ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ』とは、エニックスから発売されたSFC用コミュニケーションアドベンチャーゲームである。
小さな島コルロ島。ここでは、人間と人型ロボット「ギジン」が協力して暮らしていた。しかし近年、能力の高いギジンは人間達に疎まれるようになり、不当な迫害を受けていた。ギジン開発の第一人者であるジェペット博士はこの事態を解決する為、人間の子供そっくりのギジン「ピーノ」を創り上げる。ピーノが人間とギジンの架け橋となってコルロ島に平和を取り戻す為、奮闘する物語である。

ピーノが城へと繋がる地下通路を探していると、ギジン村では、ギジン達が人間に対して怒りを露わにして戦争を始めようと集まり始めていた。ピーノとティンカーはなんとかやめさせようと制止するが、ギジン達はそんなピーノ達に冷たい言葉の吐き捨てて追い返してしまうのだった。
ギジン達の動向を心配しつつ、ピーノは城へと繋がる地下通路を探すと、城の近くにあるコルロの森で地下通路を発見する。地下通路を使って城の中に潜入することに成功したピーノは、そこでコルロ3世の娘であるティファニー王女を発見する。ティファニーはメッサラによって城に軟禁されており、「ギジンは悪の存在」と教えられていた。しかし、ティファニーはギジンのことを嫌ってはおらず、信じる姿勢を見せていた。
ピーノがティファニーの部屋へと入るとティファニーは驚くが、ピーノがギジンだと分かると落ち着きを取り戻す。ピーノはティファニーに、メッサラがコルロ3世とティファニーの命を狙っていることを告げた。ティファニーは激しく動揺するが、ピーノの真剣な訴えと慰めを聞いてその事実を受け入れる。そして、コルロ3世にメッサラのことを説明して、メッサラが悪事を働こうとしている証拠を掴むことをティファニーは約束した。
すると、ピーノに組み込まれている回路Jの1つ「他人を愛する心回路」を起動させることに成功する。

第十章 コルロ島よ永遠なれ

島民の声と聞いたピーノは回路Jを使ってコルロ島を救う

ティファニーにメッサラの陰謀を知らせることができたピーノは自宅に戻るが、そこへ城の兵士が訪ねてくる。城に出頭しろと言う兵士に促されるまま、ピーノは城へと向かうとメッサラが待っていた。
メッサラはピーノにジェペット博士を引き合わせ、2人を連れて城の中で開発を進めていた機械「イニシャライザー」を見せた。イニシャライザーはギジンに感情データを流すことで、ギジン達を意のままに操ることができる機械だった。メッサラは、このイニシャライザーを使って島中のギジン達に人間を襲わせる計画を立てていた。
人間のメッサラがギジンを使って革命を起こそうとしていたことに疑問を感じたジェペット博士は、メッサラの正体に気が付いた。メッサラの正体は、人間と区別がつかない程精巧に作られたギジン4646号であった。メッサラには「回路X」という特別な回路が組み込まれており、その回路は人間らしい感情と共に、他人を征服する心をメッサラに与えたのだった。これは、メッサラの制作者であるジェペット博士も予期せぬ出来事であった為、5年前に自らの手で破壊しようする。
しかし、破壊されることに勘付いたメッサラはジェペット博士の下を逃げ出し、姿を変えて城の宰相として出世していた。メッサラは、ピーノ組み込まれている回路Jの詳細についてジェペット博士に銃を向けて問いただす。危機的状況に慌てるピーノとジェペット博士だったが、そこへメッサラの正体と計画を知ったコルロ3世とティファニーが助けにやって来る。コルロ3世はメッサラに死刑を宣告するが、ティファニーはメッサラが革命を起こそうとした要因は人間の政治に不満があるからだと言ってメッサラの話を聞くことを提案する。メッサラはそんな優しい言葉をかけたティファニーを人質にして逃げ出してしまう。
ジェペット博士はピーノにメッサラを追いかけるように指示して、自分はイニシャライザーの停止を試みる。ピーノはメッサラを追いかけてティファニーを助け出すことに成功すると、ジェペット博士もイニシャライザーの制御に成功する。追い詰められたように見えたメッサラだったが、ピーノに向けて銃弾を放ちショートさせてしまう。その隙にメッサラは、コルロ城のバトルシップ「グラフ・シュペー」を乗っ取って、コルロ島を滅ぼそうと攻撃準備に入った。
絶体絶命の状況に、誰もが死を覚悟していた。その時、ピーノに組み込まれていた回路Jが動き出し、今まで出会った人々の声や様々な感情がピーノの心に押し寄せて来た。ピーノは人間もギジンも仲良く過ごせるようにと願い、回路Jの力を解き放ってメッサラ共々グラフ・シュペーを撃ち抜きコルロ島を救った。

エンディング

1周目エンディング

ピーノはコルロ島を救うことに成功するが、代わりに全ての力を使い果たしてしまう。
ジェペット博士は、ピーノの体を自宅に持ち帰って修復を試みた。再起動してみると、以前と同じ元気なピーノが戻ってきた。記憶や感情のプログラムも正常に再起動し、完全復活を遂げる。
コルロ3世は、今回の事件を通じてギジンと協力することの大切さを改めて感じ、政治の方針を改める決意をしていた。人間とギジンとが以前の様に仲良く暮らしていくことを島民に宣言し、コルロ島の平和に向けて動き出す。ジェペット博士とティンカー、そしてピーノはそれを聞いて大いに喜んだ。ピーノは以前と変わらず、元気な機械少年としてこれからもコルロ島で幸せに暮らしていくのであった。

2周目エンディング

ピーノはコルロ島を救うことに成功するが、代わりに全ての力を使い果たしてしまう。
ジェペット博士は、ピーノの体を自宅に持ち帰って修復を試みたが、記憶や能力は初期化されてしまった。それでもピーノの復活に島民達は喜ぶ。
そんなある日、ティファニーからピーノ宛にプロポーズの手紙が届いた。ジェペット博士は24日かけて、ピーノを以前と同じ様に育成し直しティファニーの下へと送り届ける。こうしてピーノはティファニーと結婚して史上初のギジンの王子となるのだった。

真・エンディング

ティファニーはピーノそっくりの男児を産む

ピーノはコルロ島を救うことに成功するが、代わりに全ての力を使い果たしてしまう。
修復も叶わない程ボロボロになってしまい、ジェペット博士をはじめ、島中の人々は悲しみの涙を流した。ピーノの活躍により、コルロ島は以前のように人間とギジンが協力し合う平和な島へと生まれ変わった。
そして5年後、ティファニーはコルロ島から遠いローディー王国という国の王子と結婚して男児を出産する。ティファニーは子供が生まれる瞬間、ピーノの命を感じていた。そして生まれたばかりの赤ん坊を見てみると、その姿はピーノと瓜二つであった。

『ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ』のゲームシステム

基本操作

プレイヤーはティンカーを操作してピーノを育成していく

ピーノは起動したばかりの為、文字の読み書きや道具の使い方を全く知らない状態である。プレイヤーはインターフェイスロボットのティンカーを操作して、道具の使用を促したり進行方向を教えたりしながらピーノを育成していくことになる。使い方の分からないアイテムに対して、ピーノはその場で思いついた行動を取るので、それが正しければ褒め、間違っていれば注意を繰り返していく。次第に正しい使い方を取るようになるので、褒め続ければ使い方をマスターする。イベントによっては、元々正しい使い方をしているアイテムをわざと間違えさせるように導かなくてはいけないこともある。
また、ロボットであるピーノは稀にアイテムや動物をそのまま飲み込んでしまうことがある。その場合は、ピーノを強く叱ることで飲み込んだものを強制的に吐き出させることができる。
ピーノには体力と気力の2種類のゲージが存在し、体を動かしたり本読んだりすることで減少する。回復にはポットコンピューターで充電するか回復アイテムを使う必要がある。どちらかの値が0になるとピーノは故障状態になってしまう。

充電

ピーノの体力と気力を回復させることを指す。
ジェペット博士の自宅にあるポットコンピューターを選択すると1日かけて充電し、体力と気力を100まで回復できる。
電気代として100コルロかかる。

セーブ

ゲームのセーブはジェペット博士の自宅にあるポットコンピューターにて行う。
充電とは違い、こちらかお金がかからない為、こまめにセーブできる。

故障

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