女王陛下のお気に入り(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『女王陛下のお気に入り』とは、18世紀を舞台に、宮廷で女王の寵愛を奪い合う女性2人の攻防を描いた実話に基づく歴史コメディ映画である。本作は『ロブスター』で鬼才な才能を持つ、ヨルゴス・ランティモスが監督を務めた。第91回アカデミー賞では最多9部門10ノミネートを獲得し、オリヴィア・コールマンが主演女優賞を受賞している。気まぐれな女王アンに代わって絶対的権力を握る側近のサラと、貴族の地位に返り咲く陰謀を企てるアビゲイルの、愛憎に満ちた人間ドラマが繰り広げられる。
アビゲイルは自室で本を読んでいた。そこへハーレーに利用されたサミュエルが現れる。
アビゲイルは突然現れたサミュエルに「目的は誘惑?手籠め?」と冷静に声をかけた。サミュエルは「そうじゃない。僕は君にすっかり心を掴まれた」と照れ臭そうに話した。
アビゲイルは「私もよ」と言うとサミュエルに近づくが、ハーレーの作戦であることを見抜き、部屋から追い出したのだった。
親密になるアン女王とアビゲイル
アン女王はすっかりアビゲイルに心を開いており、アビゲイルはサラが不在の隙に、ここぞとばかりにアン女王に迫った。
アビゲイルは「一緒に踊りましょう」と声をかけた。最初は拒んだアン女王だったが、アビゲイルの誘いに応じダンスを始める。2人は何度も顔を近づけ合い、楽しんだのだった。
サラの焦り
サラはアビゲイルを鳩撃ちに誘った。12対11とサラを上回るアビゲイルに、アン女王から離れるよう脅しをかけ、またアン女王の近くに戻ることを伝えた。
アビゲイルは表情を硬くすると、力強く鳩を撃ちぬいた。返り血を浴びたサラにアビゲイルが「13よ」と伝えたところで、従僕がアン女王の使いで現れた。
サラは「女王?」と身を乗り出して従僕の反応を窺ったが、指名されたのはアビゲイルだった。
ハーレーの反乱
飲み物を運ぶアビゲイルの背後にハーレーが現れた。背中を押されたアビゲイルはまたしても躓いた。アビゲイルは「あなたはいつも突き落とすのね」とハーレーを睨みつけた。
ハーレーはアン女王とサラの動きを尋ねた。アビゲイルは取り合わなかったが、ハーレーが「殴られたいか」と返すと、「女王は土地税の倍増を議会で発表」とあっさり情報を漏らした。
議会の日、アン女王は増税の発表を考えていた。しかし発表の直前、ハーレーが急に立ち上がり「陛下の為に議会で万歳を叫びたい。土地税を据え置く懸命なご決断に」と仕掛けてきた。アン女王は言葉を失い、その場で倒れてしまったのだった。
アビゲイルの作戦
アン女王のそばにサラが戻り1人で過ごす時間が増えたアビゲイルは、ある日外で本を読んでいた。木にもたれかかっているところに、サミュエルが突然現れる。
アビゲイルは驚いてサミュエルをビンタし、「失礼な!」と叫んだ。サミュエルが逃げるアビゲイルの後を追いかけると、2人はそれを楽しみ始める。サミュエルがアビゲイルの服を掴むとバランスを崩し、2人は抱き合った。
アビゲイルは「あなたと結婚する」といい、サミュエルは喜んだ。貴族に返り咲くチャンスを手に入れたアビゲイルは、機嫌よく宮廷に戻った。
一方で、目を覚ましたアン女王は議会での失態を悔やんでいた。
アン女王が自室に戻ると、ベッドの上で裸で横たわるアビゲイルの姿があった。アン女王は驚き「何をしているの?」と尋ねると、アビゲイルは裸のまま立ち上がり、アン女王を誘惑した。
その日の夜、サラは戦争が始まったという知らせを受け、不安を紛らそうとアン女王の部屋を訪れた。そこには裸で抱き合うアン女王とアビゲイルの姿があった。サラは動揺し、静かにその部屋から立ち去ったのだった。
三角関係
翌朝、腹を立てたサラはアビゲイルに女中に戻るよう命じた。アビゲイルは「光栄でした」と言い、部屋から立ち去った。
アン女王の外出前、サラは「アビゲイルを解任した」と話す。しかし馬車の前で待っていたのは、解任したはずのアビゲイルだった。アン女王は「寝室付き女官にした」と話し、サラは動揺する。
帰りの馬車の中で、アン女王はサラの肩にもたれかかって眠っていた。サラはアビゲイルに、「また路頭に迷わせてやる」と静かに宣戦布告した。
毒を盛られたサラ
アン女王とサラの距離が再び近くなり、アビゲイルはどうにかこの状況を覆したいと考えた。
アビゲイルは、サラと乗馬の約束をしているアン女王の髪の毛をとかしながら、サラが訪れるのを待っていた。サラが現れるとカップに紅茶を注いだ。服に仕込んだ毒を盛り、何食わぬ顔でそれをサラに差し出した。
サラは紅茶の匂いがいつもと違うことに気付きアビゲイルを見たが、そのまま紅茶を飲んでしまう。異変に気付きすぐに席を立ったサラは、周囲に悟られまいと宮廷を出て馬に跨る。
サラは一心不乱に森の奥へ馬を走らせ、途中で意識を失い落馬したのだった。
サラの捜索
サラが失踪してから2日が経った。従僕は捜索隊を出すと言ったが、アン女王は嫉妬したサラが心配してほしくてやっていると考え、断った。
一方で、サラは娼館の女主人に拾われていた。サラはベッドから起き上がってその場を去ろうとしたが、毒が抜けきらず思うように動けなかった。
その夜、アン女王は痛風の痛みで声を上げた。サラを求めるが、行方不明の為アン女王は気が動転する。ついに「彼女を探して!」と叫び、アン女王の声に慌てた従僕たちは、一斉にサラの捜索を始めた。
アビゲイルとサミュエルの結婚
翌日になってもサラは見つからず、アン女王は不安になっていた。
その夜、アビゲイルはサラの死を嘆くアン女王を励ましていた。その行動に感心したアン女王は、アビゲイルとサミュエルの結婚を認めた。策略通りだったが、アビゲイルは謙虚に振舞った。そんな姿にアン女王は心を打たれ、「今すぐ式を挙げる」と勢いづいた。
そしてついに、アビゲイルとサミュエルは夫婦となったのだった。
サラの生還
サラは徐々に回復し、女主人に宮廷へ帰りたいと申し出た。しかし馬は売られており、帰る手段がなかった。
女主人はサラを娼婦として働かせようとしたが、その前に宮廷の捜索隊が尋ねてきた為、なんとか帰ることができた。
夜になり、サラはアン女王の寝室を訪れた。サラの傷だらけの顔を見てアン女王は驚いた。アン女王は「心配したけど、騙しているのかと思った」と言い、サラは「あなたのことは騙さない」と伝えたのだった。
話の途中でハーレーとゴドルフィンが慌てるように部屋へ入ってきて、前線が厳しい状況にあり、加勢を要求しているということを話した。報告を受けたアン女王はお礼を言うが、加勢するとは言わなかった。
サラは「ハーリーと侍女の言いなり」とアン女王にまくしたてたが、アン女王は「私は女王よ。指図しないで!」とサラを突き飛ばしたのだった。
関係の崩壊
翌朝、サラはアン女王のベッドに腰かけると、これまでにアン女王からもらった手紙について話し始めた。手紙にはサラとの肉体関係をほのめかすような言葉が書き連ねてあった。
サラはこの関係が国民にバレたら女王の座が危ぶまれると話した。
アン女王はサラの言葉に驚愕したが、サラは「増税、閣僚の交代。アビゲイルを解雇しないならどんな手でも使う」と、ついにアン女王までもを脅しにかけたのだった。
サラはアン女王に脅しをかけたことを後悔していた。そこへ従僕がやってきて、アン女王がサラに部屋の退却を命じていることを伝えた。サラは驚きアン女王に会いたいと伝えるが、従僕は「拝謁は許可しない」と言った。サラは涙をこらえながら、自室の鍵を従僕に渡した。
サラからの手紙
アン女王の体は弱っていき公務もままならない状態だった。
追放されたサラはジョンと一緒に郊外で暮らしていた。そんな中、国の行く末を危ぶんだゴドルフィンがサラの元を訪ねてアン女王との復縁を懇願した。ゴドルフィンはサラの相変わらずの高慢さに呆れながらも、手紙で謝罪をするように助言した。
サラは助言通り手紙を書くことにした。書いては丸めて床に放り捨て何度も手紙を書き直して、ようやく完成させることができたのだった。
アン女王はサラからの手紙を待ち続けていた。しかしサラからの手紙はアビゲイルにより処分されていた。
アビゲイルはアン女王宛ての手紙を読んだ。最後の一節には「貴方の忠実なサラより」と書かれていた。なにもかも駒としか思えないアビゲイルにとって、アン女王とサラの関係は羨ましいものだった。
アビゲイルは自分を哀れみ、涙を流した。
『女王陛下のお気に入り』の登場人物・キャラクター
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目次 - Contents
- 『女王陛下のお気に入り』の概要
- 『女王陛下のお気に入り』のあらすじ・ストーリー
- プロローグ
- 宮廷を訪れたアビゲイル
- アン女王とサラの関係性
- 女中の嫌がらせ
- 侍女への昇格
- アビゲイルの覚醒
- アン女王とサラの関係
- ハーレーの接近
- アビゲイルとサラの対立
- アン女王とサラの広がる距離
- サミュエルの接近
- 親密になるアン女王とアビゲイル
- サラの焦り
- ハーレーの反乱
- アビゲイルの作戦
- 三角関係
- 毒を盛られたサラ
- サラの捜索
- アビゲイルとサミュエルの結婚
- サラの生還
- 関係の崩壊
- サラからの手紙
- 『女王陛下のお気に入り』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- アン女王(演:オリヴィア・コールマン)
- アン女王のお気に入りの女たち
- アビゲイル・メイシャム (演: エマ・ストーン)
- マールバラ公爵夫人サラ(演:レイチェル・ワイズ)
- アビゲイル・メイシャムに近寄る男たち
- ロバート・ハーレー (演:ニコラス・ホルト)
- サミュエル・マシャム大佐(演:ジョー・アルウィン)
- その他の登場人物
- マールバラ公爵ジョン(演:マーク・ゲイティス)
- シドニー・ゴドルフィン(演:ジェームズ・スミス)
- メイ(演:ジェニー・レインズフォールド)
- 『女王陛下のお気に入り』の用語
- 女中
- 従僕
- 侍女
- ショコラトル
- 『女王陛下のお気に入り』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- アビゲイルが自分の顔を本で殴りつける
- 「フリーマン」、「モーリー」とお互いを呼び合うシーン
- アビゲイル「私の人生は迷路」
- サラ「私は噓はつかない。それが愛よ」
- 『女王陛下のお気に入り』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 宮廷内のセットが忠実
- アン女王とサラの手紙は博物館に保管されている
- フィクションがいくつかある
- ラブシーンでは笑いが絶えなかった
- 『女王陛下のお気に入り』の主題歌・挿入歌
- 挿入歌:Elton John「Skyline Pigeon」