蒼天航路(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『蒼天航路』とは、1994年から2005年まで李學仁(原作・原案)・王欣太(作画)により『モーニング』に連載された漫画およびそれを原作としたアニメ。
本来は「三国志」の悪役とされる曹操を主人公とし、中国の後漢朝末期から三国鼎立時代にいたるまでの興亡を描く歴史作品。それまでにない新しい視点で三国志を描くことで、従来の三国志ファンのみならず新たなファン層を開拓。平成期の三国志ブームを牽引し、三国志が様々なメディアでジャンルとして定着し、大胆な脚色がされた作品が多く誕生するきっかけとなった作品。

黄巾の乱

後漢末の農民による反乱。
張角を教祖とする太平道の信者たちで構成された「黄巾党」によって引き起こされた。
黄巾党の構成員は頭に黄色い布を巻きつけていたことから、この名で呼ばれる。
張角が病死し、乱は鎮圧されたが、この乱をきっかけに群雄が各地で割拠し、後漢の滅亡が決定的となった。

後漢

西暦20年〜220年。
新を倒し、劉秀(光武帝)が再興した漢王朝。
宦官や外戚の台頭で政治が乱れ、黄巾の乱とその後の群雄割拠によりさらに弱体化した。
曹操の子・曹丕(文帝)によって滅ぼされた。

宦官

宮廷に仕える、去勢された男性。
天子の日常生活の世話をするなど、天子の近くにあって権力を握る者が現れ、政治が乱れる原因となった。

法に従わず、信義によって動く者。

伝国の玉璽

始皇帝が帝位の証として作らせた印鑑。
漢の歴代皇帝に受け継がれ、玉璽を得た者は国を得、失った者は国を失うとされている。

儒教

孔子の教説を中心に成立した、思想・教学の総称。
仏教、道教とともに、中国の代表的な思想とされる。

西暦220年〜265年。
中国の三国のひとつ。首都は洛陽。
曹操の子・曹丕(文帝)によって建国。
司馬氏の晋によって滅ぼされた。

西暦222年〜280年。
中国の三国のひとつ。首都は建業。
孫権によって建国。
晋によって滅ぼされた。

西暦221年〜263年。
中国の三国のひとつ。
漢王朝の正統と継ぐと称し、正式な国号は漢。首都は成都。
劉備によって建国。
魏によって滅ぼされた。

天下三分の計

曹操、劉備、孫権で天下を三分割して中国を支配するという策。

『蒼天航路』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

曹操「アモーレ!」

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