「レベルE」徹底解説！知る人ぞ知る冨樫義博の最高傑作！
冨樫義博氏の代表作の1つである『レベルE』は、全3巻と巻数は少ないですが、「冨樫作品の中でも最高傑作」とする声が多い傑作です。地球で暮らす宇宙人たちの、時に滑稽で時に凶悪な生態が題材となっています。ここでは、そんな『レベルE』について簡単に紹介してみました。
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冨樫義博
1966年生まれ、1986年に『とんだバースディプレゼント』でデビュー。
『ジュラのミヅキ』で第24回ホップ☆ステップ賞佳作、『ぶっとびストレート』で第34回手塚賞準入選、『幽☆遊☆白書』で第39回小学館漫画賞少年部門を受賞している。
妻は同じく漫画家の武内直子氏である。
■冨樫義博氏の最高傑作漫画『レベルE』とは？
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レベルE
1995年42号-1997年3・4合併号
筒井雪隆は高校進学に伴い山形で一人暮らしを始めることになったが、引っ越したその日に自分の部屋で勝手に生活する記憶喪失の宇宙人を自称する男に出会った。
雪隆は追い出そうとするが、男に言いくるめられてしまい、結局彼を同居させた上、宇宙人であることも認めざるを得なくなってしまった。
雪隆の周りに彼をめぐって、人間の宇宙人研究機関員、宇宙からやって来た男を王子と呼ぶ護衛達、さらには山形周辺を縄張りとしている好戦的な宇宙戦闘民族ディスクン星人まで動き出し、風雲急を告げ始めるのだった。
山形県を舞台にオカルト的な要素の強い、宇宙人を題材としたSF漫画。地球にやって来たドグラ星のバカ王子が暇つぶしに起こす悪ふざけを軸とした物語がオムニバス形式で展開される
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「アシスタントを使わず一人で描いたらどうなるか」ということに挑戦した作品であるため、同誌としては異例の月1での連載となった
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タイトルは作者が当時見ていた映画『LEVEL4』をもじってつけたが、エイリアン (Alien) の頭文字をEだと勘違いしていたため「レベルE」と命名された。担当にそれを指摘された作者は「『E.T.』のEだ」と苦しくも弁解したとコミックス『HUNTER×HUNTER』の余白部で吐露している
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■みんなの感想
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全3巻ながらもバリエーションに富んだエピソードはどれも良く作りこまれていて先の読めない展開と予想外のオチに毎回驚かされる。まさに読者の予想の斜め上をいく漫画
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好き勝手に書いている分、富樫義博の天才性が如実に出た一品。ただもう、ともかくおもしろい。ストーリー展開の巧みさ、予想外の結末、物語のテンポ、個性的で魅力的なキャラクター、ギャグの切れっぷり、奇抜でユニークなアイデア、設定の妙味、気合いの入った個性的な絵、などなど、どれもこれも一級品で驚く
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シリアスな漫画だと思ってたけど、コミカルだし面白く読み進められた！1話完結のような感じで、登場人物にも魅力アリ。救われない話はなかったような。ハンターハンターしか読んだことなかったので、富樫氏の違う一面も見れた気がして満足
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単純にバトルよりもやっぱ話作り上手いんだなと思う作品。ディスクン星人も吸血星人も話の分類は全く違うんだけどどちらも想像を超えるオチが用意してあってかなり楽しめました
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未だに本作を超える漫画に出会えません。ギャグ、サスペンス、ミステリー、SF…全てを包括し、これ以上ない絶妙なバランスで全3巻に収められています。続きがとても読みたいけど、これだけで十分とも思う本当に不思議な作品。それにしても冨樫先生のセンスはずば抜けていますね
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とても大好きな作品です。一番“らしさ”が表れてる作品だと思います。レベルEを読み返すとこの人の頭の中はとんでもないなと改めて実感しますね
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相変わらずギャグシーンとシリアスなシーンの切り替えというか、緩急の付け方が上手いっすね。読んでて飽きない。次の展開が早く知りたい。いろんな短編が集結してる感じだけど、ハズレ回は無いっす！少ない巻数で完結している名作マンガは？という問があったら、僕は迷わずレベルEと答えるだろう
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■その他の漫画作品
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てんで性悪キューピッド
鯉昇竜次は関東大極系鯉昇組の跡取り息子だが、現実の女の子には全く興味がなく、妖精に憧れる純情少年だった。
そんなある日、竜次は劣悪な実家に耐えかねて家出をし、水浴びをする女の子を見かけた。だが、その女の子は角と羽根があり、お尻からは尻尾が生えている悪魔だったのである。
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狼なんて怖くない!!
『狼なんて怖くない!!』、『オカルト探偵団 PART1』、『オカルト探偵団 PART2』、『HORROR ANGEL』、『とんだバースディプレゼント』、『ぶっとびストレート』を収録した短編集。
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幽☆遊☆白書
浦飯幽助はある日、車に轢かれそうになった子供を助けたが、事故に遭い、死亡する。しかし、霊界にとって幽助の死は予想外の出来事であり、幽助は生き返るための試験を受けることになった。
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HUNTER×HUNTER
くじら島に住んでいる少年ゴン=フリークスは、幼少期に森で巨獣に襲われたが、ハンターの青年・カイトによって助けられた。ゴンはこの時、カイトから死んだと思われていた父親・ジンは生きており、優秀なハンターとして活躍していることを知らされる。
ゴンはハンターに憧れを抱く様になり、ハンター試験の受験を希望し、ジンを快く思っていない里親・ミトの出した条件をクリアする。そしてハンター試験会場へと向かうべく故郷を旅立ったのだった。
▼関連リンク
HUNTER×HUNTERのゾルディック家を徹底解説！世界最高の暗殺者一家！ - RENOTE [リノート]
renote.net
人気漫画『HUNTER×HUNTER』に登場するゾルディック家に関する情報をまとめてみました。ゾルディック家は世界最高の暗殺者一家で、主人公ゴン＝フリークスの相棒キルアもこの一族の出身。立場的には悪人ながら、キルアとの縁もあって単純な悪役とも言い難い、魅力溢れる存在となっています。
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