キルア=ゾルディック(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ
キルア=ゾルディックとは漫画『HUNTER×HUNTER』の主要人物の1人で、伝説の暗殺一家の三男。暗殺術の才能はゾルディック家史上随一と言われており、ゾルディック家当主の父シルバ、長男イルミから英才教育を受けていた。しかし敷かれたレールの上を歩く人生に嫌気がさし、ある日母と次男を刺して家出をする。そして暇つぶしに受けたハンター試験でゴンに出会うのであった。
キルア=ゾルディックの概要
キルア=ゾルディックとは冷酷で残忍で合理的な思考を持つ伝説の暗殺一家ゾルディック家の3男である。銀色の短髪、獲物を捕らえる猫のような眼光に色白の肌の容姿をもっている。暗殺はゾルディック家歴代でも類をみないほどの腕前で次期当主として父シルバと長男イルミに暗殺の英才教育を幼いころからうけていた。しかしある日そんな敷かれたレールの上を歩く人生に嫌気がさし、母キキョウと次男ミルキを刺して家出をしたのだった。そして暇つぶしで受けたハンター試験でキルアと物語のメインキャラクターであるゴン、クラピカ、レオリオと出会う。初めての友達ができ喜ぶキルアだったが、最終試験で対戦相手であったギタラクルは変装して試験を受けていた長男イルミであった。動揺するキルアだったが、「ゴンと普通に友達になって一緒に旅がしたい」と訴えた。しかし「おまえに友達なんていらない。作る必要もない」「友達になる資格もない」と威圧された。また、棄権しなければゴンを殺すとイルミに脅され負けを認めてしまう。その後の試合でレオリオの対戦相手を殺してしまい失格となった。その出来事を後に聞き、怒ったゴンはイルミに「友達になるのに資格なんかいらない」と言い腕の骨を折った。キルアは実家に戻っていると聞いたゴン・クラピカ・レオリオはキルアを連れ戻す為ゾルディック家の邸宅があるククルーマウンテンに向かうのだった。
キルア=ゾルディックのプロフィール・人物像
生年月日:7月7日
年齢:12歳
血液型:A型
身長:158cm
体重:45kg
CV:三橋加奈子→伊瀬茉莉也
キルア=ゾルディックとは漫画『HUNTER×HUNTER』のキャラクターで、伝説の暗殺一家ゾルディック家の3男である。また、主人公ゴンの友達であり、物語の主要人物のひとりでもある。ツンツンにたった短い銀髪に切れ長でやや三白眼の釣り目、筋肉質な少年。冷静沈着で、危険だと察すると決して実行しない慎重派である。年の近しいゴンとは喧嘩を交えながら戯れるなど子供らしい一面ももっているが、ハンター試験でゴンがキルアより好成績だとわかると焦りを覚え、ヨークシン編でゴンがレオリオに褒められたときには反射的にゴンを殴るなど、ゴンへのライバル心もあるようだ。しかし自身が認める者以外には限りなく冷淡であり、割り切ったところのある性格でもある。生まれ時から父シルバと長男イルミにより暗殺と戦闘技術の英才教育を受けており、高圧電流や毒にも耐性がある。暗殺者としての素質は歴代でもピカイチ言われ将来を期待されていたが、暗殺者としての生活に嫌気がさし母と次男を刺して家出をした。そして暇つぶしに受けたハンター試験で主人公ゴンと出会い、友達となった。時に臆病とすら言えるほどの不安定さはイルミの針による洗脳によるもので、「勝てない敵とは戦わない」と命令されていた。いずれ強敵を前に逃亡しゴンを裏切ると目論まれていたが、のちに自ら針を摘出したため、根本の慎重さはそのままに以前より覇気のある性格となった。一時はゴンに依存するような傾向もみられたが、旅を続けるうちにイカルゴらなどゴンを介さない友人も増えていき、その能力ゆえにゾルディック家に幽閉されている妹(アルカ)のことを思い出すなど精神的に成熟していく。
キルア=ゾルディックの来歴・活躍
ハンター試験
ゾルディック家の当主として期待されていたキルアは一流の暗殺者になるための英才教育を父シルバと兄イルミに受けていたが、暗殺者としての人生に嫌気がさし家出をする。そして暇つぶしで受けたハンター試験で後に彼の初めての友人となるゴン、クラピカ、レオリオと出会う。最初の試験は試験官であるサトツの後をついていくだけ。試験が始まると自分と同じ年代のゴンを見つけ興味を持ったキルアは「ねえ、君歳いくつ?」と声をかけた。自分と同い年だと知りますます興味を持ったキルア。その後の試験でもゴン達と行動を共にする中で意気投合し大切な仲間となっていった。
イルミとの再会
幼いころから暗殺業の英才教育を受けていたキルアはハンター試験も難なく進んでいき最終試験に挑もうとしていた。最終試験の内容は勝ち抜けのトーナメント方式。しかしキルアの初戦の対戦相手ギタラクルは変装したゾルディック家の長男イルミであった。イルミはキルアに「久しぶりだね。キル」とキルアに声をかける。そしてイルミはキルアがハンター試験を受けていたことに驚き、意外だったと話した。キルアは家出をした経緯ともう人殺しをしたくない、とイルミに伝えたが「おまえは根っからの殺し屋だ」と言い放ち、キルアが普通に生活し普通に友達と遊びたいという気持ちを否定した。またすでにゴンと友達だとイルミが知ると「ゴンを殺そう」とゴンが眠っている部屋へ行こうとする。だが試験中に人を殺してしまうと失格になることと、またクラピカやレオリオなど受験者たちがイルミを全力で止めようとしたため思いとどまった。そこでイルミは試験が終わってからゴンを殺そうと宣言する。キルアはイルミが「負けを認めれば殺しはしない」と言ったため、友達のゴンを守ろうと負けを認めてしまう。その後、レオリオの対戦相手ボドロを一瞬で殺してしまい失格となったキルアはハンター試験会場をあとにした。
シルバとの契り
ハンター試験失格となったキルアは自分は根っからの暗殺者であることを思い知らされ実家のククルーマウンテンに戻り、家出をした罰として次男ミルキに独房にいれられていた。同じころ目を覚ましたゴンは試験官のサトツからキルアがハンター試験を失格になった経緯を聞きイルミに怒っていた。イルミは悪びれる様子もなくキルアには友達は必要ないことを伝えたがゴンはあきらめなかった。根負けしたイルミはキルアは実家に戻っていると言うとゴン、クラピカ、レオリオはキルアを連れ戻すべくククルーマウンテンに向かうことになった。しかし暗殺者一家の住む家にはそう簡単に入ることはできずキルアに会うこともなかなかできずにいた。その様子を知ったシルバは独房にいたキルアを呼び出し家出をしていた間のこと、ハンター試験の内容やどんなことを思ったのかなどを聞きたいとキルアの気持ちに寄り添った。自分が家出をしたことを責めずに父親として自分のことを思ってくれていると感じたキルアはゴンという友達ができたことを楽しそうに話した。するとシルバはおもむろに「友達と会いたいか」と問いただした。キルアは会いたいと伝えると「わかった。お前はもう自由だ。だが絶対に仲間を裏切るな」とお互いの指を噛み切り誓いを交わした。
やりたいことを探す旅
父シルバと「仲間を裏切らないこと」と誓いを交わし、旅に出ることを許してもらったキルアはゴンの目的であるゴンの父親ジンを探す旅に同行することになった。しかし、自身にとって初めての友人であるゴンを大切に思うが故ゴンと自分を光と影のように対比し、葛藤に悩まされることもあった。実は、時に臆病ともいえるほどの不安定さは兄イルミの針による洗脳によるもの。「勝てない敵とは戦わない」という針の命令により、いずれキルアは強敵を前に逃亡しゴンを裏切る都目論まれたが、後にキルアが針を摘出したため、根本的な慎重な性格はそのままに以前より覇気のある性格となった。
天空闘技場編
暗殺者としてキルアを家に置いておき育てたかったゾルディック家だったが、ゴンの説得とキルアの願いにより父のシルバが出ていくことを認めた。
そしてクラピカ・レオリオはそれぞれの夢のため、別行動に。ゴンとキルアはヨークシンシティにて再会することを約束して彼らと別れた。
二人はヨークシンシティで行われる競売まで時間があるので修行とお金稼ぎを兼ねて天空闘技場に向かうことになった。天空闘技場は地上から251階まであり、各フロアで腕自慢が上の階を目指して試合をし、勝つことによりファイトマネーをもらえる仕組みになっている。
キルアは6歳のころに家族に暗殺の修行の一環として天空闘技場に連れてこられており200階まであがったことがあることと、ゴンもキルアの実家にある片側2tある試しの門を開けるために猛特訓したことからあっという間に勝ち進んでいった。50階まで進んだときにゴンとキルアはズシとズシの師匠であるウイングと出会うことになる。キルアはズシと対戦することになったが、すぐに勝てるだろうと思い最初から手刀をズシに食らわせる。しかし何度攻撃しても立ち向かってくるズシに苛立って本気の一撃を食らわせ、場外に飛ばしてしまう。それでもズシが立ち向かってきたため、キルアは違和感を覚えた。そのことをウイングに問いただすがはぐらかされてしまう。
しかし二人が200階フロアに進もうとしたときそこには奇術師ヒソカが待ち構えていた。ヒソカは2人に「まだ来るのは早い」といいただならぬ殺気をとばし上の階に進めないようにする。念という特殊な力の存在をまだ知らない二人はヒソカから飛ばされるなんともいえない嫌な殺気に一歩も前に進めずにいた。そこへウイングが訪れ二人に念を教えることを決意した。念とは自身の生命エネルギーを自在に操ることである。念には基礎的な活用方法があり、肉体から流れ出ている微弱のオーラを自身の周囲に留める纏(テン)・肉体から流れ出ているオーラを完全に断つ絶(ゼツ)・オーラを練り上げ通常時以上の量のオーラを生み出す練(レン)・オーラを自在に操る技術、念能力の集大成であり、オーラを活用して作り上げた念による特殊技、必殺技の発(ハツ)である。念の修行は本来ならゆっくりするものだが時間短縮のためにウイングはゴンとキルアの閉じた精孔を無理やりこじ開けて開放し、念能力者として2人を目覚めさせた。そして、ゴンとキルアは念能力者の第一関門とされる「纏」を瞬時に習得し、ヒソカから飛ばされた念から纏を使って防ぐことで200階以上の挑戦が始まった。
まだ念能力が未熟なことからウイングから対戦することを止められていた二人だがゴンは身につけた念能力を試してみたいとうずうずしていた。その様子を見ていた200階闘士のギド・サダソ・リールベルトは勝ち星を挙げるために200階クラスに上がりたてのゴンとキルアに試合希望日を合わせて対戦しようとしていた。ゴンは「いつでもOK」と応戦し後日ギドとの試合が決行されたがギドの操る舞踏独楽(ぶとうごま)に一方的にやられてしまい骨折などの重傷を負って敗退してしまった。これを見たウイングに怒られ試合は完全中止。完治するまではゴンに合わせてキルアも念能力の勉強を一時中断した。
ゴンの怪我が治り、修行が再開。しかしギドたちがズシを人質にゴンたちからさらに勝ち星を稼ごうとしたことにキルアが激怒する。キルアは試合を受けながらも彼らを脅し、正々堂々と戦うことを誓わせた。ゴンはギドとのリベンジマッチに勝利し、キルアもリールベルトと戦い勝利を収める。
1勝を上げたことでゴンはヒソカに勝負を挑んだ。ゴンはハンター試験の四次試験の時にヒソカからプレートを貰って試験合格していたためそのときにもらったプレートと共に借りを返したいと考えていた。試合には負けたものの、顔面に一発お見舞いし無事にプレートを返すことが出来た。キルアはゴンの帰郷に同行し、天空闘技場を後にした。
ヨークシンシティ編
ゴンの生まれ故郷であるくじら島に帰郷した2人は育ての親であるミトから「ゴンがハンターになって帰ってきたら渡してほしい」と父親からいわれていた箱を渡された。その箱の中にはカセットテープ、指輪、ROMカードが入っていた。カセットテープにはゴンの父親ジンの肉声が入っており「自分に会いたければ自力で探して捕まえてみろ」という内容のものだった。ROMカードには「グリードアイランド」というゲームデータが入っており二人はここでグリードアイランドのゲームの存在を知る。調べてみるとグリードアイランドは生産を中止しており現在はヨークシンシティで行われているオークションでのみ最低価格89億ジェニーにて売買が行われていた。
早速オークションが行われるヨークシンシティに行き再会を約束していたレオリオと合流する。そのころ同じく再会を約束していたクラピカはオークションに出品予定の「クルタ族の緋の眼」を入手し、同胞の仇である通称「クモ」といわれる世界的極悪盗賊集団「幻影旅団」に対する復讐を目論んでいた。クラピカは旅団に惨殺されたクルタ族の生き残りであったのだ。クラピカは緋の眼の情報を手に入れるべく、人体収集家のネオン=ノストラードの父が組長を務めるマフィアのノストラードファミリーにボディガードになっていた。
旅団は9月1日にヨークシンシティで行われるオークションの品を全て奪おうと計画していたが、ネオンの予知能力である「ラブリーゴーストライター」で危険を知っていたマフィアの元締め集団「十老頭」は品物を別の場所に移動させていた。オークションの品を奪って客を殺したと思われている旅団は大勢のマフィアに狙われるが団員の1人ウボォーギンは「自分一人で十分」と言い放ち追いかけてきたマフィアを惨殺した。普通のマフィアでは敵わないことが判明した旅団に対し、十老頭お抱えの武闘派念能力者集団「陰獣」を出動。病犬、蛭、豪猪、蚯蚓の4人がウボォーギンに挑み、毒で動きを止めることに成功するも、全滅。だが毒で動けない隙をつき、クラピカは自身の念能力であるチェーンジェイルを使いウボォーギンを捕獲。ノストラードファミリーの拠点に拉致したが、あっさりと旅団メンバーにウボォーギンを救出されてしまう。ウボォーギンは自分をコケにした鎖野郎ことクラピカに復讐するため追跡し1対1で勝負をするもののクラピカが対旅団用に練った策と念能力によって完敗し死亡した。
その頃ゴン、キルア、レオリオはグリードアイランド入手に必要な金を集めるため、マフィアがひとりにつき20億ジェニーをかけた旅団の確保を狙うことにした。一方、幻影旅団は旅団の1人であるウボォーギンが戻ってこないことで鎖野郎に殺されたとみて鎖野郎の捜索を開始していた。
2人1組で鎖野郎を捜索していた旅団の情報をゴンとキルアがつかみ、旅団員のノブナガとマチを尾行する。しかし尾行がばれて捕まってしまい、旅団のアジトに連れて行かれた。鎖野郎に関する情報を持っていないか聞かれるが、この時の2人にはクラピカ=鎖野郎という認識はなかったため、クラピカとのつながりをばれずに済んだ。ノブナガはゴンのことを気に入り旅団に勧誘するため、その決定権を持っている団長のクロロが戻ってくるまでゴンとキルアを軟禁するが、2人はそこから自力で逃げ出すことに成功した。
その頃クロロは他の団員とウボォーギンの弔い合戦をするためにマフィアを襲撃していた。そして団員コルトピの念能力で死体を偽装して幻影旅団が壊滅したかのように演出。彼らはオークション品をコルトピの能力でコピーすると、模造品をオークションに流してまんまと本物を奪い取った。仕事が完了してヨークシンシティを離れようとする旅団だが、ウボォーギンと仲の良かったノブナガは鎖野郎を殺して仇を打つまでヨークシンシティを離れないと言う。そこにクロロと決闘がしたいヒソカの企みが絡みつき、旅団はヨークシンシティに留まることになる。
旅団はマフィアとの戦いで全滅したように偽装された。さらに旅団員が流星街という特異な街出身であることが発覚し、マフィアは分が悪いと旅団やその関係者から手を引く決定をした。ゴンやキルアたちと合流したクラピカのもとに、ヒソカから「死体はフェイク」だという連絡が入る。キルアは旅団にかけられた懸賞金が白紙に戻されたことでこれ以上旅団を追う意味はないと思っていたが、ゴンの気持ちやクラピカの覚悟を理解して確保に協力する。
幻影旅団は鎖野郎がクルタ族の生き残りであることに気づき、オークションで流した偽物の緋の眼を追い始める。キルアはクラピカの仕事仲間センリツとともに旅団のあとをつけるが、旅団を前にしたクラピカが単独行動を起こしてしまい、それを助けるべくゴンとキルアが再び旅団に確保された。クラピカやセンリツ、レオリオは旅団が待ち合わせ場所に使用したホテルを停電させ、団長のクロロの誘拐に成功する。クラピカは復讐心を抑えてゴンやキルアとクロロの人質交換の交渉を行った。
クラピカは交換条件としてクロロに「念能力の使用禁止」と「旅団との接触禁止」、やってきた旅団のパクノダには「ゴンとキルアを小細工なしで返すこと」、「団員にクラピカについて話さないこと」を定め、この定めを破った場合クラピカの念能力ジャッジメントチェーンにより心臓に巻きついた鎖が心臓を潰すこととした。
パクノダはこれまで何があったかを自身の能力「メモリーボム」をつかって団員たちに伝えるがこれもジャッジメントチェーンの掟に反するとして鎖が作動し死亡してしまう。団員はクロロに掛けられた念を解く為除念師を探し、同じくクロロも除念師を探すために東へ向かった。
旅団との対決に一応の決着がついたあと、ゴンとキルアはグリードアイランドの入手ができず、ゲームプレイヤーを決めるオーディションに参加することに。キルアは修行でオーラを電気に変化させる能力を身に着け、そのオーディションに合格した。
グリードアイランド編
グリードアイランドは念能力を使うことでゲーム内に引きずりこまれ実際にプレイすることが出来るハンター専用のハンティングゲームであった。ゲーム内と現実世界はリンクしており死亡した場合はゲームオーバーとなる。また、グリードアイランドの世界では全てのアイテムがカード化されており、100種類全てのカードをバインダーに揃える事がクリア条件になっている。クリアした場合には指定した3枚のカードを現実世界に持ち帰る事も可能。
まだゲームのルールがよくわかっていない2人が街をさまよっていると、ビスケという少女に「仲間にしてほしい」と声をかけられる。2人はそれを断ったものの、ゴンとキルアに興味を持ったビスケは後をつける。そして高い潜在能力を活かせない2人に焦れてコーチを申し出た。実はビスケは天空闘技場で念を教えてくれたウイングの師匠だったのだ。
2人はビスケの厳しい修行に耐えきり順調に57枚のカードを集めることに成功する。そんな中「爆弾魔(ボマー)」と呼ばれていたゲンスルー組が97枚のカードを集めコンプリート目前だという連絡がはいる。ゴンとキルアは「レイザーと14人の悪魔」といわれる条件を満たさなければ発生しないイベントをクリアし特別なカードを取得していたため、コンプリートを目指すゲンスルー組はそのカードを奪うためにゴン達のもとに現れた。しかし元々師範レベルのビスケはゲンスルー組の1人バラを秒殺。キルアは変化系の修行で身についた電気による攻撃と武器用の重厚なヨーヨーを組み合わせを試しながらゲンスルー組の1人サブに勝利した。一方ゴンはリーダーでもあるゲンスルーと対峙していた。ゲンスルーの能力「リトルフラワー」でぼろぼろになり危ない場面はあったが、最終的にはビスケとの修行で編み出した必殺技「じゃじゃんけん」を繰り出しみごとに勝利した。これによりゲンスルー組が所有していたカードがゴン達のものとなりゲームクリアとなった。グリードアイランドをクリアするために修行とバトルを繰り返し強くなったゴンとキルア。実はグリードアイランドはゴンの父親であるジンがこのゲームをプレイすることによってハンターの訓練になるよう計算して作られていたのだ。ゴンは父親に一目会おうとクリア報酬としてもらった移動系のカードを使いジンの元へ向かった。
キメラ=アント編
グリードアイランドで手に入れた移動系のカードにより移動してきたゴンとキルアだが、目の前にいたのはジンの弟子でありプロハンターであるカイトであった。カイトはゴンが父親のことを知るきっかけとなった人物だ。カイトとその仲間たちは生態調査を行っており、ゴンとキルアもそれに参加させてもらう。そこにキメラアントと呼ばれる、摂食交配をする蟻の体の一部が流れ着く。通常のキメラアントは10cmほどだが、発見されたものは推定2mはありそうだった。カイトとゴン、キルアは海流などからNGL(ネオグリーンライフ)という国にキメラアントの本体が流れ着いただろうと予測して向かうも、その国ではすでに人間が捕食され多くのキメラアントが生まれていた。特に念能力を持った人間を食べると生まれた時から潜在的に念能力をもった蟻が誕生する。その中の1匹、王直属護衛軍であるネフェルピトーは強大な力を持っていた。カイトたちはオーラを広げて相手を感知するネフェルピトーの円に触れて見つかってしまう。力量の差を感じたカイトはゴンとキルアに逃げるよう指示して一人で対峙。だがネフェルピトーには及ばず敗北した。
その頃NGLでの出来事を聞きつけたハンター協会の会長であるネテロが、一つ星ハンターであるモラウ、ネテロからの信頼も厚いノヴを連れて入国した。ネテロはゴンとキルアを一喝し「最寄りの町に刺客がいるから倒せたら戻ってこい」と一旦前線から離脱させた。ゴンとキルアは呼ばれたビスケのもとで、カイトを助けるために更なる修行をかさね奮起する。そしてNGLへ再度入国するための最低条件をクリアし、まだカイトが生きていると信じているゴンとキルアはカイトを助けに向かう。
しかし再会したカイトはすでに死んでおりキメラアントの修行用の人形としてネフェルピトーに操られていた。ゴンはそのことに激怒しネフェルピトーに復讐することを誓う。王が拠点にする東ゴルドーへ潜伏したゴン達を含めた討伐隊はばらばらになって敵地へ乗り込んだ。キメラアントには人間だったころの記憶を残している者もおり、討伐隊への参加を申し出る者も現れる。そのなかでもイカルゴは見た目は完全にタコの身なりをしているが、非常に人間臭い性格で仲間思いである。敵との戦いで一時危なかったキルアの仲間思いな一面に共感し、イカルゴはまだ敵だったキルアを助けるために病院へ運んだ。のちにキルアはイカルゴのことを「連れ」というほど信頼する仲間となった。闇病院で一命を取り留めたキルアはイカルゴを連れてすぐにゴンの元へ向かう。
王討伐の作戦当日、キルアは復讐に燃えるゴンをサポートする。だがゴンはカイトが治せないことを知ると「もうこれで終わってもいい」と覚悟し急成長を遂げる。筋肉隆々の青年となったゴンはネフェルピトーを倒したものの、その代償で全身ぼろぼろとなって瀕死の状態となってしまう。キルアはそんなゴンをなんとか助けるべくゾルディック家に幽閉されている妹のアルカの存在を思い出した。
キルアとアルカ
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『HUNTER×HUNTER』とは架空の職業「ハンター」を題材にした富樫義博による冒険漫画である。主人公のゴン=フリークスが父のジン=フリークスに会うために彼の職業であるハンターになり、冒険を繰り広げるというストーリーが展開される。 ハンターとは希少な事物を追い求める人々の総称であり、プロのハンターになれば様々な特権が与えられる。プロのハンターになるにはハンター試験に合格する必要があり、287期ハンター試験は主人公のゴンが受験した試験である。
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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の天空闘技場まとめ
『HUNTER×HUNTER』とは架空の職業「ハンター」を題材にした富樫義博による冒険漫画である。主人公のゴン=フリークスは父のジン=フリークスに会うために彼の職業であるハンターになり、冒険を繰り広げるというストーリーが展開される。本作の魅力の一つに生命エネルギー「オーラ」を操る技術「念能力」を用いた戦闘が挙げられるが、そのスタイルの戦闘は天空闘技場を舞台とした物語から展開される。
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HUNTER×HUNTERのエンディングは4パターン!各結末のネタバレ解説・考察まとめ【ハンター×ハンター】
漫画家の冨樫義博が、自身の代表作である『HUNTER×HUNTER』の結末に関する2023年時点での4つのアイデアを公表した。 同年11月21日深夜に放送されたテレビ朝日のトークバラエティー番組『イワクラと吉住の番組』にて手紙の形で公開したもので、この内A〜Cパターンは「どのような反響が予想されるか」にだけ触れる形となり、残るDパターンについては「ボツにした」と説明した上で具体的な内容が語られた。ここでは、ネットを中心に大きな話題となった『HUNTER×HUNTER』の4つの結末を紹介する。
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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『HUNTER×HUNTER』は1998年より『週刊少年ジャンプ』で連載開始した冨樫義博による漫画作品である。 主人公のゴン=フリークスは父親のジン=フリークスと出会うため、ジンの職業、ハンターとなるべく冒険を始めるところからストーリーが展開される。他生物を食べてその特徴を次世代に反映させる昆虫、キメラ=アントや暗黒大陸など、架空の生物や土地が数多く登場する。作者の描く独特の世界観と、念能力という異能力を用いたキャラクターのたちの高度な駆け引きが人気を博している。
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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』とは冨樫義博によるバトルアクション漫画、及びそれを原作としたアニメ・ゲームなどのメディアミックス作品。この記事では、『HUNTER×HUNTER』のアニメに使われた歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌を紹介する。
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ヒソカ=モロウ(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ
ヒソカ=モロウとは『HUNTER×HUNTER』の登場人物で、ピエロのような風貌の気まぐれな殺人快楽者。主人公ゴンと同じく第287期ハンター試験に合格。気に入った強敵と戦って殺すことに喜びを感じ、興味のない相手は躊躇なく殺す。ハンター協会内でも「謎の奇術師」として警戒されている。自らに匹敵する強さになると見込んだゴンをいたく気に入っている。幻影旅団の団長と戦うために一時団員として身を置いていた。団長との戦闘で敗北し奇跡的に生還を遂げた後は、旅団員を全員を殺すため暗黒大陸を目指す船に潜伏している。
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コムギ(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ
コムギとは、冨樫義博の作品である『HUNTER×HUNTER』に登場するキャラクター。東ゴルトー共和国で発祥された盤上競技「軍儀」の世界王者である。第一級隔離指定生物「キメラ=アント」の王・メルエムの宮殿に招かれ、軍儀をする中でメルエムと心を通わせた。メルエムが重宝する唯一の人間であるコムギは、ハンターによるキメラ=アント討伐時、主人公・ゴンによってメルエムの直属護衛軍・ネフェルピトーと条件交渉をする為の人質として利用された。普段は二つ括りの髪型に、スカートを着用。盲目の為、杖を常備している。
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クロロ=ルシルフル(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ
クロロ=ルシルフルとは、冨樫義博の作品である『HUNTER×HUNTER』に登場するキャラクター。クモと呼ばれる盗賊集団・幻影旅団のNo.0。殺人に一切の躊躇がない冷酷さを持ち、主人公・ゴンを捕らえた際、メンバーに逃亡を図れば殺害する様に指示を出した。リーダーとしての高いカリスマ性と優れた戦闘センスを持ち、メンバーからの信頼も厚い。「緋の眼」を手に入れる為、クルタ族を虐殺した幻影旅団は、唯一の生き残りであるクラピカと激しい争いを繰り返している。
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イカルゴ(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ
イカルゴとは、週刊少年ジャンプで連載されている『HUNTER×HUNTER』に登場するキャラクター。特殊な蟻「キメラ=アント」の女王によって生み出され、タコと人間の特徴を持つ。遺体を操作する能力を持っている。キメラ=アントにしては珍しく仲間思いで優しい心の持ち主である。キメラ=アントが拠点にしている東ゴルトー共和国に潜入したキルア=ゾルディックと対峙するが、その仲間思いな性格からキルアに認められ親交を深める。キメラ=アント編における重要人物の一人である。
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イルミ=ゾルディック(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ
イルミ=ゾルディックとは『週刊少年ジャンプ』に掲載されている漫画『HUNTER×HUNTER』に登場する、ゾルディック家の長男でキルアの兄である。黒い瞳に黒髪ロングの見た目で感情の起伏に乏しく表情も全く変化がないため日本人形や能面を思わせる雰囲気を持っている青年。弟のキルアに対して異常な執着を持っており、普段は感情をあまり表に出さない冷酷なイメージだが、キルアが絡むと感情を露わにすることがある。執事のツボネ曰くイルミと次男のミルキは母親似で好きになれないらしい。
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ジン=フリークス(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ
ジン=フリークスとは漫画『HUNTER×HUNTER』に登場するキャラクターで、主人公ゴン=フリークスの父親である。二ツ星(ダブル)ハンターの称号を持つ遺跡ハンター。ハンター協会の最高幹部の集団である十二支んの元メンバーでもあり、その時のコードネームは亥。12歳になる直前に「欲しいものがあるんだ」と言って島を飛び出し、その後はプロのハンターとなって世界を股にかけて活躍をしている。ある日、赤ん坊だったゴンを連れて突如帰郷。ゴンを従兄のミトに預けて再び姿を消してしまったのだった。
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ノヴ(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ
ノヴとは、『週刊少年ジャンプ』で連載されている『HUNTER×HUNTER』に登場する冷静沈着な性格のキャラクターで、異空間に出入り自由なマンションを創るという非常に貴重な能力を有しているプロのハンター。特殊な蟻「キメラ=アント」の脅威に対処すべく、ハンター協会会長のアイザック=ネテロ等と共に、キメラ=アントが潜伏しているNGL自治国に派遣される。しかし敵の禍々しいオーラをじかに感じて、心が折れてしまう。これによって姿も変わり果ててしまう。
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モラウ=マッカーナーシ(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ
モラウ=マッカーナーシとは、冨樫義博の作品である『HUNTER×HUNTER』に登場するキャラクター。ハンター協会長・ネテロが選抜した第一級隔離指定生物「キメラ=アント」討伐部隊の一人。特定の分野や多くの功績を残した者に与えられる「一ツ星(シングル)」の称号を持つシーハンターである。戦闘において「100%勝つ気で闘る」をモットーにする武闘派だが、人情味があり涙もろい一面を持つ。主人公・ゴンとは、キメラ=アント討伐部隊として共に闘い、互いの実力を認め合う仲である。
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ビスケット=クルーガー(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ
ビスケット=クルーガーとは漫画『HUNTER×HUNTER』に登場するキャラクターで、宝石の収集をメインに活動しているストーンハンター。愛称はビスケ。ハンター協会の会長であるネテロの創始した「心源流拳法」の師範である。主人公ゴンとその友達のキルアの潜在能力の高さに気づき、修行を経て二人の能力を開花させた人物。師匠としてはとても優秀で、弟子には厳しくも優しく接している。
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ナックル=バイン(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ
ナックル=バインとは冨樫義博の作品である『HUNTER×HUNTER』のキャラクター。作中の長編シリーズのひとつである、キメラアント編で初登場した。一つ星ハンターであるモラウを師匠としており、同じく弟子であるシュートと共に修行を積みペアを組む。ハンター協会会長であるネテロによって、シュートと共にキメラアント討伐隊のメンバー候補に選ばれ、同じく候補であったゴンとキルアとメンバー入りを賭けて戦う。ゴンに勝利してキメラアント討伐隊に選ばれると、人類の平和のため討伐作戦において死闘を繰り広げる。
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ゼノ=ゾルディック(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ
ゼノ=ゾルディックとは『HUNTER×HUNTER』の登場人物で、主人公ゴン=フリークスの親友であるキルア=ゾルディックの祖父。暗殺一家ゾルディック家の一員。キルアに対して甘い一面があり、家族の意に反しハンターの道を進むキルアを見守っている。オーラと呼ばれる生命エネルギーを龍に変化させ自在に操る変化系の能力者。ハンター協会会長を務めていたアイザック=ネテロと古くから付き合いがあり、表社会と裏社会を統べる者同士で持ちつ持たれつの関係を築いている。登場人物の中でも、トップクラスの実力の持ち主である。
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ノブナガ=ハザマ(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ
ノブナガ=ハザマとは、冨樫義博の作品である『HUNTER×HUNTER』に登場するキャラクターである。クモと呼ばれる盗賊集団・幻影旅団の初期メンバーで、旅団内では特攻の役割を担っている。戦闘に長けており殺人に一切の躊躇がない冷酷さを持つ。その反面、自らが気に入った人物に対しては情に厚く、尋問中の主人公・ゴンがノブナガを腕相撲で打ち負かした際には、旅団への入団を誘った。また常に刀を持ち歩き、素早い抜刀で標的を殺害できる。一族を滅ぼされたクラピカと旅団で激しい争いを繰り返している。
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シルバ=ゾルディック(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ
シルバ=ゾルディックとは漫画『HUNTER×HUNTER』に登場するキャラクターであり、暗殺一家ゾルディック家の当主。ゴンの友達キルアの父親。長身、長髪で筋肉質な見た目は周りのものを委縮させるほどの威圧感がある。過去には幻影旅団の団員と戦って暗殺したことがあり、暗殺者としては一流の腕を持つ。キメラアント編ではヂートゥを一撃で叩き潰している。
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ウボォーギン(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ
ウボォーギンとは、冨樫義博の漫画作品『HUNTER×HUNTER』に登場する盗賊集団「幻影旅団」の一員である。ライオンの鬣を思わせる髪型と、筋骨隆々の大柄な体格が特徴。頑丈な肉体と、拷問を受けても動じない精神力を持つ。念系統は「強化系」で、自身の肉体を武器とする。念を使わずとも十分強く、たった1人で武器を持つ複数の敵を屠った。幻影旅団に恨みを抱くクラピカに拉致され倒されるが、自身の死に際しても決して仲間を売ることはなかった。
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目次 - Contents
- キルア=ゾルディックの概要
- キルア=ゾルディックのプロフィール・人物像
- キルア=ゾルディックの来歴・活躍
- ハンター試験
- イルミとの再会
- シルバとの契り
- やりたいことを探す旅
- 天空闘技場編
- ヨークシンシティ編
- グリードアイランド編
- キメラ=アント編
- キルアとアルカ
- キルア=ゾルディックの念能力
- 雷掌(イズツシ)
- 落雷(ナルカミ)
- 神速(カンムル)
- キルア=ゾルディックの暗殺術
- 暗歩(あんぽ)
- 心臓を盗む
- 蛇活(だかつ)
- キルア=ゾルディックの関連人物・キャラクター
- ゴン
- シルバ
- キキョウ
- イルミ
- ミルキ
- アルカ
- カルト
- キルア=ゾルディックの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「あれ以上やってたら殺してでもボール取りたくなっちゃうもんな」
- 「逆だよ。ゴン、オレなんだ。ゴン、オレお前に会えて、本当によかった」
- 「救える友達を放っておくのは裏切りじゃないの?」
- キルア=ゾルディックの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 大のお菓子好き
- 天空闘技場に無一文で放り込まれたキルア
- ゾルディック家の兄弟の名前がしりとり
- ゾルディック家にはモデルが存在