ファイナルファンタジーIXの登場人物・キャラクターまとめ【FF9】
『ファイナルファンタジーIX』は、2000年に発売されたPlayStation用ソフトである。本作に登場する主人公パーティは様々な種族から構成されており、年齢も下は6歳から上は推定年齢70歳以上と幅広い。本記事ではそんな個性あふれる『ファイナルファンタジーIX』の登場人物・キャラクターたちの情報を、画像と共にまとめて紹介する。
ジタン・トライバル (Zidane Tribal)
。後ろで括っている長い金髪と、臀部から生えた猿のような尻尾が特徴。そのため、作中において罵られる時に「猿」と呼ばれることがある。名前の意味は「命」、これはガーランドの作り上げた最強のジェノムであるクジャ、ミコトに共通した由来。[要出典]『Ⅶ』以降続く「主人公は気候に関係した名前」の法則から唯一外れている。青の惑星テラの支配者ガーランドによって生成された最強のジェノムだったが、ジタンに劣等感を抱いたクジャにより捨てられたが命までは奪われることなくガイアに放逐されたため、孤児となり、4歳のときに盗賊団の頭領バクーに拾われる。4歳以前の記憶がないため、ジタンは自分の名前とテラの特徴とも言える「青い輝き」以外は自身の素性を知らなかった。13歳の時に盗賊団タンタラスから黙って去り、記憶を頼りに故郷となる「帰るべき場所」を捜していた。
出典: ja.wikipedia.org
その際にフライヤと会って親交を結んでいる。しかし、霧の大陸中を旅しても青の輝きは見付からず、ジタンは再びバクーと仲間たちの元へと帰還。バクーはジタンを殴り飛ばしたが、それからは何も言わずにジタンの帰還を受け入れた。その時に「ここが自分の帰るべき場所なんだ」とジタンは悟った。ビビやクジャと違い寿命についての言及は無いが、作中でガーランドに「悠久の時を星と共に生きればいい」と言われるシーンがあることからかなり長寿に設定されている模様。性格は明るくお調子者で女好きだが、困っている相手を見過ごせない優しい性格でもある。
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・FF9のテーマの一つが原点回帰なためか、幼少時に兄貴によって別の星に捨てられるという彼と似たような過13歳のころ故郷のただひとつの記憶である「青い光」を頼りに、故郷を探す放浪の旅に出ている。旅の途中、あてのない恋人探しの旅で失意に暮れていたフライヤと出会い1年ほど行動を共にした。二人の年齢や性別、種族を越えた仲はこのときに築かれたようだ。
・そんなこんなでジタンは2年ほど旅をした経験があるのだが、ゲーム本編のジタンの昔話では旅(家出)の演出が短すぎて、「一晩家出しました」くらいにしか見えない。ちょっと残念。
しかしその後のバクーとジタンのイベントはなかなかグッとくる。いい親子だね。去を持つ。
・ダガーの尻に顔を埋めるというワザとらしい事故を起こす。
・泣きたくなったらダガーの胸を借りるという発言をする。
・ダガーに添い寝してやろうかというとんでもない発言をかます。
・アルティマニアによると、陽気な振る舞いやお調子者のような言動は孤独な内面を隠すためであり、他人に心の奥底に踏み込まれる事を嫌っているらしい。実際本編でジタンは仲間を励ます立場に回る事が多く、自身の過去や負の心情を話す事は滅多にない上(ガーネット関連のイベントや黒魔道士の村でのイベントくらい)問題は人に頼らず独力で解決しようとする節がある。パンデモニウムではジタンが初めて仲間を振り回して励まされる立場になり、その後自分を励ましてくれたガーネットに向けて「ありがとう」とお礼を言うが、ジタンが他人を信頼し、自分の思いを素直に伝えることができた成長の瞬間と言えるかもしれない。
ガーネット・ティル・アレクサンドロス17世(偽名:ダガー / 本名:セーラ) (Garnet til Alexandros XVII (Dagger/Sarah))
アレクサンドリアの王女。長く艶のある黒髪を持つ美少女だが、ストーリー後半でジタンのダガーを使って髪を切るため、以降はショートヘアーとなる。物腰は上品でおしとやかであるが、城育ちのせいか世間知らずな一面もある。実は召喚士の生き残りであり、「召喚」(トランス時は「幻獣」)および「白魔法」を使う。ゲーム開始時は召喚の消費MPが4倍であるが、あるイベントで召喚獣を奪われた後は元の数値になる。召喚士の一族が住まうマダイン・サリの出身だが、ガーネットが幼少の頃にガーランドによって故郷を滅ぼされてしまう。その当時の記憶は失ってしまうが、小船に乗って大陸の外に逃がされた際に、暗雲の中に潜む巨大な真紅の眼(インビジブルの一部)が記憶に焼きついている。当時アレクサンドリアの王妃であったブラネに引き取られた際に、召喚士の特徴である額の角は撤去された。
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捨て子という事を隠されて、ブラネに溺愛されてきたガーネットだが夫を失って悄然としていたブラネに近付いたクジャによって、ガーネットの持つ召喚獣の力を狙われることになる。物語後半にて、元々長かった髪をショートヘアーにした(彼女のアイコンでもその変化は見てとれる)。序盤で自らの素性を隠すために「ダガー」という偽名を名乗るが、終盤のイベントで判明する彼女の本名は「セーラ」である。これは、『FFI』で同じくさらわれた王姫、セーラを連想させるファンサービスである。
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ビビ・オルニティア (VIVI Ornitier)
黒魔道士の少年。トレノ東の洞窟でクワンに拾われ、育てられる。気弱な性格だが、誰かを助ける為に怖さをこらえる強さも秘めている。ジタンやガーネットと出会いともに旅をすることで、自らの出生に関わる過酷な事実も乗り越えられる心の強さを手に入れる。「黒魔法」(トランス時は「W黒魔法」)および「ためる」を使う。容姿はこれまでのシリーズに登場する黒魔道士に酷似している。ビビの正体は、クジャの持つ技術により霧から生成された存在「黒魔導士」である。戦争の駒として生み出されたため、黒魔導士が活動していられる時間は短く、自我も持ち合わせていない。しかし、時が経つに連れて突然「目覚める」ため、自我を得ることが出来る。ビビは初期に作られた黒魔導士のため、魔法の出力自体は後継機に劣るが、その分活動していられる時間が長くなっている。エンディングにて「停止」してしまうが、その前に自分と旅してきた仲間たちの素晴らしさと、生きることの意味を教えてくれたことを黒魔導士たちに伝えている。その思いはしっかりと、ビビの子供達に受け継がれている。
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アデルバート・スタイナー (Adelbert Steiner)
一撃を見舞う。スタイナーの性格は、頑固で石頭。主人に対してどこまでも尽くす典型的な武人タイプ。それ故に、盗賊であるジタンの存在を忌み嫌っており、彼を名前で呼ばず「貴様」や「猿」と呼んだり、嫌味を言っていたりもした。しかし、追撃してくる敵からガーネットを守るために、自分が敵の足止めをして、ガーネットを守る役目をジタンに任せた(その際にジタンのことを「ジタン殿」と呼んでいる)。以後は、ジタンを仲間と認め、「盗賊風情」という色眼鏡を外している。女性優遇のアレクサンドリアにて将軍であるベアトリクスを気に入っておらず、互いに対立していた。しかし、ストーリー中盤にてエーコがジタンに渡そうとした恋文の手違いから、互いに恋心を寄せるようになる。他人のことを「○○殿」と呼ぶ。「剣技」および「魔法剣」を使う(「魔法剣」はビビと共に居るときのみ使用可能)。トランス時は皮膚が鎧と同化し、全身鉄の塊のような姿となる。この状態では通常攻撃が高威力になる。
フライヤ・クレセント (Freija Crescent)
ブルメシアの女竜騎士。容姿端麗で落ち着きがあり、「○○じゃのう」「○○じゃな」といった老婆のような古風な口調が特徴。戦闘では槍を用いて戦い、その跳躍力を生かした戦法を得意とする。恋人フラットレイを追って旅をしている。旅先でジタンと知り合い、一時は行動を共にした。「ジャンプ」(トランス時では「ジャンプ」が全体化、連続化する)、および「竜技」を使う。海外版では年齢が30代、名前の綴りもFreijaからFreyaに変更されている。
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クイナ・クゥエン (Quina Quen)
ク族の若者。頭にコックのかぶる帽子をかぶっている。食べることしか頭になく、大好物のカエルの事となると我を忘れて行動してしまう。食の道を究めるため、師匠であるクエールに見送られてジタンたちと旅をすることになる。性別は不明。「世の中には、食べられるものと食べられないもののふたつしかないアルヨ」というのを信条としており、見たこともないものがあればとりあえず食べようとしたり、舐めてみたりする。モンスターを「たべる」(HP1/4になった敵を戦闘から排除する)(トランス時は「調理」となり、HP1/2になると食べられる)ことで「青魔法」を習得し、以後使用できるようになる。巨大なフォークを武器として使用する。語尾に「アルヨ」といった協和語を話す。
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エーコ・キャルオル (Eiko Carol)
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