呪術廻戦の御三家・五条家まとめ
五条家(ごじょうけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。相伝の術式「無下限呪術」と特異体質「六眼」を代々継承しており、「日本三大怨霊」の1人・菅原道真を祖先に持つ。同じ御三家の禪院家とは犬猿の仲。
『呪術廻戦』の重要人物・五条悟の生家であり、それ以外の五条家の人間は登場していない。最強の呪術師である五条悟を当主とし、物語軸現代においては五条悟のワンマンチームとなっている。
『呪術廻戦』の概要
『呪術廻戦』とは、集英社の刊行する『週刊少年ジャンプ』の漫画作品。芥見下々の描く”呪い”をテーマにしたダークファンタジー・バトル漫画である。2018年に連載が開始され、2020年10月にアニメ制作会社MAPPAによってアニメ化され、2021年12月24日から劇場版『呪術廻戦 0』も公開された。
『呪術廻戦』は2017年に『ジャンプGIGA』2017 vol.1からvol.4にかけて短期集中連載していた『東京都立呪術高等専門学校』がプロトタイプになっており、この作品は『呪術廻戦』の前日譚とも呼ばれている。『東京都立呪術高等専門学校』の地続きの物語として『呪術廻戦』が連載会議にかけられた時の評価は非常に高く、ジャンプ編集者が満場一致で連載を決めたという逸話がある。連載を開始してから人気も上がっていき、連載初期には「全国書店員が選んだおすすめコミック2019」で1位を、「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019」では大賞を受賞した。TVアニメ化が決まり放映されてからはさらに人気が上昇しており、単行本などの関連書籍の販売部数も伸びている。
『呪術廻戦』の主人公、虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)は、仙台市の高校に通う男子高校生。並外れた身体能力を持っていること以外はごく普通の少年だった。そんな虎杖の通う学校に、とある任務を受けた伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)という呪術師がやってくる。二人の出会いによって『呪術廻戦』の物語は始まっていく。
「五条家」とは
五条家(ごじょうけ)とは、『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つ。呪術全盛期の平安時代から千年という長きに渡って存在している名家であり、『呪術廻戦』の重要人物・五条悟(ごじょう さとる)の生家でもある。しかし本編では五条悟以外の五条家の人間は登場しておらず、どのような家風を持っているかは不明なままだ。同じ御三家の内の一つ、禪院家と犬猿の仲であるということだけがわかっている。
五条家は「日本三大怨霊」の一人、菅原道真(すがわらのみちざね)を祖先に持っている。「日本三大怨霊」とは『呪術廻戦』における架空の存在ではなく、現実に存在しているものであり、一般に菅原道真・平将門・崇徳天皇(崇徳院)の三人を指す。『呪術廻戦』の御三家はこの「日本三大怨霊」に関連していると言われているが、作品中で祖先が明言されているのは五条家のみである。
五条家は相伝の術式「無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)」と特異体質「六眼(りくがん)」を受け継いできた。どちらも単体で十分強力なものであるが、今代の当主・五条悟はその両方を合わせ持つ非常に稀有な存在である。五条悟以前に「無下限呪術」と「六眼」の両方を持っていた術師は数百年前に遡らなければ存在しない。そのためか物語現代の五条家は当主である五条悟のワンマンチームと言われている。
本来呪術師になるには呪術高等専門学校(以下、呪術高専)に通い、正式な手順を踏んでなるものだが、御三家である五条家のように呪術師になるための訓練環境が整った家の出身者は呪術高専への入学の義務はない。だが「懐玉編(かいぎょくへん)」という五条悟の若かりし日を描いた、いわゆる過去編では五条悟は東京の呪術高専に通っている。それが五条悟本人の希望だったのか、それとも五条家の総意だったのかどうかは不明である。
五条悟は渋谷事変で特級呪物「獄門彊(ごくもんきょう)」に封印された。そして渋谷事変収束後は呪術総監部から、五条悟は渋谷事変の首謀者・夏油傑(げとう すぐる)の共謀者である旨が通達されており、その封印の解除はご法度とされている。当主である五条悟がそのような状況に置かれ、五条家の人間がどうしたのか、五条家に何か処置があったのかなどの記載はない。ただ禪院真希(ぜんいん まき)によって禪院家が壊滅状態になった際は、同じ御三家の加茂家(かもけ)と共に、禪院家を御三家から除名するよう提議していおり、渋谷事変後も御三家としての力を保っていることがうかがえる。
御三家・五条家のメンバー
当主
五条悟(ごじょう さとる)
性別:男
所属:東京都立 呪術高等専門学校
等級:特級呪術師
肩書き:最強の呪術師
術式:無下限呪術
技:術式順転「蒼」、術式反転「赫」、虚式「茈」、領域展開「無量空処」、反転術式 ※黒閃経験あり
呪術高等専門学校への入学経緯:家系
誕生日:12月7日
年齢:28歳
趣味・特技:無し(大体なんでもできるため)
好きな食べ物:甘い物
苦手な食べ物:アルコール
好きなお菓子:喜久福
ストレス:上層部絡み
最速!キャラクター人気投票:第1位(294票 / 1,575票)
第1回キャラクター人気投票:第3位(16,923票 / 163,066票)
第2回キャラクター人気投票:第2位(14,359票 / 97,860票)
CV:中村悠一
呪術高専東京校の1年生、主人公・虎杖悠仁達の担任を務める教師。4人しかいない特級呪術師の1人であり、現代最強の呪術師と呼ばれている。
五条家の当主を務めているが、それは本編では明かされておらず、2021年3月に発売された『呪術廻戦 公式ファンブック』で情報公開された。何代目の当主であるかは不明。同じ御三家の禪院家の当主・禪院直毘人が第26代目であるため、20代半ばを数えていると思われる。
呪術高専在学中、親友と呼べる唯一の存在・夏油傑が呪術師から呪詛師に転変するのを目の当たりしてから、自身の生き方を決めた。今の腐った呪術界の在り方を変え、新たな世代達が風通しよく生きられるような呪術界を作るという革命家的な思考を持つ。呪術高専で教員をしているのも、後進の育成に力を入れるためだ。
五条家の受け継ぐ相伝の術式「無下限呪術」と特異体質「六眼」を合わせ持って生まれてきた、まさに選ばれし存在。その誕生は実に何百年ぶりと言われている。五条悟はこの二つの力を持って、現代最強の呪術師と呼ばれるに至り、その自由奔放な性格から呪術界でわりと好き放題にやっている。革命的な思想を持つ上にやりたい放題やるので呪術界の保守派と呼ばれる派閥と折り合いが悪い。呪術界が理不尽に潰そうとするものを融通を利かせて(ワガママを言って)守っており、そういった五条悟に守られている存在というのは数多く存在する。両面宿儺を宿したせいで即刻死刑にされそうになっていた虎杖悠仁もその一人である。またその圧倒的な力に恐怖して、鳴りを潜めていた呪詛師や呪霊も多い。五条悟はいるだけで、世界の均衡を保つほどの存在だった。しかし渋谷事変にて偽夏油(にせげとう)/加茂憲倫(かも のりとし)/羂索(けんじゃく)に特級呪物「獄門彊」に封印される。
五条悟(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
五条悟(ごじょう さとる)とは、『呪術廻戦』の登場人物で、日本に四人しかいない特級呪術師の一人にして自他ともに認める「最強の呪術師」。特級呪術師の中でも別格の実力者である。
作中屈指の実力者たちをまとめて相手にしてなお圧倒するほどの恐るべき戦闘能力の持ち主で、存在そのものが呪術界のバランスを成すジョーカー的存在。特級呪霊・宿儺の宿主となってしまった主人公虎杖悠仁を、東京都立呪術高等専門学校に誘った張本人で、同校では教師を務める。呪詛師として暗躍する夏油とは、かつては親友の間柄だった。
約400年前の当主
五条悟の話によれば慶弔時代か江戸時代の当主は五条悟と同じ相伝の術式「無下限呪術」と特異体質「六眼」を持っていたとのこと。慶長時代は1596年~1615年で江戸時代が1603年~1868年なので1600年ごろの話と思われ、物語時間軸でいう約400年前ということになる。
この当主はその時代、当時の禪院家の当主と御前試合をしている。そしてそこで相討ちになり両人とも死亡したと言われている。ちなみにその時の禪院家の当主は伏黒恵と同じ、禪院家相伝の術式「十種影法術」の使い手だった。このことをきっかけに五条家と禪院家は犬猿の仲になったと言われている。
五条家の用語
忌庫(きこ)
忌庫(きこ)とは、等級の高い呪具や危険度も高い呪物を保管しておくための蔵のことである。五条家固有のものでなく、他の御三家や呪術高専にも存在している。
五条家の忌庫は登場していないのでどのような呪具や呪物が保管されているかは不明であるが、少なくても『呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校』で夏油傑が使用していた三節棍型の特級呪具・遊雲(ゆううん)は五条家所有の呪具になっており、五条悟から禪院真希に貸し出される形になっていた。
特異体質・六眼
五条家の人間に稀に発現する特異体質「六眼(りくがん)」。百年単位で現れるかどうかという非常に珍しいものである。生来の資質であるため、後天的に獲得することは不可能。
「六眼」はざっくり言うとものすごく詳細に呪力が見える目であり、目隠しをしていても高解像度のサーモグラフィーのように呪力を見ることができる。建造物などの呪力がないものであっても、それ以外のものの呪力の残滓や流れから視認することが可能。逆に目隠しをしていないと疲れてしまうほどだという。呪力を微細まで把握することができるため、初見の術式を一瞬で解析することができる。また非術師が持っているような微弱な呪力であっても拾うことができるため、術を使わない相手との戦闘や肉弾戦においても死角は存在しない。
五条家の相伝の術式「無下限呪術」はかなり緻密な呪力操作を要求されるため、この「六眼」と大変相性が良い。というより、「六眼」を持っていなければ「無下限呪術」の力を引き出すことは難しいと言われている。
また「六眼」は作中における重要なファクターであることが予想されている。具体的に物語にどう関わっていくかはまだ謎であるが、偽夏油/加茂憲倫/羂索は過去二回「六眼」を持つ呪術師に敗れているという。天元からは「六眼」を持つ人間がこの世に二人同時に存在しないことも語られている。
相伝の術式・無下限呪術
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「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公である虎杖、ベテラン術師である七海の両名と凶悪な呪霊である真人との間に最初の因縁が生まれた戦いである。 映画館で呪霊による死者が発生し、虎杖は七海と共にこの調査に赴く。その犯人は真人という強大な呪霊で、なぜか吉野順平という学生と行動を共にしていた。真人を追う七海から順平のことを調べるよう命じられた虎杖は、彼に接触して次第に友人になっていく。
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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「五条悟 vs. 漏瑚」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。漏瑚の高い実力と、それを遥かに上回る五条の恐るべき強さが明らかになった戦いである。 人類殲滅を掲げる自然呪霊の1員たる漏瑚は、協力者である羂索の誘いに乗って“最強の術師”の異名を持つ五条悟を自ら討ち取ろうとする。五条はこれを迎え撃ち、そのすさまじい力を見た上で「弱い」と断言。わざわざ教え子の虎杖悠仁を連れ出して見学させつつ、漏瑚に圧倒的な実力の差を見せつける。
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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. ミゲル」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「五条悟 vs. ミゲル」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。ぽっと出の外人キャラクターが“最強の術師”を相手にひたすら圧倒されて振り回されるという内容だが、五条の恐るべき実力が明らかになるに従い注目度が劇的に上がっていった。 「術師の楽園を作る」と語る夏油傑を気に入ったミゲルは、彼のために教え子たちの下へと急ぐ五条の足止めを買って出る。“最強の術師”を相手に、ミゲルの決死の奮闘が始まる。
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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語の序盤で主人公の虎杖たちが直面した絶体絶命の窮地であり、事前に「3人の内の1人が死亡」という説明があったことで緊迫感ある展開となった。 少年院に強力な呪霊が発生し、緊急事態として虎杖ら3人が生存者の避難誘導を命じられる。虎杖は「いざとなれば自分の内の宿儺の力を使おう」と安易に考えていたが、事態は連鎖的加速的に悪化していく。
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呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『呪術廻戦』とは、若き呪術師たちの戦いと成長の日々を描いた、芥見下々による漫画作品。 最強最悪の呪霊両面宿儺をその身に宿してしまった高校生虎杖悠仁。両面宿儺の力を御するため、虎杖は呪術師を目指して呪術高等専門学校に通い始める。 作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目の度合いも上がっていき、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。呪いという人間の感情に直結するものを扱うため、時に生々しく、時に華々しく、時に人間の弱さを残酷に突きつける名言が数多く登場する。
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呪術廻戦の歴代OP・ED主題歌・挿入歌・サウンドトラックまとめ
『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)とは、芥見下々によるダークファンタジーバトル漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。この記事では、『呪術廻戦』を彩るオープニング・エンディング主題歌、挿入歌、そして本作の前日譚である『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』を原作とする劇場アニメ『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌を紹介していく。
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呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ
禪院家(ぜんいんけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。術式至上主義であり、術式を持たない者は血族であっても落伍者として蔑まれる。また男尊女卑の思想も強く残っており、長く続くがゆえに古き因習に囚われている。 『呪術廻戦』では禪院家出身のキャラクターが多く登場するが、人間性を疑いたくなるような人物も多く、読者の中では「禪院家は『クズ』の集団」という認知が進んでいる。
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乙骨憂太(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ
乙骨憂太(おっこつ ゆうた)は、『呪術廻戦』の登場人物で、現代最強の術師五条悟に特に期待されている若手呪術師にして、国内に四人しかいない特級術師の一人である。 ごく普通の少年だったが、幼馴染の祈本里香の死後、彼女の霊に取り憑かれる。やがて里香は国家規模の破壊すらもたらしかねない強大な呪霊と成り果て、これを御する術を学ぶために東京都立呪術高等専門学校に転入。呪術の世界と関わっていく中で、その秘めた才能を開花させていく。 『呪術廻戦』本編では、主人公虎杖悠仁の一学年上の生徒という立場。
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