カミラ(SPY×FAMILY)の徹底解説・考察まとめ

カミラは、『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)の登場人物で、東人民共和国の首都バーリントの市役所で働く公務員。物語の中心人物の1人であるヨル・フォージャーの同僚である。
ヨルのことはやや下に見ているが、頼まれれば料理の特訓に付き合うなどそれほど険悪な間柄というわけでもない。その彼女に「いい歳して恋人の1人もいないと世間に怪しまれる」という話を冗談半分で吹き込み、ヨルが“私生活上のパートナー”を探すきっかけを作った。自身はドミニクという男性と交際中で、時に彼の天然っぷりに振り回される。

カミラのプロフィール・人物像

性別:女
職業:公務員
勤務地:バーリント市役所
CV:庄司宇芽香

カミラは、『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)の登場人物で、東人民共和国の首都バーリントの市役所で働く公務員。「カミラ」は英語圏では一般的な名前だが、フルネームは不明。
物語の中心人物の1人であるヨル・フォージャーの同僚で、立場としては後輩に当たるらしく彼女を「先輩」と呼んでいる。ヨルのことは「美人だけど世間知らず」とやや下に見ている。しかし頼まれれば料理の特訓に付き合うなど、同僚というより友人のような関係で、それほど険悪な間柄というわけでもない。

そのヨルに「いい歳して恋人の1人もいないと世間に怪しまれる」という話を冗談半分で吹き込み、彼女が“私生活上のパートナー”を探そうと考えるきっかけを作った。
自身はドミニクという男性と交際している。ドミニクはおっとりとした優しい青年だが、時に天然っぷりを発揮してカミラを振り回している。

カミラの来歴・活躍

首都バーリントで公務員となる

東人民共和国の首都バーリントの市役所で公務員となる。同じ職場で先に働いていたヨル・ブライアのことを「先輩」として接するも、浮いた話の1つも無くどこか浮世離れした雰囲気の彼女のことを「美人だけど世間知らず」とやや下に見るようになる。
それを理由に邪険にするようなことはなく、休憩中に世間話をしたり、時にパーティーに誘ったりと、友人にも似た付き合いを続ける。

また、時期は不明だがドミニクという男性との交際を開始している。やや自分に甘くて他人に厳しい傾向のあるカミラに対し、ドミニクはおっとりとした優しい青年で、相性がいいのか自宅に招いて手料理を振る舞う間柄にまで進んでいる。

ヨルにパートナーの必要性を吹き込む

ヨル(左)に「パートナーの必要性」を吹き込むカミラ。

仕事の休憩中、「いい歳して恋人の1人もいないと世間から怪しまれる、警察に連れていかれることだってある」と冗談半分でヨルに吹き込む。これはからかうのが主な目的だったが、27歳にもなって交際経験ゼロのヨルは「そういうものなのか」と真に受けてしまい、私生活上のパートナーを探そうと考える。
その後カミラの家でホームパーティーが開かれた際、ヨルに少し遅れてロイド・フォージャーという見知らぬ青年が現れ、「自分はヨルの夫だ」と名乗る。ロイドは死別した前妻との間に娘がおり、ヨルと結婚するにあたって家族としての相性を時間をかけて確かめるため、世間的には夫婦となったことを隠していたのだという。

格下に見ていたヨルがいつの間にか結婚し、あまつさえその相手がかなりの美形だと知って焦燥と反感に駆られ、パーティーで食べるために作った熱々のグラタンを彼女にブチ撒けようとする。しかしヨルは器用にもこれを足で受け止め、その際に跳ねたグラタンの一部が自分の顔にかかるという結果に終わる。

ヨルの料理の特訓に付き合う

ヨルの料理の特訓に付き合うカミラ。

パートナーの件でヨルに赤っ恥を欠かされたカミラだが、ドミニクに諭されたこともあってそれを引きずるようなことはなく、その後も同僚としてヨルと接する。
そのヨルは家事全般が苦手で、ある時「料理を教えてほしい」と同僚たちに訴える。カミラはこれをスルーしようとするも、ドミニクがうっかり「カミラは料理上手だ」と言ってしまったことが原因でヨルに必死に頼み込まれ、渋々ながら彼女の依頼を引き受けることとなる。

ヨルは子供の頃に両親を失い、年の離れた弟ユーリを必死で養いながら生活してきた。そんな事情を知るカミラは、家族のために一生懸命料理の腕を上げようとするヨルに次第に同情的になり、ドニミクやユーリも巻き込んで彼女の特訓に付き合っていく。
そのかいあって、ヨルはかつて母親に作ってもらった思い出の味の再現に成功。ロイドたちからも好評で、妻として母としてやっていく自信を得る。

傷病軍人のチャリティーバザー

バーリント市の中央広場で傷病軍人相手のチャリティーバザーが開催されることとなり、ヨルやドミニクと共に市の職員としてこれに参加。準備に明け暮れる中、「人気俳優のケビンも来るから、この際に仲良くなろう」と意気込む。ドミニクにはしっかりこれを聞かれており、「それは困る、あんなイケメンには太刀打ちできない」とさらりと告げられ、順調に交際が進んでいることをうかがわせた。

カミラの関連人物・キャラクター

ヨル・フォージャー

旧姓ブライア。バーリント市役所における同僚であり、立場としては先輩にあたる。美人だがどこか浮世離れした雰囲気の持ち主で、カミラからは「顔はいいけど世間知らず」とやや下に見られている。料理の腕前は壊滅的。
カミラから冗談半分に吹き込まれた「いい歳してパートナーの1人もいないと世間から怪しまれる」という話を真に受け、私生活上のパートナーを探し始める。この時娘の面接試験のために妻となってくれる女性を探していたロイドと出会い、彼の人柄を確かめた上で利害の一致から偽装夫婦となった。周囲には「1年前に結婚した」と言っており、カミラも多少不審に思いつつもそれを信じている。

実は暗殺者組織ガーデンに所属する殺し屋で、「世間に怪しまれる」という話に敏感に反応したのもこれが原因。公務員はあくまで表向きの仕事であり、カミラたちもこれについてはまったく知らない状態である。

renote.net

ロイド・フォージャー

ヨルの夫。職業は精神科医。死別した前妻との間に幼い娘がいる。ヨルとは1年前に出会って結婚したが、娘との家族としての相性を時間をかけて確かめるため、周囲にはそれを秘密にしていた。
以上の設定で活動している、西国(ウェスタリス)のスパイ。実際には娘役の少女も養護施設から引き取ってきただけで血の繋がりはなく、ヨルとの関係も偽装夫婦である。

結構なイケメンであるため、彼が「ヨルの夫だ」と言ってパーティーに現れた際、カミラは嫉妬と焦燥からせめて恥をかかせてやろうと熱々のグラタンをアクシデントを装ってブチ撒けようとした。

renote.net

ドミニク

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