禪院直哉(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

禪院直哉(ぜんいん なおや)とは、『呪術廻戦』の登場人物で、呪術師の名門一族「禪院家」の有力者である青年。前当主禪院直毘人の実子である。
性格は尊大かつ傲岸不遜で、己の力量に絶大な自信を抱く。呪術師界の負の側面を色濃く反映した人物で、読者に嫌悪感を抱かせるよう意図的にキャラクタライズされている。
双子の妹・禪院真依を失うことで真の力に目覚めた真希と戦闘の末、瀕死の重傷を負い、禪院家に恨みを抱いていた真希の母親にトドメを刺され死亡する。

禪院直哉のプロフィール・人物像

家系:禪院家
等級:特別1級呪術師
年齢:27歳

最速!キャラクター人気投票:未登場のため順位なし
第1回キャラクター人気投票:未登場のため順位なし
第2回キャラクター人気投票:第10位(2,935票 / 97,860票)

CV:アニメ未登場

禪院直哉(ぜんいん なおや)とは、『呪術廻戦』の登場人物で、呪術師の名門一族「禪院家」の有力者である青年。禪院家の準1級以上の術師たちで構成された部隊・炳(へい)の筆頭にして、前当主禪院直毘人(ぜんいん なおびと)の実子である。
関西弁を使う、細目で細身の優男。常に書生風の格好をしているが、これが本人の趣味なのか禪院家の一般的なスタイルなのかは不明。

性格は尊大かつ傲岸不遜。物言いは一見丁寧だが慇懃無礼で露骨なほどの男尊女卑思想の持主であり、己の力量に絶大な自信を抱く。まさに呪術師界の負の側面を色濃く反映した人物で、呪力の強弱のみを絶対の評価基準としている。この観点において劣った者(呪術の存在を知らない一般人を含む)を徹底的に見下し、それ以外にどのような美点があるとしても目にも留めない。自分にとって邪魔な存在だと認識すれば、自ら手を汚してでもこれを排除せんとする血気盛んな面も持つ。読者に嫌悪感を抱かせるよう意図的かつ効果的にキャラクタライズされている人物である。
一方、設定としては語られるも、これまでの『呪術廻戦』には登場してこなかった「徹底した“悪役然としたパーソナリティ”を持つ呪術師」というキャラクター性は、逆にファンの好奇を煽ることとなり、物語途中から現れたキャラクターながら注目を集めている。

父であり当主でもあった直毘人が死した際、自分こそが次期当主に間違いないと確信して遺言の読み上げに立ち会う。しかしその場で直毘人が「伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)を次期当主にする」という遺言を残していったことを知って激昂。力づくで当主の座を手に入れるべく、伏黒を抹殺することを決意する。
折しも東京は“現代最強の術師”五条悟(ごじょう さとる)の封印と、加茂憲倫による無数の呪霊の解放という大惨事「渋谷事変」に見舞われており、都市機能が完全に崩壊した状態にあった。この混乱の中でなら誰が何をしようと咎められることはないと考え、伏黒恵とついでに呪いの王・両面宿儺(りょうめんすくな)の器である主人公・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)を殺すため、自ら呪霊渦巻く東京に赴いた。直哉は東京にて呪胎九相図(じゅたいくそうず)の長兄・脹相(ちょうそう)と虎杖が一緒にいるところを発見。これに襲いかかるが、そこに虎杖処刑に任務を帯びた特級呪術師・乙骨憂太(おっこつゆうた)が現れて乱戦にもつれ込む。直哉は脹相と戦い、これに敗れ敗走した。

京都にある禪院本家に戻った直哉は、今度は禪院甚壱(ぜんいんじんいち)と禪院扇(ぜんいんおうぎ)の画策に乗る。それは呪術界上層部から出ている「五条悟の封印を解除しようとした者は処罰する」という通達に違反したとして、五条と親しい間柄である伏黒恵と禪院真希・真依姉妹を誅殺するというものだった。しかし禪院本家に戻ってきた真希と真依を彼女らの実父である扇が殺そうとしたとき、真依を失ったことで真希の中に眠っていた真の力が目覚めてしまう。真依を失うに至った理由である禪院家の人間を皆殺しにする真希と直哉は一騎打ちをすることになったが、直哉が敗北。致命傷を負い地べたを這って敗走する中、同じく真希に致命傷を負わされた真希の母親に背後から刃物に刺され死亡した。
しかし呪力を用いずに殺害されたため呪霊化し、さらなる力を得て復活。異形の怪物と成り果ててなお真紀を狙い、桜島の結界に姿を現す。

禪院直哉の呪術・能力

術式:投射呪法(とうしゃじゅほう)

父である禪院直毘人から受け継いだ「投射呪法(とうしゃじゅほう)」、自分を含む“触れたもの”の動きとスピードを制御する術式を使う。一秒後に対象の座標や体勢がどうなっているかを二十四分割して設定(作中ではアニメーションに例えられている)、その通りに動くというもので、あまりに無理のある動きを設定すると一秒間動けなくなる。この術式の仕組みを理解し、瞬時に設定できない場合も同様である。
瞬間移動めいた高速機動や、一瞬ながら相手の動きを封じ込めることも可能だが、この術式自体には攻撃力は皆無。この術式と体術を組み合わせるのが基本戦法で、スピードで優るこちらを捉えるべく「相手がカウンターを狙ってくる」ことを意識した動きを心掛けている。“相手の動きを遅くした上で自分が高速で動く”ことで相対的な速度をさらに上げることも可能で、近接戦闘を得意とする主人公虎杖悠二(いたどり ゆうじ)と、彼と互角に渡り合う猛者である脹相(ちょうそう)を同時に相手にして翻弄した。場合によっては刃物も使用するが、術者としてのプライドから本人はこれを「みっともないこと」だと認識している。

「投射呪法」は過度に物理法則や軌道を無視した動きは作れず、速度も術式発動時の加速度に上限がある。しかし絶えず術式を重ねれば重ねるほど出せる速度は上がっていき、対真希戦で見せた直哉の最高速度は亜音速を超えていた。

領域展開 時胞月宮殿(りょういきてんかい じほうげっきゅうでん)

呪霊となった後に獲得した領域展開。投射呪法をさらに強化したもので、この術式を範囲内の相手に常に強制する上に、“個人単位”ではなく“細胞単位”で効果を発生させる。このため直哉の決めた通りの動きを細胞レベルでトレースしない限り、その動きから外れた細胞のみがその場に留まり、対象の肉体を傷つける。
事実上の完全な金縛りを強制する強力な術だが、領域展開には共通して「呪力をまったく持たないものには効果を及ばせない」という弱点があり、真希には通用しなかった。

ジェット機構

呪霊と化した後に獲得した能力。吸気口から取り込んだ空気をラム圧と呪力で圧縮し、後方に噴出することで莫大な推進力を得る。呪力を用いてはいるが、これは現実のジェット機構に酷似したものである。
その最高速度はマッハ3に達し、一度はフィジカルに圧倒された真希を圧倒した。

禪院直哉の来歴・活躍

禪院家に生まれる

呪術のみを全ての価値観とする禪院家の風習に染まり、直哉は呪力を持たない真希を日常的にいたぶっていた。

当主である禪院直毘人の息子として、呪術師の名門一族である禪院家に生まれる。禪院家は「呪術師としての能力だけが全ての価値を決める」という、呪術師界に蔓延する歪んだ思想に染まり切った環境だったが、自身は優れた呪力とそれを扱う術式に恵まれており、不自由なく育てられる。しかしその結果、認知の歪みを是正する機会を失い、自身もこの思想に完全に染まっていく。呪力をほとんど持たずに生まれた従姉妹である真希のことは、“女”として以上の価値を認めず、遊び半分で日常的に暴力を振るっていた。
呪術師として順当に経験と実績を積み上げ、特別1級呪術師の認定を受ける。御三家とも称される名門禪院家の中で過ごす内に「自分の呪力は一族の誰より優れている」という不遜にも近い自負を抱くようになり、次期当主は自分以外にありえないという想いを日に日に強くしていった。

次期当主を巡る争い

父・直毘人の遺言は、直哉には到底受け入れられない内容だった。

渋谷駅一帯が人の行き来を制限する結界“帳”で覆われたことから始まった「渋谷事変」の中で、その対策のために現地に赴いていた直毘人が呪霊との戦いで重傷を負う。事件終息後に本家に呼び出され、直毘人が生死の境にあるという話を聞いていたことから、ついに自分が当主になる時が来たのだと心躍らせる。
共に呼び寄せられた一族の有力者である禪院扇、禪院甚壱両名に遅参を咎められるも、「どうせ次期当主は自分だ」と傲然とした態度を貫く。その場で直毘人の死と遺言の内容が伝えられ、そこには確かに直哉を当主にする旨が記されていたものの、「五条悟(ごじょう さとる)が死亡もしくは意思能力を喪失した場合、伏黒甚爾との誓約を履行し、彼の息子である伏黒恵を禪院家に迎え入れ、これを当主とする」との文言がその後に加えられていた。
伏黒甚爾は禪院家の人間だったが、“まったく呪力を持たない”という特異体質の持ち主で、冷遇された末に出奔。その甚爾が一般の女性との間に設けた息子が伏黒恵(以下伏黒と表記)である。
その伏黒は、数世代に一人というほどの呪術師の才能の持ち主で、紛れもなく現代最強の術師である五条悟に師事していた。その五条も渋谷事変の中で呪霊たちに封じられて今は行方不明となっており、「直哉ではなく伏黒を当主にする」という直毘人の遺言が履行される条件は完全に整ってしまっていた。
直哉を当主にしたくない一心で、扇と甚壱も遺言の内容を了承。直哉は自分の物となるはずだった当主の座を目前でフイにすることとなってしまう。自分が当主になれないなど、禪院家で無価値と断じられた男の息子を上に見るなど到底受け入れられない直哉は、伏黒の抹殺を画策する。

伏黒さえ死ねば党首の座は自分のもの。そう考えた直哉は、自ら伏黒を殺めんと行動を起こす。

渋谷事変は事実上呪術師側の大敗として決着しており、呪霊たちに加担した加茂憲倫によって都市機能が崩壊し、完全な無秩序状態と化していた。伏黒はこの中で行方を絶った級友虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)の捜索に当たっており、このドサクサに紛れて彼を仕留めるべく、直哉は自ら東京へと赴く。
伏黒の姿を求めて廃墟同然の地と化した東京をさまよう内、虎杖とその仲間である脹相を発見。虎杖はその身の内に特級呪霊の両面宿儺を宿しており、渋谷事変の中でこれが暴走。多くの人死にを出し、呪術師の討伐対象ともなっていた。伏黒に対する餌とするべく、これを打ちのめして捕まえようとする。
術式を用いた圧倒的な速さを見せつけて翻弄するも、虎杖たちはこの奇襲に対応する。彼らを予想以上の難敵と見て、本腰を入れて戦おうと構えたところで、虎杖抹殺の任を帯びた五条の生徒にして特級術師の乙骨憂太(おっこつ ゆうた)がその場に乱入。その桁違いの力量に戦慄する。
「自分は真希のいとこで、虎杖を殺しに来た」と巧妙に真実を隠しながら乙骨を丸め込み、虎杖を殺すことしか眼中に無い彼と共闘体制を作る。虎杖を乙骨に任せ、自身は脹相と交戦。彼が赤血操術の遣い手であることを見抜き、それが大技を放つ際に“溜め”が必要なことから、速さで優る自分に対して勝機は無いと嘲笑する。
しかし「兄であること」を誇りとする脹相は直哉の猛攻にも屈さず、戦術をもってこれに対抗。業を煮やして刃物を持ち出すも、決定的な一撃を叩き込まれて地に伏す。敗北必至の状況に追い込まれるも、そこに虎杖を降した乙骨が現れ、脹相を殴り倒す。
自身の傷を癒してもらう代わり、「虎杖の処刑は完了した」旨を呪術界上層部に報告することを要求され、屈辱に身を震わせながらもこれを甘受する。

禪院家の内乱

伏黒と共に実の従姉妹の真希たちをも殺す計画を聞かされ、楽し気に応じる直哉。

YAMAKUZIRA
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五条悟(ごじょう さとる)とは、『呪術廻戦』の登場人物で、日本に四人しかいない特級呪術師の一人にして自他ともに認める「最強の呪術師」。特級呪術師の中でも別格の実力者である。 作中屈指の実力者たちをまとめて相手にしてなお圧倒するほどの恐るべき戦闘能力の持ち主で、存在そのものが呪術界のバランスを成すジョーカー的存在。特級呪霊・宿儺の宿主となってしまった主人公虎杖悠仁を、東京都立呪術高等専門学校に誘った張本人で、同校では教師を務める。呪詛師として暗躍する夏油とは、かつては親友の間柄だった。

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伏黒恵(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

伏黒恵(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)は、『呪術廻戦』の登場人物で、呪術の名門禪院家の血筋を引く麒麟児。東京都立呪術高等専門学校の一年生にして二級呪術師の資格を有し、主人公虎杖悠仁とはクラスメイト。 一見するとクールで真面目な優等生ながら、内には激しい情動を秘める。善人だった姉が呪いによって倒れたことが呪術師を目指す動機となっており、最強の呪術師五条悟に師事する。自身を救うために特級呪霊両面宿儺の宿主となった虎杖を庇い、彼の善性と呪術師としての潜在的な才能を信じて、宿儺の力を求めるあまたの敵と戦っていく。

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脹相(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

脹相(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

脹相(ちょうそう)とは、『呪術廻戦』の登場キャラクターで、人と呪霊のミックス・呪胎九相図の長兄である。 “史上最悪の術師”加茂憲倫によって生み出され、呪物の状態で保管されていた。しかし二人の弟・壊相と血塗ともども人類廃絶を目論む特級呪霊たちによって開放され、彼らに協力するようになる。弟たちを倒した虎杖悠仁を仇と見定め、これを追い詰めるも、「自分たち呪胎九相図と虎杖は家族同然の間柄である」ことを直感的に悟り、混乱して撤退。改めて自分と虎杖の関係を見極めるべく、独自の行動を取り始める。

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東堂葵(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

東堂葵(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

東堂葵(とうどう あおい)とは、『呪術廻戦』の登場人物で、京都府立呪術高等専門学校の三年生にして一級の資格を持つ呪術師。単身で特級呪霊をも祓う実力者。 粗暴にして唯我独尊、屈強な肉体とドレッドヘアがトレードマーク。高田というアイドルの熱狂的なファンで、自分の嗜好や好悪の感情次第で極端に態度を変える扱いにくい男。 主人公・虎杖悠仁とは趣味が合い、彼を一方的に“超親友(ブラザー)”と認定。共に肉弾戦を主とするため戦闘での相性は抜群で、彼と共闘した際は作中屈指の高位呪霊である花御をも翻弄した。

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伏黒津美紀(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

伏黒津美紀(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

伏黒津美紀(ふしぐろ つみき)は、『呪術廻戦』の登場人物で、主人公虎杖悠仁の学友である伏黒恵の義姉。 呪術の心得もなければその存在すら知らない一般人で、「誰かを呪うより大切な人のことを考えたい」と語る絵に描いたような善人。恵からはそのお人よしさを呆れられる一方、内心で深く敬愛されており、「津美紀を守る」ことが彼の大きな行動動機の一つとなっている。 高校一年生の時、謎の呪いによって昏睡状態に陥る。これは呪詛師加茂憲倫の膨大な呪力を受けた結果で、彼の手で強制的に呪術を扱う力を押し付けられる。

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九十九由基(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

九十九由基(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

九十九由基(つくも ゆき)とは、『呪術廻戦』の登場人物で、日本に四人しかいない特級術師の紅一点。 主に海外で活動しており、日本には滅多に帰ってこない。“人に仇を為す呪霊という怪物を祓う”ことを生業とする呪術師だが、「呪霊を祓うのではなく、呪霊が生まれないよう世界の在り方を変えるべき」との思想を持ち、旅を続けているのもその手掛かりを求めてのことである。「渋谷事変」と呼ばれる事件によって日本が壊滅の危機に瀕した後、これを解決するために主人公虎杖悠仁らと行動を共にする。

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釘崎野薔薇(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

釘崎野薔薇(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

釘崎野薔薇(くぎさき のばら)は、『呪術廻戦』の登場人物で、主人公虎杖悠仁の東京都立呪術高等専門学校におけるクラスメイト。同学年では紅一点だが、ヒロインというよりは性別を超えた悪友といった間柄。 東北の田舎出身の少女で、東京への強い憧れを持つ。都立呪術高専に入学したのも、呪術師を志す以上に“金の心配無しに東京に行ける”というミーハーな動機がその理由。本人はこれを「自分が自分らしくあるためだから命を懸けられる」と鮮やかに言い切り、並外れた度胸と気風の良さで仲間を牽引、呪霊との戦いに臨む。

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秤金次(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

秤金次(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

秤金次(はかり きんじ)とは、呪術を巡る術師たちの戦いを描いた『呪術廻戦』の登場人物で、都立呪術高等専門学校における主人公・虎杖悠仁の2つ上の先輩。 “現代最強の術師”五条悟も期待する有力な若手ながら、人格的には難のある少年で、任務中に先輩術師と揉めた上に暴力沙汰を起こして停学中。その後物語の本筋にはほとんど関わらないまま、術者同士の賭け試合の胴元となっていた。実力は高く評価されており、日本に4人しかいない特級術師の1人である乙骨憂太は「調子のいい時の秤は自分より強い」と語っている。

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七海建人(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

七海建人(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

七海建人(ななみ けんと)は、『呪術廻戦』の登場人物で、主人公・虎杖悠仁の担任・五条悟の後輩でもある1級呪術師。 言動は慇懃なサラリーマンといった風だが内には強い使命感を持っており、理屈より自身の感情を己の原動力としながらもクールに冷徹に立ち回る。一度は呪術師という仕事への失望から一般企業へと就職するも、自分がやりがいや誰かに必要とされることを望んでいたことに気づき、呪術の世界に舞い戻った。虎杖の成長を見守り、兄貴分的存在になるが、渋谷事変で特級呪霊・真人の術式「無為転変」を受け死亡した。

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日車寛見(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

日車寛見(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

日車寛見(ひぐるまひろみ)とは『呪術廻戦』に登場するキャラクターであり、羂索が企てたゲーム「死滅回游」の泳者(プレイヤー)である。東北地方の国選弁護人として立場の弱い人々を護るために尽力していたが、検察側の不当な裁判によって無罪を覆される。担当していた被告人からも恨みのこもった目を向けられた日車は、怒りの表情で槌を叩き付け式神らしきものを召喚。その場にいた裁判官と検事を殺し、東京第1結界にて「死滅回遊」に参戦。虎杖悠仁との戦闘の末に初心に帰り、虎杖の希望するルールを追加した後姿を消した。

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ミゲル(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

ミゲル(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

ミゲルとは、『呪術廻戦』及び『東京都立呪術高等専門学校』の登場人物で、かつて夏油一派に与して活動していた外国の呪術師である。 片言の日本語を操る黒人で、アフリカ出身だと思われる。相手の術式を乱す黒い縄のような呪具を操り、呪力による強化を施したフィジカルも極めて強靭。“現代最強の術師”五条悟を相手に大立ち回りを演じ、後に五条の規格外の強さが明らかになるにつれてファンからの評価も劇的に上昇していった。 夏油の死後、五条からその教え子である乙骨憂太を押し付けられ、彼と共に海外へと赴いている。

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