香燐(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
香燐(かりん)とは、『NARUTO』に登場する鷹(旧称・蛇)の紅一点。細身で赤い長髪と眼鏡をかけていることから、クールな印象を与えるキャラクターだ。
名門・うちは一族唯一の生き残りであるサスケと2人きりになった時だけは、甘える仕草を見せる。
チャクラを感じることが出来る感知タイプで、自分の体を噛んだ者を回復させる能力を持つ。
戦闘においてはその鋭い洞察力から、敵の弱点を見つけ出すことに長けている。
香燐自身は戦闘には参加せず、味方のバックアップに回っている。
一人称は「うち」である。
香燐の概要
香燐とは、『NARUTO』に登場する蛇/鷹小隊の紅一点。
サスケの師匠である大蛇丸の南アジト監獄の管理者だったが、サスケに好意を抱いていた為、兄・イタチへの復讐に協力することとなり、蛇/鷹小隊へ加わる。
サスケから小隊へ誘われた理由は、南アジトを管理していた際の情報統制能力が長けていたからである。
細身で赤い長髪と眼鏡をかけていることから、一見クールな印象を持つが実はツンデレ。
特にサスケと2人きりになった際は、甘えた一面を見せる。
元・音隠れの里の出身で、大蛇丸の右腕である薬師カブトの発言によりうずまき一族の末裔であることが判明した。
香燐の体に嚙みつくと回復する事が出来るが、これはうずまき一族の血縁に関係している。
一人称は「うち」である。
香燐のプロフィール・人物像
年齢:16歳
性別:女
所属:蛇/鷹
身長:162cm
体重:60kg
CV:東條加那子、行成とあ
性格はツンデレ。いつもは強気な性格だが、蛇/鷹のリーダーであるサスケにだけは甘えた一面を見せる。
蛇/鷹メンバーの水月とはいつも喧嘩になり、不仲だということは一目瞭然。
戦闘においてはその鋭い洞察力から、敵の弱点を見つけ出すことに長けている。
基本的には香燐自身は戦闘には参加せず、味方のバックアップに回っている。
的確な指示を送り、蛇/鷹小隊では頭脳役としてサスケにも一目置かれている。
献身的で仲間がピンチになると、率先して自分の体に嚙みつかせて回復をさせることに尽力する。
仲間を回復させる能力と、チャクラを感知する能力で数々の戦闘に貢献した。
香燐の来歴・活躍
蛇小隊への誘い(初登場シーン)
サスケはイタチへの復讐に向けて動き出す。
大蛇丸を仕留めた後に、サスケの小隊にとって必要な人員を集める。
まずは水月を小隊に誘った後、香燐を小隊へ引き入れる為、大蛇丸の南アジト監獄へと向かう。
「やっぱりアンタか、サスケ」
香燐はサスケが自分の元にやって来ると感じていた。
サスケ、水月、香燐は部屋へ行き、話合いをすることに。
「香燐、付いてこい。お前が必要だ」
サスケの提案に最初は反対する香燐。
サスケは香燐の情報統制能力をかっている。
大蛇丸がいなくなった今、囚人を全員解放すれば香燐が南アジトを管理する必要はなくなる。
水月が囚人を解放しに部屋から出る。水月が部屋から出る直前まで、香燐はサスケに同行することを反対している。
「お断りだね。大体アンタに付いていく義理はないだろ」
サスケは香燐がそこまで反対するのなら、他を当たると言い出す。
水月が部屋から出て行って、サスケと2人きりになったのを確認した香燐は性格が激変する。
眼鏡を外し、デレデレになった香燐は「行く。サスケがどうしてもって言うなら、付いてってやるよ。よく考えたら、見張りも飽きちゃってたところだし」と言った。
水月が部屋に戻ろうとするが、扉には鍵が掛けられている。香燐が内側から鍵を掛けたのだ。
「邪魔者はほっといて、ねぇサスケ…どうせなら、うちとサスケだけで良いんじゃない?水月なんていらないだろ。アレ」
サスケはデレデレの香燐に対し「お前のその、こズルさと用心深さ、そして何よりそのチャクラを感じる能力。お前は使えると分かっていた。はじめて会ったあの時から」と言った。
過去にサスケと香燐は、大蛇丸の命令により実験場から脱走した囚人を捕獲するという指令を受けた。
サスケは香燐のチャクラ感知能力を上手く駆使して、指令を無事に終える。
その時に香燐はサスケのチャクラに惚れてしまう。「何、このチャクラ…こいつカッケェ」
香燐はサスケの小隊に加わる事を決意する。
vsキラービー
イタチの死後、鷹小隊は木の葉隠れの里を潰すという目的を掲げる。
鷹小隊は目的が一致する、暁へ所属することになる。
暁の目的の一つは尾を持つ巨大な魔獣である尾獣を集めること。
暁メンバーと鷹小隊で手分けして尾獣を集める為、鷹小隊は八尾の人柱力(尾獣を体内に封印された者)・キラービーを狙う。
雷の国にある雷雲峡でキラービーと対峙することになる。
鷹小隊4人vsキラービーとの戦闘。
序盤からサスケはキラービーに真っ向勝負を仕掛ける。
キラービーの華麗な太刀筋によって、カウンターを受けたサスケはいきなり重傷を負ってしまう。
キラービーの攻撃を蛇/鷹メンバーの水月と重吾が防ぎ、その間に香燐はサスケに「ウチに噛みつけ」と右腕を差し出す。
サスケが香燐の腕を嚙みつくと、香燐から喘ぎ声が聞こえる。
回復したサスケは水月、重吾と連携してキラービーを追い詰める。
キラービーは姿を消すが、香燐はキラービーのチャクラを感知してすぐさまキラービーを見つける。
サスケがキラービーを追跡するも、キラービーは八尾のチャクラを纏った状態で放つ体術・雷黎熱刀(ラリアット)をサスケに繰り出し、サスケの内臓が吹き飛んでしまう。
香燐は急いで回復させようとするが、香燐のチャクラ量を考慮した重吾が代わりにチャクラを分け与える。
サスケにチャクラを分け与えた代償に重吾の体は小さくなってしまう。
キラービーは八尾の姿であるタコに変身して、4人を仕留めに掛かる。
水月が水遁の術を使い、八尾姿のキラービーと対峙する間に3人を逃がそうとする。
しかし、あっけなく水月は倒れてしまい鷹は絶対絶命に追い込まれる。
ここでサスケは、うちは一族の中で限られた者にしか開眼しない瞳術・万華鏡写輪眼を使い、視界に入った標的を消えない黒炎で燃やす天照(あまてらす)を発動する。
八尾は黒炎に包まれて悲鳴を上げる。
暴走する八尾のタコ足に香燐は当たってしまい、黒炎が移ってしまう。
香燐を見捨てようとした重吾だが、サスケは黒炎を消そうと万華鏡写輪眼の力を発動する。
何とか黒炎が消えた香燐を重吾が救い出し、サスケは八尾の黒炎も消す。
八尾は戦闘不能になり、鷹が連れ去る。
五影会談
サスケの兄・イタチにうちは一族を抹殺するように指示したのは、木の葉隠れの里の上層部でその中の一人にダンゾウが入っていた。
サスケはこの真実を知り、兄・イタチの仇を討つため、木の葉隠れの里の上層部を一人残らず殺すと決めた。
ダンゾウは六代目火影候補であり、木の葉隠れの里にある暗部養成部門”根”の創設者でリーダーを務めていた。
サスケは五影会談にダンゾウが出席すると知り、鷹のメンバーで五影会談の会場へ乗り込む。
五影会談の会場は厳重な警備が敷かれているが、香燐の感知能力によって鷹メンバーのサスケ、水月、重吾を上手くコントロールする。
香燐は警備を警戒しながら、ダンゾウの居場所を感知する。
香燐はこの時、サスケのチャクラが今までと違うことに気付く。
憎しみによる冷たいチャクラを纏うサスケは次々と警備を倒していく。
ここで五影のうちの一人、四代目雷影・エーが登場する。
サスケは雷影の強さを目の当たりにして防戦一方となる。
万華鏡写輪眼を開眼したサスケは、あらゆる忍術・体術に対し強力な防御力を誇る須佐能乎(スサノオ)と視界に入った標的を消えない黒炎で燃やす天照(あまてらす)を組み合わせて自身の体を黒炎の盾で纏い、絶対防御を見せる。
しかし雷影は、お構いなしに雷遁を纏わせた手刀を敵に叩きつける体術・雷虐水平千代舞(らいぎゃくすいへいチョップ)をサスケに繰り出す。
雷虐水平千代舞(らいぎゃくすいへいチョップ)を繰り出した雷影は左腕を失うことになったが続けて、雷遁を纏わせたまま高く飛躍し斧のように振り上げた脚を相手に叩きつける体術・義雷沈怒雷斧(ギロチンドロップ)でサスケにトドメを差しに行く。しかしそこで五代目風影・我愛羅が仲裁に入る。
ここでサスケと四代目雷影・エーの戦闘は一旦終了する。
vsダンゾウ
五影会談終了後に、ダンゾウの居場所を突き止めたサスケ。
サスケは戦闘の前にダンゾウへ問う。「お前を含む木の葉上層部の命令で、うちはイタチに俺の一族を抹殺させてのは本当か?」
ダンゾウは答える間もなくサスケへ攻撃するが、万華鏡写輪眼を開眼したサスケは、あらゆる忍術・体術に対し強力な防御力を誇る須佐能乎(スサノオ)を発動してダンゾウを捕まえる。
ダンゾウは苦しみながら「あいつはそんな男ではないと思っていた。イタチめ、死に際に全て喋りおったか。やはりお前だけは特別だったようだな」と言う。
この事実を聞いたサスケの怒りが増し、須佐能乎(スサノオ)が膨張する。
そしてダンゾウを握り潰してしまう。
ダンゾウは死んだはずだが、ダンゾウの右腕に複数の写輪眼が埋め込まれていて、サスケに幻術を掛けていたのだ。
ここからサスケ、香燐vsダンゾウの一戦が始まる。
サスケとダンゾウの戦闘がメインだが、香燐がサポート役として大きく貢献する。
香燐はダンゾウのチャクラを感知してすぐさま、サスケにダンゾウの位置を伝える。
サスケは須佐能乎(スサノオ)で応戦するが、ダンゾウ攻略の糸口が見つからない。
ダンゾウの術のトリックを香燐は分析して見破る。
サスケはボロボロになりながらも、ダンゾウを仕留めると香燐に噛みつき回復する。
ダンゾウは最後の力を振り絞り、香燐を人質にする。
サスケは人質にされた香燐ごと、千鳥で急所を突く。
ダンゾウを倒した後に香燐を殺そうとするが、サスケを追いかけていた木の葉隠れの里・第七班の元同僚のサクラが止めに入る。
サクラの治療により、一命を取り止めた。
香燐の能力・術
回復・治癒能力
チャクラを感じ取ることのできる感知タイプ。
広い視野を持ち、戦闘において仲間に的確な指示を送ることが出来る。
自分の体を噛んだ者を回復させる能力を持つ。
サスケに体を噛まれるシーンが多く、喘ぎ声を出すことが特徴。
神楽心眼(かぐらしんがん)
目を閉じて感覚を研ぎ澄まし、自身を中心とした一定範囲のチャクラの識別と感知を行う。
一度チャクラを特定すれば、その後の動向を細かく把握することが出来る。
金剛封鎖(こんごうふうさ)
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九喇嘛(くらま)とは、『NARUTO』のキャラクターで、主人公・うずまきナルトの体内に封印されている「九尾」の本名である。また、九匹存在している尾獣のうちの一匹である。膨大な量のチャクラを有しており、その力は一国の兵器に匹敵すると言われている。かつて人間からひどい扱いを受けていたため、人に対し憎しみの気持ちを持っていた。そのためナルトとも犬猿の仲であったが、対話を通し、次第にナルトに心を許していく。
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サイ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
サイとは『NARUTO』の主人公であるうずまきナルトの同じ任務を行う第七班のチームメイトである。 第七班のチームメイトの欠員により補充された。 「サイ」という名前はダンゾウという元サイの上司である男からつけられた名前で、本名は不明である。 第七班に来る前は暗部養成機関「根」に所属していた。 動物の絵を実体化して操る忍術「超獣偽画」を使う。
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テマリ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
テマリとは、『NARUTO』に登場する砂隠れの里のくノ一であり、三代目風影の娘で、四代目風影の姉である。 巨大な扇子を使って風を操る風遁使いである。 『NARUTO』の主人公であるナルトがいる木ノ葉隠れの里とは敵対していたが、第四次忍界大戦で連合を組み、大戦後はナルトの同級生である奈良シカマルと結婚し、木ノ葉隠れの里で暮らし、一人息子をもうける。
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目次 - Contents
- 香燐の概要
- 香燐のプロフィール・人物像
- 香燐の来歴・活躍
- 蛇小隊への誘い(初登場シーン)
- vsキラービー
- 五影会談
- vsダンゾウ
- 香燐の能力・術
- 回復・治癒能力
- 神楽心眼(かぐらしんがん)
- 金剛封鎖(こんごうふうさ)
- 香燐の関連人物・キャラクター
- うちはサスケ
- 鬼灯水月
- 重吾
- 大蛇丸
- 薬師カブト
- キラービー
- 志村ダンゾウ
- 香燐の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「行く。サスケがどうしてもって言うなら、付いてってやるよ」
- 「今まで何百何千と会った中で、最高のチャクラ!!グッとくる~」
- 「もう一度、あの時の顔が見たかったな」
- 香燐の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 香燐はナルトと同じうずまき一族
- 香燐の回復能力の限界
- 香燐とうちはサラダの関係