呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ

性別：男
呪術師等級：特級準1級呪術師以上
術式：詳細不明

最速！キャラクター人気投票：未登場のため順位なし
第1回キャラクター人気投票：未登場のため順位なし
第2回キャラクター人気投票：第119位（1票 / 97,860票）

CV：アニメ未登場

禪院家最強の術師集団「炳」のメンバー。第150話「葦を啣むー参ー」で登場し、同回で死亡。

モヒカン頭で能面のような不気味な笑みを浮かべる痩身の老人。肩から先の袖がないタイプの和装を身にまとっている。名字は出てきていないが、禪院家の術師集団「炳」に所属しているらしいので、フルネームは禪院長寿郎だと思われる。体術を用いて禪院真希と戦う場面もあるが、本編では術式も披露。正式名称や術の詳細は不明だが、地面に両手のひらをつき発動させると、地面から巨大な岩の両腕が生え、禪院真希を両手で挟み込むように叩き潰した。屋敷を貫通するほど大きな物質を作り出しているところから、呪力の高さが伺える。

自身の術式から抜け出してきた禪院真希を禪院信朗と挟み撃ちにするが、禪院真希のスピードについていけず、爪で首を掻っ切られ、禪院信朗とほぼ同タイミングで死亡する。

躯倶留隊のメンバー

禪院信朗（ぜんいん のぶあき）

性別：男
術式：なし
使用武器：日本刀

最速！キャラクター人気投票：未登場のため順位なし
第1回キャラクター人気投票：未登場のため順位なし
第2回キャラクター人気投票：獲得票なし

CV：アニメ未登場

禪院家の武芸集団「躯倶留隊」の隊長。第150話「葦を啣むー参ー」で登場し、同回で死亡。
「躯倶留隊」とは術式を持たない禪院家男児が入隊を義務付けられている部隊なので、術式を持たない禪院家の男児である。禪院真希は男児ではないが、呪術高専入学前はこの「躯倶留隊」に所属していたとのことなので顔見知りの可能性が高い。

禪院家の人間は和装をしている者がほとんどで、「躯倶留隊」の隊員もまた和装である。黒い口布で顔の下半分を隠した、一見忍者のようなスタイルだが、隊長である禪院信朗だけは洋装であり、明治時代の日本海軍を思わせる軍服を着ている。左の腰には日本刀を一本差しており、この刀を用いて戦う。

やる気があまりないような言動が見られ、禪院家の屋敷内で暴れまわる禪院真希の捕縛を部下に丸投げ。自分が到着する前に捕まえろと指示を出すが、最後は自分がやるから殺さないようにとも命じている。現場に到着した時に「うーい、首尾はどうだい？」と言ったり、全滅した「躯倶留隊」の真ん中で佇む真希を見て「びっくらポンだぜ…」と言ったりと、おそらくは禪院真希をナメていたから出た言葉なのだろうが、イマイチ緊張感に欠ける。

禪院真希の実力を見て一気に方を付けようと現れた「炳」の呪術師、長寿郎と禪院真希を挟み撃ちにするが、真希の速さについていけず爪で首を掻っ切られ、長寿郎とほぼ同タイミングで死亡する。

その他の禪院家のメンバー

伏黒甚爾（ふしぐろ とうじ）／禪院甚爾（ぜんいん とうじ）

性別：男
誕生日：12月31日
職業：ヒモ／殺し屋
肩書き：術師殺し
術式：無し
天与呪縛：フィジカルギフテッド
趣味・特技：ギャンブル
好きな食べ物：肉とモツ
苦手な食べ物：酒（全く酔わないため）
ストレス：禪院家
使用武器：特級呪具「天逆鉾」、特級呪具「万里ノ鎖」、刀

最速！キャラクター人気投票：未登場のため順位なし
第1回キャラクター人気投票：未登場のため順位なし
第2回キャラクター人気投票：第9位（3,384票 / 97,860票）

CV：アニメ未登場

伏黒恵の父であり、第26代目当主・禪院直毘人兄の子、つまり禪院直毘人と禪院扇の甥にあたる。禪院真希・真依姉妹、禪院直哉とは従兄弟同士になる。禪院直哉からは憧れを、禪院扇からは恐怖を抱かれている。『呪術廻戦』本編開始時は故人であり、その活躍は五条悟が呪術高専に在学していたころを描いた過去編にとどまるが、物語の様々な人間と縁があり、死してなお深く関わり続ける重要なキャラクターだ。

「呪力」とは人の負の感情から生まれ出るエネルギーであり、呪術師も非呪術師も関係なく持っているものである。しかし伏黒甚爾／禪院甚爾は本当に一切の呪力を持っていない特異中の特異体質だった。禪院真希と同じ「天与呪縛」フィジカルギフテッドの持ち主であり、呪力を全く持たないことからその”完成形”と呼ばれていた。しかし強さがあっても呪力がないという理由で禪院家では日陰者扱いされており、壮絶な嫌がらせを受けていた。口元の傷はその時のものようである。

度重なる禪院家からの仕打ちで性格はすっかりひねくれ曲がる。やがて禪院家を出奔するが、伏黒姓の女性と出会い婿入り。伏黒恵を授かった。その女性のおかげですっかり丸くなったようだが、伏黒恵が生まれて間もなくその女性は亡くなり、また荒れていくことになる。数年後違う女性と再婚。その女性の娘であった伏黒津美紀の義父になった。

「術師殺し」として名を馳せており、過去編では星漿体・天内理子（せいしょうたい・あまない りこ）の暗殺を請け負う。天内理子の護衛だった若かりし日の五条悟と戦い一度は倒すが、圧倒的な力を携えて死の淵から蘇った五条悟と再戦し死亡した。死に際に伏黒恵を五条悟に託す発言をしている。
渋谷事変では呪詛師・オガミ婆の術式「降霊術」で現世に肉体を持って蘇り、暴れまわる。強者を求めて本能のままに戦う殺戮人形と化した後、伏黒恵と対峙。意識はないはずだった伏黒甚爾／禪院甚爾であったが、伏黒恵が何者であるかを理解し、「よかったな」と一言を残して自死した。

伏黒甚爾／禪院甚爾（呪術廻戦）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

renote.net

伏黒甚爾（ふしぐろ とうじ）／禪院甚爾（ぜんいん とうじ）は、『呪術廻戦』の登場人物で、生まれつき呪力を持たない代わりに超人的な身体能力を備えた"天与呪縛"という特殊体質の持ち主。
虎杖悠仁の級友である伏黒恵の実父で、呪術師の名門禪院家の出身だが、実家では日陰者扱いされていた。出奔して荒んだ生活を続け、術師殺しとして名を馳せ、最強の呪術師・五条をも倒すも、死の淵で才能を開花させて息を吹き返した彼の前に敗死。
物語開始時点で故人だが、様々な人物に深く関わり、印象的な悪役として高い人気を誇る。

禪院家の用語

忌庫（きこ）

忌庫（きこ）とは、危険度の高い呪物や等級の高い呪具などを格納しておくための蔵のことである。禪院家特有のものではなく、呪術高専や他の御三家にも同様に忌庫がある。御三家の忌庫はそれぞれ自分達が所有している呪具が収められているが、呪術高専の忌庫は御三家の利権構造で成り立っているため、格納している呪具の所有者がバラバラである。

渋谷事変後、「死滅回遊」平定のため戦力を増強しようと真希が訪れたが、既に扇らに持ち出されて禪院家の忌庫はもぬけの殻であった。

訓練・懲罰部屋

禪院家にある訓練と懲罰に使う部屋。部屋の中では二級以下の呪霊をたくさん飼っている。禪院扇が重症の禪院真希と禪院真依を放り込んだのもこの部屋だ。

伏黒甚爾／禪院甚爾の口元の傷は、幼い頃呪霊の群れにポーンと放り込まれたことが原因らしく、伏黒甚爾／禪院甚爾が放り込まれたのはこの訓練・懲罰部屋ではないかと読者の間では予想されている。

相伝の術式（そうでんのじゅつしき）

術式は血縁者に遺伝する傾向が多く、呪術界の御三家などはその血に宿る強力な術式を継承させることで力を維持してきた。この代々受け継がれてきた術式を「相伝の術式」と呼ぶ。五条家や加茂家は相伝の術式を一つしか持っていないが、禪院家は長い歴史の中で強力な術式を持つ呪術師を取り込んできたため、相伝の術式がいくつもある。現在作中で登場している相伝の術式は、「十種影法術」と「投射呪法」の二つであるが、歴史の長さによって重要さが違うようである。
相伝の術式を受け継いだ者は、一族の中でも確かな地位を約束され、当主の地位につくための基準としてみられる。

十種影法術（とくさのかげほうじゅつ）

伏黒が継承した相伝の術式「十種影法術（とくさのかげほうじゅつ）」。影を媒介にして十種類の式神を呼び出すことのできる術式である。慶長・江戸時代の禪院家の当主がこれの術者であり、少なくても400年の歴史がある術式になる。

式神を呼び出すには両の手でその式神の姿を模した影絵を作る必要がある。
最初に使える式神は玉犬だけで、それ以外の式神は「調伏の儀式」を行い、戦って倒さなければならない。式神の中には、歴代の使い手の誰もが倒せなていない怪物とも呼べる式神もおり、伏黒はそれを除いてもまだ全ての式神を調伏していないため、完全に使いこなしているとは言えない。
一度破壊された式神はその後使うことができなくなるが、破壊された式神の力は他の式神に流れ込み、その力を使用することができる。また拡張術式といって、自身の術式への解釈を広げ、深めることでオリジナル技を使うこともできる。「十種影法術」で言えば、異なる式神同士を合体させて使うことも可能だ。

現在登場している式神は、「玉犬（ぎょくけん）」の白、黒。この白は既に破壊されており、その力が黒に流れ込んで、新たに渾（こん）が誕生している。「鵺（ぬえ）」、「蝦蟇（がま）」、「大蛇（おろち）」。「大蛇」も既に破壊された。「脱兎（だっと）」、「満象（ばんしょう）」、最後に「八握剣 異戒神将 魔虚羅（やつかのつるぎ いかいしんしょう まこら）」。前述した歴代の使い手の誰もが倒せなていない怪物がこの「魔虚羅」である。全部で七種類登場しており、あと三種類は登場していない。

伏黒の拡張術式は「不知井底（せいていしらず）」というものが登場しており、これは「蝦蟇」と「鵺」をかけ合わせたものになる。拡張術式で作り出した式神は、破壊されても再現することが可能であり、かけ合わせた式神が消滅することはない。

「十種影法術」の元ネタは、「先代旧事本紀（せんだいくじほんぎ）」と呼ばれる日本の史書に登場する「天璽瑞宝十種（あまつしるしみずたからとくさ）」、通称「十種神宝（とくさのかんだから）」だと言われている。これについては伏黒恵の紹介記事で解説している。

伏黒恵（呪術廻戦）の徹底解説・考察まとめ (5/5) | RENOTE [リノート]

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伏黒恵（ふしぐろ めぐみ）は、『呪術廻戦』の登場人物で、呪術の名門禪院家の血筋を引く麒麟児。東京都立呪術高等専門学校の一年生にして二級呪術師の資格を有し、主人公虎杖悠仁とはクラスメイト。 一見するとクールで真面目な優等ながら、内には激しい情動を秘める。善人だった姉が呪いによって倒れたことが呪術師を目指す動機となっており、最強の呪術師五条悟に師事する。自身を救うために特級呪霊両面宿儺の宿主となった虎杖を庇い、彼の善性と呪術師としての潜在的な才能を信じて、宿儺の力を求めるあまたの敵と戦っていく。

投射呪法（とうしゃじゅほう）