禪院直毘人(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ
禪院直毘人(ぜんいん なおびと)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』の登場人物。人間の負の感情を元に生まれ出づる呪霊と呼ばれる化け物を祓う(倒す)力を持つ呪術師と呼ばれる人間の一人である。
呪術のエリート家系・御三家の一つである禪院家の第26代目当主。71歳という高齢でありながら、屈強な肉体を持つ豪胆で豪快な男性。術式「投射呪法」を用い、五条悟を除く呪術師の中でも最速と言われている。
渋谷事変で立て続けに特級呪霊と戦い、その時に負った怪我が原因で死亡した。
禪院直毘人のプロフィール・人物像
出典: jujutsukaisen.jp
性別:男
年齢:71歳
等級:特別1級呪術師
出身:禪院家(御三家の一つ)京都在住
術式:投射呪法
技:秘伝「落花の情」
趣味・特技:アニメ
好きな食べ物:酒(日本酒)
嫌いな食べ物:はんぺん
ストレス:五条(家)
家族:息子複数人(末子が直哉)
最速!キャラクター人気投票:未登場のため順位なし
第1回キャラクター人気投票:第75位(12票 / 163,066票)
第2回キャラクター人気投票:第53位(24票 / 97,860票)
CV:中田譲治
禪院直毘人(ぜんいん なおびと)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』の登場人物。人間の負の感情を元に生まれ出づる呪霊と呼ばれる化け物を祓う(倒す)力を持つ呪術師と呼ばれる人間の一人である。
千年の歴史を持つ呪術のエリート家系・御三家の一つである禪院家の第26代目当主。兄と弟がおり、兄は本編に登場していないが、弟は既に登場している禪院扇(ぜんいん おうぎ)である。呪術高等専門学校(以下、呪術高専)に通う双子の姉妹、禪院真希(ぜんいん まき)と禪院真依(ぜんいん まい)からみると伯父であり、禪院家を出奔した伏黒甚爾(ふしぐろ とうじ)/禪院甚爾(ぜんいん とうじ)からみると叔父にあたる。また自身には複数人の息子がおり、その末子が禪院家の最強呪術師集団「炳(へい)」の筆頭を務める禪院直哉(ぜんいん なおや)である。
71歳という高齢でありながら、ガタイも良く屈強な肉体を持っている。髪の毛をオールバックにしており、上に向いてピンと立っている左右の髭が特徴的だ。普段は着物を着ており、性格は豪胆で豪快。ただ多少不真面目なところがあり、大の酒好きということもあって、任務中に酒を飲むなどすることもしばしば。その度に周りから怒られている様子が見て取れる。酒癖が悪い。
非術師(呪術師でない一般人)に全く興味がなく、目の前で非術師が呪霊に襲われていても助けないなど、非情で酷薄な面がある。「禪院家に非ずんば呪術師に非ず。呪術師に非ずんば人に非ず」という平安の時代から禪院家に伝わる格言を体現しているかのようだ。「クズ」の集団と定評のある禪院家の当主であるがゆえに、初登場時は読者からの評価も芳しくなかった。しかし呪力が全くなく虐げられた果てに禪院家を出奔した甚爾と連絡を取っていたり、呪力がほとんどなく甚爾同様、日陰者扱いされてきた真希を一人の人間としてみている描写などから、インターネット上では「直毘人は実は良い人ではないか」という声も上がっている。
呪術師等級は特別1級術師。
本来呪術師になるには呪術高専に通い、正式な手順を踏んでなるものだが、御三家のように呪術師になるための訓練環境が整った家の出身者は呪術高専への入学の義務はない。呪術高専での正式手続きは行っていないが、協力関係にある呪術師に対して「特別」という等級が付与される。1級呪術師の中でも「特別」強い、というような意味合いではない。
自らの視覚を画角として、1/24秒単位のコマ割りで作成したイメージ通りの動きをすることができる術式/生得術式「投射呪法(とうしゃじゅほう)」の使い手。天性のコマ打ちセンスと時間感覚でこの術式を十全に使いこなし、「(五条悟を除く)最速の術師」の二つ名を持つ。「投射呪法」は禪院家相伝の術式の一つであるが、その中でもまだ歴史は浅く、扇がそれを軽んじる発言も本編ではあったので、禪院家の中でもそれなりに苦労したのではないかと予想する読者もいる。
また術式以外に領域対策として御三家秘伝の「落花の情(らっかのじょう)」も会得しているが、領域展開は会得していない。
同じ御三家の五条家のことを毛嫌いしているようで、仲が悪い。ストレスにも「五条(家)」をあげている。渋谷事変で五条悟(ごじょう さとる)が封印されたことを知った時も喜々としていた。五条悟曰く、禪院家と五条家は確執があり、その原因は慶長・江戸時代に行われた御前試合で、禪院家と五条家の当主が戦い両名が死亡した事件がきっかけとなっているとのこと。直毘人が五条家を嫌いな理由は、昔からの遺恨なのか、それとも直毘人自身が過去に五条家の人間と何かがあったのかはわかっていない。
京都在住であるが、渋谷事変の際に招集されて東京へ赴く。御三家当主ということだけあって、要請には多額の報酬が必要になる。真希と釘崎野薔薇(くぎさき のばら)とチームを組んで最初は動いてたが、途中からは真希と1級呪術師の七海建人(ななみ けんと)と行動を共にする。人々の水への恐れから生まれた特級呪霊・陀艮(だごん)と戦闘し、右腕を失う。さらに陀艮との戦いの直後、大地の恐れから生まれた特級呪霊・漏瑚(じょうご)との戦闘で全身を焼かれるという重症を負った。
渋谷事変後はその傷が原因で死の淵を彷徨い、亡くなった。遺言で次期当主には直哉を推す旨を書いていたが、但し書きにて五条悟に意思能力が失われた場合、伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)を当主に据えるとも書いてあった。渋谷事変で五条悟が封印されてしまったため、意思能力なしとして但し書きが優先され伏黒恵が当主に就任することになり、それが原因で禪院家は滅亡するに至る。そういった意図はなかっただろうが、結果的に禪院家滅亡の原因を作ってしまった。
禪院直毘人の呪術・能力
術式:投射呪法(とうしゃじゅほう)
出典: bookwiz.me
禪院家相伝の術式の一つ。もともとは映像媒体やカメラが生まれた頃から派生したものであり、それを直毘人の代でアニメの24フレームにブラッシュアップしていったようだ。世界初のカメラが生まれたのが1,800年代であり、アニメの発展が凄まじい1,900年代後期に今の形になったと考えられる。もとの術式の歴史から考えても200年程度の歴史であり、少なくても慶長・江戸時代からあるとされる、伏黒恵の使う相伝の術式の一つ「十種影法術(とくさのかげほうじゅつ)」と比べると歴史は浅い。
己の視覚を画角とし、1/24秒単位のコマ割りで自身の動きのイメージをつくり、そのイメージ通りの動きができる。身体能力を超える動きも可能で、自身のスピードを底上げして相手を翻弄することなどが可能である。だが、作った動きは途中で修正不可能であったり、過度に物理法則を無視した動きを作ると1秒間フリーズしてしまったりというデメリットもある。
また「投射呪法」は触れた相手にも1/24秒単位の動きを強いることができる。それに失敗すると相手も同様に1秒間フリーズすることになるので、相手の隙を強制的に作り出すことが可能だ。初見では術式の詳細を把握することは不可能に近く、食らったものはほぼ1秒間フリーズする。
「投射呪法」を自由に使いこなすには、天性のコマ打ちセンスと時間感覚が必要であり、それを持ち合わせていた直毘人は、「(五条悟を除く)最速の術師」と呼ばれるに至った。
秘伝:落花の情(らっかのじょう)
出典: bookwiz.me
御三家に伝わる独自の領域対策技。千年の歴史を持つ御三家が呪霊や呪詛師の術式との戦いでそのノウハウを蓄積し、秘伝としている。
領域の中では、領域を発生させた術師の攻撃に必中効果が付与されるというものが多い。「落花の情」はその必中効果が付与された術式への対応として自身に呪力をまとい、そのまとった呪力に相手の術式が触れた瞬間にカウンターで呪力を開放し身を守る術だ。「簡易領域」に少し似ているが、「落花の情」は領域を中和する「簡易領域」とは異なり、あくまでカウンター、迎撃をする術である。
『呪術廻戦』本編では、直毘人の他に、弟の扇が真希と戦う際に使用しており、これをさらに居合に転用するなどをしている。
禪院直毘人の来歴・活躍
初登場・第42話「京都姉妹校交流会―団体戦9―」
禪院直毘人が初登場したのは、初登場・第42話「京都姉妹校交流会―団体戦9―」。禪院真依の回想の中である。
禪院家を出て呪術師を目指すと宣言しに来た禪院真希の話を、直毘人は酒を飲みながら聞いていた。家を出てもその内戻ってくるという真希に、直毘人は「何故戻る」と酒を煽りながら一瞥をくれる。真希は淀みなく真っ直ぐと前を見据えて「私が禪院家の当主になる」と言い放った。
出典: animanch.com
これを聞き、直毘人は哄笑。踵を返して部屋を出ていく真希に、「ならばこちらも相応の試練を与えようぞ。」と言葉を投げかける。その後「真依にもな。」と直毘人が付け足すと、真希は直毘人を眼光鋭く睨みつけ、「アイツは関係ねぇだろ。」と返した。
これより前、姉妹校交流会序盤では、真希の昇級を禪院家が邪魔しているという五条悟の発言もあったため、禪院家の当主である直毘人の初登場時の読者の第一印象は、「性格が悪い意地悪爺」となる。
渋谷事変参戦
2018年10月31日。渋谷駅周辺に非術師を閉じ込める結界・帳(とばり)が降り、ハロウィンを楽しんでいた多くの人間が閉じ込められた。五条悟封印を目的とする偽夏油(にせげとう)/加茂憲倫(かものりとし)/羂索(けんじゃく)、特級呪霊の真人(まひと)、漏瑚、花御(はなみ)、陀艮らが企てたこの事件を渋谷事変と言い、日付が変わる頃に事態は収束したが、非術師、呪術師、共に多くの犠牲が出た。
帳の外での待機、そして突入
渋谷事変の事態収束のため、多くの呪術師が集められた。直毘人は呪術高専からの依頼を受け、禪院本家のある京都から東京へと赴く。真希、釘崎野薔薇とチームを組むが、言い渡された指示は待機だった。
偽夏油/加茂憲倫/羂索達からの要求は「五条悟を連れてこい」ただ一つ。呪術界の上層部は呪術界側の被害を最小限に抑えるために、五条悟単独での渋谷平定を決定したのだ。この時点では非術師は帳の内側に閉じ込められるだけに留まっており、被害は出ていない。直毘人を始めとする招集された他の呪術師達は帳の外で待機をし、五条悟の取りこぼしを処理する役目に回ることになった。
しかし五条悟が封印されて事態が一変。真人の術式「無為転変(むいてんぺん)」で形を変えられた改造人間が非術師を襲い始める。待機していた呪術師チームはそれぞれ帳に突入する。
直毘人のチームは帳内に突入後すぐに建物内に入り、非術師の救出を始める。しかし非術師に一切の興味を持たない直毘人は、目の前で改造人間に殺される非術師を見ても動くこともせず、退屈そうにあくびをしながら時が過ぎるのを待っているだけだった。
そんな中、直毘人に同行していた真希は、補助監督を統率している伊地知潔高(いじち きよたか)と連絡が急に途絶、何かあったのかもしれないという報告を野薔薇から聞く。魔の巣窟と化す渋谷から大事な後輩である野薔薇や担当の補助監督・新田明(にった あかり)を逃がすという意味合いも込めて、真希は二人に伊地知の安否を確認させに向かわせた。
特級呪霊・陀艮との戦い
野薔薇と新田明とわかれた直毘人と真希は、その後単独行動をしていた1級呪術師・七海建人と合流を果たす。七海から五条悟が封印されたことを聞き、五条悟救出に渋谷駅下層を目指していた。大嫌いな五条悟が封印され、これを機に五条家が衰退するのではと喜ぶ直毘人に、真希は呆れて「やる気がねぇなら帰れよ。」と吐き捨てるが、直毘人はそんな真希に「帰れ……か。それは真希、オマエの方だろ。なあ、七海1級術師殿。」と切り返す。真希の実力では今の渋谷駅だと判断した七海は、直毘人に同意するが、「酔っぱらいよりは役に立つさ。」と話を逸らされてしまう。直毘人はどこで手に入れたのか、この火急の事態に酒を飲んでいたようで、七海はそれに怒るが、直毘人は「飲んれらいよ。」とすっとぼけた。
そんなやり取りをしながらも歩みを進めていると、直毘人達はとある階で人々の水への恐れから生まれた呪霊・陀艮に遭遇した。七海が祓おうと鉈を振り構えるが、その時既に直毘人は陀艮を術式「投射呪法」で捕らえていた。先程まで自分達より後ろにいたはずの直毘人が、あっという間に距離を詰め、陀艮に拳を一発入れる様を見て、七海と真希は驚愕するばかりだった。七海と真希は直毘人が陀艮を捕らえる瞬間までの動きが一切見えなかったからだ。
直毘人の拳を食らい、陀艮は渋谷駅で食べた大量の人間の人骨を吐き出す。そして目に涙を溜めながら「じょうごぉ、まひとぉ、はなみぃ。」と仲間の姿を探す。しかし花御が祓われたことを思い出した陀艮は、そのことで怒りを顕にする。「よくも花御を殺したな!!」と怒り狂うとその外皮を脱ぎ捨てた。直毘人達が戦っていた陀艮はまだ呪胎(じゅたい/呪霊の卵のような、赤ちゃんのような状態のこと)で、仲間の中でも特に慕っていた花御の死への怒りから陀艮は成体へと変態を遂げるのだった。
成体となった陀艮との戦闘が始まり、直毘人、七海、真希は三人で応戦する。直毘人は陀艮の実力を値踏みするように観察し、陀艮の呪力の多さ、隠し持っているであろう多数の術式を警戒。しかし術式は発動できなければ宝の持ち腐れだ。直毘人達は、陀艮に術式を発動する隙を与えないほどのスピードで攻撃を畳み掛ける。速さで潰す作戦に出たのだ。「最速の術師」と言わしめる直毘人のスピードに圧倒されて、滞空できる陀艮はたまらず上空に逃げる。しかしその上には既に直毘人がおり、「滞空できるんだもんなぁ。俺でも上に逃げる。」と言い放ち強烈な攻撃を陀艮にお見舞いする。陀艮は直毘人達の狙い通り術式を発動する暇もない。陀艮は徐々に押され、直毘人の両手で叩きのめされ背中から地面に沈んだ。しかし陀艮もそこで終わらない。力を振り絞り、領域「蕩蘊平線(たううんへいせん)」を展開したのだ。
直毘人、七海、真希は、どこかの南国の浜辺を思わせる陀艮の領域に引きずり込まれた。領域「蕩蘊平線」内では、魚類の姿の式神に必中効果が付与されており、領域内に閉じ込められた人間の肉を抉っていく。七海と真希は徐々に押されていくが、直毘人は御三家に伝わる対領域技「落花の情」でこれを防いでいた。陀艮はそんな相手三人の実力を測ると力を調整し、直毘人に7、七海に3のパワーで術式を解放する。「死累累湧軍(しるるゆうぐん)」という陀艮の技が発動し、巨大な魚類の式神が直毘人と七海に襲いかかる。七海は対領域の技を持っておらず、あっという間に体を魚類に食われていく。直毘人は前が見えなくなるほどの魚類の式神に視界を遮られ、遂に陀艮からの攻撃を食らってしまった。陀艮の拳で顔面を正面から殴られ、その隙をつかれた直毘人は魚類達に食らいつかれ、辺りには血しぶきが飛んだ。
直毘人と七海を片付けた陀艮は残る真希に向かう。「弱い。オマエが一番……!!」と言いながら陀艮は強烈な蹴りを真希に叩き込んだ。しかし真希はその一撃に耐え、「弱ぇって言うならよぉ。一撃で殺せや、タコ助!!」と強気な態度を見せるが、一撃防げただけでピンチは変わらない。これまでかと思われたその時、伏黒恵が領域「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」を展開しながら飛び込んで来たのだった。
出典: twitter.com
呪術師が同時に領域を展開した場合、相性などで多少の誤差は出るが、より洗練された領域を展開した呪術師が勝利を手にする。伏黒恵が陀艮の領域内で領域を展開したことで、二人の領域で綱引きが行われており、「死累累湧軍」の必中効果が消えた。陀艮が必中効果を再び得るには伏黒恵の領域を破壊する必要があった。
伏黒恵は影の中にしまっていた三節棍・特級呪具「遊雲(ゆううん)」を真希に渡し、領域を展開し続ける。そんな伏黒恵を陀艮の式神が襲うが、「死累累湧軍」におよそ1分耐え右目を失った七海が伏黒恵の助太刀をした。また同じく「死累累湧軍」に耐え右腕を失った直毘人も陀艮に拳をお見舞いし、向けられた式神を「投射呪法」で撃破する。
しかし領域展開を会得して間もない伏黒恵は長くは持たないため、早々に現状を打破する必要があった。思い悩みながら戦う七海に、伏黒恵は七海にわざわざ陀艮の領域に飛び込んできた理由を説明する。それは伏黒恵の領域「嵌合暗翳庭」で陀艮の領域「蕩蘊平線」に穴を開け、そこから脱出するというものだった。領域展開には大量の呪力を消費するため、いくら特級呪霊と言えど一日に何度も領域を展開するのは不可能。領域さえ出られれば勝機はあるのだ。七海はそれを理解し、直毘人と真希に「二人共!!集合!!」と叫ぶ。端的で婉曲な伝え方であったが、人語を解する陀艮に目的を悟られないように二人に伝えるにはそれしかなかった。
直毘人と真希は七海の言葉に応え、すぐさま行動を起こす。伏黒恵の式神・蝦蟇(がま)でできた足場を伝い、脱出するために駆け出した。領域から抜け出すための穴が見え、直毘人達が飛び込もうとした瞬間。
その穴から領域に入ってきたのは、殺戮人形と化した伏黒甚爾/禪院甚爾であった。
偽夏油/加茂憲倫/羂索に与する呪詛師の一人、オガミ婆(おがみばば)の術式「降霊術」で甚爾の肉体の情報がオガミ婆の孫におろされた。しかし甚爾の特別な肉体に、オガミ婆の孫の魂が敗北。その特殊な状況下でイレギュラーが重なり、「降霊術」が暴走。甚爾は器が壊れるまで本能のままに戦い続ける殺戮人形と化していたのだ。
真希の「遊雲」を奪い、陀艮に向かう甚爾を見て、直毘人は驚き目を見開く。「……!!甚爾か!!」と声をかけるも、甚爾には自我はなく、その身から溢れ出すどす黒い気配が直毘人の背筋を凍らせた。より強者を求めて陀艮の領域に侵入してきた甚爾の牙は陀艮に向けられ、「遊雲」を振り回して陀艮を圧倒する。「遊雲」は特級呪具の中で唯一術式効果がない呪具であり、純粋な力の塊だ。そのため使用者の膂力に大きく左右される。
陀艮は甚爾の力に恐怖し、知らず知らずの内に後ずさる。伏黒恵の領域が弱まっているのを感じた陀艮は、伏黒恵の領域が消え、自分の領域内の必中効果さえ戻れば直毘人達を殺せると踏み時間をかせぐ作戦に出た。滞空できる陀艮は空高く飛び上がるが、その頭上には直毘人が。「滞空できるんだもんなぁ。もう一度言おうか?」と言い、直毘人は陀艮を蹴り落とした。下からは甚爾が力強く「遊雲」を突き上げてきており、陀艮は上からと下からのパワーが合わさった「遊雲」により大ダメージを負う。その後も粘りを見せえる陀艮であったが、最期は甚爾に「遊雲」でめった刺しにされて死亡した。
特級呪霊・漏瑚との遭遇
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呪術廻戦の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話まとめ
『呪術廻戦』は集英社の『週刊少年ジャンプ』の人気漫画であり、漫画家・芥見下々が描くダークファンタジーバトル漫画だ。MAPPAによりTVアニメ化され、劇場版も公開される。 呪霊という人の負の感情から生まれた化け物と、それを祓う力を持つ呪術師とのバトルがメインの漫画であるが、ストーリーの各所に伏線が見え隠れする。ファンの間ではこれに関する考察が盛り上がりを見せている。また単行本の空きページや『呪術廻戦 公式ファンブック』では作者の芥見下々が裏話やトリビア、小ネタ、エピソードや逸話などを語っている。
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呪術廻戦の御三家・五条家まとめ
五条家(ごじょうけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。相伝の術式「無下限呪術」と特異体質「六眼」を代々継承しており、「日本三大怨霊」の1人・菅原道真を祖先に持つ。同じ御三家の禪院家とは犬猿の仲。 『呪術廻戦』の重要人物・五条悟の生家であり、それ以外の五条家の人間は登場していない。最強の呪術師である五条悟を当主とし、物語軸現代においては五条悟のワンマンチームとなっている。
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呪術廻戦の御三家・加茂家まとめ
加茂家(かもけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。平安時代に華々しく活躍した”陰陽師”と呼ばれる呪術師を祖先に持ち、伝統と格式、血統と名を重んじる家柄である。呪力で強化した血液を操る相伝の術式「赤血操術」を代々受け継いできた。 『呪術廻戦』本編では次期当主として呪術高専京都校3年生・加茂憲紀が登場している他、歴史上最悪の術師として悪名高い、加茂憲倫が登場している。
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呪術廻戦の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ
『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)とは、日本の漫画家・芥見下々の描くダークファンタジーバトル漫画。2018年に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された。”呪い”というネガティブでディープなテーマを持ちながら、王道である熱いバトルや個性豊かなキャラクターなどが支持を得て人気を集めている。緻密に練り上げられたストーリーには伏線や謎が散りばめられており、作中で既に回収された伏線もあるが、未だ謎として残っているものも多々ある。
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呪術廻戦の衝撃的な死を遂げたキャラクターまとめ
人を呪う術と、それを用いて戦い人々を描いた『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)には、「人を呪わば穴2つ」という言葉を体現したかのごとく衝撃的な死を遂げるキャラクターが多数登場する。 呪霊に騙され、弄ばれるようにして殺害された吉野順平。主人公虎杖悠仁に後を託し、その目の前で散った七海建人。生きる希望を手に入れた直後に射殺された天内理子。最強最悪の呪霊両面宿儺に挑んで敗死した漏瑚。ここでは、『呪術廻戦』において衝撃的な死を遂げたキャラクターを紹介する。
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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 伏黒甚爾(禪院甚爾)」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「五条悟 vs. 伏黒甚爾(禪院甚爾)」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公の師である五条の学生時代が舞台となる『懐玉・玉折編』のメインエピソードである。 高校生にして最強クラスの呪術師である五条は、星漿体と呼ばれる特殊な定めを背負った少女天内理子の護衛を命じられる。一方、呪術師殺しとして名を馳せる甚爾は理子の暗殺を依頼され、その護衛である五条を排除するべく十全に策を練っていく。消耗した五条に、準備万端整えた甚爾が襲い掛かる。
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呪術廻戦名勝負「両面宿儺 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「両面宿儺 vs. 漏瑚」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公虎杖悠仁の内に潜む“最強最悪の呪霊”両面宿儺と、虎杖の師を封じた自然呪霊一味の中心人物である漏瑚の対決で、いわゆる「敵 vs. 敵」の構図となった。 漏瑚たちによる五条の封印と、その奪還を目指す術師たちの抗争である「渋谷事変」の最中、“最強最悪の呪霊”宿儺が覚醒。宿儺が漏瑚に「一撃入れられれば仲間になる」と提案し、漏瑚がこれを受け入れたことで、両者は華々しく激突する。
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呪術廻戦名勝負「両面宿儺 vs. 八握剣異戒神将魔虚羅」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「両面宿儺 vs. 八握剣異戒神将魔虚羅」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公虎杖悠仁の内に潜む“最強最悪の呪霊”両面宿儺と、歴代の術師の誰もが調伏に失敗した最強の式神魔虚羅が、すさまじい力をぶつけ合う壮絶な内容となった。 渋谷事変と呼ばれる人と呪霊の抗争の中、“最強最悪の呪霊”たる両面宿儺は一時の自由を得る。この時、人間の術師である伏黒恵は追い詰められた末に魔虚羅を召喚。魔虚羅の暴走による相打ちを狙うも、ここに宿儺が駆け付ける。
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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁 vs. 脹相」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「虎杖悠仁 vs. 脹相」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語中盤の大きな山場である渋谷事変で描かれたもので、両者の一進一退の激しい攻防と予想だにしない結末で話題となった。 恩師でもある“最強の術師”五条悟が封印されたことを知った虎杖は、彼を救うため仲間たちと共に呪霊が待ち構える渋谷の結界内部に突入。脹相はその虎杖を“弟たちの仇”と付け狙い、仲間とはぐれた彼を襲撃。互いに技と力を尽くした末に、脹相は自分と虎杖の縁に気付いて混乱する。
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呪術廻戦名勝負「伏黒恵・禪院真希・七海建人・禪院直毘人 vs. 陀艮・漏瑚 vs. 伏黒甚爾」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「伏黒恵・禪院真希・七海建人・禪院直毘人 vs. 陀艮・漏瑚 vs. 伏黒甚爾」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語中盤の大きな山場である渋谷事変で描かれたもので、目まぐるしく優劣が引っ繰り返る展開と乱入に次ぐ乱入で手に汗握る内容となった。 師でもある“最強の術師”五条悟が封印されたことを知った伏黒は、彼を救うため仲間たちと共に呪霊が待ち構える渋谷の結界に突入。強大な呪霊である陀艮に苦戦する真希たちを援護するも、予想外の新手が現れる。
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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚・花御・真人・脹相・羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「五条悟 vs. 漏瑚・花御・真人・脹相・羂索」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。最強の名をほしいままにする男に、これまで主人公を苦しめてきた強敵たちが団結して挑むというもので、物語中盤の山場である渋谷事変の大きなきっかけとなった。 渋谷駅一帯が結界に覆われ、内部の一般人が脱出できない状況となる。相手側の要求もあり、“最強の術師”五条がこの状況を打破すべく出撃するが、犯人の自然呪霊たちは彼を封じる必勝の策を用意していた。
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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・釘崎野薔薇・東堂葵 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「虎杖悠仁・釘崎野薔薇・東堂葵 vs. 真人」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語中盤の山場である「渋谷事変」を彩る、最後にして壮絶な対決となった。 “最強の術師”五条悟の封印を巡り、渋谷駅一帯は人間の術師と呪霊たちの戦場と化していた。呪霊の真人は、挑発を兼ねて虎杖の目の前で彼の尊敬する術師を殺害。さらに仲間を惨殺されたことで、虎杖はついに心折れるも、彼を救うべくさらなる増援が到着する。虎杖と真人の因縁に、決着の時が近づいていた。
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呪術廻戦名勝負「髙羽史彦 vs. 羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「髙羽史彦 vs. 羂索」とは、呪い呪われつつ悪を討つ呪術師たちの活躍を描く芥見下々の漫画『呪術廻戦』で行われた戦いの1つ。「おもしろい」と感じたことを実現する超人と、己の好奇心のために日本を滅ぼそうとする魔人による異色の対決である。 新宿で現代の術師たちが史上最強の呪霊両面宿儺と死闘を繰り広げていた頃、羂索は岩手で「日本人全てを使った呪霊」を生み出す準備を進めていた。自分を倒しに現れた髙羽を「取るに足らない雑魚」と断じる羂索だったが、あまりに異質な彼の術式にがぜん興味を掻き立てられる。
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呪術廻戦名勝負「乙骨憂太 vs. 夏油傑」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「乙骨憂太 vs. 夏油傑」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。同作最後の戦いであり、『呪術廻戦』本編にも大きな影響を与えている。 強大な怨霊と化した幼馴染の祈本里香に呪われた乙骨は、東京都立呪術高等専門学校に入学して里香を御する術を学び始める。呪術師の楽園を作ることを目論む夏油は、里香を自身の使い魔とするため乙骨の抹殺を画策。幼馴染への愛と呪術師の未来を懸けて、両者は激突する。
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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公である虎杖、ベテラン術師である七海の両名と凶悪な呪霊である真人との間に最初の因縁が生まれた戦いである。 映画館で呪霊による死者が発生し、虎杖は七海と共にこの調査に赴く。その犯人は真人という強大な呪霊で、なぜか吉野順平という学生と行動を共にしていた。真人を追う七海から順平のことを調べるよう命じられた虎杖は、彼に接触して次第に友人になっていく。
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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「五条悟 vs. 漏瑚」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。漏瑚の高い実力と、それを遥かに上回る五条の恐るべき強さが明らかになった戦いである。 人類殲滅を掲げる自然呪霊の1員たる漏瑚は、協力者である羂索の誘いに乗って“最強の術師”の異名を持つ五条悟を自ら討ち取ろうとする。五条はこれを迎え撃ち、そのすさまじい力を見た上で「弱い」と断言。わざわざ教え子の虎杖悠仁を連れ出して見学させつつ、漏瑚に圧倒的な実力の差を見せつける。
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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. ミゲル」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「五条悟 vs. ミゲル」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。ぽっと出の外人キャラクターが“最強の術師”を相手にひたすら圧倒されて振り回されるという内容だが、五条の恐るべき実力が明らかになるに従い注目度が劇的に上がっていった。 「術師の楽園を作る」と語る夏油傑を気に入ったミゲルは、彼のために教え子たちの下へと急ぐ五条の足止めを買って出る。“最強の術師”を相手に、ミゲルの決死の奮闘が始まる。
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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ
「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語の序盤で主人公の虎杖たちが直面した絶体絶命の窮地であり、事前に「3人の内の1人が死亡」という説明があったことで緊迫感ある展開となった。 少年院に強力な呪霊が発生し、緊急事態として虎杖ら3人が生存者の避難誘導を命じられる。虎杖は「いざとなれば自分の内の宿儺の力を使おう」と安易に考えていたが、事態は連鎖的加速的に悪化していく。
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呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『呪術廻戦』とは、若き呪術師たちの戦いと成長の日々を描いた、芥見下々による漫画作品。 最強最悪の呪霊両面宿儺をその身に宿してしまった高校生虎杖悠仁。両面宿儺の力を御するため、虎杖は呪術師を目指して呪術高等専門学校に通い始める。 作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目の度合いも上がっていき、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。呪いという人間の感情に直結するものを扱うため、時に生々しく、時に華々しく、時に人間の弱さを残酷に突きつける名言が数多く登場する。
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呪術廻戦の歴代OP・ED主題歌・挿入歌・サウンドトラックまとめ
『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)とは、芥見下々によるダークファンタジーバトル漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。この記事では、『呪術廻戦』を彩るオープニング・エンディング主題歌、挿入歌、そして本作の前日譚である『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』を原作とする劇場アニメ『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌を紹介していく。
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目次 - Contents
- 禪院直毘人のプロフィール・人物像
- 禪院直毘人の呪術・能力
- 術式:投射呪法(とうしゃじゅほう)
- 秘伝:落花の情(らっかのじょう)
- 禪院直毘人の来歴・活躍
- 初登場・第42話「京都姉妹校交流会―団体戦9―」
- 渋谷事変参戦
- 帳の外での待機、そして突入
- 特級呪霊・陀艮との戦い
- 特級呪霊・漏瑚との遭遇
- 禪院直毘人の遺言
- 禪院直毘人の関連人物・キャラクター
- 禪院真希(ぜんいん まき)
- 禪院真依(ぜんいん まい)
- 禪院直哉(ぜんいん なおや)
- 禪院扇(ぜんいん おうぎ)
- 禪院甚壱(ぜんいん じんいち)
- 伏黒甚爾(ふしぐろ とうじ)/禪院甚爾(ぜんいん とうじ)
- 伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)
- 五条悟(ごじょう さとる)
- 七海建人(ななみ けんと)
- 禪院直毘人の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「オマエ達、ちと鈍すぎるな」
- 「不粋だとは思わんか!!」
- 禪院直毘人の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 禪院直毘人のモデルはダリ
- 禪院直毘人、死後人気が高まる