キャンベル兄妹(SPY×FAMILY)の徹底解説・考察まとめ

キャンベル兄妹とは、『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)の登場人物で、東人民共和国有数の資産家にして闇テニスクラブの運営者でもあるキャビー・キャンベルの子。兄の名はキャロル、妹の名はキムである。
テニスの英才教育を受け、高校生にして地下テニス大会「キャンベルドン」の王者として君臨している。実力もさることながら、控室での毒ガス散布やゴム弾による狙撃など親の権力と財力を活かした手段を選ばない妨害工作が真骨頂。キャンベルドン決勝で主人公の黄昏たちに敗れ、新たな道を歩み始める。

キャンベル兄妹のプロフィール・人物像

キャンベルドン最終成績:準優勝

キャンベル兄妹とは、『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)の登場人物で、東人民共和国有数(オスタニア)の資産家にして闇テニスクラブの運営者でもあるキャビー・キャンベルの子。兄の名はキャロル、妹の名はキムである。
幼い頃からテニスの英才教育を受け、高校生にして地下テニス大会「キャンベルドン」の王者として君臨している。もともと才能があった上に適切なトレーニングを受けたこともあって、テニスプレイヤーとしては年齢に見合わぬ確かな実力を持つ。

しかしキャンベルドンにおける彼らの最大の強みは、控室での毒ガス散布やゴム弾による狙撃など親の権力と財力を活かした手段を選ばない妨害工作。ボールボーイまでをも抱き込み、妨害のための専用チームと息の合った連携を見せる。
しかしキャンベルドン決勝で西国(ウェスタリス)の諜報機関WISE(ワイズ)の黄昏(たそがれ)と夜帳(とばり)のペアに敗れ、王者から陥落。初めて出会った“乗り越えられない壁”の前に挫折を味わうが、その黄昏から才能を認められ、兄のキムは真っ当な形でテニスに打ち込むことを決意する。一方キャロルはやる気になっている兄を眺めながら「もうテニスやめよ」と1人つぶやいており、兄妹でもテニスに対する熱量にはかなり違いがあったようである。

キャンベル兄妹の来歴・活躍

キャンベル家の麒麟児

エネルギー産業で財を成した、東人民共和国有数の資産家キャビー・キャンベルの子として生まれる。テニス好きな父の勧めか、幼い頃からテニスの英才教育を受けて育った。
キャロルとキムの兄妹にはもともとテニスプレイヤーとしての優れた才能があったらしく、適切かつクオリティの高い指導とトレーニングによってそれを開花させていく。

キャビーは後に資産家仲間と共に闇テニスクラブを運営するようになり、自身の名を冠した「キャンベルドン」という地下テニス大会を定期的に開催していく。これはテニスの基本的なルールこそ守るものの、それ以外はなんでもありの代物で、大規模な賭博の対象ともなっていた。
運営者たちは、自分の息のかかった選手を公然と大会に送り込んでは自分にとって都合のいいように勝ち星を稼がせており、キャビーの場合はこれをキャロルとキムに任せている。これはキャビーの財力と権力をも利用した妨害工作込みのことではあるが、彼がそれだけキャロルとキムのテニスプレイヤーとしての実力を評価していたことの証拠でもある。

準優勝と新たな道

キャロルたちの妨害を物ともせずに攻め立てる黄昏(1コマ目右)。

ある時、東人民共和国と西国の間の新たな火種になりかねないとされる「ザカリス文書」の回収を目的に、西国諜報機関WISEのスパイ黄昏と夜帳がキャンベルドンに参加。正体を隠したまま決勝まで勝ち上がり、「これ以上ヤツらに勝たせると大損だ」と判断したキャビーによりキャロルとキムがこの打倒を任されることとなる。
控室に軽い痺れが残る程度の毒ガスを流し、会場に待機させたスナイパーやボールボーイにゴム弾で相手を攻撃させるが、黄昏と夜帳はこれに対応した上でキャンベル兄妹を圧倒。初めて出くわした“乗り越えられない壁”の前に戦慄しつつ、力の差を見せつけられながら敗退する。

試合後、黄昏から「まだ若いし才能もある」と称賛され、真っ当にテニスに打ち込むよう勧められる。キャロルはこれに感激し、本気でテニスプレイヤーとなることを目指し始めるも、キムは言葉1つでやる気になる兄を眺めて呆れつつ「もうテニスやめよう」とつぶやいている。

キャンベル兄妹の関連人物・キャラクター

キャビー・キャンベル

実父。エネルギー産業で財を成した東人民共和国有数の資産家で、熱烈なテニス愛好家にして美術品の収集家。資産家仲間と共に闇テニスクラブを運営し、自身の名を冠した「キャンベルドン」という大会を定期的に開催している。
違法行為に手を染めてはいるが、悪党というより「金と権力を手に入れた道楽者」といった人物で、黄昏と夜帳のペアがダークホースとして大会を勝ち抜いていくのも当初はそれなりに楽しんでいた。

さすがに優勝まではさせまいと決勝でキャロルとキムをぶつけるが、その二人も敗れ大金を失う。しかしキャロルが本気でテニスに打ち込む決意をするのを見て、「敗れはしたが得るものもあった」と感涙していた。

renote.net

ロイド・フォージャー/黄昏(たそがれ)

西国諜報機関WISE屈指の敏腕スパイ。黄昏はコードネームで、ロイド・フォージャーは現在遂行中の任務の中で用いている偽名である。
東西両国の新たな火種にもなりかねないとされるザカリス文書の回収のため、ガレッソ・フォニーという偽名でキャンベルドンに参加。決勝でキャンベル兄妹と戦い、その妨害工作を物ともせずに圧勝するも、彼らにテニスプレイヤーとしての才能があることを認めて真っ当にがんばるよう伝えた。

renote.net

フィオナ・フロスト/夜帳(とばり)

西国諜報機関WISE屈指の敏腕スパイ。夜帳はコードネームで、フィオナ・フロストは恐らくは偽名だと思われる。
東西両国の新たな火種にもなりかねないとされるザカリス文書の回収のため、トバリー・フォニーという偽名でキャンベルドンに参加。決勝でキャンベル兄妹と戦い、数々の妨害工作を物ともせずに圧勝する。
黄昏に熱烈な思慕の念を抱いており、彼がキャロルを改心させたのを見て「さすが」と胸中で絶賛しまくっていた。

renote.net

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