山中いのじん(BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

山中いのじん(やまなかいのじん)とは『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物であり、金髪と白い肌が特徴の少年。母親に一族当主の山中いの、父親に警務部所属の山中サイを持つ。主人公・うずまきボルトの同期で、忍者学校卒業後は奈良シカダイ、秋道チョウチョウと「第十班」に所属。新世代の“猪鹿蝶トリオ”として活躍している。山中一族の秘伝忍術「心転身の術」など精神操作系の術に加え、父が得意とする「忍法・超獣偽画」を使用して戦う。

山中いのじんの概要

山中いのじん(やまなかいのじん)とは『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物である。母親に山中一族当主の山中いの(やまなかいの)、父親に警務部所属の山中サイ(やまなかさい)を持つ。母譲りの金髪と碧眼、父譲りの白い肌が特徴。忍者学校時代は紫色のパーカーにオーバーオールとラフな服装をしていたが、下忍昇格を機にサイが前作『NARUTO』で着用していた様な忍装束スタイルに変更している。
影使いの奈良一族出身・奈良シカダイ(ならしかだい)とポッチャリ体系を駆使する秋道一族出身・秋道チョウチョウ(あきみちちょうちょう)と共に「第十班」に所属。担当上忍は木ノ葉の上忍くノ一・風祭モエギ(かざまつりもえぎ)。山中、奈良、秋道一族は抜群のコンビネーションを誇る“猪鹿蝶トリオ”として代々活躍しており、新世代の第十班もコンビネーションによる連携を得意としている。いのじんは山中一族の秘伝忍術「心転身の術」など精神操作系の術によるサポートや、サイが得意とする「忍法・超獣偽画」を使用した牽制を担当する。

山中いのじんのプロフィール・人物像

誕生日:12月5日
星座:いて座
年齢:12歳
身長:147cm
好きな食べ物:チーズ、たこ焼き
嫌いな食べ物:脂身
趣味:絵を描くこと、ゲーム
CV:阿部 敦

言いたいことはハッキリ言う性格で、父に似て毒舌家。七代目火影・うずまきナルトの息子であるボルトの事も「親の七光り」と評していた。その一方で小心者な所もあり、未熟な心転身の術を使う際には失敗を恐れて躊躇ったり、中忍試験前日は緊張のあまり食事が喉を通らなかったりといった描写が見られる。勝ち気な母と天然な父、めんどくさがりなシカダイとマイペースなチョウチョウなど、いのじんの周囲には個性的な人物が多く何かと振り回されている。
親世代のつながりからシカダイやチョウチョウ、ボルトとそのチームメイトのうちはサラダとは幼馴染で忍者学校入学前からの付き合い。休日や任務後は、ハンバーガーショップ「雷バーガー」で集まって食事をしたり、ゲームで遊ぶことが定番となっている。家業である花屋「やまなか花」の手伝いをさせられることもある。

山中いのじんの来歴・活躍

忍者学校時代

入学早々トラブルを起こしたボルトに早速毒を吐くいのじん。

忍者学校に入学し、主人公・うずまきボルトと同じクラスになる。入学早々里を走る雷車を暴走させ、破壊にしたにもかかわらず停学処分で済んだボルトを「火影の七光り」と真っ向から批判。彼からの握手を拒否するなど厳しい態度で接した。しかし、ボルトがクラスメイトに暴力を振るう不良の結乃イワべエ(ゆいのいわべえ)と戦い、改心させたことでその認識を改め、以降は友人として共に行動する様になる。
幼少期より絵を描くことが得意で、父のサイと同じく描いた動物を具現化させる「忍法・超獣偽画」を会得している。しかし、子ども向け絵画コンクールで格下だと思っていたボルトの妹・うずまきヒマワリの絵に負けてしまったことでスランプに陥り、超獣偽画が使えなくなってしまう。一時は絵を諦めてしまうが、母いのからの励ましもあり自分に勝ったヒマワリに弟子入りすることを決める。ボルトの協力もあり、絵を描くことの楽しさや込める想いに気づき見事スランプを克服した。その後は仲間と共に卒業試験を突破し、下忍へと昇格した。

初の中忍試験

下忍昇格後奈良シカダイ(ならしかだい)、秋道チョウチョウ(あきみちちょうちょう)と共に「第十班」に所属する。山中・奈良・秋道一族は代々チームを組むことが決まっており、いのじん自身もお互いの術の相性が悪くないと認めていた為班分けの結果はすぐに受け入れることが出来た。めんどくさがりなシカダイやマイペースなチョウチョウに呆れたり、毒を吐くこともあるが数々の任務を経て次第にチームとして互いを信頼していく。初の大きな任務・里に侵入した義賊団の発見、追跡任務では、戦闘禁止という命令が出されていた。しかし、シカダイの推理で義賊団の位置を掴んだ3人はそのまま戦闘を開始。命令違反ではあるが、義賊団のせん滅には成功する。そんな3人を担当上忍の風祭モエギ(かざまつりもえぎ)は中忍試験に推薦。任務で命令違反をした自分たちに受験する資格があるのか心配したが、無事に参加が決定した。
第一試験はサイが教官を務めるマルバツクイズ。クイズに不正解の場合、墨の落とし穴に落とされ真っ黒になると失格というルールだったが、これはひっかけ問題で全員が落とし穴に落とされてしまう。第十班はシカダイの動きを封じる「影縛りの術」で動きを止め、墨の落とし穴に落ちずに済む。試験を突破したものの、「父さんらしいクソテストだよ…」と愚痴をこぼした。第二試験はチーム対抗の旗取り合戦。猪鹿蝶のコンビネーションを活かし、すぐさまクリア。木ノ葉の里からは第十班とボルト、サラダ、ミツキの第七班が第三試験に進んだ。個人戦となった第三試験でいのじんは砂隠れの忍・アラヤと対戦。ここまでボルト、シカダイ、サラダと木ノ葉の忍が勝ち進んでおり、4連勝すると意気込んでいたが、得意の超獣偽画が通用せず敗北。次の試合に臨むミツキに声をかけられないほど落ち込んでしまった。その後しばらく落ち込んだままだったが、第1回戦最終試合に臨むチョウチョウに自分の悔しい思いを託し「頑張れよ、デブ!!」と力強いエールを送った。いのじんとチョウチョウは1回戦で敗北、シカダイも2回戦で敗北したが、試験後は笑顔でお互いの健闘を称えた。

アックンとの出会い

自分になついた芥にアックンと名付け、命の大切を教える。

木ノ葉の里入り口を警備する門番が襲われ、彼らの証言や現場に残された額当てからミツキが里を抜けたことが明らかとなった。彼の真意を知りたいボルトとサラダも彼を追って無断で里を出てしまい、彼らと仲の良い第十班は2人の追跡及び拘束の任務を言い渡される。いのじんは超獣偽画を使用して空から探索。ボルトの拘束に成功した。しかし、ボルトの友を想う気持ちに感化されたシカダイは共にミツキを追うことを決意。チョウチョウも賛同した為、いのじんもなし崩し的に同行することになる。
ミツキを追って岩隠れの里へ向かう際、三代目土影・オオノキが作った防衛用の土人形・芥(あくた)に出会い、なぜかなつかれてしまう。他の仲間が岩隠れの里に潜入している間、いのじんは芥と待機することになり"アックン"と付けて言葉や命の大切さを教えた。その後シカダイ、チョウチョウと合流したいのじんは、敵の一味・ツクラレのコクヨウと戦闘。ツクラレは岩隠れの里支配を目論んでおり、ミツキの失踪を引き起こした一味であった。体術のスペシャリストであるコクヨウは、圧倒的なスピードとパワーで第十班を圧倒する。いのじんは心転身の術を使用しコクヨウの動きを止めることに成功するが、術の危険性から真っ先に命を狙われてしまう。そこへいのじんを追って戦場に来ていたアックンが現れ、コクヨウにしがみつき、いのじんを守ろうと奮闘。隙が出来たことでチョウチョウの回転体当たり「肉弾戦車」がクリーンヒットし、見事コクヨウに勝利した。しかし、いのじんを庇ったアックンは、致命傷のダメージを受け動けなくなっていた。「どうして来たりしたんだよ。お前なんか足手まといになるに決まってるじゃないか」と怒るいのじんの顔を撫で、最期に「いの…じん」と名前を呼びながら命を落とす。いのじんは「居なくなってせいせいした」と毒づきながら号泣。出会った後に2人で過ごした待機場所へアックンのお墓を作り、第十班の3人で弔った。
一方ボルトとサラダはミツキと再会。彼は木ノ葉の里を裏切ったのではなく、ツクラレの真意に気づき、同じ人造人間として仲間になったふりをして潜入していたことが明らかとなった。ミツキを加え再び3人となった第七班はその場に駆けつけた三代目土影・オオノキの協力もありツクラレのリーダー・空(くう)を撃破。一味のせん滅に成功し、事件は解決した。

感知部隊へ参加

神になることを目的とし、地球に住む人々を幻術で支配しようとしていた前作最大の敵・大筒木一族と繋がりを持つ謎の組織「殻」が本格的な動きを見せ、平和だった木ノ葉の里も警戒態勢を強めていく。里への侵入者を感知し、必要に応じて警報を出す感知部隊の責任者にいのが就任し、いのじんも部隊に参加することになる。感知忍術は山中一族の秘伝忍術の為いのじんも習得しているが、父・サイに教わった超獣偽画の方が得意な為「僕は母さんとは違うから」とあまり乗り気でなかった。先輩で同じ一族の山中コハン(やまなかこはん)と感知の演習にあたるも上手く行かず、いのをガッカリさせてしまったと落ち込む。サイの励ましを受け、再びコハンとの演習に挑む。その中で里に不審者が侵入していると感じたいのじんはシカダイとボルトに協力してもらい、追跡を開始する。人込みに紛れた不審者を特定することに怖気づくいのじんだったが、両親の姿を思い出し、感知忍術と超獣偽画を応用した方法で不審者の特定と拘束に成功。いのは「火事場の馬鹿力に過ぎない」と評しつつも、いのじんの成長を喜んだ。

二度目の中忍試験

心転身の術を成功させるが、対策を用意していたホウキに破られてしまった。

木ノ葉の里で再び中忍試験が開催。前回の試験でシカダイが中忍に昇格した為、第十班からはいのじんとチョウチョウの2人で参加。これまでの任務や演習で経験を積んだこともあり、見事最終試験まで駒を進める。試験前日、緊張するいのじんはシカダイやチョウチョウの励ましを受け、改めて中忍になる決意をする。
前回同様個人戦となった最終試験ではサイの部下で、里を裏から支える暗部として活動中の竹取ホウキ(たけとりほうき)と対戦。ほとんど情報がないホウキにいのじんは先制攻撃をしかけ、戦闘を優位に進める。しかし、ホウキは「土遁・闘刃棒」を使用し会場に無数の石柱を召喚し、石柱の迷路にいのじんを閉じ込める。一度見た地形を瞬時に記憶出来るホウキはすぐに地形といのじんの位置を把握し、死角からの攻撃で追い詰めていく。最初の攻撃でチャクラを消費し、ホウキの攻撃で満身創痍のいのじんは、彼を罠にはめ最後のチャクラを使い心転身の術を発動。
体を乗っ取ることに成功するが、暗部で対精神攻撃用の防壁術を叩き込まれていたホウキには通用せず、術を破られ敗退した。

山中いのじんの忍術・必殺技

忍法・超獣偽画(にんぽう・ちょうじゅうぎが)

巻物に描いた鳥が実体化して攻撃。いのじんは絵の具を使用する為、カラフルな動物になる。

チャクラを練りこんだ絵の具で瞬時に描き上げた絵を実体化させる術。幼い頃から絵に携わってきたいのじんの最も得意とする忍術で大きな鳥を描いて空を飛んだり、大量の小鳥を実体化させて陽動、獅子を呼び出して攻撃など用途は多岐にわたる。ただし、耐久性は低い為、攻撃を受けるとすぐに術は解けてしまう。サイ直伝の忍術だが墨で描くサイの絵を古臭いと感じており、いのじんは絵の具を使用することで実体化する絵をカラフルにしている。描く手間を省くため絵をコピーして術に使用したことがあるが上手くいかず、その後は術への向き合い方を改め咄嗟に絵が描けるまでに成長している。

心転身の術(しんてんしんのじゅつ)

Kazu1096s1
Kazu1096s1
@Kazu1096s1

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筧スミレ(BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

筧スミレ(かけいすみれ)とは『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』に登場する、紫の髪が特徴の女性キャラクターで、主人公・うずまきボルトの同期。忍者学校を卒業後は下忍として任務に励んでいたが、自らの意志で科学忍具班への異動を希望し、以降は科学忍具の研究を行っている。穏やかで優しい性格をしており、困った時に出る「はわわ」が口癖。

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大蛇丸(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

大蛇丸(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

大蛇丸(おろちまる)とは岸本斉史による漫画『NARUTO-ナルト-』『BORUTO-ボルト-』に登場するキャラクターである。 木の葉隠れの里出身で、猿飛ヒルゼン率いる班に属し、自来也・綱手とともに伝説の三忍と呼ばれた。木の葉の里を抜けた後、音隠れの里の創設や、暁への加入などを通じ「木の葉崩し」を企てた。 目的のために犠牲を厭わない残忍な性格であるが、孤児を匿い、洗脳していくことから心酔する部下も多い。不老の術や死んだ者を蘇らせる「穢土転生」など、禁術の開発に力を入れていた。

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ミツキ(BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

ミツキ(BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

ミツキとは、岸本斉史作の『BORUTO』に登場する木ノ葉の里の忍である。 主人公であるうずまきボルトと同じ忍者アカデミーに通い、卒業後も同じ第七班で行動を共にしている。第七班は、うちはサラダを合わせた3人で構成された。 蛇を思わせる風貌のミステリアスな雰囲気で常に薄く笑っている。つかみ所の無い性格をしているが、面倒見の良い優しい性分の持ち主でもあり、第七班の中ではサポート役のようなポジションだ。喧嘩の絶えないボルトとサラダの間を取り持つ潤滑油的存在。

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香燐(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

香燐(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

香燐(かりん)とは、『NARUTO』に登場する鷹(旧称・蛇)の紅一点。細身で赤い長髪と眼鏡をかけていることから、クールな印象を与えるキャラクターだ。 名門・うちは一族唯一の生き残りであるサスケと2人きりになった時だけは、甘える仕草を見せる。 チャクラを感じることが出来る感知タイプで、自分の体を噛んだ者を回復させる能力を持つ。 戦闘においてはその鋭い洞察力から、敵の弱点を見つけ出すことに長けている。 香燐自身は戦闘には参加せず、味方のバックアップに回っている。 一人称は「うち」である。

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ヤマト(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

ヤマト(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

ヤマトとは『NARUTO-ナルト-』及び『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物。ヘッドギアが特徴の木ノ葉隠れの里の上忍である。主人公・うずまきナルトが所属する「第七班」のはたけカカシ不在時に代理で隊長を務めている。以前は「テンゾウ」という名で暗部に所属しており、隊長に抜擢された際、五代目火影・綱手(つなで)によって「ヤマト」と名付けられた。初代火影・千手柱間(せんじゅ はしらま)の細胞が体内に組み込まれており、柱間の木遁忍術を使用出来る。

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