明智吾郎(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ
明智吾郎(あけち ごろう)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』に登場するキャラクターである。巷で人気の高校生探偵であり、数々の事件を解決してきた実力をもつ。初めて登場した際は警察と共に主人公達「心の怪盗団」を追いかける側のキャラクターであったが、後にペルソナ使いであった事が判明し、「心の怪盗団」のメンバーとして主人公達と共に行動するようになる。怪盗団仲間入り時のコードネームは「クロウ」。
エイガオン
呪怨属性の攻撃技。
『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』にて、再加入時にロキが持つ技。
必要SPは12。敵1体に大ダメージを与えることができる。
精神耐性
『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』にて、再加入時にロキが持つ技。
自動で発動するタイプのスキルであり、全ての状態異常にかかりにくくなる効果がある。
攻撃の心得
『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』にて、再加入時にロキが持つ技。
自動で発動するタイプのスキルであり、戦闘開始時に攻撃力上昇系補助スキルの「タルカジャ」を発動する効果がある。
明智吾郎の来歴・活躍
P5主人公達と明智の出会い
「P5主人公」達が「心の怪盗団」4人目のメンバーとして喜多川祐介を迎えていた5月頃、「高校生探偵」の肩書を持つ明智吾郎は探偵として「心の怪盗団」に注目をし始めていた。メディアにも多く出演する彼は、ある日テレビ番組のMCから最近噂の「心の怪盗団」についてどう思うかと問われることになる。明智は世間の目に臆することなく、怪盗団がやっていることは間違っている、「改心」などただの「洗脳」と同じだと自分の考えを返す。それをテレビで見ていた怪盗団メンバーは、明智の意見に憤る。このことがきっかけで、明智と怪盗団の間には決定的な敵対関係が生じることになる。
そんななか、「P5主人公」と怪盗団メンバーである坂本竜司、高巻杏の3人が、学校行事の社会科見学によりテレビ局に訪れることになる。同じく怪盗団メンバーであり、現実の世界では猫になってしまうモルガナも「P5主人公」の鞄の中に隠れることで、社会科見学に参加をする。現地解散となった事もあり、テレビ局の廊下で3人と1匹が会話をしているとその会話を耳にした明智が彼らに声をかけにいく。「パンケーキが食べたい」と騒いでいたモルガナの声を聞き届けてやってきたことを告げる明智。結局、その場は軽い自己紹介と挨拶を交わすだけで「P5主人公」達とは別れるが、翌日、2日目の社会科見学を受けに来ていた「P5主人公」の姿を見かけ、彼に話しかけに行く。このことがきっかけで、「P5主人公」と明智は、友人として個人的な交流を開始するようになる。
「P5主人公」と交流を深めていく明智吾郎
「心の怪盗団」として「P5主人公」が仲間達と活動を続けていく日々の中、明智は「P5主人公」と交流を深めていくようになる。駅で見かければ声をかけてきたり、お客としてルブランにまたやってきたりなど、「探偵」としてではなく「明智吾郎」という個の人間として「P5主人公」と仲良くなろうとしてくる明智の様子や、そのなかで知りえた明智の「幼い頃に母を亡くした為に苦労して育ってきた」という苦労多き過去話などにより、「P5主人公」側も少しずつだが心をひらいていくようになる。
しかし2人の交流とは別に、世間の明智に対する好感的な意見や、それに誘発される形でわきだす「心の怪盗団」への悪口などに怪盗団内では明智に対する嫌悪感が募り始める。明智の方もなかなか捕まえることができない怪盗団に苛立ちを見せるようになる。実はこの頃、明智は「探偵」として正式に警察側からの依頼を受け、「心の怪盗団」を捜査するチームの1人になっていたのである。そのチームには、「心の怪盗団」のメンバーになる新島真の姉であり検察官である新島冴もおり、彼女と協力する形で明智は「心の怪盗団」を追いかけることになる。だか、世間の評価は「心の怪盗団」に傾き始めており、彼らを捕まえることができない明智や警察に対する悪口も日に日に増えるようになってしまう。
そんなある日、「心の怪盗団」の存在を脅かす大きな事件が起きることになる。
悪人「奥村邦和」の謎の死
事件が起きたのは9月。社員達にブラックな労働を敷いていた社長「奥村邦和」の罪を告発させる為に、「オタカラ」を盗んだ「P5主人公」達。彼の娘である「奥村春」もペルソナ使いとして覚醒し、父の改心に助力してくれた結果、無事に事は終わるのだが、その後現実世界で開かれた謝罪会見中に奥村邦和が死んでしまう。
予想外の出来事にあぜんとする「P5主人公」達だったが、それは世間も同じく、このことをきっかけに一気に「心の怪盗団」に対する悪評が高まることになる。なかには、今巷で騒がれている「精神暴走事件」の犯人なのではないか、とも噂されるようになる。「精神暴走事件」は人の生死に関わるような事件を起こした犯人がもれなく全員廃人化してしまうという奇妙な連続事件のことだ。どうやら「精神」と「改心」を結びつけ、怪盗団が犯人なのではないか、と推測されてしまったようである。
それまで警察や明智をバカにしていた者達も手のひらを返したように、こぞって彼らの味方をし始める。そんな世間に苛立つ怪盗団達だったが、そこでなんとテレビにて明智が怪盗団の味方をするような発言をする。「精神暴走事件」や奥村邦和の死に対する怪盗団の関連性やその証拠はないこと、事件には不明瞭な点が多く存在し、何かもっと別の裏があるのではないか、と発言する明智。今までとはまったく違った姿勢を見せ始めた明智に、世間も怪盗団達も驚かされることになる。
新たな「改心」のターゲットは真の姉「新島冴」
明智の加入後、怪盗団は彼の助言に従って真の姉である冴の「改心」をすることになる。捜査チームの核にいる新島冴は、上から事態収束をせっつかれ正常な判断ができずにいる。このままでは周囲と手を組んで、適当な証拠を作り上げ怪盗団を一連の事件の犯人にしたてあげかねない。まずは彼女を正常に戻すことが優先事項だと、明智と共に怪盗団は冴のパレス(ダンジョン)に侵入することになる。
パレス内の数々の仕掛けを解き、主である新島冴のシャドウと戦うことになる「P5主人公」達と明智。見事に戦いに勝ち抜いた彼らは冴の「改心」に必要な「オタカラ」を手にしてパレスをあとにしようとするが、そこで異様な敵の数が外に集まり始めてきていることを怪盗団のナビ係である佐倉双葉が気づく。どうするかと話し合う怪盗団。そこで「P5主人公」は、自分がおとりになって皆を逃がすことを決める。
わざと敵に見つかりやすいルートを行きながら、なんとか皆とは別で現実世界に帰還することい成功する「P5主人公」。しかしそこで彼を待っていたのは、現実世界の警察達だった。逃げ場所を失った「P5主人公」は彼らに捕まり、自分が仲間の誰かに売られたという事実を知ることになる。
顕になった、明智吾郎の本性
囚われた「P5主人公」は、行動の手口を吐かせようとしてくる警察達から取り調べという名の暴力を受ける。しかしそこへ冴が現れた事で事態は変わる。怪盗団から心を盗む事を予告されていた冴は、自分が狙われたわけを知る為に「P5主人公」の取り調べを開始する。すると彼と話していく内に冴は「P5主人公」が自分を裏切った相手が誰であるかを知っていることに気づく。それに気づいた「P5主人公」は、その「誰か」に自身のスマホの画面見せるように冴に頼む。
尋問室を出た冴は、廊下で明智と出会う。そうして、「P5主人公」に頼まれたまま、明智に手にしているスマホを見せることにする。実は明智こそが怪盗団を裏切った犯人でだったのだ。彼は最初から怪盗団を絶望の縁へ落とす為に彼らに近づいていたのである。
10月の学園祭。明智から話を持ちかけられたその日、実は「P5主人公」はある疑問を持っていた。それは明智が「最近になってペルソナの力が覚醒した」ということ。なぜなら数ヶ月前、テレビ局の廊下で明智と出会った時、彼はモルガナが発した「パンケーキ」という単語を聞き届けていたのだ。モルガナの声は、ペルソナ使い以外には普通の猫の声にしか聞こえない。ということは、あの時点で明智はすでにペルソナ使いだったということになる。それを黙っていることに「P5主人公」は不信感を覚えたのだ。そこに加え、佐倉双葉が明智の携帯をジャックした結果、「P5主人公」達は明智が怪盗団逮捕、そして自殺に見せかける形で「P5主人公」を殺そうとしている事を知る。さらに彼にそれを依頼していたのは政治界の大物衆議院「獅童正義」である事が判明する。
明智の作戦の上を行く為、怪盗団達はある策を練る。それは、あらかじめパレス内の空きスペース(セーブポイント部屋)を使い警察署と同じ空間を作り上げ、実際に「P5主人公」を殺しにやってきた時にはそこへ入るように誘導し、明智の中の認知概念として存在する「P5主人公」を殺させることで現実の「P5主人公」を殺したと勘違いさせる、といったものだった。
そうして取り調べ後、「P5主人公」のスマホを見た明智は、まんまと怪盗団の策に嵌り、スマホの中にあったパレスへの道を開くアプリ「イセカイナビ」により異世界に連れて行かれてしまう。そうして見事怪盗団達の作戦にハマり、「P5主人公」を殺したと勘違いした彼はそのまま次の「仕事」に取り掛かる為に尋問室を後にするのだった。
パレスでの明智との戦い、明かされる明智の「本音」
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目次 - Contents
- 明智吾郎の概要
- 明智吾郎のプロフィール・人物像
- 明智吾郎の能力:トリックスター/ワイルド
- 明智吾郎のペルソナ能力
- ロビンフッド
- メギドラ
- メガトンレイド
- エイガ
- コウガ
- ハマオン
- ムドオン
- 精神耐性
- コウガオン
- エイガオン
- 攻撃の心得
- サマリカーム
- マハンマオン
- マハムドオン
- メギドラオン
- ランダマイザ
- ロキ
- メギドラオン
- マハラギオン
- ネガティブパイル
- デスバウンド
- エイハ
- テトラカーン
- マカラカーン
- デスパレード
- 極・祝福見切り
- レーヴァテイン
- メギドラオン
- ランダマイザ
- 至高の魔弾
- エイガオン
- 精神耐性
- 攻撃の心得
- 明智吾郎の来歴・活躍
- P5主人公達と明智の出会い
- 「P5主人公」と交流を深めていく明智吾郎
- 悪人「奥村邦和」の謎の死
- 新たな「改心」のターゲットは真の姉「新島冴」
- 顕になった、明智吾郎の本性
- パレスでの明智との戦い、明かされる明智の「本音」
- 明智吾郎の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「あれ、違ったかな。美味しそうなパンケーキ…とか聞こえたから。」
- 「救うんだろ?」
- 「これが…くだらない正義の成れの果てだ」
- 「なんで俺より、ゴミの貴様が『特別』なんだよォォォ!?」