アメリカン・スナイパー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『アメリカン・スナイパー』とは、2014年公開のアメリカ映画である。イラク戦争に従軍した実在の狙撃兵クリス・カイルの自伝的原作を、巨匠クリント・イーストウッド監督が実写映画化。主演はブラッドリー・クーパーが務める。クリスは海軍史上最強と言われる伝説的スナイパー。だが過酷な任務に心を蝕まれ、彼と家族はその影響に苦しむ。残酷な戦場と虚しい戦争の実像を、過剰な演出を排除した構成で淡々と描く。ミリタリー・アクションとしての鑑賞にも十分堪えるが、極めてメッセージ性の強い反戦映画である。
幼少より父ウェインから狩猟を教わり、射撃技術や命を奪う重みなど、その薫陶を受けた。ある日、クリス少年はひどいイジメに遭っていた弟ジェフを助けた。ウェインから「羊と狼、羊の番犬」の例え話を聞かされ「我が家では羊など育てていない。だが狼になれば容赦しない」と諭される。この時にクリス少年は「羊の番犬」になると決意したという。アメリカ南部テキサスのごく一般的な家庭であったが、ジェフと共に両親から愛情深く育てられた。そして男として、また人間として逞しく成長していくのである。
主人公の家族
タヤ・カイル(演:シエナ・ミラー)
吹き替え:渋谷はるか
主人公クリス・カイルの妻。戦地に向かう夫の支えとなる。クリスがシールズに入隊した頃、行きつけのバーで出会う。当初「シールズとは結婚しない」とタヤは考えていたが、クリスの熱烈なアプローチにほだされ深く愛するようになる。その後、結婚したふたりだったがすぐにクリスはイラクへ出征した。その頃に長男コルトンを出産、2度のイラク出征からクリスが帰国した時には女児も産んでいる。クリスは戦地から戻るたび、心に何かを抱えるようになりタヤはそれを心配した。何度も退役するよう懇願するが「国や仲間、家族を守ためだ」と言ってクリスは聞かなかった。だが4度目の出征で、宿敵であった敵スナイパーを倒したことでクリスは気持ちに区切りを付け、2009年に軍を辞めた。
帰国して日常生活に戻ったクリスだったが、血圧の高い状態が続き頭痛や飛蚊症などに悩まされる。突然怒鳴ったり、怒りの衝動を抑えられなくなったりするなど、クリスが異常な行動を取り始めるのに至り、タヤは夫にカウンセリングを強く勧めている。軍医から心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断され、クリスは退役軍人の会への参加を促される。やがて治療の効果が徐々に表れ始め、クリスは人間らしさを取り戻してゆく。だが皮肉にも、心に傷を抱えた退役軍人をサポートするボランティア活動の最中、当の元海兵隊の青年にクリスは殺害されてしまった。
その後のタヤは、本作の企画が進行中だったこともあり積極的に映画製作に協力する。主演のブラッドリー・クーパーや監督のクリント・イーストウッド、脚本のジェイソン・ホールらと会い、生前のクリスについて語っている。戦地との間でやり取りされたメールや、おびただしい数の画像や映像も提供している。このことは、クリスの人間像を描くうえで大いに貢献することになる。また、本作が空前のヒットを記録したことでタヤ自身もメディアに取り上げられ、テレビでバラク・オバマ元大統領との共演も果たしている。このとき銃規制を訴えるオバマに対し、タヤは物怖じすることなく反対意見をぶつけた。彼女は「私たちは自らを守るため、どのような武器でも所持する権利がある。そもそもほとんどの銃所持者は人を殺害などしない」と語った。
コルトン・カイル(演:マックス・チャールズ)
吹き替え:宮澤はるな
クリスとタヤの息子で、長男である。クリスが最初のイラク出征中だった頃に生まれている。2度目のイラク派遣から戻ったクリスは、成長したコルトンを伴いある店に立ち寄った。そこでクリスに命を救われたという青年と出会う。青年はコルトンに「君のパパはすごい英雄なんだ。僕を娘の元へ返してくれた。パパを貸してくれて本当にありがとう」と言った。幼いコルトンはよく分からない様子だったが、うれしそうに笑って何度もうなずいた。
さらに成長すると、コルトンは父クリスに森へ連れられていく。そこでコルトンはライフルを与えられ、狩猟を教わる。それはまさにクリスが父ウェインから教わった通り、射撃や狩猟の技術だけでなく「命を奪う重さ」についての薫陶であった。
ウェイン・カイル(演:ベン・リード)
クリスとジェフの父親である。教会の執事をしていた1974年、長男としてクリスを授かった。聖職者ではあるものの、銃の所持や狩猟などには前向きであったという。そのため、幼い頃より息子たちを森に連れて行っては狩りのやり方を教えていた。クリスが8歳の年には、扱いやすくシンプルな構造を持つ狩猟用ライフルを与え、さらに成長するとショットガンまで買い与えている。
ある日、シカを仕留めたクリスが思わずライフルを放り出して駆け出した。ウェインは「決して銃を置き去りにするな」とクリスを叱りつける。ハンターにとってライフルは、信頼できる友であり自らを守る盾でもあるからだ。だが同時に「よくやった。一流のハンターになれるぞ」と、ウェインはクリスの成長と才能を認め褒めることも忘れなかった。また別の日、弟のジェフがひどくいじめられ、クリスは相手を殴りジェフを助け出す。ウェインは息子たちにこう諭す。
「この世界には3種類の人間がいる。羊と狼、そして羊の番犬だ。この世の悪意に無縁な者もいるが、そんな人々はいざという時に身を守る術を知らない。彼らは羊。じっとしているだけだ。その羊を襲って食べようとする奴らがいる。そいつらが狼だ。そして戦う術を知り、羊の群れを守る才能を持って生まれた者がいる。狼に立ち向かえるのは彼らだけ。それが羊の番犬だ」
続けてウェインは「羊を育てる気はない。だが狼になれば容赦しないからな」と言い、クリスの暴力については不問にした。この一件はクリスの心に深く残り、仲間や弱い者を助ける「羊の番犬」になろうと決意したという。射撃や狩猟の技術のみならず、クリスの男としての義侠心溢れる生きざまは、この父に受けた薫陶による影響が大いにある。やがて海軍史上最強のスナイパーと呼ばれることになるクリス・カイルの、あらゆる意味での素地を作った人物だと言えるだろう。
デビー・カイル(演:エリース・ロバートソン)
クリスとジェフの母親で、教会の執事ウェインの妻である。ある日、弟のジェフがひどくいじめられ、クリスは相手を殴りジェフを助け出す。ウェインは息子たちに「羊と狼、羊の番犬の例え」を話して聞かせ「うちは羊を育てる気はない。だが狼になれば容赦しないからな」と諭した。傍らで見ていたデビーは、ウェインが息子たち特にクリスの暴力を咎め、ひどく折檻するのではと心配していた。だが、いじめっ子に果敢に立ち向かい弟を助けたことを褒めこそしなかったが、その暴力については不問にしたため、ホッと胸を撫でおろす。
デビーはウェインと共に、素朴ではあるものの非常にあたたかい家庭を築いた。そして、クリスとジェフを愛情深く育て上げるのだ。のちにイラク戦争に従軍して多くの味方を救い「レジェンド(伝説)」と呼ばれた英雄、クリス・カイルの基礎を作った人物である。
ジェフ・カイル(演:キーア・オドネル)
クリスの弟で、幼い頃より兄と共に父ウェインの薫陶を受けて育つ。兄を尊敬し、クリスもまたジェフを大切に思っていた。ある日、ジェフは大柄のいじめっ子にひどく殴られいじめられていた。そこへクリスが現れ、いじめっ子を殴りつけジェフを助け出した。ウェインは息子たちに「羊と狼、羊の番犬の例え」を話して聞かせ「うちは羊を育てる気はない。だが狼になれば容赦しないからな」と諭した。この一件はクリスの心に深く残り、その後の成長に影響したがジェフもまた同様に逞しく育っていった。
青年期には兄クリスと連れ立ち、毎週末ともなるとロデオに出かけては賞金を稼ぐ日々を過ごしていた。「このままテキサスを回って稼ごう」と、提案するがクリスはあまり乗り気では無かった。そして1998年、ケニアとタンザニアで起きた「アメリカ大使館爆破事件」に衝撃を受け、兄と共に海軍に志願した。当初は空挺部隊を希望したが、合格することは叶わず海兵隊に配属されている。クリスが2度目に出征した際、イラクの空港で兄と会う。「活躍はこっちの部隊にまで聞こえているよ。兄貴は俺のヒーローだ。今も昔も、それは変わらない」と言って、クリスを喜ばせた。だが、すぐに暗い表情になり「こんなとこクソ食らえだ」と吐き捨てる。ジェフもまた、クリスや他の兵士と同様に戦地では辛い経験をしたのだ。そのまま輸送機に乗り、まるでクリスと入れ替わるようにしてジェフは故郷へと帰っていった。
少年時代のジェフ(演:ルーク・サンシャイン)
少年期のジェフは兄クリスを慕い、よく一緒に遊んだという。また、テキサス州オデッサの牧場で牛を育てるなど、兄と共に牧歌的な幼少期を過ごしていた。父のウェインは教会の執事をしていたが、息子たちには進んで狩猟を教えている。そして母デビーも穏やかで愛情深く、ある意味理想的な南部アメリカの家庭環境だと言える。
ある日、ジェフは大柄のいじめっ子にひどく殴られいじめられていた。そこへクリスが現れ、いじめっ子を殴りつけジェフを助け出した。ウェインは息子たちに「羊と狼、羊の番犬の例え」を話して聞かせ「うちは羊を育てる気はない。だが狼になれば容赦しないからな」と諭した。この一件はクリスの心に深く残り、その後の成長に影響するがジェフもまた同様に逞しく育っていく。
主人公の元恋人
サラ(演:マーネット・パターソン)
出典: tr.pinterest.com
青年期クリスの元恋人。高校卒業後、クリスは牧場の使用人となりロデオ(荒馬乗り)の賞金を稼いで生計を立てていた。いわゆるテキサスのカウボーイである。その頃に一緒に暮らしていたのがサラである。クリスと結婚はしていない。
その頃、クリスは毎週末になると、ジェフと一緒に出かけてはロデオ三昧の日々を過ごしていた。その帰り道、ジェフに「サラは尻軽女だろ。高校時代になんて呼ばれてたか」と言われ、クリスは「やめろ」と怒って彼女をかばっている。ところが家に戻ると、見知らぬ男が慌ててズボンを履きながら出てきた。ベッドのある寝室からである。なんと、サラはクリスの留守中に浮気をしていたのだ。「あんたのせいよ!いつも家を留守にしてるから」と、声を張り上げ、サラはクリスを責める。だがそんなことに耳を貸さず、クリスは浮気相手の男と一緒にサラまで追い出してしまった。
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目次 - Contents
- 『アメリカン・スナイパー』の概要
- 『アメリカン・スナイパー』のあらすじ・ストーリー
- クリス・カイルの生い立ち
- 運命の出会い
- 第一回派遣
- 第二回派遣
- 第三回派遣
- 第四回派遣
- その後のクリス
- 『アメリカン・スナイパー』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- クリス・カイル(演:ブラッドリー・クーパー)
- 少年時代のクリス(演:コール・コニス)
- 主人公の家族
- タヤ・カイル(演:シエナ・ミラー)
- コルトン・カイル(演:マックス・チャールズ)
- ウェイン・カイル(演:ベン・リード)
- デビー・カイル(演:エリース・ロバートソン)
- ジェフ・カイル(演:キーア・オドネル)
- 少年時代のジェフ(演:ルーク・サンシャイン)
- 主人公の元恋人
- サラ(演:マーネット・パターソン)
- アメリカ軍の上司・同僚
- マーク・リー(演:ルーク・グライムス)
- ビグルス/ライアン・ジョブ(演:ジェイク・マクドーマン)
- ドーバー/ケヴィン・ラーチ(演:ケヴィン・ラーチ)
- ゴート/ウィンストン(演:カイル・ガルナー)
- D(ディー)/ ダンドリッジ(演:コリー・ハードリクト)
- リス(Squirrel)/ケイス(演:エリック・ラディーン)
- トニー(演:レイ・ガイエゴス)
- マーテンス中佐(演:サム・ジェーガー)
- スニードDIA捜査官(演:エリック・クローズ)
- ギレスピー大尉(演:ブライアン・ハリセイ)
- イラクの住民
- オボーディ師(演:ナヴィド・ネガーバン)
- アルカイダの人物
- ムスタファ(演:サミー・シーク)
- 虐殺者(ブッチャー)(演:ミド・ハマダ)
- 『アメリカン・スナイパー』の用語
- イラク周辺地図
- アメリカ大使館爆破事件
- アメリカ同時多発テロ事件
- イラク戦争
- 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
- 海軍特殊部隊シールズ(Navy SEALs)
- アメリカ国防情報局(略称DIA)
- 『アメリカン・スナイパー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ウェイン「人間には3つの生き方がある」
- クリス「そうじゃない。君からバーを救い出したんだ」
- 『アメリカン・スナイパー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 当初、監督はスティーブン・スピルバーグを予定
- ブラッドリー・クーパーの壮絶な役作り
- モロッコで行われた大規模なロケ
- 本人役での出演やカメオ出演したスタッフがいた
- 『アメリカン・スナイパー』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:Van Morrison『Someone Like You』
- 挿入歌:Ennio Morricone『The Funeral』
- 挿入歌:Clint Eastwood『Taya's Theme』
- 挿入歌:Dean Valentine『Main Theme』
- 『アメリカン・スナイパー』の予告編