ペルソナシリーズの音楽・BGMまとめ

『ペルソナ』とは、株式会社アトラスより発売されているジュブナイルRPGシリーズである。全世界累計売上本数が1300万本越えの大人気ゲームとなっている。その人気の理由の1つにあるのが、ゲーム本編を彩る楽曲達の存在がある。魅力的な楽曲で多くのファンの心を掴んでいったペルソナの音楽は、人気が高まった結果両国国技館を舞台にライブを行ったり、リズムゲームまで発売するまでに至っている。ペルソナの魅力を語る上で外せない要点である。

通常戦闘曲として使用された楽曲。歌唱はOP曲同様に川村ゆみが務めている。
サビに向けて盛り上がっていくタイプの王道ロックサウンドが特徴的なオシャレな楽曲となっている。曲としてのかっこよさはズバぬけており曲そのものの評価は高いが、OP曲同様に『女神異聞録ペルソナ』の世界観に合うかと言われたら難しい、として物議を醸している楽曲である。
またこの曲の導入もあり、『女神異聞録ペルソナ』時の戦闘曲が『Persona』では起用されなかったという事も物議を醸す要因の1つとなっている。

サトミタダシ薬局店のうた2009

ドラッグストア「サトミタダシ薬局店」の店内で流れる楽曲。本楽曲は『女神異聞録ペルソナ』でも使用されていたものを改めてリメイクしたものになる。
「サトミタダシ薬局店」は回復アイテムを購入する事ができるショップであり、プレイヤーがよく訪れる場所となっている。その店内で流れる商品宣伝の楽曲という事もあり、他のBGMとは一線をひいた、庶民的で親しみやすさに溢れたメロディーの楽曲となっている。宣伝効果がある楽曲作りがされている為か、洗脳力も非常に高く、ファンの間では忘れられない名曲(迷曲)として名高い1曲となっている。

『ペルソナ2 罪』(P2罪・P2is)の音楽・BGM

オープニング

OP曲。
不穏でありながら、切なさも醸し出しているピアノの旋律と女性コーラスで始まるイントロ。しかし楽曲の中盤あたりでそのメロディーは、ハードなロックソングへと姿を変える。両極端な印象を携えて作成された楽曲。なお、曲調は変わっても最後まで歌唱は女性コーラスのみであり、一切の歌詞は存在しない曲となっている。

ボス戦闘

ボス戦闘時に流れる楽曲。
勢いのあるシンセサイザーのメロディーで始まるイントロが、非常に印象の強いエレクトリックミュージックとなっている。バックグラウンドでずっと鳴らされているピコピコ音がもつ洗脳力も高い、中毒性に満ちた1曲である。

unbreakable tie

後に発売される事になったPSP リファイン版『ペルソナ2』の音楽・BGMは、元の『ペルソナ2』で使用されていた楽曲のリメイクをする形で制作がされたが、OPは完全新曲、という形が取られることになった。
「オープニング」とは真逆に、出だしはLotus Juiceのラップと共にハードなロックサウンドで開始。最後を静かなピアノソロで締めるといった構成で楽曲が作成されている。
ファンの間では、前作のOPとの差がありすぎる事で、物議を醸している面もある1曲。

『ペルソナ2 罰』(P2罰・P2X)の音楽・BGM

戦闘

通常戦闘曲。『ペルソナ2 罪』の戦闘曲をアレンジしたものとなっている。『ペルソナ2 罪』時よりも音が低く、厚みも増した旋律になっている。その事もあってか、罪より罰の戦闘曲の方が好き、という意見も多数寄せられている楽曲となっている。

相性占い

『ペルソナ2 罰』には「相性占い」と呼ばれるシステムが存在する。その名の通り、相性の良いキャラクターを占ってもらうシステムであり、本楽曲はそれが行われる際に流れるBGMとなっている。
穏やかで優しい旋律でありながらも、どこか冷たく神秘的な雰囲気に包まれている本楽曲。実は、『女神異聞録ペルソナ』で使用されていた楽曲「雪の女王」のアレンジソングである、という裏話が存在する。

死線

罪同様、後々に発売されたPSP リファイン版『ペルソナ2 罰』にて使用された楽曲。罪同様にほとんどがリメイク楽曲である中、追加されたこの楽曲は実は『女神異聞録ペルソナ』で使用されていた「死線」のリメイクとなっている。数作跨ぐ形でシリーズ内BGMとして返り咲いた形になる。
原曲にあった鼓動音はなくなってしまったものの、ハードロックな一面は健在。ギターソロなどが追加され、前作以上に過激でハードな1曲となっている。

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