鉄血のオルフェンズ ハッピーエンドルートを考えてみた!
ここではガンダムシリーズのテレビアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のファンが考えた、ハッピーエンドルートを紹介する。『鉄血のオルフェンズ』は主要キャラクターが容赦なく死ぬ物語で、結末に近づくにつれて主人公の仲間が次々と死んでいくのでファンは毎週悲しみに暮れていた。
マクマード:「分かってんだぜ。鉄華団をやったあとは俺も用済み。全部の責任をおっかぶせてギャラルホルンに俺を売るつもりだってことはな。」
マクマードは、ジャスレイ初め反マクマード派を一掃した。
マクギリスの革命
マクギリスは、来るべき革命の日にそなえ、鉄華団だけではなく、大勢の同士を既に集めていた。
監査局時代に見つけたギャラルホルンの不正、そしてそれに不満をもつ者たち。火星支部で得た同士。地球外縁軌道統制統合艦隊時代に得た地球での同士。コロニー独立運動の闘士。
マクギリスの元で夢を見る者、マクギリスは信用できないがそれよりもギャラルホルンが嫌いな人、自分の経済圏が有利になるため一時的にマクギリスと組む者、コロニーでギャラルホルンに虐げられた人々。
マクギリス:「全ての同志たちに連絡を。ついに立ち上がるべき刻が来たと。」
石動:「はっ!」
ライザ:「我々はついに立ち上がった。革命のときが来たのだ!同志たちよ!新しい風を起こしギャラルホルンに蔓延した腐敗を吹き飛ばす!我々が一人一人の力でこの欺瞞に満ちた世界を変革するときが来たのだ!平和と秩序の番人であるギャラルホルン。それはセブンスターズの面々が特権を享受するための都合のよい戯れ言にすぎなかった。地球で起きたアーブラウとSAUの国境紛争。それをコントロールしていたとされるガラン・モッサなる傭兵がラスタル・エリオンとつながっていたことが我々の内偵により明らかになった。イオク・クジャンは一民間組織であるタービンズを違法組織に仕立て上げ強制査察。違法兵器であるダインスレイヴを自らが使用し多数の非戦闘員の虐殺!政治抗争に腐心し民間人を虐殺してなお…。」
ライザ:「平和と秩序の番人であるギャラルホルン。それはセブンスターズの面々が特権を享受するための都合のよい戯れ言にすぎなかった。目を覚ませ!共に立ち上がろうではないか!同志たちよ!」
マクギリスは既に、アーブラウとSAUの紛争調停や、火星でのモビルアーマー撃退で株を上げていた。
モンターク商会は、火星のハーフメタル利権に絡み、独自の資金も持っている。
ラスタル側は、ドルトコロニーの一件(16話)で、人々の信頼を失っていた。
アーブラウとSAUの紛争や、イオクとタービンズの件で、さらに人々の信頼を失った。
ラスタル側内部にも疑問を持つ者は多数おり、既にマクギリス側に取り込まれていた。
・ドルトコロニーの一件
艦長:「これはまだきっかけにすぎません。こうした行動が呼び水となり、コロニー全体に拡大していく。アリアンロッド艦隊もそこまで織り込み済みのはずです」
ガエリオ:「さすがは地球圏を守る精鋭部隊様というわけか。忌々しい」
ガエリオ:「随分ずさんなシナリオだな」
ドルトコロニー
16話
世界の混乱の始まり
・マクギリス対ラスタル 地球圏での戦い
マクギリス革命連合軍とラスタル陣営との泥沼の戦い。
両虎争い、ともに被害は甚大であった。
戦いはマクギリス陣営有利に見えた。
しかし、マクギリス陣営は連合軍であり、様々な思惑を持つ人々がいた。
コロニー独立運動の闘士たちはもともと小さな戦力しか持っていなかったため、ラスタル陣営と正面切って
戦う戦力はなかった。
ギャラルホルンそのものに反対する人々は、たとえマクギリスであろうとも一方が勝ちすぎることを避けたかった。そして、両方が潰し合うことを願い、漁夫の利を得ようとしていた。
このスキをラスタルは見逃さなかった。
虎の子のダインスレイヴを発動させた。
マクギリス軍本隊は壊滅寸前になった。
革命連合軍は、離散した。
マクギリス軍本隊は、残存部隊をまとめて火星に転進した。
さて、火星においてもマクギリス陣営に付いた勢力とラスタル陣営に付いた勢力が争った。
鉄華団も争いに巻き込まれ、家族を守るために戦った。
この戦いの後、世界は混乱状態になった。
地球上のギャラルホルンは、力をなくした。地球では、各経済圏がそれぞれ自身の圏内の混乱を鎮めることで手一杯になった。
各コロニー群は独立を勝ち取った。
月は辛うじて、ラスタル陣営が確保した。
火星では、マクギリス陣営が勝利を収めた。
ラスタル陣営は、ギャラルホルンの立て直しを計った。
火星に逃げたマクギリスさえ倒せば、後はなんとかなる。ヤツも叩けばいくらでもホコリが出る者。ヤツに罪をなすりつけてギャラルホルンの栄光を取り戻す。
こう考えた。
そして、火星に軍を進めた。
・マクギリス対ラスタル 火星での戦い
マクギリス対ラスタルは、予断を許さない状況であった。
ギャラルホルンの腐敗を許さない者、たとえ腐敗があったとしても現状維持を望む者、両方に良い顔をしようとする者、マクギリスもラスタルも信用していない者、多くの勢力がせめぎ合っていた。
テイワズはどちらに転んでも良いようにしようとした。
鉄華団もそのつもりであったが、モンターク商会との繋がりもあり、ラスタル陣営からはマクギリス側と認識された。
鉄華団は、家族のため、降りかかる火の粉を払うことになった。
マクギリス軍とラスタル軍の戦いが火星地上で始まった。
鉄華団は確かに強いが、それでもラスタル軍にはまだ敵わないとマクギリスは考えた。
マクギリスは、ラスタル軍をある場所におびき寄せた。
突然、地鳴りが起こり、地面が爆発し、閃光とともに巨大な機械と多数のモビルワーカーみたいな物が現れた。
戦場は大混乱し、ラスタル軍は、いったん宇宙に退却した。
マクギリス軍も、モビルアーマーを引き付けつつ、宇宙へ上がった。
鉄華団は、ずっと地上で戦火から家族や住民を守っていたが、一部戦力を宇宙へ上げた。
ガンダム・バエルの中には、モビルアーマーと戦った時の記憶が残されたいた。バエルを起動させることができたマクギリスはその記憶を読み取ることができた。
そこには、プルーマの機体制御プロトコルも断片的ながら記録されたいた。マクギリスはこの記録を解析し、不完全ながらもプルーマの動作を一部、制御することを可能にしていた。
モビルアーマーは、手がつけられない状況だった。
モビルアーマーは、複数の小さなユニットに分かれた。制御・通信ユニット、レーザーユニット、爪刃ユニット等だ。
複数の制御・通信ユニットがネットワークを構成し、互いに通信、計算をしつつ、他のユニットやプルーマと通信を行い、連携して攻撃を行っていた。
ラスタル軍は、ダインスレイヴ部隊を出したが、モビルアーマーの各ユニットやプルーマは小さ過ぎて、当てるのは困難であった。
ラスタル軍は、奥の手の疑似阿頼耶識部隊を出動させた。
モビルアーマーを沈黙させることに成功したが、疑似阿頼耶識部隊は全滅した。
しかし、プルーマはまだ残っていた。
マクギリスは、バエルを通してプルーマを制御し、ダインスレイヴ隊を全滅させた。
ラスタルに迫るマクギリス。
多数のプルーマに攻撃され、ラスタルは絶体絶命。この時、ジュリエッタが現れ、ラスタルの盾となりプルーマと相打ちした。
ガエリオはマクギリスを抑えた。
戦いの中理解を深める両者。
理想を実現させたいと思いつつも、友を捨てたことを後悔しているマクギリス。
マクギリスを許すことはできないが、嫌いになることができないガエリオ。
この時、鉄華団が現れた。
一瞬のスキを付いて、マクギリスはガエリオをかわして、ラスタルの所に向かった。
鉄華団に阻まれるガエリオ。
マクギリスは遂にラスタルを討ち取った。
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目次 - Contents
- いつかは真っ当な商売だけでやっていく
- ギャラルホルンの腐敗が暴かれた!
- クーデリアは、アドモス商会を設立
- 火星の王?
- ・そもそもマクギリスは信用できない
- ・火星の王!?本当に俺たちが目指すべき場所なのか?
- アリアンロッド艦隊
- アーブラウ防衛軍
- ・最短を選ぼうとすれば必ずしっぺ返しが来る
- ・考えること
- ・会計士
- ・判断し選択する力
- 地球支部解散、アストン協会設立
- 変革は始まっている
- クーデリアの事業
- モビルアーマー戦
- タービンズ壊滅
- ジャスレイ
- マクギリスの革命
- ・ドルトコロニーの一件
- 世界の混乱の始まり
- ・マクギリス対ラスタル 地球圏での戦い
- ・マクギリス対ラスタル 火星での戦い
- 混乱する世界
- 3期あらすじ
- 謝辞