宮侑(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
宮侑(みや あつむ)とは『ハイキュー!!』に登場する、優勝候補筆頭の強豪校「稲荷崎高校」のセッターだ。双子でバレーをしていて、「高校バレー最強ツインズ」と言われる。スパイカーを絶妙に操る高校NO.1セッターとして活躍する。誰よりも真摯で献身的なトスを上げる事を心掛けている。サーブでは高校時代は二刀流で、Vリーグでは三刀流と成長する。そのサーブでチームの流れを作っている。明るく飄々とした性格で喜怒哀楽の表情が豊か。バレーに関しては、毒舌な一面を持ち合わせている。日本代表のセッターとして活躍する。
稲荷崎高校3年生。ポジションはウィングスパイカーだ。”反復・継続・丁寧”が作り上げたチームキャプテン。チームの空気をシメる狐の頭(稲荷崎高校のキャプテン)、そしてぐぅの音も出ない”正論パンチ”で1・2年生をまとめあげる。風邪気味でも練習に来た侑。皆に心配されるが、「大した事は無い!バレーせんと悪化する!!」と言い放つ侑。チームメイトからは、「おお…!根性やなあ…!バレー愛や!」と言われる。しかし、北は「帰れや」、「体調管理できてへん事を褒めんな」と怒る。侑は、怒りながら帰る準備をするためにロッカールームへ行く。すると、「侑へ、飯をちゃんと食って寝ろ」と手紙と差し入れが置いてあった。差し入れは、梅干し・ホットレモン・のど飴だった。面倒見がよく、優しい一面がある。中学3年間、スタメンどころかユニフォームも貰った事がない。高校では、3年生になってから初めて試合に出た。「結果より過程が大事」と思っている。鷗台高校対烏野高校の試合後、「勝負しに来てる以上、結果が全てで何の文句も無い。勝てへんなら”良い試合”も無価値かもな」、「けど、雑巾かけの一往復・ボール拾いの一本・スクワット無制限・その後の美味い飯で俺らの身体はできとんのや」、「筋肉ならいっぱいつけてきた。この先、怖いもんなんか無いわ」と笑顔で話す。それを聞いた宮兄弟は、「俺らはこの先も、北さんが怖い」と言う。
尾白アラン(おじろ あらん)
稲荷崎高校3年。ポジションはウィングスパイカーだ。稲荷崎高校自慢の主砲で”全国3本指”に最も近い選手。恵まれた体躯とガッツを持ち合わせる。烏野高校戦では、強固なブロックに阻まれながらも何度もスパイクを打ち込む。スパイクの轟音は、相手陣内、次いで体育館中に響き渡る。宮兄弟とは、小学4年生からの仲だ。アランはずっと宮兄弟を見てきている。「多分、侑の一番恵まれとる点は体格より、色んな能力より”治”なんやと思う」、「どんなに”他人が”追いつけへんスピードで突っ走ったって、互いが互いに絶対ついてくる」、「兄弟に苛立つ事もあるんやろうけど、奴らはきっと、競うだけ強くなっていく」と語っている事から、宮兄弟の事を理解している事が分かる。侑にとってアランは、いつも的確なツッコミをしてくれる大切な存在だ。Vリーグに行ってアランの大切さを侑は知る。
その他の関係者
影山飛雄(かげやま とびお)
烏野高校1年生。ポジションはセッター。天才的な技術でゲームを支配する”コート上の王様”だ。常に最高のトスを上げ、相手の弱点を見抜く鋭い観察眼を持ち合わせている。バレー以外に興味はなく、バレーノートをつける程、バレーに対してはストイックだ。高校1年にして、全日本ユース代表候補として招集された。ユースでは色々なアタッカーに対して、ご機嫌伺う様な”おりこうさん”だった。そのため侑から「プレーは大体、おりこうさんよな」と言われる。影山は侑に「おりこうさん」の意味を聞く。侑の答えは「?そのまんまの意味。まじめで素直でエエ子やねって」と返事する。春高来て、並みのスパイカーやったら圧死してしまうような、セッティングをするようになった。それに烏野高校は応えた。「烏野高校が飛雄くんに、”あ、好きにやって大丈夫なんや”と気づかせた」と侑は言っているが、侑の「おりこうさん」と言う言葉があったからこそ影山のプレーが春高で変わったのだ。侑の言葉が、影山をセッターとしてさらに成長させたのだ。
影山飛雄(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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影山飛雄(かげやま とびお)とは『ハイキュー!!』に登場する、烏野高校のセッターだ。天才的な技術でゲームを支配する”コート上の王様”。試合前に爪を研ぎ指の状態を整えたり、試合後バレーノートをつけるなどバレーに対してストイックだ。正確無比なトスワークを誇る、セッターとして秀でた素質を磨き続け、多彩な攻撃を自由自在に使い分ける。脅迫(しんらい)と自負を手に強靭なスパイカーを伴ってコートを統べる”真の王様”となった。日本代表のセッターとして活躍し、その翌年には海外へ行き、世界クラブ選手権に出場する。
日向翔陽(ひなた しょうよう)
烏野高校1年生。ポジションはミドルブロッカーだ。小柄な体格をものともしない、高い運動能力で相手をかき乱す。常人離れした瞬発力と体のバネで、チームでもずば抜けたジャンプ力を誇る。高校時代は”最強の囮”として活躍する。身体能力や本能頼りだったプレーに、技術と経験を裏打ちしていく烏野での日々。中学では、バレーが思うように出来なかった事から烏野高校では、影山のトスに対し上げてくれる有難さを常に感じている。稲荷崎高校戦では、影山のトスが乱れたが、「次もくれ」と満面の笑みで言う。そんな日向を見た侑は、「”次もくれ”、低かろうが、短かろうが、ネットに近かろうが、セッターが全力で上げたものなら全部。感動したで翔陽くん」と思う。試合終了時には「翔陽くん。俺はいつかアンタにトスを上げるで」と言う。Vリーグでは同じチームとなり侑にトスを上げてもらっている。
日向翔陽(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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日向翔陽(ひなた しょうよう)とは『ハイキュー!!』に登場する、烏野高校のミドルブロッカーだ。そしてこの物語の主人公だ。ミドルブロッカーとしては低身長だが、常人離れした瞬発力とずば抜けたジャンプ力を合わせ持つ高い身体能力を活かし、相手をかき乱す”最高の囮”として活躍する。向上心が強く努力を怠らない性格で高校卒業後は、単身ブラジルへ渡りビーチバレーで技術を磨く。そして日本代表ではオポジットとして活躍し、その翌年には海外へ行き、世界クラブ選手権に出場する。
宮侑の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「プレーは大分おりこうさんよな」
全日本ユース代表候補で影山が色々なアタッカーに対して、どんなトスを上げて欲しいかを聞いている。その姿を同じセッターとして、侑は笑顔で見ていた。そして影山に対して、「プレーは大体、おりこうさんよな」と言う。その日から影山は難しい顔をしてセッターをするようになった。ユースでは色々なポジションを試す。侑がセッターで影山がアタッカーのシーンでは、影山は楽しそうにアタックを打っていた。侑のように、上手いセッターはスパイカーに自分は「上手くなった」、「強くなった」という錯覚さえ起こさせてしまう。影山も「宮さんのトスもすげえ打ちやすいっス」という程だ。そんな影山に侑は「俺のセットで打てへんやつは、ただのポンコツや」と言い放つ。影山はここで侑に「おりこうさん」の意味を聞く。侑の答えは「?そのまんまの意味。まじめで素直でエエ子やねって」と返事する。影山は意味が分からないまま烏野高校に戻るが、烏養監督のお陰で意味が分かる。侑が言った「おりこうさん」と言う言葉が影山をセッターとして成長させた。
「俺のセットで打てへんやつはただのポンコツや」
全日本ユース代表候補の練習で、影山が侑のトスを打つ事になった。侑は、影山に「どうやった?スパイカー」と聞く。影山は、「面白かったっス。宮さんのトスもすげえ打ちやすいっス」と答える。すると侑は、「せやろ~?」、「俺のセットで打てへんやつはただのポンコツや」と言う。侑の気の強さや、セッター技術に対して絶対の自信を持っている事が分かる。
「よりいっぱいのモンで支えたいねん、セッターやもん」
烏野高校の攻撃で乱れる稲荷崎高校。しかし侑の見事なセットアップから治が決める。この侑のセットアップに対して、烏野高校のコーチ烏養繋心(うかい けいしん)は立ち上がり拍手する。「…今の素晴らしいセットアップに、会場のどれくらいが気付いただろうか」、「普通ならアンダーで、レフトに高く上げるであろう場面。苦しい体勢・状況からでもオーバーを選択し、ブロックをAパスが返った時と同じだけ引きつけて見せる」、「これがユースのセッターか」と絶賛している。角名からは、「…ほんとうよくあの体勢から上げるよねぇ。アンダーでいいじゃんアレは」と言われる。侑は、「セッターは”セット”するんが仕事やで?適切な位置にボールをセッティングするんや」、「アンダーは腕2本、オーバーは指10本」、「よりいっぱいなモンで支えたいねん、セッターやもん」と満面の笑みで答える。セッターとしてのプライドや信念を持っている事が分かる。そしてどんなボールでも、体勢を崩しながらオーバーでトスを上げる実力を持っている。
「感動したで翔陽くん」
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田中龍之介(たなかりゅうのすけ)とは、『ハイキュー!!』に登場する烏野高校の2年生。パワフルなスパイクで、チームの得点を叩き出す。烏野の元気印として試合のファーストポイントを任されることが多い。ポジションは、ウィングスパイカー。スパイクの技術も安定感もある優秀なスパイカーと周囲から称されている。烏野バレー部の時期エースとして期待される。一見パンチの強いタイプだが、後輩の面倒見が良く、後輩から慕われている。マネージャーの清水潔子(しみずきよこ)に絶賛片思い中。
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目次 - Contents
- 宮侑のプロフィール・人物像
- 宮侑のポジション・能力
- 宮侑の来歴・活躍
- 過去
- 高校時代
- シュヴァイデンアドラーズ戦
- 宮侑の関連人物・キャラクター
- 稲荷崎高校関係者
- 宮治(みや おさむ)
- 北信介(きた しんすけ)
- 尾白アラン(おじろ あらん)
- その他の関係者
- 影山飛雄(かげやま とびお)
- 日向翔陽(ひなた しょうよう)
- 宮侑の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「プレーは大分おりこうさんよな」
- 「俺のセットで打てへんやつはただのポンコツや」
- 「よりいっぱいのモンで支えたいねん、セッターやもん」
- 「感動したで翔陽くん」
- 「同情すんで、飛雄くん。エライおっかない相棒持ってもうたな」
- 「俺はいつかアンタにトスを上げるで」
- 「罵れや敗者に拍手なんか要らんねん」
- 治がバレー辞める決意をした時の兄弟喧嘩
- Vリーグファン感謝デー屍になった侑
- 宮侑の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 宮兄弟はプリンが好き
- 稲荷崎高校は兵庫県、北とアランの帰り道は大分県の訳
- 宮兄弟が、北に言ってほしかった「どや俺の仲間すごいやろ」という言葉