ヨル/戦争の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

ヨル/戦争の悪魔とは、『チェンソーマン(第二部)』の登場人物で、主人公三鷹アサと肉体を共有する悪魔。
強大な悪魔だったが、チェンソーマンに敗れて力の大半を奪われ、それを取り戻すことを目的とする。殺されたアサの死体を乗っ取るが、脳の大部分がまだ生きていたことと「人間社会で行動するには、それに詳しい者に手伝わせるのが都合がいい」との判断から彼女の自我までは奪わず、むりやり従わせる。アサからは恐れられているが、時折重度の天然っぷりや妙に意地を張る姿を見せ、「意外とチョロい」とも思われている。

ヨル/戦争の悪魔の概要

ヨル/戦争の悪魔(せんそうのあくま)とは、『チェンソーマン(第二部)』の登場人物で、主人公三鷹アサ(みたか アサ)と肉体を共有する悪魔。ヨルというのは、アサと共に過ごすようになってから、彼女の対になるものとして自ら名乗るようになった名前である。
強大な悪魔だったが、“チェンソーマン”と呼ばれる悪魔に敗れて力の大半を奪われ、それを取り戻すことを目的として行動する。殺されたアサの死体を乗っ取るが、脳の大部分がまだ生きていたことと「人間社会で行動するには、それに詳しい者に手伝わせるのが都合がいい」との判断から彼女の自我までは奪わず、1人分の肉体を2人で使う状態となる。アサに対しては「私がその気になればいつでもお前の自我を消せる、お前の考えていることは全て自分に筒抜けになっている」と脅し、「協力すれば自我は消さない、チェンソーマンを倒したら肉体を返してやる」と提案し、強制的に従わせている。

普段は“アサにだけ見える幻影”として姿を現し、アメとムチを使い分けて彼女をうまいことコントロールしながら、通う第四東高等学校の生徒の1人だとされるチェンソーマンの正体を突き止めようと画策する。肉体の支配権もいつでも自分が奪える状態にあり、悪魔との戦闘では戦い慣れしているヨルが体を操ることが多い。
悪魔であるため人間の情緒には疎く、またこれまでは他人との関係を調整する必要も特に無かったためコミュニケーション能力は低い。人間社会への潜伏のためにアサを利用しようと考えた点からも分かる通りこの点は本人も自覚しており、友情や恋心といったアサが抱く様々な感情を面倒な要素であると同時に興味深いものとして捉えている。

ヨル/戦争の悪魔のプロフィール・人物像

アサに憑依する前は、夜鷹のような姿で現れている。ヨルがアサの体を操っている時には顔に傷跡が浮かび上がり、目つきも別人のように鋭くなる。
目的のためには手段を選ばず、修羅場を前にしようと窮地に陥ろうと動じない冷徹にして強靭な精神力の持ち主。しかし対人経験の少なさのせいで妙な天然っぷりを発揮したり、自分が軽んじられることが我慢ならないのか「私はバカじゃない」と頑固に言い張るなど、時として“幼い”とも感じられるような姿を見せる。

アサはヨルを「自分の生殺与奪権を握る怪物」と恐れる一方、上記のコミュニケーション能力の低さから「意外とチョロいヤツなのではないか」とも感じており、共に過ごす内に互いの存在にも慣れていった。明確な上位と下位の存在ながら、「ここは私に任せて引っ込んでて」といった軽口を叩くこともあるが、一方でヨルが時折見せる悪魔としての冷徹な判断に絶句することも少なくない。
キガこと飢餓の悪魔(きがのあくま)を姉に持つが、彼女に対しては強い警戒心を抱いており、アサにも「気を許すな」と告げている。

ヨル/戦争の悪魔の能力

“自分の所有物”だと認識したものを使い捨ての武器にする能力を持ち、剣、槍、手榴弾など実際に様々な武器を作り出している。この“自分の所有物”という判定は本人の認識によって決められており、物質だけでなく自分に好意を寄せる人間なども含まれる。人間の情緒を理解しないヨルは気付いていなかったが、「大切なものを武器にして使い捨てる罪悪感」が強ければ強いほど強力な武器となる。

ヨル/戦争の悪魔の来歴・活躍

チェンソーマンとの戦い

悪魔たちの住まう地獄で生まれ、特に強大な力を持つ存在として姉妹たちともども恐れられていた。ある時、無数の悪魔を葬ってきた“チェンソーマン”ことチェンソーの悪魔と戦い、彼に力の大半を食べられてしまう。
チェンソーマンが“食べた”ものは、この世から記憶も記録も含めて存在そのものが消えてしまうため、人間の世界では戦争の記録や核兵器などの強大な兵器が消失。人間の恐怖を糧とする悪魔にとってこの影響は大きく、「戦争による恐怖」が得られなくなったことで大きく弱体化する。

この事態を受け入れがたく、人間たちの住む現世へと移動。チェンソーマンを倒して核兵器を吐き出させ、それによる恐怖で力を回復させようと画策する。
なお、悪魔は「地獄で死亡すると現世に、現世で死亡すると地獄に、“同じ能力を持つ別人格”として生まれ変わる」という性質を持つが、ヨルは地獄にいた頃の記憶をかなり残しているため、「地獄で死亡した後、“同じ能力を持つ別人格”として現世にやってきた」のかどうかは不明。

三鷹アサとの出会い

武器化した教師を手に、正義の悪魔と契約した少女(奥)と相対するヨル。

現世で情報を集め、「第四東高等学校の生徒の1人がチェンソーマンである」という噂を知る。しかし悪魔の姿のまま人の多い学校で活動するのは難しく、なんとかして人間に紛れる必要があると判断。人間としての姿と、怪しまれないような知恵を手に入れようと画策する。
そんな折、三鷹アサ(みたか アサ)という少女が、正義の悪魔と契約したクラスメトと担任教師の痴情のもつれに巻き込まれて殺されるところを目撃。これ幸いと彼女の死体に入り込み、魔人(人間の死体に悪魔が入り込んだ存在)となり、担任教師を武器化してクラスメイトごと正義の悪魔を切り裂く。

この時、アサの脳はまだ大部分が生きた状態にあり、「人間に紛れて調査を続けるなら、人間に詳しい者を利用するのが得策だ」との考えから彼女の自我を消さないことを決定。自分がなぜ蘇ったのか分からないアサの前に、彼女にしか見えない幻影として現れ、自分の目的と「いつでもアサの自我を消せる、自由に体の支配権を奪える」という事実を告げて、「目的を果たしたら体を返してやる」という約束で協力を取り付ける。
アサはこの事態に戸惑い、己の生殺与奪権を握るヨルに対して強い恐怖と警戒心を抱くも逆らう術もなく、彼女に命じられるままチェンソーマン探しに奔走していく。そのアサから「戦争の悪魔では呼びにくい」と言われ、この頃から“ヨル”と名乗るようになる。

デビルハンター部と正義の悪魔

チェンソーマンの情報を求めて、デビルハンター部への入部を目指す。基本的に学校ではアサに肉体の操作を任せており、入部試験を受ける中で彼女がユウコや吉田ヒロフミ(よしだ ヒロフミ)といった新しい友人を得ていく様を観察した。
しかしアサと融合した際に戦った正義の悪魔が、今度はユウコと契約するという事件が発生。ユウコは悪魔の力を得た全能感に酔い痴れるまま「アサをイジメる生徒たちをやっつけよう」と考え、これを止めようとしたアサと激突。「今の状態では勝てないからやめろ」と何度も制止したがアサは聞き入れず、まだ彼女に生きていてもらわないと困ると判断したヨルは正義の悪魔と戦うこととなる。

文房具を武器化して立ち向かうも劣勢を覆せず、相手の思考を読む正義の悪魔の力の前に用意していた策も見破られ、打つ手が無くなったところでアサから「作戦がある」と提案される。“自分の制服を武器化する”という彼女の秘策が通じるとは思えなかったが、試しにやらせてみたところ予想外の力を発揮してユウコを撃破。この制服はアサの母の形見にも等しいもので、「武器化した時のアサの罪悪感が強ければ強いほど強い武器が作れる」ことを知る。
ユウコを殺すつもりのなかったアサがパニックに陥る中、キガこと飢餓の悪魔(きがのあくま)がこの場に現れる。「ユウコを助けてほしい」というアサの願いを、「妹の頼みなら」と引き受けるキガだったが、ユウコの怪我を治すどころか巨大化させてしまう。ここにチェンソーマンが駆けつけてユウコごと正義の悪魔を撃退し、宿敵に助けられることに歯噛みした。ユウコはからくも生き延びるも、その後“両手にチェンソーが生えた何者か”によって斬殺される。

無限の牢獄

アサが武器化した水族館を手に、永遠の悪魔(奥)と対峙するヨル。

チェンソーマンが制服を着ていたことから、第四東高等学校の生徒であることを確信し、「決戦の時は近い」としてより強い武器を作ろうと考える。アサが特に強い忌避間を抱く人間の武器化を提案するが、見知った人間を使い捨ての武器にすることを彼女は受け入れず、またどうでもいいと感じる相手を武器化しても大して強いものにはならず、交渉の末に「体を取り戻すために、アサが“どうでもいい”と感じる男を彼女に惚れさせて、これを1度だけ武器化する」こととなる。白羽の矢を立てられたのは、少し前に吉田から紹介されたデンジという上級生だった。
早速デンジをデートに誘い、水族館へと赴く。そこに再びキガが現れ、「強い武器を作るにはアサの理性が邪魔だ」として、彼女たちを水族館に閉じ込める。限定的に時と空間を操る永遠の悪魔の力で無限の回廊と化した水族館の中でアサたちが衰弱していく一方、自身はキガによって彼女と引き離される。

しかしアサはデンジと協力し、「水族館そのものを“自分の所有物”だと自らに言い聞かせ、これを武器化する」という方法で無限の回廊を脱出。ヨルは即座に彼女の体の中に戻り、水族館から作り出した槍で永遠の悪魔を撃破する。
水族館の中で“ちょっとやそっとの事態には動じず、ピンチの時ほど頼りになる”デンジの一面を知ったアサは、彼への評価を改める。ヨルはこれを「アサはデンジに恋をしている」と評し、今ならデンジから強い武器が作れるのではないかと体の支配権を奪って彼の武器化を試みる。しかし実はそのデンジこそがチェンソーマンの正体であり、そのためか彼を武器にすることはできなかった。

衝撃のおうちデート

水族館の中での仮もあり、アサはもう1度デンジとデートすることになる。映画館に誘われるも、アサは金がかかることを理由にこれを嫌い、デンジの家でレンタルした映画を見ようと提案。デンジは渋々これを受け入れるも、「場合によっては死の危険もあるから、絶対にルールを守ってくれ」と釘を刺す。
その後デンジの暮らすアパートで一緒に映画を見ながら教えられたルールは、「他人の部屋や冷蔵庫の扉を開けるな」、「同居人の前ではデンジとイチャイチャするな」というものだった。アサは「憂さ晴らししたくてデートに誘っただけで、アンタのことが好きなわけじゃない」と伝えた上で、自分とはもう関わらない方がいいとデンジに告げる。これはヨルに本気で武器化されかねない立場にある彼を案じての言葉だったが、アサといい雰囲気になれたと思っていたデンジは少なからずショックを受ける。

自分の何が悪くて嫌われたのかとデンジが思案していると、アサの体を乗っ取ったヨルが身を乗り出して彼にキスをする。そこに折悪く犬の散歩に出かけていたデンジの同居人の少女が戻り、ヨルに向けて「泥棒」と言い放つと、指先から鎖を発して彼女を捉える。ペット同然の存在として人格を“支配”されてしまったヨルだったが、デンジが助け舟を出してくれたお陰で無事に回復。しかしその代わりに、デンジの部屋に来た記憶を消されてしまう。
この時デンジは「2度とあの女(アサ)と仲良くしない」とも約束させられており、校門に戻されたアサとヨルは、日没まで校門で立ち尽くしていた。デートをすっぽかされた2人は、「デンジはアサに好意がある」というこれまでの作戦の前提を疑い出し、アサはそれに自分でも意外なほどの落胆を覚える。そんな彼女たちの前にヨシフミが現れ、「ちょっと付き合ってくれないか」と提案する。「もしかして吉田も自分に好意があるのでは」と浮かれるアサだったが、彼の口から出てきたのは「理由は好きに解釈してくれて構わないが、もうデンジと関わらないでほしい」という要求のみだった。

落下の悪魔の脅威

勝手に好かれてると期待して喜んで、それが勘違いだと気付いて勝手に絶望する。自分の軽薄さに自己嫌悪を抱えてながら団地の敷地を通り過ぎようとしたアサの目の前で、1人の男が墜死する。その様子を無言で見守る住民たちに気付いたヨルは、何かしらの悪魔が彼らを操っていることを察してアサから体の支配権を奪い取る。何かに魅入られたように投身自殺を繰り返す人々を見て、ヨルが「戦ってはダメな相手だ」と察して撤退に転じる中、遺体の山の中から異形の悪魔が姿を現していた。
「落下の悪魔」を名乗ったその悪魔は、凄惨な過去の記憶をむりやり思い出させることで人々を絶望させ、その感情を利用して“上空に向かって落下”させるという奇想天外な能力を持っていた。母と死に別れた後、養護施設で「ここにいる者はみんな家族を失っているのに、この子だけペットという家族を持ったままなのが許せない」という理由から愛猫を殺された絶望を呼び起こされたアサもまた上空に向かって落ちかけるが、咄嗟にガードレールをつかんで耐える。アサでないと落下の悪魔に対抗しうる強い武器が作れず、しかし不可思議な現象に見舞われて恐慌する彼女から肉体の支配権を取り返すこともできず、ヨルは必死に彼女を落ち着かせようとする。

恐怖こそが相手の悪魔の攻撃のカラクリであることを見抜いたヨルは、アサに「怖がるな」と命じ、痛めつけてでも自分がイニシアチブを握ろうとする。しかしヨルが自分を助けようとしていることを知ってなおアサは彼女を恐れ、敵の悪魔を恐れ、過去の絶望を恐れた。自分の体を勝手に利用しているヨルのことなど信用できなかったし、人付き合いの苦手なアサは「1人でいるのも寂しいし、誰かに近づいて傷つけるのも傷つけられるのも怖い」と感じていた。結局アサとの信頼関係の構築に失敗し、「死を受け入れれば楽になる」との落下の悪魔の甘言に従う彼女を呆然としながら見守る。
ここにチェンソーマンが駆け付け、アサと共に地獄に落ちるも、突如現れた“二人目のチェンソーマン”の援護もあってなんとか血路を切り開き現世へと帰還。傷つき倒れるチェンソーマンを見て「今なら倒せる」とヨルは意気込むが、アサは彼に自分の血を与えて回復させてしまう。これまでに何度も助けてもらった恩と、「女の子とセックスしてみたいから俺は生きる」と言い切るくだらなさに「こんなヤツが生きてるなら、自分も生きていいのかもしれない」と感じたのがその理由だった。

世界平和チェンソーマン協会

世界平和チェンソーマン協会に入会し、デビルハンターとして名を挙げていくアサ。

なんとか窮地を切り抜けたヨルたちだったが、落下の悪魔の力は世界規模で影響があり、日本だけでも確認できるだけで2000人以上の死者が出ていた。アサは他の怪我人共々病院に担ぎ込まれ、待合室のソファでうたた寝しながら「また嫌っているはずのチェンソーマンに助けられた」という事実に想い馳せる。
大惨事に人々が恐慌する中、待合室のテレビではバラエティ番組が放送されており、そこに出演していた伊勢海が「こういう時に頼りになるのはチェンソーマンだけだ」と主張。世界平和チェンソーマン協会なるグループの発足を宣言する。

一方、ヨルは退院したアサと「チェンソーマンをどうするのか」で激論を交わしていた。落下の悪魔が起こした混乱で、ヨルは「近々大きな戦争が始まる」と予想し、チェンソーマンを倒せるだけの“戦争への恐怖”が得られると考えていた。しかしアサは幾度も助けられたことでチェンソーマンにほのかな恋心を抱くようになっており、「そんなことで戦えるのか」とヨルを呆れさせる。
そこに突如としてキガが現れ、「チェンソーマンは2人いる」とヨルたちに伝える。アサを助けたチェンソーマンと、ヨルから力を奪ったチェンソーマンは別人だというのだ。「信じられない、信じる理由がない」と警戒するアサだったが、「誰かがチェンソーマンの代わりに悪魔を狩り続ければ、彼は力を失って普通の人間になれる。あなたたちが戦う理由も無くなる」と唆され、キガの勧めるまま世界平和チェンソーマン協会に入会。ヨルと協力し、チェンソーマンに成り代わって悪魔と戦い、これを次々と撃破していく。

YAMAKUZIRA
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東山コベニ(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

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東山コベニとは、チェンソーマンの登場人物で、公安退魔特異4課のデビルハンターである。 主人公デンジとはほぼ同期の関係になる。引っ込み思案な性格で、いつもオドオドしているが、先輩である姫野からは「かなり動ける」と評されている。実際ヤクザグループが襲撃した際には、コベニの活躍によりデンジを救い出した。家族との関係はあまり良くない。 作中最後まで生き残る数少ない登場人物である。

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パワー/血の魔人(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

パワー/血の魔人(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

パワーとは『チェンソーマン』の登場人物で、主人公デンジのバディとなる血の魔人。人間と敵対する魔人ではあるが、知能が高いため公安特異4課所属のデビルハンターとして働いている。利己的な言動で周囲を振り回すが、本質的には臆病で憎めない性格。最終的に初めての友達であるデンジを助けるため、圧倒的な力を持つマキマに逆らい命を落とした。

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クァンシ/弓矢の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

クァンシ/弓矢の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

クァンシとは『チェンソーマン』の登場人物で凄腕のデビルハンター。中国政府からの依頼でデンジを捕らえるため来日する。右目の眼帯と銀髪が特徴の美女で、傍らには常に4人の魔人達を愛人として侍らせている。デンジ捕獲の指令を受けたのも魔人達に人権と義務教育を与えるため。常に気だるげな雰囲気を漂わせているが戦闘能力は非常に高く、かつてのバディだった岸辺からは「素手で殴り合いをさせたら人類最強」と評されている。また、弓矢の悪魔に変身する能力を持つ。

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闇の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

闇の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

闇の悪魔とは、藤本タツキの漫画『チェンソーマン』に登場した地獄に住む最強の悪魔。悪魔は現世で死ぬと地獄に生まれ、地獄で死ぬと現世に生まれるという輪廻転生を繰り返しているが、地獄に生まれてから一度も死なずに生き続けている悪魔が存在する。闇の悪魔はそんな悪魔の1体で、「超越者」「根源的恐怖の名前を持つ悪魔」などと呼ばれてあらゆる悪魔から恐れられている。 アーティスティックでおぞましい登場シーンは読者の心に大きなインパクトを残した。

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ナユタ/支配の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

ナユタ/支配の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

ナユタ/支配の悪魔とは、藤本タツキの漫画『チェンソーマン』第一部の最終回に登場した支配の悪魔。デンジとの戦いの末にマキマが死亡し、新たに人間界に転生した。生まれる前のマキマとしての記憶は一切ない。中国にいたところを岸辺がさらってきた。日本政府に預けるとマキマのようにすべてを意のままに支配する悪魔になってしまうため、デンジが預かって面倒を見ることになった。食べたいものを聞かれたナユタが答えたのは「食パン」だった。

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岸辺(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

岸辺(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

岸辺とは『チェンソーマン』の登場人物で、公安に所属するベテランのデビルハンター。初登場時は退魔特異1課だったが、後に人員不足のため1、2、3課が特異4課に合併されると、4課の隊長に就任した。生身の人間としては作中最強クラスの戦闘能力を持ち、デビルハンターとしての戦い方をデンジやパワーに指導する。「悪魔が恐れるデビルハンターは頭のネジがぶっ飛んでるヤツ」という持論を持ち、自身も酒の力で頭のネジを外してエキセントリックにふるまっているが、根は人情家であり教え子に深い愛情を抱いている。

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落下の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

落下の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

落下の悪魔(らっかのあくま)とは、『チェンソーマン(第二部)』の登場人物で、落下する恐怖を司る強大な悪魔。 キガこと飢餓の悪魔をして「世界を最悪の恐怖に導く1人目の悪魔」と評価されるほどの実力者。物理的な意味での“落下”だけでなく、気分が“沈む”、“落ち込む”といった精神的な働きも権能の一部として操ることができる。周囲の人間たちに「思い出したくもない最悪の記憶」を蘇らせて落ち込ませ、上空に向かって落下させるという不可思議な力を使う。

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レゼ/爆弾の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

レゼ/爆弾の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

レゼとはチェンソーマンの登場人物で、とある雨の日主人公デンジが電話ボックスの中で出会った女性。カフェ「二道」でバイトをしている。きゃしゃで物腰穏やかな美少女であり、右側にリングの付いたチョーカーを首につけている。デンジとレゼは夜の学校に忍び込んだり一緒にお祭りに行ったりしながら徐々に距離を縮めていく。しかしレゼの正体はデンジの心臓を狙うソ連の工作員で、「爆弾の悪魔」と融合し頭部を爆弾に変えられる武器人間だった。

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吉田ヒロフミ(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

吉田ヒロフミ(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

吉田ヒロフミとは『チェンソーマン』の登場人物で民間デビルハンター。デンジが各国の刺客から狙われた際、護衛としてマキマに雇われる。作中では珍しい民間のデビルハンターながらその戦闘力は非常に高く、作中最強キャラクターの1人であるクァンシの攻撃も素手で受け止めている。契約悪魔は「蛸の悪魔」で、蛸足による攻撃のほか墨での攪乱や索敵など様々な用途に使用可能。色気のある顔立ちで風格も十分だが、実は現役高校生である。

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天使の悪魔/エンジェル(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

天使の悪魔/エンジェル(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

天使の悪魔(エンジェル)とは『チェンソーマン』の登場人物で、公安退魔特異4課に所属する悪魔。「天使」という名前の通り、背中に翼を持ち頭の上には天使の輪が浮かんでいる。中性的な見た目だが男性で、人間の寿命を吸い取るという特殊能力を持つ。姫川の死後、後任として早川アキのバディとなるが、「働くくらいなら死んだ方がマシ」と公言するほどの怠け癖から当初は不仲であった。しかしレゼや台風の悪魔との戦いを通して、徐々にアキとバディとしての絆を深めていく。

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永遠の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

永遠の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

永遠の悪魔(えいえんのあくま)とは、藤本タツキの漫画『チェンソーマン』に登場するチェンソーマンの心臓を狙う悪魔。空間を捻じ曲げ、外部と完全に遮断された脱出不可能な領域とすることができる。デンジの中にあるチェンソーの悪魔の心臓を狙って公安4課の面々をホテルのフロアに閉じ込め、デンジを差し出すように要求する。対処不可能な状況にコベニが錯乱し、荒井がデンジを差し出そうとする中、「永遠の悪魔が死にたくなるまで痛めつける」という作戦を思いついたデンジによって殺される。

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サムライソード/刀の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

サムライソード/刀の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

サムライソードとは『チェンソーマン』の登場人物で主人公デンジに敵対する敵役。デンジと同様に刀の悪魔の心臓を移植されており、左手首から刀を抜くことで悪魔の姿に変身できる。自分の正当性を疑わない独善的な性格で、かつてデンジに祖父のヤクザを殺されたことを恨み、沢渡アカネと組んで公安特異課襲撃事件を計画した。初めての対決では目にもとまらぬ居合斬りでデンジを圧倒したが、再戦時には修行を経てパワーアップしたデンジによって体を真っ二つにされ敗北した。

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暴力の魔人/ガルガリ(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

暴力の魔人/ガルガリ(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

暴力の魔人(ガルガリ)とはチェンソーマンの登場人物で、公安退魔特異4課所属の魔人。ガスマスクとペストマスクを合わせたような仮面を装着し、パーカーを被っている男性。魔人でありながら強すぎるため、常に毒の出る仮面で力を制御されている。他の魔人と比べて人間の脳が多く残っていることから理性が高く、争いを嫌う気さくな性格。バディである東山コベニとの仲も良好で、「自分はマスクで食べられないからコベニが幸せそうに食べてる姿を見たい」とよく食べ物をおごっている。

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