ブラッククローバー(ブラクロ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ブラッククローバー』とは『週刊少年ジャンプ』で連載する田畠裕基による漫画作品である。2022年1月の時点で、最高累計発行部数は1,700万部を突破している。
魔力が全ての世界で、魔力を持たずに生まれた少年アスタ。アスタが最強の魔法騎士である「魔法帝」を目指すため、頼れる仲間たちやライバルとともに困難に立ち向かっていく王道ファンタジー漫画である。キャラクターたちが逆境に立ち向かう姿から勇気をもらえる名言・名シーンが多く存在する。

「私とアナタに絆なんて無い…」

ダイヤモンド王国と「白夜の魔眼」から魔女の森を救ったバネッサやアスタたち。しかし、そこに魔女王が現れアスタを自身の魔法で操り、「黒の暴牛」の団員を殺そうとする。魔女王はバネッサを自分の支配下に置くため、バネッサが家族と認める「黒の暴牛」の仲間たちを殺そうと思ったのだ。バネッサが仲間たちを救いたいと運命を呼び寄せた結果、新たな魔法を発動する。それはまさに運命をバネッサに有利な方向に変えるものであり、魔女王の求めるものであった。術者であるバネッサが家族と思うものにしか発動せず、本当の家族である魔女王には効果が無かった。そのため、アスタは魔女王の拘束を解かれ、バネッサを操ろうとした魔女王の魔法すらも解除してしまう。うなだれる魔女王にバネッサは淡々と言葉を告げる。

ネロ(セクレ・スワロテイル)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「お願い…!!勝って…!!!アスタ…!!!」

「白夜の魔眼」の復讐も全てはザグレドという悪魔が現世に現れるために仕組まれたことであった。500年前のエルフが滅んだ原因もこの悪魔の仕組んだことであり、実際にエルフと交流を持っていた当時の魔法帝、ルミエルはエルフが滅んだことに一切関与しておらず、むしろエルフを助けようとしていた。
エルフの転生も悪魔の仕業であり、エルフの長であったリヒトは復讐など望んではいなかった。ウィリアムの体に転生したパトリも悪魔にとってはただの駒でしかなかったのだ。
全ての元凶が悪魔であることが判明し、アスタとユノ、そしてパトリ、転生したリヒトも悪魔に立ち向かうが、悪魔の言霊魔法に追い詰められてしまう。そこに現れたのは、フィンラルの力を借りで現世に蘇ったルミエルとネロ(セクレ)だった。ネロの正体はルミエルに仕えていた少女、セクレであり、500年前悪魔を封印するために鳥の姿になってしまったのだった。ルミエルとリヒトの力を借り、ボロボロになりながらもユノとアスタは悪魔を追い詰める。その時、ネロ(セクレ)は最初は利用するために、五葉の魔導書(グリモワール)を手にしたアスタに近づいたのは事実だが、「でもアナタと一緒にいる内に…アナタの戦いを見ている内に…アナタを信じてみたくなった…アナタに賭けてみたくなった…」と続けて、アスタに自身の思いを託す。

ミモザ・ヴァーミリオンの名言・名セリフ/名シーン・名場面

ミモザがノエルに対し、尊敬の念を持っていることが明らかになったシーン

魔宮(ダンジョン)攻略の際に、ダイヤモンド王国の魔導士であるマルスと戦っていたアスタたち。アスタの反(アンチ)魔法でマルスを追い詰めるのだが、マルスは炎の魔法で自身を回復させる。水の魔法を使用できるノエルは炎を消すために魔法を使おうとしたが、マルスの攻撃より負傷してしまう。ミモザは自身の最大回復魔法でノエルを治癒する。ミモザとノエルは王族の生まれで、従姉妹同士の関係であるが、二人の境遇には差があった。ミモザは治癒力の高い回復魔法が使え、周りからも称賛されていたことに対し、ノエルは魔法のコントロールができず、周りから冷遇されていた。しかし、ノエルは王族でありながらも諦めずに努力を続けていた。王族は魔力の少ない者、力を持たない者を馬鹿にするため、努力することは王族のすることではないと考えられていたのだ。そんなノエル姿を見ていたミモザは「私なら…諦めていたかもしれません…」「努力できるアナタを…私は尊敬しています…!」と告げる。ミモザの回復魔法の甲斐あって、ノエルの傷は治癒された。

フレゴレオン・ヴァーミリオンの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「恥ずべきは弱い者ではない…弱いままの者だ!!」

戦功叙勲式に参加していたアスタたちだったが、その途中で王都がテロ組織(後に「白夜の魔眼」と判明)に襲われていることを知る。「紅蓮の獅子王」の団長であるフレゴレオンの的確な指示のもと、王都の人々を救うためにテロ組織に立ち向かうアスタたち。ノエルはそのフレゴレオンと行動を共にすることになったのだが、アスタがテロ組織のラデスと戦闘している光景を目撃する。ラデスは逃げ遅れた幼い女の子を狙い、攻撃を仕掛ける為アスタはその子を守ろうと防戦一方になっていた。そんなアスタを助けようとするのだが、戦功叙勲式の際にきょうだいたちに言われたことがノエルの行動を止めてしまう。ノエルの様子を見たフレゴレオンはノエルに自分の判断一つで一つの命が失われると告げ、さらに覚悟を決めるとともに上記の言葉をノエルに告げる。フレゴレオンの言葉にノエルは強くなれると決意を固め、アスタと女の子を助けた。

「とてつもない才能も磨き上げられた力も 正しき精神を伴わなければただの暴力!!そんなモノは誰からも認められん!!!」

テロ組織のラデスを相手にしていたアスタだが、彼の魔力量と呪詛魔法により追い詰められていく。そこに現れた「紅蓮の獅子王」団長であるフレゴレオンによってアスタは救われる。ラデスは才能がありながらも、死体を操る屍霊魔法が危険とみなされ、団や国から追い出されたという経歴があった。幼稚な理由で人々を傷つけるラデスに対し、フレゴレオンは圧倒的な実力と冷静な判断力でラデスを追い詰め、さらには苦戦していたノエルや実弟であるレオポルドの士気まで上げていた。フレゴレオンのこの行動に対し、アスタはただただ感動することしかできなかった。

メレオレオナ・ヴァーミリオンの名言・名セリフ/名シーン・名場面

紅蓮の獅子王の団員を鼓舞するシーン

クローバー王国の催し物である星果祭にて、魔法帝から功績を示す星獲得数が発表された。ユノが所属する「金色の夜明け」の1位に続き、問題児だらけの「黒の暴牛」が2位という結果になり、王都の人々を驚かせる。その中でフレゴレオン率いる「紅蓮の獅子王」は5位という結果に、フレゴレオンとレオポルドの姉であるメレオレオナがレオポルドを含む団員たちを叱責していた。フレゴレオンを団長失格と罵倒するメレオレオナに対し、レオポルドたち団員はそれを否定する。メレオレオナは「ならば口だけではなく己の力でたいげんせんかァァァァァ!!!!!」と団員たちを叱責したうえで、自身が団員たちを引っ張っていくと宣言する。そのメレオレオナの言葉に団員たちの士気が上がる。その後、温泉合宿と評して団員たちは特訓するのだが、そこにはアスタやノエル、ユノも巻き込まれることとなった。

マリー・アドレイの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「人は繋がって生きているんだよ!?」

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