持ち主であった。彼の走りを見たアメフト部の主将、蛭魔に強制的にアメフト部に入部させられ、セナは最強ランナーである「アイシールド21」を名乗ることになる。
本作では、勝利のためにひたむきに努力する姿や、苦悩する姿が描かれ、胸を熱くさせる名言・名シーンが存在する。
『アイシールド21』の概要
『アイシールド21』とは原作、稲垣理一郎・作画、村田雄介によるアメリカンフットボールをテーマにしたスポーツ漫画であり、本作の裏のテーマは「男らしさの追求」と「オスとしての生き方の標榜」となっている。
本作の累計発行部数は2000万部を突破しており、テレビ東京でのアニメ化もされている。
私立泥門高校に通う気弱な高校生、小早川瀬那(セナ)は長年のパシリ生活により培われた俊足の持ち主であった。不良に絡まれたセナの走りを見たアメフト部の主将、蛭魔妖一(ヒル魔)はセナをアメフト部に入部させる。ヒル魔により、セナは最強ランナーの証である「アイシールド21」を名乗ってフィールドを駆けることになってしまう。
しかし、最初アメフトをやる気のなかったセナは仲間たちやライバルたちの出会いで、徐々にアメフトに打ち込んでいき、数々の強敵と巡り合い成長していく。
本作では勝利のためにひたむきに努力する姿や、時には挫折する姿も描かれており、胸を熱くさせるようなキャラクターたちの名言・名シーンが数多く存在する。
小早川瀬那(セナ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「続けたいんだ アメフト部」
泥門高校に通う気弱な高校生、小早川瀬那(セナ)は長年のパシリ生活による俊足の持ち主であった。セナの走りを見たアメフト部の主将、蛭魔妖一(ヒル魔)がセナを強制的にアメフト部に入部させる。セナは選手ではなく、主務として入部したのだが、ヒル魔はセナを「アイシールド21」として正体を隠して試合に出す。春大会の一回戦は恋ヶ浜キューピット。セナは後半から出場し、見事勝利を収めることができた。試合終了後、ヒル魔に言われるまま着替えをして戻ろうとするのだが、急いだ結果盛大に転んでしまう。その姿をセナの幼馴染である姉崎まもりに見られてしまい、まもりはヒル魔にセナがいじめられていると勘違いを起こしてしてしまう。まもりはヒル魔にセナに近づかないよう告げ、セナに合うクラブを探そうとセナの手を引っ張る。セナは気弱な性格ゆえによく馬鹿にされ、まもりに守られていることが多くなっていた。セナはまもりに導かれるのではなく、自分の手で何かを掴みたいと思うようになっており、試合の勝利のことを思い出し、まもりから手を放す。そして、満面の笑みで「続けたいんだ アメフト部」とまもりに告げ、セナを守るためにまもりはアメフト部のマネージャーになることを決意するのだった。
「逃げる?違う!勝つんだ!」
春大会、二回戦の相手は強豪王城ホワイトナイツであった。序盤は泥門が押していたのだが、王城のラインバッカー(ゴールまでボールを運ぶランナーを止めるポジション)である進清十郎が試合に出てからは状況が一変。セナは走るたび進に止められてしまうが、進は自身に向かってくるセナがどんどん早くなっていることに気づく。しかし、王城の鉄壁の守備により、点を取れないまま時間が迫ってきてしまう。勝機が見えないと思ったヒル魔は試合を放棄して退場しようとするが、セナはもう少しで進を抜くことができると告げる。ヒル魔はセナが進を抜けば勝機があると判断し、試合を続行。走るセナを進が追いかけ、誰もが捕まると思った際、セナは「逃げる?違う!勝つんだ!」と今までの逃げ癖から勝ちたいと思うようになり、セナはとうとう進を突き放すことに成功する。しかし、進を抜き、点を取ることができたセナだが、体力の限界で倒れてしまう。
セナが退場したことで、試合には負けてしまったもののこの試合で進はセナを超えるべき好敵手(ライバル)として認めることになる。
「理想とは違っちゃったけど 今のがもっと楽しい そういうことだってあるよ!」
春大会が終わり、敗北してしまった泥門。セナは秋大会が控えていることを知らされ、試合に勝ちたい思った彼はアメフトに真剣に打ち込むようになる。春の大会までは運動部からの助っ人を呼ぶことで出場することができていたが、秋大会までにメンバーを集めなければならないとセナたちは部員の募集を開始する。そんな中、セナは通学途中でセナのこぼれ球を見事にキャッチした少年に出会う。彼はすでに野球に所属していたものの、セナはいい仲間になってくれるのではないかと密かに思っていた。セナは野球部での彼のキャッチを見て、アメフト部に勧誘するが、彼は憧れの選手のようになるために野球を辞めるつもりはなかった。野球部の一軍入りを目指していている彼はノーコンでありキャッチはできるが、野球の総合力としては戦力外であった。結果的に一軍入りを果たせず落ち込む彼にセナは、アメフト部がキャッチャーを探していることを告げ、再度勧誘する。野球部の一軍入りを果たせなかったからアメフト部に逃げるのはカッコ悪いと告げる彼だが、セナは主務の途中から選手として頑張ってみようと思った、「理想とは違っちゃったけど 今のがもっと楽しい そういうことだってあるよ!」と自分の経験を吐露する。そんなセナの言葉に彼は感謝するも、すぐに答えを出すことはできなかった。後日、彼は自分を必要としてくれたアメフト部に入部を決意。彼こと雷門太郎(モン太)はアメフト部のキャッチャーになったのだった。
「強くなるんだ 嘘がホントになるように」
セナは春大会で戦った王城ホワイトナイツのレシーバーである桜庭春人に怪我をさせてしまうが、桜庭のお見舞いに行っていないことを思い出す。桜庭は芸能界で活躍しており、怪我もニュースになっていた。そんな桜庭を怪我させたことについての取材で、アイシールド21に扮したヒル魔により、アイシールド21は悪役として周囲に見られることになってしまう。
セナはアイシールド21の代わりに謝罪しようとモン太と共に桜庭のお見舞いに向かうことになり、桜庭と共に入院していた虎吉という少年が桜庭のキャッチを見て、彼をヒーローとして憧れていることを知る。しかし、彼は実力も無いのにテレビ局に王城のエースだと祭り上げられているだけで、ヒーロー扱いをされるのは迷惑だと虎吉の前で言い放つ。その言葉に怒るモン太だが、桜庭はアイシールド21に対して「俺みたいな雑魚がアイシールドさんを事故に巻き込んで すみませんでした」と伝言するように告げ、虎吉はショックを受ける。そんな桜庭を励ますために、セナは事前に描いた謝罪の言葉ではなく、即座に挑戦的な表現に変えた手紙を読み上げる。セナの行動に気づいたモン太はセナの手紙に便乗し、結局二人とも病院を追い出されてしまう。モン太が自分のせいでアイシールド21が悪役になってしまったと謝罪するが、セナは悪役でもヒーローでもどっちでもいいと告げ、進と約束した決勝に進むために「強くなるんだ 嘘がホントになるように」と決意するのだった。
「小早川セナ 21番! ポジションはランニングバックです!」
夏休みにセナたちはクリスマスボウルを目指し、秋大会にむけてアメリカで強化合宿を行うことになった。セナたちはアメリカの地で、ヒル魔と泥門デビルバッツのコーチとなった酒奇溝六(さかきどぶろく)により、地獄の特訓「デスマーチ」を行うことを知る。溝六の手には日本行きの航空便が握られており、「死んでも強くなりてぇ奴だけ 天国行き(日本行き)の航空券破って 一緒に地獄へついてこい!!」と告げる。その言葉に、モン太、セナと同じく1年生メンバーである小結、十文字、黒木、戸叶、2年生メンバーである雪光も航空券を破り捨てる。セナも進との再戦を望み、強くなりたいと決意。セナは航空券を破り捨て、「小早川セナ 21番! ポジションはランニングバックです!」と告げる。セナは自分がアイシールド21であることをメンバーに打ち明けるのだった。
「泥門デビルバッツが全員揃うその日まで 僕たちは負けない」
アメリカでの地獄の特訓「デスマーチ」をやり遂げ、日本に帰国したセナたち。秋大会に向けて練習を続けていく中で、大会出場メンバーの発表がヒル魔により行われた。次々にメンバーが発表される中、いよいよレシーバーのポジションの発表になった。泥門のアメフト部に入部した2年生の雪光学は、運動部への憧れがあったものの、母親の英才教育によりなかなか運動部への入部に踏み出せずにいた。しかし、アイシールド21の活躍を見て、自身も運動部の入部を決意。今年が最後だと「デスマーチ」もやり遂げた。しかし、レシーバーはモン太とバスケットボール部の助っ人、佐竹と山岡を起用するとヒル魔から告げられる。出場メンバーから外れてしまった雪光はショックを受け、泣き叫ぶ。そんな雪光に声をかけようとするが、モン太にセナが声をかけても慰めにならないと止められてしまう。セナとモン太は勝ち続ければ大会は終わらないと会話をする。その会話は雪光にも聞こえており、セナは「泥門デビルバッツが全員揃うその日まで 僕たちは負けない」と告げる。雪光はそんな二人の会話に嬉し涙を流すのだった。
アイシールドを取り「小早川瀬那」として出場
秋大会の準決勝に敗北し、敗者復活戦に挑むことになった泥門。敗者復活戦の相手は盤戸スパイダーズであり、本物のアイシールド21赤羽隼人がいるというのだ。本物のアイシールド21との試合の入場前にセナはこれまでのことを思い出していた。これまでの強敵と戦うなかで、セナは一人のアメリカンフットボール選手として赤羽に挑むことを決意した。入場した後、泥門デビルバッツのチアリーダーである鈴音が自分の名で声援を送ると、観客は盛り上げを見せる。セナは「小早川瀬那」としてフィールドに立ち、挑戦者として赤羽に挑む。
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目次 - Contents
- 『アイシールド21』の概要
- 小早川瀬那(セナ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「続けたいんだ アメフト部」
- 「逃げる?違う!勝つんだ!」
- 「理想とは違っちゃったけど 今のがもっと楽しい そういうことだってあるよ!」
- 「強くなるんだ 嘘がホントになるように」
- 「小早川セナ 21番! ポジションはランニングバックです!」
- 「泥門デビルバッツが全員揃うその日まで 僕たちは負けない」
- アイシールドを取り「小早川瀬那」として出場
- 「アメフト部に入って 良かった…!!」
- 「きっと一生超えられない わかっててそれでも挑んで戦い続けるそれがアメリカンフットボールが教えてくれた世界―自分で選んだ雄の生き方なんだ…」
- 蛭魔妖一(ヒル魔)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「『最後までよくガンバった』って褒められてーのか?『負けだけど俺たちガンバったよな』って慰め合うか?勝つためにやってんだ 勝つ気のねえガンバリなんざ何の意味もねェ」
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